2008年01月15日

【被写体】 風景5

僭越ながら僕なりの写真論です。その他の被写体についても別の機会に語ります。
今回のテーマは風景。語りたいことが多く、まとまりを得ない文章になっていますので、加筆修正があることと思います。

<風景という被写体について>


率直に言って得意な被写体です。

もっとも、得意というのはあくまでも僕の中での相対的なものであって、絶対的なものではありません。
うまいか、うまくないか。一般の人から見たら僕の写真は十分うまいと言ってもらえる部類のものですが、逆にプロまたはハイアマの人から見たら大したものではありませんから。また、上手下手の観点で話すと話があまり面白くなくなってしまうので今回は控えましょう。


・何故得意と言えるか。
東京から東海地方に移ってきて以来、撮るチャンスが非常に多く、自分自身でも成長が実感出来ているから、ということもありますが、その成長を実感するにあたって、周囲の人に見てもらいやすい素材だから、ということも大きな要因としてあります。

美しい自然風景が嫌いな人、というのはまずいません。
どの人が美人? どの人がかっこいい? という話題になると、それこそ人の好みというものは千差万別です。けれども、自然風景というものについてはそれほど好みの差というものがないのです。一般に美しいといわれる景色は大体、誰が見ても美しいと思うものです(程度の違いこそあれ)。
たとえば秋の京都には人がこれでもかとばかりに殺到しますし、一面に広がる花畑が嫌いという人もあまりいません。
まあ、このあたりのことについては特に僕が筆を尽くすまでもないとは思います。

要は自分がいいと思った写真を、老若男女問わず、あらかじめ好印象を持ってもらった上で見てもらうことが出来る。人を選ばない、というところが風景写真の良いところなのです。



・意識していること
以上のような理由から、風景写真を撮るときには、変に穿った小細工や、前衛的なことをしようとは思いません。


・手法
基本的には目の前の風景を、広角レンズでありのままに写し込む、あるいは望遠レンズで際だって美しい部分だけを切り取る(あるいは人工物を除去する)、という2つの手法になります。
ただ、個人的には広角レンズで真っ正直に撮ることこそが風景写真の醍醐味ではないかなと考えています。


・使用レンズ
普段使いとしてはタムロンの18-50mm F2.8
被写体が遠かったり、ある一部分だけを切り取りたい時にはシグマの70-200 F2.8。価格の割には描写力が非常に高く気に入っています。

レンズについてはとりあえずこの二本があればいまのところは十分です。


・使用フィルター
フィルターは上記両レンズにPLを常用。
滝を撮るときにはNDフィルターも使います。


・三脚
三脚も嫌いではないので、きちんと使います。世には三脚嫌いの方も多いですが、使うことにより構図をしっかりと合わせることが出来たり、丁寧に撮ろうという意識が働くので僕は好きです。

実用的な部分としてはカメラの位置固定を一度決めてしまえば、そこからはカメラ位置に気を遣わなくて良いというところが大きいです。
風景では風などが強いときには意図せぬブレが発生します。せっかく良い景色に出会ったのに、三脚が重いからとか使うのはだるいからとか、そういう理由で"ちょいブレ"の写真を撮ってしまったら、あとで悔やむに悔やみきれません。
特に陽が傾いてきた後は必携と言えます。




最後に、ここ数年の写真の中で不動の人気を誇るものを以下に数点アップしておきます。


初夏の奥入瀬渓流
撮影旅行ではない旅行で行ったときに駆け足で撮った一枚。曇っていたことにより初夏の緑が湿り気を帯び、全体的に涼しげな一枚に仕上がりました。


星峠の黎明
風景写真の聖地 新潟県十日町での一枚。AM4:30という、一般の人からしたら理解しがたい時間に撮影したものですが、実は周りにはカメラマンがいっぱい。


蒲生の棚田の日の出
上写真のすぐ近くにある別の棚田エリア。生まれたての太陽が水田に煌めいた瞬間を捉えた一枚。個人的にもナイスショット。


show835 at 01:31│Comments(2)TrackBack(0)写真撮影 | 静謐

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この記事へのコメント

1. Posted by 小杉裕子   2009年06月26日 11:18
5 翔ちゃん、幻想的な棚田の風景は、普通では見られないものだから感動でした〜☆
PUREな翔ちゃんそのものだね!
2. Posted by 翔一   2009年06月30日 01:31
5 >小杉さん
ありがとうございます。
自分にしてみても会心の一枚です

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