ここ数年は、身体作りよりも縦横無尽な気剣体の一致した竹刀操作を意識してきた。

歳とともに、必ず今よりも動けなくなるのだから、スピードや打ちの強さや当たりの強さで相手を上回ることには価値を感じてこなかった。

しかし、審査ではかならず稽古量が立ち会いに出る。当然今の状態で受審すれば不合格だ。

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ここ数年で、二回の手術をした。一度は足、二度目はお腹である。

初めてテニス肘にもなって竹刀が振れなかった。これはいまだに完治していない。

しかし、そろそろ身体作りは始めないといけないと思っている。

そして、今もう一要素が必要な気がして、身につけようと思っている。

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それは、現在稽古では歯が立たない先生がいて、その先生をなんとか打ちたい、しかも姑息な手段ではなく正々堂々と打ちたいという欲求のなかから、見取り稽古で発見したものである。しかし、発見したはいいが、それができるできないは別の話で、まったく出来ないで今まできた要素である。
だから、この先生をその要素を持って打つことが、合格へのバロメーターであると思っている。

実は、夕べの稽古で突然それが降りてきて、何度かできた。無論まだ確信には至っていないが、おそらく間違っていない。

審査においては、四人の中で一人だけ光らなければならない。お相手より一枚上でなければならない。

ここからの過ごし方を大事にしたい。

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