やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

久しぶりに正面切ってまともに上陸してしまった台風9号。上陸が相模湾になるのか、東京湾になるのか、はたまた房総方面になるのかで微妙に変わってくるのでそのあたりを注視していましたが、結局房総半島に上陸し、ギリギリ暴風圏には入らなかったような感じでした。

とはいえ、台風の中心から西側に位置した湘南〜相模原〜八王子〜青梅の縦のラインは、東側の房総半島の暴風とは打って変わって豪雨の被害が多発しました。夕方頃に畑の見回りにいくと…。

2016-08-22-17-31-25秋冬野菜の苗床が土砂で埋まっていました。








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防虫ネットごと埋まってしまったので、掘り起こしてみると、20僂らい下にキャベツ、ブロッコリーの苗が。

少し頑張って掘り起こしたけれど、途中で諦め。









2016-08-22-17-36-54オクラはちらほら折れていますが、ほとんどは斜めに倒れた程度。それでも以前までのような元気はなく、一気に終わりに近づいています。












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7月下旬に播いた11月収穫予定の人参は流れてきた雨水により表土が削られ、流されたり、埋まったり、はたまた抜けかかっていたり。









2016-08-22-17-45-04こうなってしまうともう期待薄ですね。

せっかく発芽が揃っていた人参たちも万事休すです。






2016-08-22-18-05-10八つ頭は部分的になぎ倒されていました。

同じ畑でも里芋は無傷でした。










2016-08-22-18-19-37ひまわりは無事。この畑の作物は特に被害なしでした。







2016-08-22-18-19-51結局この台風の被害としては11月収穫の人参、2月収穫予定のブロッコリーとキャベツがなくなってしまったのが大きなところで、あとは今収穫中の夏野菜がほとんど傷ついてなくなってしまったというところでした。

ナスとミニトマトはサヨウナラですが、もう8月末だし、予定通りなのかもしれません。
連日の収穫で疲れがたまってきていたところもあり、少しほっとする自分もいたりいなかったり。。


ご心配いただいたみなさん、ありがとうございました。なんとか大丈夫そうです!

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人間にはちょっと厳しいこの暑さですが、夏野菜たちは元気いっぱいです。こんな時は野菜からその元気を分けてもらうのが一番。
普段定期便ご利用のお客様宅に隔週で発送していますが、野菜たちが元気いっぱいの今、みなさんに食べてもらいたく「夏野菜特別便」をご用意しました。
おいしい食べ方のレシピも同封させていただきます。

・職場宛てにお送りして仲間とわけっこもOK(小袋も入れます)
・この機会にけのひの野菜を試してみたい方
・夏野菜いっぱいの食卓にしたい方
・帰省先に送りたい方
・ギフトに

と、なんでもありです。以下、概要ご確認の上、メールでご連絡ください。

【夏野菜特別便】

☆野菜受取日
1)8月5日(金)(申し込み締め切りは本日4日正午)
2)8月6日(土)(申し込み締め切り5(金)9am)

☆中身(予定)
なす、白丸なす、たまごなす、ピーマン、甘長唐辛子、オクラ、ズッキーニ、きゅうり、青唐辛子

☆価格
野菜代、送料、チルド便、すべて含み 3000円

☆ご注文方法
・送り先郵便番号、住所
・宛名
・電話番号
・受け取り希望日
 5(金)または6(土)
・受け取り希望時間(以下より選択)
 午前中、12-14時、14-16時、16-18時、18-20時、20-21時

以上の内容をメール (tokyo-no-min@live.jp) でご連絡ください。

数に限りがありますので、先着順とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

2016-07-31-17-54-06今年はキュウリもズッキーニも1回目分が病気がちで、あまり収量が上がりませんでした。どうにかこうにかな感じでしたが、2回目はびっくりするくらい調子がよくて、このあまりの違いは何なのだろうかと思ってしまうほど。

考えられるのは1回目の作付はどちらも開墾から3年目だったこと、2回目の作付は今回が初めての作付だったこと。土壌分析はしていて、どちらも計算に基づいた施肥設計はしているのに。
根本的に、大切なのは肥料とかそういうんじゃないんだってことが身に染みてわかる気がします。

とはいえ、「この畑いいじゃん♪」といって調子に乗っているとすぐに使えなくなるので、土に寄り添っていきたいと思います。

2016-07-31-17-55-07元気な野菜を見ると気分がよいですが、畑に借りを作ったような、そんな気分です。

「1回までだぞ」って。

image2回目の人参播種は8月に入ってからとめていたけれど、晴れたときの畑の渇き具合や、灌水に時間がかかりすぎることなどを考慮して、今年は天気に合わせて播く!と考えを改めました。

ということで、まだ7月ですが2回目の播種。量的にも今回がメインです。

午後に雷雨の予報がでていたので早朝から太陽熱マルチを開いて、準備し、曇ってきた午後一番に播種を開始。ちょうど播き終えたところで雨が降ってきたけれど、恵みの雨でも、悪魔の雨でもなく、5分くらいで止んでしまいました。

なのでそのまま作業を続行してサンサンネットかけまで。この先2日間はぼちぼち雨予報も出ているので、うまい具合に湿ってくれたらすぐに黒寒冷紗をかけようかと思います。

ところで播種から10日ほどたった1回目の人参はというと。

2016-07-31-18-03-34いい具合で芽が出たのに、数日続いた晴れ間でバタバタと倒れはじめ、だいぶ減ってしまいました。川から水を汲んできて灌水したものの、焼け石に水でなんだかやる意味あるのかなぁと思えてくる始末。1tの水を撒くのに汲みに行く時間、灌水時間合わせて2時間半くらいでした。それでも手でほじくると1僂蘯召辰討覆て、あっという間に乾いてしまいます。

農業を行っていく上で水は非常に重要なファクターです。雨が降る時期はそこまで気にしなくていいのですが、今回の人参やこれから定植する秋のキャベツやブロッコリーなど、暑い時期はあまり畑にも水分の蓄えがなく、雨か灌水で補わないとうまいこと活着してくれません。

文明は大河の周辺から発達していった、なんて世界史の授業で習いましたが、まさに水がないと食料も作れないし、工業も成立しないだろうし、人は生きていけなかったんだろう。実際に世界規模で見ても水の争奪戦も起こっているし、水が豊富なこの日本においても、水を自由に扱うことができる(というと、おこがましい考えかもしれませんが)農地は強いな、なんて軽トラの荷台に腰かけて、乾ききった畑とモクモクとした夏雲を眺めながら思うのでした。


2016-07-24-07-15-06太陽熱消毒からの秋冬人参の播種。

人参は冷涼な気候を好むのに、秋冬に収穫しようと思うとどうしても7/20〜8/15くらいまでの真夏に種を播かないといい具合で収穫に至らない。ということは結構無理なことをしているということなのです。リスクヘッジの意味も含めてだいたい例年、7月下旬から8月上旬に3回に分けて播種をするのですが、いつも猛暑による乾燥で水分不足に陥り発芽しなかったり、適湿でも温度が高すぎて発芽しなかったり、はたまたゲリラ豪雨に叩かれて発芽できなくなったりと不安要因は山積しています。

いつも色々と作戦を立てて挑むものの、あれやこれやと追い討ちをかけられてだいたい3回播種をする中の1回は大失敗、もう1回は不満足な結果に、そして1回くらいは、まぁこんなもんか、という結果になります。

そして今年はたまたま梅雨も明けきらない7/20に1回目の播種をしました。

梅雨が明けていないとはいえ、いつどんな天候になってもおかしくないので、今までの経験から色々と作戦を立てました。

まず、秋冬人参の播種で重要なのは下記の3つ。

2016-07-24-07-15-271、種を乾かさないこと

2、地温を高温にしないこと

3、ゲリラ豪雨に叩かれないこと

対策として

1、雨を利用する、無理なら川から汲んできた水を灌水したのち、発芽するまでの7日間、黒寒冷紗で日陰をつくる

2、1と同じで黒寒冷紗をかける

3、強い雨に叩かれないように、防虫ネットで雨を直接地面にあてないようにする

以上3点を意識したのでした。

そもそも修行をしていた千葉県成田周辺では、秋冬人参はみな広大な面積を作付するのでネットをかけたりとかは手間がかかりすぎてできません。また、だいたい畑には井戸があるのでゲリラ豪雨は運任せとしても、灌水は毎日いくらでもやれていた記憶があります。運悪く叩かれても、発芽前なら灌水することで地面をゆるくするというテクニックもありました。

一方で営農をスタートした東京都八王子周辺では、山沿いの土地柄のせいか、ゲリラ豪雨が多く、手間がかかってもネットをかけるのがセオリーでした。

「ネットをかけないと夜もおちおち眠れないぞ」とはお世話になった農家さんのセリフ。

ところ変わって愛川周辺では一つ一つの畑は小さいので上記のような作戦で挑むことにしたのでした。

2016-07-25-18-40-14たまたまではあるけれど、播種から7日目に無事に発芽を確認。まだまばらだけど、明日も明後日も雨予報だし、あと2日もすればだいたい揃ってくれるかなというところ。

2発目の8/1播き、3発目の8/10播きは難易度も高くなるので同じようにはいかないはずですが、基本的な作戦はそのままに挑むつもりです。

とりあえず一つクリアでほっとしてます。

2016-07-04-16-33-36太陽が恋しいと思っていたら、今度はいきなりの真夏日。うっかり八兵衛的に猛暑がやってきて、うろたえております。まだ夏時間で始動していないし、昼休みの取り方も決めてないし。

そんな中、2回目のズッキーニの定植。1回目は雨続きで振るわないまま終わってしまったので、お盆過ぎの収穫を目指しての出陣です。とはいえ、この猛暑。植えてすぐにヘタれてしまうことは明白だったので、黒寒冷紗で日よけ。どうにか生き延びてくれています。






2016-07-04-16-33-25一方で、先週定植した2回目のお盆キュウリ。

「隊長、もうダメです…」バタッ。

猛暑に耐えきれず、一本、また一本と戦線離脱中。








雨が降らないとき、どうすればいいのか。今までの経験上、一生懸命に無駄なあがきをすると後でその行為を無駄にしてくれるほど雨が降る、というものがある。

なので今日は朝からわざわざズッキーニに新品の黒寒冷紗をトンネルでかけて、ところどころ風が通るように裾をまくってあげたりして。キュウリにはジョウロで一株一株水やり。

そうしたら案の定、夕方になってゲリラ豪雨の登場。
朝からやっていたことが無駄になるほどの恵みの雨がやってきたのでした。

ところが10分経っても20分経っても止むどころか勢いが収まらず、だんだん不安になってきたところでようやく青空が見えてきたのでした。結局30分の豪雨。

2016-07-04-18-52-39気になって畑に行ってみると、なんとまぁズッキーニとキュウリ水没。。

水やりどころか、定植したことまで無になるとは…。

「まぁ、思ったようにはいかないもんだよ」とは隣の花農家さんの弁。

120株中の30株減はまぁ、笑って済ませられる程度なのかどうなのか。

明日は朝から復旧作業か。。

2016-07-03-17-41-16秋冬人参は草のことも考慮して、太陽熱消毒をしてから播種しています。


播種はリスクヘッジを踏まえて10日おきに3回。天候にもよりますが、おおむね7/20から8/10までに3回です。実感として、8/15を過ぎると夜温が下がってきて発芽はそろいやすくなりますが、あまり大きくならないような気がしています。なのでデッドラインは8/10くらいまで。

ということで堆肥や肥料を入れて、ラインを引いていると、近所のノラ猫くんがさくり紐で遊ぼうとやってきました。ちょっと見にくいですが、30m先の猫と遊んでいます。



2016-07-03-18-41-14猛暑の中、軽い熱中症になりながらも2時間くらいかけてようやく張り終えると、今度は近所のノラ黒猫くんがわざわざ張りたてのマルチの上でゴロゴロしにやってきて。

そして「ダメ!やめて!」と叫んで帰ってもらうことに。









2016-07-03-18-57-58最後の仕上げにマルチの裾を埋めていると再び黒猫くん登場。

「終わったら遊ぶね」といわんばかりにマルチ横で待機。

「だからー、やめてー」

と再び帰ってもらう。






2016-07-03-18-57-26そんなこんなで無事に張り終えました。

これで緑肥からいれて仕込みは完了。あとは太陽の力をかりて消毒です。

2016-06-30-13-00-06梅雨らしく雨ばかりの日々。おかげで例年なら7月に入ってもまだバリバリ元気なはずのズッキーニは6月下旬で早々にリタイヤしてしまいました。ナスやキュウリ、ミニトマトにも病気がちらほら。太陽が恋しいです。写真はミニトマトについたアブラムシを捕食する虫くんの様子。


今日は畑でキツネの親子に出会いました。

最初は破かれたマルチを見つけて、「また猫のしわざか!」と思ったのですが、視線を畑の奥にやると耳がピンと立ったおうど色の動物が親子で2匹。犬でもないし、ハクビシンやタヌキでもアライグマでもない。あとで調べたらホンドギツネのようでした。

そういえば最近ミニトマトがちょくちょく食べられてるし、何かなとは思っていたのだけれど。

もう、こないでおくれ。

2016-06-27-14-24-54師匠からは「草は敵(かたき)だ」と口酸っぱく言われてきました。千葉の流山で週末ファーマーをしていた頃のお師匠さんは「草と仲良くなる」と言っていました。最近の農家の風潮として草はそんなに悪いものではない、むしろ利用するといったことも聞かれます。人それぞれではあります。では自分はどうかというと…。

このありさま。



目に優しいから生やしているというわけでも、草と仲良くしていたらこうなったというわけでもありません。

うっかりしていたらこうなっていました。


2016-06-27-14-37-37ということで慌てて中耕。













2016-06-27-15-44-32そして中耕。


何がでるかな…。









2016-06-27-17-05-27最後は三角ホーでゴリゴリと。

分けつネギでした。

このあとすぐに雨が降って、また草だらけです。

草と仲良くなれる日はまだ先のようです。

2016-06-06-16-02-31ここにきて鳥害がひどいです。
もともとカラスはたくさんいたのですが、最近になってもろに喰われ始めてます。

まずはカボチャとコリンキー。









2016-06-10-08-36-32そしてズッキーニまで。

愛川町農政課の鳥獣害対策担当者さんによれば、止まり木がない場所の被害はたまたまではなく、作物をめざしてわざわざきているのとのこと。となれば餌があるうちはいつまでも通い続けるそう。。

本来なら個体数を一気に減らしたいけれど、動物愛護法などでそれは無理らしいので地道に餌にありつけさせないのが現実路線だそうです。

そんなわけであれやこれやと対策中。

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