やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2017-01-14-19-17-30農民として、これからどう在るべきなのか。どう在りたいのか。そんなことを探すべく一路ローマへ。 そして訪れたのはフィウミチーノという町のBIO CARAMADREという有機農場。この農場は有機農園けのひの4倍のスタッフで25倍の土地を耕作し、20倍の売上を計上しているという大農場。とはいえやっていることや技術は極めて似ていて、ただそこにある違いは徹底的に合理化された作付け方法などにあった。



2017-01-14-18-08-46イタリア野菜とはよく言うけれど、そこはもちろん本場イタリア。見る野菜見る野菜が自分の目にとても新鮮に映る。農場で見た野菜のおよそ8割ほどは実際に初めて見る野菜で刺激的だった。










2017-01-14-18-01-41また、ローマとフィレンツェでは病院や学校給食で使う野菜は全てオーガニックのものにしなくてはならないという法律があるという話はとても興味深く、ほら、ここの世界の人はこれが当たり前じゃないか!グチグチ言ってないでおれたちも変えて行こうぜ!なんて遠く日本の空に向かって思うのだった。 そしてアーティチョークに対するネズミ除けの方法論について。畑の中にフクロウの止まり木を立てておくことで、夜中にフクロウを呼び寄せてネズミを駆除してもらうのだとか。祥子共々、一番萌えた瞬間。これだから有機農業はいちいち面白い。






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2時間の予定が3時間も農場を案内してくれた農場主のクラウディオさん。帰りに立ち寄ったバールで忙しい中、見ず知らずの自分たちに、しかも無償で時間を割いてくれたことに対し丁重にお礼をいうと、「農民同士の繋がりだから」と温かい笑みを浮かべて話してくれた。 そして別れの握手。太く、厚く、無骨な農民の手。国は違えど、大地に根ざして生きる人との繋がりを感じた瞬間だった。

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今週末、八王子でFARMARTが開催されます。

日時:2016年11月6日(日)10:00〜16:00
会場:八王子市田町地区(八王子市田町・元横山町周辺)
ホームページ http://www.farmart.info/
Facebook  https://www.facebook.com/events/316844022022854/

私たちも、約30種類の野菜と、にんじんジュースやひまわりオイルなどの加工品をもっていきます。
そして、自分たちが何より楽しみにしているのは、すてきなお店のみなさんとのコラボ!
けのひの野菜がどのように変身するのでしょうか。

・おかしや もぐもぐさん
・カキノキテラスさん
・Salle de Bainsさん
・bar anemoneさん
・ベトナム屋台 PePeさん

天気もよさそうです。ぜひ遊びに来てください。

という格言めいた言葉があります。7月末から8月の上旬、ちょうど梅雨も明けて1年でもっとも暑い最中が種まきの適期である人参。水を自由に扱える環境であればそんなに困難なことでもないのかもしれませんが、種まきから発芽までの約7日間、土を乾燥させないように細心の注意を払いつつ、ゲリラ豪雨のような強い雨にも叩かれないようにケアをしていく必要があります。そんな発芽させるまでが大変な人参も、出てしまえば後は多少の間引きくらいで収穫までこぎつけられる、はずだったのだけど‥。

今年は右往左往した結果、発芽は良好。途中台風や長雨の影響を受けて腐りが出たりはしたものの、順調そのものでした。

2016-10-04-09-39-51写真は10/4のもの。収穫が楽しみだな〜なんて思いながら撮影したものでした。

それが10/9になると‥。










2016-10-10-09-27-23こんな地獄絵図に。葉がありません。全部食べられました。。


犯人を捜索したところ、5種類くらいいましたが、主にはコイツ↓↓
(食事中の方は見ないでください)








2016-10-06-11-19-25土をほじくってみると、1箇所に27匹いました。30mの畝を虫とりしてみると、約1000匹いました‥。

そろそろ夜温も下がってきたし増えることはないはずだけど‥。悲しいなぁ。

たくさんの皆さまに参加表明をいただきありがとうございました!!!
しかし、土曜日の夜から雨という予報に変わってしまったため、2日間を予定していましたが3(土)だけの開催となりました。

土曜日でも来られる方はぜひご連絡ください!どうぞよろしくお願いいたします。

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毎年行う、ひまわりオイルづくり。
畑で育てたひまわりの種を、搾油所に持っていき「低温生搾り(コールドプレス)」という方法でぎゅっと絞って、濾過して仕上げる純粋な油を作っています。

難しいのは、種取りのタイミング。
花が終わり、種が完熟になるころはちょうど台風の多い頃。うまく晴れが続いて乾燥しないとカビてしまいものにならなくなります。
そこで、みなさんの力を借りて種取りを行いたいと思っています。

日時:  9月3日(土)
      10時〜17時(都合のいい時間だけでも大丈夫です)

場所:  神奈川県愛川町の畑 (参加の方に集合場所など連絡します)

特典:  完成したひまわりオイル1本(後日)、作業中のおやつ、野菜のお土産など

持ち物: 弁当、水筒、軍手、虫よけ、帽子

お子さまも大歓迎です。広い芝生スペースもありますので、フリスビーをしたり走り回ったり、みんなで遊べます。

参加希望の方はtokyo-no-min@live.jpまでメールにてお知らせください。よろしくお願いします!

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毎年行う、ひまわりオイルづくり。
畑で育てたひまわりの種を、搾油所に持っていき「低温生搾り(コールドプレス)」という方法でぎゅっと絞って、濾過して仕上げる純粋な油を作っています。

難しいのは、種取りのタイミング。
花が終わり、種が完熟になるころはちょうど台風の多い頃。うまく晴れが続いて乾燥しないとカビてしまいものにならなくなります。
そこで、みなさんの力を借りて種取りを行いたいと思っています。

日時:  9月3日(土)、4(日) (1日のみ参加でも、2日とも参加でもOKです)
      10時〜17時(都合のいい時間だけでも大丈夫です)

場所:  神奈川県愛川町の畑 (参加の方に集合場所など連絡します)

特典:  完成したひまわりオイル1本(後日)、作業中のおやつ、野菜のお土産など

持ち物: 弁当、水筒、軍手

お子さまも大歓迎です。広い芝生スペースもありますので、フリスビーをしたり走り回ったり、みんなで遊べます。

参加希望の方はtokyo-no-min@live.jpまでメールにてお知らせください。よろしくお願いします!









久しぶりに正面切ってまともに上陸してしまった台風9号。上陸が相模湾になるのか、東京湾になるのか、はたまた房総方面になるのかで微妙に変わってくるのでそのあたりを注視していましたが、結局房総半島に上陸し、ギリギリ暴風圏には入らなかったような感じでした。

とはいえ、台風の中心から西側に位置した湘南〜相模原〜八王子〜青梅の縦のラインは、東側の房総半島の暴風とは打って変わって豪雨の被害が多発しました。夕方頃に畑の見回りにいくと…。

2016-08-22-17-31-25秋冬野菜の苗床が土砂で埋まっていました。








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防虫ネットごと埋まってしまったので、掘り起こしてみると、20僂らい下にキャベツ、ブロッコリーの苗が。

少し頑張って掘り起こしたけれど、途中で諦め。









2016-08-22-17-36-54オクラはちらほら折れていますが、ほとんどは斜めに倒れた程度。それでも以前までのような元気はなく、一気に終わりに近づいています。












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7月下旬に播いた11月収穫予定の人参は流れてきた雨水により表土が削られ、流されたり、埋まったり、はたまた抜けかかっていたり。









2016-08-22-17-45-04こうなってしまうともう期待薄ですね。

せっかく発芽が揃っていた人参たちも万事休すです。






2016-08-22-18-05-10八つ頭は部分的になぎ倒されていました。

同じ畑でも里芋は無傷でした。










2016-08-22-18-19-37ひまわりは無事。この畑の作物は特に被害なしでした。







2016-08-22-18-19-51結局この台風の被害としては11月収穫の人参、2月収穫予定のブロッコリーとキャベツがなくなってしまったのが大きなところで、あとは今収穫中の夏野菜がほとんど傷ついてなくなってしまったというところでした。

ナスとミニトマトはサヨウナラですが、もう8月末だし、予定通りなのかもしれません。
連日の収穫で疲れがたまってきていたところもあり、少しほっとする自分もいたりいなかったり。。


ご心配いただいたみなさん、ありがとうございました。なんとか大丈夫そうです!

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人間にはちょっと厳しいこの暑さですが、夏野菜たちは元気いっぱいです。こんな時は野菜からその元気を分けてもらうのが一番。
普段定期便ご利用のお客様宅に隔週で発送していますが、野菜たちが元気いっぱいの今、みなさんに食べてもらいたく「夏野菜特別便」をご用意しました。
おいしい食べ方のレシピも同封させていただきます。

・職場宛てにお送りして仲間とわけっこもOK(小袋も入れます)
・この機会にけのひの野菜を試してみたい方
・夏野菜いっぱいの食卓にしたい方
・帰省先に送りたい方
・ギフトに

と、なんでもありです。以下、概要ご確認の上、メールでご連絡ください。

【夏野菜特別便】

☆野菜受取日
1)8月5日(金)(申し込み締め切りは本日4日正午)
2)8月6日(土)(申し込み締め切り5(金)9am)

☆中身(予定)
なす、白丸なす、たまごなす、ピーマン、甘長唐辛子、オクラ、ズッキーニ、きゅうり、青唐辛子

☆価格
野菜代、送料、チルド便、すべて含み 3000円

☆ご注文方法
・送り先郵便番号、住所
・宛名
・電話番号
・受け取り希望日
 5(金)または6(土)
・受け取り希望時間(以下より選択)
 午前中、12-14時、14-16時、16-18時、18-20時、20-21時

以上の内容をメール (tokyo-no-min@live.jp) でご連絡ください。

数に限りがありますので、先着順とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

2016-07-31-17-54-06今年はキュウリもズッキーニも1回目分が病気がちで、あまり収量が上がりませんでした。どうにかこうにかな感じでしたが、2回目はびっくりするくらい調子がよくて、このあまりの違いは何なのだろうかと思ってしまうほど。

考えられるのは1回目の作付はどちらも開墾から3年目だったこと、2回目の作付は今回が初めての作付だったこと。土壌分析はしていて、どちらも計算に基づいた施肥設計はしているのに。
根本的に、大切なのは肥料とかそういうんじゃないんだってことが身に染みてわかる気がします。

とはいえ、「この畑いいじゃん♪」といって調子に乗っているとすぐに使えなくなるので、土に寄り添っていきたいと思います。

2016-07-31-17-55-07元気な野菜を見ると気分がよいですが、畑に借りを作ったような、そんな気分です。

「1回までだぞ」って。

image2回目の人参播種は8月に入ってからとめていたけれど、晴れたときの畑の渇き具合や、灌水に時間がかかりすぎることなどを考慮して、今年は天気に合わせて播く!と考えを改めました。

ということで、まだ7月ですが2回目の播種。量的にも今回がメインです。

午後に雷雨の予報がでていたので早朝から太陽熱マルチを開いて、準備し、曇ってきた午後一番に播種を開始。ちょうど播き終えたところで雨が降ってきたけれど、恵みの雨でも、悪魔の雨でもなく、5分くらいで止んでしまいました。

なのでそのまま作業を続行してサンサンネットかけまで。この先2日間はぼちぼち雨予報も出ているので、うまい具合に湿ってくれたらすぐに黒寒冷紗をかけようかと思います。

ところで播種から10日ほどたった1回目の人参はというと。

2016-07-31-18-03-34いい具合で芽が出たのに、数日続いた晴れ間でバタバタと倒れはじめ、だいぶ減ってしまいました。川から水を汲んできて灌水したものの、焼け石に水でなんだかやる意味あるのかなぁと思えてくる始末。1tの水を撒くのに汲みに行く時間、灌水時間合わせて2時間半くらいでした。それでも手でほじくると1僂蘯召辰討覆て、あっという間に乾いてしまいます。

農業を行っていく上で水は非常に重要なファクターです。雨が降る時期はそこまで気にしなくていいのですが、今回の人参やこれから定植する秋のキャベツやブロッコリーなど、暑い時期はあまり畑にも水分の蓄えがなく、雨か灌水で補わないとうまいこと活着してくれません。

文明は大河の周辺から発達していった、なんて世界史の授業で習いましたが、まさに水がないと食料も作れないし、工業も成立しないだろうし、人は生きていけなかったんだろう。実際に世界規模で見ても水の争奪戦も起こっているし、水が豊富なこの日本においても、水を自由に扱うことができる(というと、おこがましい考えかもしれませんが)農地は強いな、なんて軽トラの荷台に腰かけて、乾ききった畑とモクモクとした夏雲を眺めながら思うのでした。


2016-07-24-07-15-06太陽熱消毒からの秋冬人参の播種。

人参は冷涼な気候を好むのに、秋冬に収穫しようと思うとどうしても7/20〜8/15くらいまでの真夏に種を播かないといい具合で収穫に至らない。ということは結構無理なことをしているということなのです。リスクヘッジの意味も含めてだいたい例年、7月下旬から8月上旬に3回に分けて播種をするのですが、いつも猛暑による乾燥で水分不足に陥り発芽しなかったり、適湿でも温度が高すぎて発芽しなかったり、はたまたゲリラ豪雨に叩かれて発芽できなくなったりと不安要因は山積しています。

いつも色々と作戦を立てて挑むものの、あれやこれやと追い討ちをかけられてだいたい3回播種をする中の1回は大失敗、もう1回は不満足な結果に、そして1回くらいは、まぁこんなもんか、という結果になります。

そして今年はたまたま梅雨も明けきらない7/20に1回目の播種をしました。

梅雨が明けていないとはいえ、いつどんな天候になってもおかしくないので、今までの経験から色々と作戦を立てました。

まず、秋冬人参の播種で重要なのは下記の3つ。

2016-07-24-07-15-271、種を乾かさないこと

2、地温を高温にしないこと

3、ゲリラ豪雨に叩かれないこと

対策として

1、雨を利用する、無理なら川から汲んできた水を灌水したのち、発芽するまでの7日間、黒寒冷紗で日陰をつくる

2、1と同じで黒寒冷紗をかける

3、強い雨に叩かれないように、防虫ネットで雨を直接地面にあてないようにする

以上3点を意識したのでした。

そもそも修行をしていた千葉県成田周辺では、秋冬人参はみな広大な面積を作付するのでネットをかけたりとかは手間がかかりすぎてできません。また、だいたい畑には井戸があるのでゲリラ豪雨は運任せとしても、灌水は毎日いくらでもやれていた記憶があります。運悪く叩かれても、発芽前なら灌水することで地面をゆるくするというテクニックもありました。

一方で営農をスタートした東京都八王子周辺では、山沿いの土地柄のせいか、ゲリラ豪雨が多く、手間がかかってもネットをかけるのがセオリーでした。

「ネットをかけないと夜もおちおち眠れないぞ」とはお世話になった農家さんのセリフ。

ところ変わって愛川周辺では一つ一つの畑は小さいので上記のような作戦で挑むことにしたのでした。

2016-07-25-18-40-14たまたまではあるけれど、播種から7日目に無事に発芽を確認。まだまばらだけど、明日も明後日も雨予報だし、あと2日もすればだいたい揃ってくれるかなというところ。

2発目の8/1播き、3発目の8/10播きは難易度も高くなるので同じようにはいかないはずですが、基本的な作戦はそのままに挑むつもりです。

とりあえず一つクリアでほっとしてます。

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