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さーて、本番でどんな結果を残してくれるか。
本田の代わりは出来ないが、本田がいなくてもFitするチームに慣れるのか。
力不足ではないが役不足と成らないか。
司令塔としての中村憲剛に、大いに期待したいね!
「タジキスタンはおそらくすべてのスペースを消してくる。フィジカルの強さでスペースを消す。そのなかで我々がいかにスペースを見つけられるか。相手はこれまでの予選の2試合を見ても、そんなに多くのチャンスを与えていない。簡単な相手ではないことは分かっている」
 タジキスタン戦前日の記者会見。アルベルト・ザッケローニは厳しい試合になることを覚悟しているかのように、決して慎重な姿勢を崩さなかった。

 前哨戦となった10月7日のベトナム戦での中村は、いろいろと自分のなかで試していたように見えた。

 ボールが前にスムーズに運ばれなければボランチの位置まで下がってさばいてみたり、タジキスタンの素早い寄せを想定してボールを受け取ったら素早くパスを味方につなげるようなプレーも数多くあった。持ち味のミドルシュートを打ち込むことよりも、まずは周囲との呼吸、連係の感触を確かめようとしていた。オフサイドの旗は上がったものの、スルーパスのタイミングも徐々に合ってきていた。

中村のタクトで、どうタジキスタンの“穴熊戦法”を攻略するか――。
タジクの“穴熊戦法”をどう崩す?鍵を握る、司令塔としての中村憲剛。(1/3) - Number Web : ナンバー