まず、トマトはミニトマトの赤・黄、楕円形の黄色ミニトマト、ミディトマト(中玉)、大玉トマト(赤・黄)、調理用トマトの全7種類を育てているのですが、基本的に全てハウス内で同じように育てています。ミニトマトは外でも育てることができますが、大玉は雨にあたると表面が割れてしまうため、家庭菜園の場合でも雨ざらしにはできないので注意が必要です。
さてトマトの場合、一番重要なのは水の加減です。甘さを強めるために、実ができはじめてからは極力水やりを控えます。枯らさない程度に水をやるのがコツのようですがこれがなかなか難しく、水加減は経験によるところが大きいようです。その他は以下の通りです。
・芽かきを随時行う
→このとき必ず刃物ではなく、手で芽かきをして下さい。刃物は病気が蔓延するもととなります。また雨の日や夕方も控えて下さい。傷口を乾かさないとそこから病気になるためです
・実が6段になったらその上に葉を少し残して摘芯する
→この辺で成長点をおると全体的にバランスのとれたものが収穫できるようです 行うことはこれくらいであとはトマトの状態を見てやってください。
●茎の太さ
→栄養状態が悪いと急に細くなってくる
●葉の巻き具合
→木に栄養がありすぎると巻いてくる。また、肥料が強すぎると実の先に葉芽がでてしまう。これも芽かきします
●栄養過多だと果実が割れる
→見た目が悪いが中身は充実している
●成長点とそのまわりの色
→黄緑色のときは成長中です。あまり実を置きすぎて完熟にさせてしまうと木が成長をやめて枯れ始めてしまうので注意が必要です。ほどよいタイミングで収穫して下さい。
トマトやキュウリ、ナスといった野菜たちは手をかければかけるほどおいしい実が長く収穫できます。トマト三昧の夏も夢ではありませんよ。