原子力安全・保安院が公聴会にヤラセの賛成意見を出すよう、中部電力や四国電力に要請したとの報道。これで原子力安全・保安院の悪者ぶりは確定的だ。

今まで遠慮していたが思い切ってこれを叩くぞ、中立機関がこのヤラセは何だけしからん、マスコミはついてくるこれで点稼ぎだ.

そもそも部下の役人をタタいて人気を上げるのは、1996年厚生大臣の時、エイズの郡司ファィルをかくしていたのを出させて以来、菅さんの得意中の得意なのだ。

悪いのは役人、ボクは善玉・正義の味方だもんね―菅総理の心境か。マスコミは「支持率低下に悩んでいた官邸は、これを反転攻勢の材料にと意気込む」と書いている

寂しいな、ヤラセ意見は決してほめられたものではないが、実態はどこまであったのか、ヤラセ意見がどのように影響したのか、現場の公聴会が全てなのか、など多方面の検討が必要だ。


総理大臣はマスコミのように体制批判そのものを目的としているのではなく、内閣の責任者であり「つくる人・執行者」なのであり、役人は同じ船に乗り合わせた部下である。単純に叩くだけでは日本は良くならない。