今月より淑萃会ギャラリーの展示作品が変わりました。
作者:中瀬久美子さん(H元工芸美術学科卒業)
作品名:「有識 左義長羽子板」



作品の説明、用いた技法を教えていただきました。
左義長(さぎちょう、三毬杖)とは、平安時代の宮中行事で小正月に行う火祭りの行事。
宮中や公家で十五日朝、悪魔払いに行ったもの。江戸時代になると、羽子板として金箔を施したものの上に左義長の儀式の風景を描いた「左義長羽子板」というものが厄除け・邪気除けとして、貴族への贈り物や婚礼・出産の祝いとして用いられました。
日本画の技法「盛り上げ」という技法を用いた作品。
胡粉を盛り上げるように描く事で浮彫のような表現となる。
(胡粉を膠水でぼってりと溶いた物をチューブで絞り出し線描きした上に金箔、金泥を載せる)
小さな羽子板の中に雅な世界が大きく広がっています。
大学にお越しの際は是非じっくりと近くでご鑑賞いただきたいと思います。
多年草の皆様にはいつも素晴らしい作品を展示させていただきありがとうございます。
作者:中瀬久美子さん(H元工芸美術学科卒業)
作品名:「有識 左義長羽子板」



作品の説明、用いた技法を教えていただきました。
左義長(さぎちょう、三毬杖)とは、平安時代の宮中行事で小正月に行う火祭りの行事。
宮中や公家で十五日朝、悪魔払いに行ったもの。江戸時代になると、羽子板として金箔を施したものの上に左義長の儀式の風景を描いた「左義長羽子板」というものが厄除け・邪気除けとして、貴族への贈り物や婚礼・出産の祝いとして用いられました。
日本画の技法「盛り上げ」という技法を用いた作品。
胡粉を盛り上げるように描く事で浮彫のような表現となる。
(胡粉を膠水でぼってりと溶いた物をチューブで絞り出し線描きした上に金箔、金泥を載せる)
小さな羽子板の中に雅な世界が大きく広がっています。
大学にお越しの際は是非じっくりと近くでご鑑賞いただきたいと思います。
多年草の皆様にはいつも素晴らしい作品を展示させていただきありがとうございます。