2006年09月

教育改革は"現場から"

今日は一日各市の小中学校の運動会を見る。

<武蔵野>本宿小、四小、ニ中
<小金井> 緑小、本町小、一小
<府 中> 四小、八小、一小

それぞれ子どもたちの生き生きとした躍動的な表情が印象的。

各校で校長先生をはじめ、教育関係者の皆さんと短い会話。セカンドスクールのこと、児童の体格のこと、小中の連携のこと、就学予定者への学校紹介のことなど具体的な課題が多い。

この運動会を実施するために先生方は毎日夜7時、8時まで残って準備をしてきたとのことを聞く。教師には残業手当が出ない代わりに特別手当がついているのだが、それにしても大変なことである。

安倍新内閣の重点課題のひとつは教育改革だが、"現場"からの発想が大切だ。それぞれの学校にエールを送る。

合間をぬって武蔵野の「千川地域社協10周年・地域交流会」に出席。民生委員、日赤奉仕団、コミュニティ関係者など久しぶりに懐かしい顔ぶれと会い大いに盛り上がる。地域福祉の具体的な担い手たちが集まっている。

安倍総理の所信表明演説―小沢一郎民主党代表は欠席

11:00 亜細亜大学の評議員会に評議委員として出席。

終了後、電車移動で国会に戻り、13:00から本会議に出席する。安倍総理の所信表明演説。小沢一郎さんの姿が見えない。30分程の所信表明だが目配りの利いた網羅的内容になっている。これからの全体の肉付けが大事だ。

引き続き、あいさつ回り。自民党衆議院議員ではなく、総務大臣政務官としてのあいさつなので、民主、共産、社民党などの野党の関係者にもあいさつ。

夕方、防衛庁広報課長、厚労省幹部等からヒアリング。総務省所管事項のヒアリングは、来週から始まる予定。

総務省初省議―政務官として出席

朝8:00から政調、国防部会・内閣部会・外交部会合同会議に出席。9・11のテロ対策措置法の期間1年延長についてテーマとなる。部会として了承。

引き続き政調、財務金融部会。フィリピンとの2国間貿易協定にていて説明。今回の貿易協定の特徴は、物品貿易だけではなく、専門職を受け入れる事が正式に決まった。看護士400名、介護福祉士600名、合計1000名である。

10:40 総務省で副大臣と政務官の引継式。幹部職員が講堂に集まって行われた。

12:00 衆議院本会議。常任委員長ならびに、特別委員長を決める。

13:00 臨時国会開会式。参議院本会議場がいっぱいで盛り上がった雰囲気の中で、天皇陛下のお言葉をいただくことが出来た。かつては、3分の1程度しか席が埋まらなかった時代もあったらしい。83会は、全員主席を申し合わせた。

終了後、83会幹事会。神奈川16区と大阪9区の補選応援について打合わせ。

終了後、議員会館の関係者に総務大臣政務官就任のごあいさつ回り。

初省議
15:00から、第1回の総務省の省議が行われる。全局長、官房長等、幹部職員全員が出席だ。菅(すが)大臣の主催で、今国会の提出法案について了承。引き続き、大臣室で大臣、副大臣と合同会議が役人抜きで行われた。

夕方、JR東日本の幹部と、三鷹〜立川連続立体交差事業について打合わせ。

19:00 中華人民共和国建国57周年祝賀レセプションが行われ出席。

総務大臣政務官に就任―安倍新政権を支える

本日午後、内閣官房ならびに総務省官房からそれぞれ連絡があり、私土屋正忠が総務大臣政務官に内定したとのこと。ありがたく拝命することにした。

総務省は旧自治省、旧郵政省・旧総務庁・旧総理府の一部が合併して出来た巨大官庁で、官房をのぞいた局は次の通り。

旧自治省系―自治行政局、自治財政局、自治税務局 
旧郵政省系―情報通信政策局、総合通信基盤局、郵政行政局
旧総務庁・旧総理府系―人事恩給局、行政管理局、行政評価局、統計局

その他に付属機関として自治大学校、中央選挙管理会、情報通信政策研究所など。

全国の都道府県市町村など地方自治体に関する部門と郵政事業民営化のための組織やNHKやNTTなど電波・通信に関する部門、公務員制度と行政評価に関する部門などに分かれており、私は自治を中心に担当することとなった。

政務官新人議員83会の中では小泉政権の猪口邦子少子化担当大臣、片山さつき経産大臣政務官に続く抜擢―当選一年で政務官に就任させていただくことになったが、皆さまの期待に応えてがんばりたい。

安倍新総裁選出

8時半、政調・交通安全対策委員会。″酒酔い運転の根絶のためにはどうしたらよいか″の議論に「厳罰にすべき」との意見が多数出る。

殺人など犯罪被害死者は約1300人、交通事故死者は約6000人―なんと5倍近い。この事態を重く受け止めて自動車社会に対する根本的な対策をとらなければならない。

昨日の保育園児死傷事故のような悲惨な事故をなくすためにも真剣に取り組む時が来た。

安倍新総裁13時からの本会議で「首班指名選挙」。投票総数476(無効票1)のうち安倍晋三総裁が339票の得票で安倍晋三新総理大臣が誕生。

30分近くかかった首班指名投票で3回大きな拍手が沸いた。民主党の小沢一郎代表、小泉純一郎前総理、安倍晋三新総理の時だ。小沢氏への民主党の拍手は「検査入院中に出てこれてよかった」という意味か!?小泉氏への自民党の拍手は「ありがとう、お疲れ様!」という感謝とねぎらい、そして安倍氏へは期待の拍手。

小泉さんは投票用紙と一緒に持参しなければならない木札を自席に忘れ、取りに戻るというハプニングも・・・

午後3時過ぎから夕方にかけて安倍内閣の新閣僚が次々と官邸に呼び込まれる。官房長官に塩崎恭久氏、国土交通大臣に公明党・冬柴鐵三氏、総務大臣に菅義偉氏、文部科学大臣に伊吹文明氏、厚生労働大臣に柳澤伯夫氏など老・壮・青のバランスのとれた配置だ。

総裁選の「論功行賞」と揶揄する向きもあるが、あれだけ大勢の議員が安倍氏の応援をしたのだから、誰を登用しても「論功行賞」となるだろう。
要所に″働き盛り″が配置され、今後に期待。
私も与党の一議員としてがんばりたい。

83会 東京港視察

多摩自動車整備協会の関係者が軽自動車の車検場についての要望で来館。

11時から自民党都連「都市基盤部会」。
平沢勝栄部会長のもと、国や都の関係者から三環状道路の整備、高潮対策、羽田空港の拡張、横田基地の官民共同利用などについて説明を聞く。

引き続き、衆院・災害対策特別委員会。台風の被害について報告が行われる。

昼。中川秀直幹事長、丹羽雄哉総務会長、中川昭一政調会長の自民党三役が決まる。

午後から83会研修で東京港を視察。参加議員16名。

まずは大井のコンテナ・ターミナル、東京税関を、さらに船で羽田空港再拡張予定地、東京港臨海大橋現場などを4時間半かけて視察した。

大井のコンテナ埠頭には5万トン級のコンテナ船が接岸し、コンテナを積み込む荷役を行っていた。コンテナの大きさは長さ20フィート、40フィートの2つにわかれ、高さと横幅は2.6メートルという巨大なものだ。

視察トレーラーが船に横付けして、クレーンで次々に積み込んでいく。時間を計ったら、1回1分強で積み込む早業だ。大井のコンテナ・ターミナルは1バース400メートル近い長さのものが7バースあるのだが、香港、シンガポール、上海などの出荷量は数倍もあるという。

東京税関ではコンテナに隠された麻薬類を大型のX線透視機で検知、水際で密輸を防ぐ実態や怪しい荷物を麻薬犬が臭覚で判断しているのも目の当たりにした。

東京港は首都圏の物流を担っているわけだが、その物流システムと税関任務の大切さを実感した。

視察後は意見交換懇親会。国交省の港湾局と財務省の関税局のみなさんに御礼を述べる。

小沢一郎氏 再選直後の入院

民主党では党大会で小沢代表ほか代表代行、幹事長も再選されたとのこと。あわせて小沢氏が検査入院との報道。体の不調はいかんともしがたいが、それを承知で代表を受けるとは・・・

鼻取地蔵まつり

むかし馬に鍬を引かせて田んぼを耕していた頃の話。泥田にはまって動けなくなってしまった馬を旅の僧侶が馬の鼻を取って田んぼから引き出してくれた。

一夜明けてみたら、そばにあったお地蔵様のひざから下は泥まみれ。実はお地蔵様が僧侶になって馬を助けた―という説話が″鼻取地蔵まつり″の由来だ。

府中市の真言宗・西蔵院で行われたこの″鼻取地蔵まつり″に参加。街なかのお寺で護摩壇で護摩を焚くのは珍しい。住職が護摩を焚き、お寺の世話役が参列し、地域のお母さん方が鐘を叩いて真言を唱え、仏前には野菜やお米などが供えられている。

そして本堂では若い曲芸師が妙技で大勢の子どもたちを楽しませ、境内にはいくつかのテントが張られ、青年会や地域のお母さん方が手作りの露店で焼き鳥などを振舞っている。

実に地域によく溶け込んだ良いまつりだ。

また、今日は地域の集いの合間に、久しぶりで都内にある菩提寺にお彼岸の法要。母を偲ぶ。

北多摩地区消防大会 

消防
北多摩地区消防大会に出席。
17市の消防団が日頃の成果を競って操法大会。
国会議員代表で菅直人氏があいさつ。民主党の末松氏が代表あいさつの予定だったが、遅れて出席の菅氏に気遣って「あいさつを譲りたいので了承して欲しい。」との事。最初から出席していた自民党国会議員4人は思わず顔を見合わせた。「末松さん、大変だね。どうぞ。」

昼 府中市の敬老会、武蔵野市の市立中学校の運動会に出席。地元の人々と交流。

ドイツのリニアモーターカー 時速200キロで衝突と報道。かつて数年前ドイツの新幹線が高速で脱線転覆の大惨事を思い出す。技術の国ドイツはどこに。

珍妙な日の丸・君が代、違憲判決

「日の丸・君が代」の強制は違憲という珍妙な判決が出た。
都の教育委員会が、日の丸、君が代を公民教育として指導するよう先生に通知し、それに従わなかった事に対し処分した。それが、思想良心の自由に反すると先生が訴え裁判になった。

この問題の骨子は―憲法で認められた「思想・良心の自由」は個人生活では十二分保障されるべきであろうが、職業人として″公務″中には一定の外形的制限を受けるのは当然である、という点にある。

この判決を書いた難波孝一裁判官が「思想・良心の自由」を根拠に政党紙である『赤旗』や『自由民主』等に投稿した場合を想定して考えればよく分かる。

裁判官には内面的に「思想・良心の自由」はあっても外形的中立性が要求される職業なのだから裁判所法第52条により、当然指弾されるであろう。

仮に政党紙でなく一般紙であったとしても「日の丸・君が代」のような職業上扱うであろう問題について見解を発表したら、これも指弾されるであろう。

つまり職業によっては、個人に与えられた憲法上の思想・良心の自由の権利が制限されているのである。これらは警察官、法務官をはじめ一般職公務員にも多かれ少なかれ課せられた責務である。

とりわけ教育公務員は日本人のアイデンティティと外国との敬意を持った交際・交流のために国旗・国歌を正しく教育することは教育公務員の務めである。日の丸、君が代に反対することは自己の主張を公に優先させることであり、処分の対象になることは当然だ。

自己の内面との葛藤によってどうしても耐えられないという教師がいたとしたら憲法でいう″職業選択の自由″に基づいて転職すれば良いことなのだ。自己主張を公の職業に優先させたい、処分も困る、教師も辞めたくないでは甘えの構造そのものだ。

今の教育の問題点はこのような緊張感のない、甘えた教師が現場にいることである。
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