February 14, 2021

「Season of love」の歌詞考察

倉木麻衣さんの26thシングル「Season of love」は2007年2月14日にリリースされました。
2月14日といえばバレンタインデーで、この曲名もその日に相応しいものですが、そうした曲名とは裏腹に、この曲は極めて深く重い内容・メッセージを含んでいます。
Season of love





この曲は一種の人生応援歌のようですが、その特徴の一つに歌詞が非常に難解なことが挙げられます
麻衣さんの曲の中でも歌詞が最も理解しにくい曲の一つでしょう。
この曲の歌詞解釈は以前に英文で投稿したことがありますが、今日は邦文でこの曲に対する私のざっとした解釈を以下に記します。

「困難に出くわした時、それを克服しようという意志を持ち続けること、また、その困難をもたらした人や物事を恨んではいけない。強く広い心を持ってその困難に打ち勝ち、新たな夢や希望を見出そう。更に、自らの経験から”大きな愛”を育み、その愛を世の中に注いでいこう。そうすることで、あなたは心の安らぎを得ることができ、また、人から愛される。それを実現するためには、自らを信じ、自分自身に自信を持つことが大切であり、かつ、必要だ。」

以上が私の解釈ですが、ここで問題は”大きな愛”とは何かということ。
麻衣さん自身の言葉(※)によると、この曲のタイトル「Season of love」は、”大きな愛”が必要な時期という意味のようです。
更に、麻衣さんは、「私たちは皆、心に弱いところを持っていて、常に”大きな愛”を求めている」(※)とも述べています。

こうした麻衣さんの言葉から、”大きな愛”とは“無償の愛”・“博愛”・"アガペー的な愛"(その現れとしては”寛大さ(寛容さ)”・”許し(容赦)”等)ではないかと私は考えます
こう考えると、「愛はすべてのドアを開いて そっと君を 解き放つ」のフレーズが理解できるのではないでしょうか。

ところで、この曲のMVが麻衣さんのこの曲で訴えたいことを理解する一助になるとは思いますが、MVでその全てを理解することは困難でしょう。
例えば、MVの最後の方で、少女が涙し、その一滴の涙を麻衣さんが手で受け止め、その手を胸に持っていくシーン、このシーンは何を意味し、麻衣さんはここで何を訴えたいのでしょう?
MVからは、一個人へのメッセージだけではなく、単に歌詞を読むだけでは思い浮かばない現代社会の問題をテーマとしたより大きなメッセージがこの曲には含まれていることを感じます

ついでながら、この曲はtouch Me!ツアーで披露され、私もそのツアーに何公演か参加しました。
参加した最初の公演で、この曲での麻衣さんのパフォーマンスに注目していたのですが、それは他のアップテンポの曲同様にステージを左右に移動しながら大きく手を振るものでした。
私は、そうしたパフォーマンスは深く重いメッセージを持ったこの曲には似合わないと感じたので、その旨をFCにメールしました。
そうしたら、次に参加した公演では、そうしたパフォーマンスが消失していました。
ライブにおけるこの曲のパフォーマンスの変化が私のメールのせいかどうかは何とも言えませんが、もしそうなら、「Season of love」が深く重いメッセージを持った楽曲であることは間違いないでしょう

私の解釈が正しいかどうかは分かりませんが、とりあえず、以上で私の「Season of love」の歌詞考察を終わります。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

※(株)エムアールエム 刊「music freak magazine」 第146号


showcat at 18:14│Comments(0)clip!Mai-K | Lyrics

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