天候不順による野菜価格の高騰を受け、農水相が出荷の前倒しを要請しました。これに対し、ぼくの周りの生産者さんたちは「前倒しも何も、別に隠し持ってるわけじゃねぇんだ」となかばあきれていました…。出せる状態のものが畑に無いってことです。連日報道されていますが、この春はホントにヤバいですね。
ちなみにぼくらの畑の状況はと言うと、さあ、これからガンガン出荷するぞー!と思っていたチンゲン菜とほうれん草が出荷目前にしてトウ立ちを始めてしまい、計40m分がダメになってしまいました(3日前くらいまでは大丈夫だったはずなのに…)。昨年は4月上旬くらいにはガンガン出せていたのですが、最近夏日があったかと思うと真冬のような寒さがきて、作物としても春なのか夏なのか冬なのか判断つかないんでしょうね。この一週間だけみても、涼しい→暑い→寒いという流れがあったので、もしかすると春から冬までの季節を一気に駆け巡ったと錯覚してしまい作物たちは成育を止め、生殖成長をはじめてしまったとも考えられます。だとしたら、ぼくとしては彼らのためにどうしてやればよかったのかなぁと今更ながらに考えてしまいます。
さらに今週末から大量に出荷予定のサラダ菜の葉に黄斑がたくさん出来てしまいました。これも先週までは大丈夫だったはずなのに、もう注文が入っているだけに急なことで焦ります。昨年も同じような状況になった農家さんがいたので聞いてみたところ、去年は全部棄てたというのです。チンゲン、れん草に続いてサラダ菜も全廃棄となるとやりきれないので一縷の望みに賭けて、出荷先の生協に相談してみました。すると状況説明の但し書を添付した上で出荷OKの返事が。この天候不順による野菜不足のおかげで昨年だったら廃棄のものが今年は通常価格で買い取ってくれるというのです。これには驚きというよりも、農業というものは不思議なもんだなあという感じがします。
上記の野菜の失敗は天候不順のせいだから仕方ないとみな異口同音に言ってくれるため誰も責任を負わないような状況なのですが、ここだけの話、自分自身必ずしも作物の温度管理を適切にできていたとは言えません。暑い日にビニールトンネルを閉めっぱなしにして40度近い高温にさらしたり、逆にまだ涼しいうちから換気を進めてしまったり、経験やフィーリングに頼れないため、わけがわからないままに右往左往していたのです。なので本当のところこれらの結果に陥った原因は天候のせいではないのではないかという思いが強く、みんなの慰め(?)の言葉を鵜呑みにできません。
とはいえ、もう間に合わないと言われていたのにロスなく出荷できてしまったネギにしろ、このサラダ菜にしろ、失敗だと言われていた作物たちがこの天候に助けられているのは事実です。世間で言われているほどの被害もないし、逆にうまいこと行ってしまっている状況を見ると、我ながら悪運が強いなと陰でこっそりガッツポーズがでちゃいます。でも、結果オーライは10年早い。
2010年04月
Re-vege
先日、日本農業新聞の紙面で規格外野菜の「シャレた名前」募集という記事を目にし、ものは試しに送ってみました。
そもそも形が悪くても味は悪くない規格外の野菜だが、「規格外」という日本語のせいでネガティブな印象を与えている。もっといいネーミングをつけてイメージを変えて売ろう、というのがこの企画の趣旨のようです。
で、考えたのが
「Re-vege(リベジ)」
1.正規品から洩れた野菜の敗者復活の意味をこめたリベンジとベジタブルをもじった呼び名
2.規格外野菜を売る行為は3RのReduce,Reuse,Recycleに通ずるという意味のRe
せっかくだからと妻も一つ考えて送ってみたのが
「ベジモン(ベジタブル・モンスター)」
曲がったり、太ったりを野菜のユニークな個性と捉え、それを面白がろうとするネーミング。ブーメランキュウリや二本足大根など、考えようによっては二つとない姿を発見するヨロコビもある
そして4/18の紙面で結果発表。なんとまあ、二つとも優秀作品に選ばれてました!結局54通りの名前があった中の9つを選んだらしいのです。そして今度はそれぞれのネーミングのロゴを募集中、ロゴが決まったらはれて直売所などでこの名前とロゴが使用できるようになるみたいです(版権は日本農業新聞、使用はフリー)。果たしてこのRe-vegeとベジモン、本当に直売所で採用されるのでしょうか。出会ったらまじで嬉しいけどちょっと恥ずかしいですね。とりあえず自分が規格外だすときはどっちかのネーミングを使っちゃいますね。
ジャガイモ三ヶ月
ジャガイモが順調に育っています。今年は「ワセシロ」、「トヨシロ」、「シンシア」、「キタアカリ」、「メークイン」、「インカのめざめ」の全6品種です。しかしジャガイモってなんで最初から品種で呼ぶんでしょうかね。スーパーでも「ジャガイモ」ではなく、それぞれの品種表示だったと思います。そのせいもあってか、小さい頃から当たり前のようにメークインだの男爵だのって単語を知ってたのはぼくだけではないはず。何が違うかまでは全く意識しないで生きてきましたが、今になって食べ比べてみると、同じジャガイモでも姿かたち、味、食感などがまるで違うことがわかります。これがわかってくると結構面白くなってきます。
ちなみに色々植えましたが個人的にはワセシロとシンシアが好きです。おいしいし用途に幅がありますしね。
ところでこのジャガイモ。ここに至るまでに真冬の間からいくつかの作業をしましたので参考までに書いておきます。
<ジャガイモ 種芋準備から出芽まで>
1.種芋は芽が3つくらいある状態に包丁でカットしておく。このとき一番小さくても20グラムくらいはあるような大きさで(1/26実施)
※切り口に灰をつけるやり方もあるようですが、ぼくらはやっていません
2.切った芋をコンテナに入れ、通気性のよい薄い布(ぼくらはパオパオ使用)で三重巻き、その上に黒寒冷紗をかけて芽だしをする(浴光催芽)。日光をほどよくあてて発芽を促す(1/28実施)
3.2週間くらいしてコンテナの上下を入れ替えて日当たりや温度などのムラをなくす。このときコンテナの中のイモもムラにならないようにガラガラと入れ替えておく(2/12実施)
3.畑にかまぼこ型の黒マルチ(9130黒)をしんしん90cmで張る(3/12実施)
4.種芋の植え付け。このとき芽が上になるように植えつける。ジャガイモは種芋の横にできる特性があるので浅すぎず、深すぎの位置に植えつける(3/12-14実施)
5.しばらくして芽が地上部にでてきたら、マルチのスソに引っかかっていないかを確認してだしてやる(4/19実施)
※放っておいても芽はでるが、運悪くマルチに引っかかってしまった場合、マルチを突き破れずに成長できなくなってしまうので注意する
ここまでが種芋準備から今までの状況です。農業って一気に作業することもありますが、このように少しずつ日をおいて作業するっていうのが特徴かもしれませんね。あくまで作物の手助けって感じです。
ちなみにこのジャガイモ、文章で書くときは「○芋」と書きます。特に説明を受けた覚えはないのですが、先輩たちも他の農家さんたちもこう書いていたので自然と真似してます。イモとだけ書くと、里芋やサツマイモなど、色々あるためにこう区別しているのではないかと勝手に解釈してますが、これって業界用語なんでしょうかね?
サツマイモの床伏せ
昨年暮れに種芋用として畑の穴に埋めて保存しておいたサツマイモ。また今年も植えつけるために苗を育てる床伏せという作業をしました。
<ぼくらの場合>
1.幅130cm、深さ15cmくらいの溝を掘る
2.サツマイモは両サイドを切って腐ってないか確認
※切り口が黒かった場合、黒いところを落して綺麗でも、再び腐る可能性があるため使わない
3.太いものは中央に、細いものを両サイド集めて並べていく。このとき縦のつながりは密着させ、横は3cm以上隙間をつくる
※トンネルは真ん中が一番温度があがるので、真ん中に太いものを集めて発芽を促す
4.土で軽く埋め、ワラを敷き、ビニールでカバーをする。
このとき保温性を高めるためビニールの脇は土に埋める
5.10尺パイプを設置し、上方真ん中から換気できるように両脇から2枚のビニールを使用する
6.風で飛ばないようにマイカー線できつくしめておく
芽がでたら中のワラ、ビニールははがす。暑い日は外のビニール上部を開閉して換気する。
品種は去年同様ベニアズマです。
※この作業は4/14に行いました。
規格外野菜について
何にもできずに大量の野菜が日本各地で廃棄されていく、と焦りのようなものを感じたりもしましたが、最近この規格外野菜がにわかに話題になっているようです。日本農業新聞で紹介されていたものをいくつか紹介すると、
・東京のホテル前で開市 規格外品に固定客
(福島県矢祭町の規格外野菜を売る「もったいない市場」が人気)
・アウトレット野菜を飲食店へ
(規格外品や直売所で売れ残った「アウトレット野菜」を買取り、自ら運営する飲食店に卸す)
・規格外野菜 ビジネス街に登場 「もったいない」脚光
(ビジネス街の弁当店が午後には空き棚になるスペースを活用して規格外の「お宝野菜」を販売)
などなど、規格外野菜を活かした新たなビジネスはここ一ヶ月くらいの農業新聞から拾うだけでも枚挙にいとまがありません。全ての生産者の総意ではないですが、食べられるのに棄てる、商品なのに売れないという歯がゆい思いは、多くの生産者が共有していたのだとわかります。
この動きの背景は単に不況だからとも言えなくもありませんが、そういった本質的な部分に重きをおくような時代がきているとも言えるのかもしれません。
しかし一方で規格外野菜が売れればその分、正規品が売れなくなる可能性がでてくるということは忘れてはならない点です。そうなると逆に売り上げが減ってしまい、規格外を売ることが一概にいいとは言えなくなってしまうのです。また、流通量が多くなれば正規品が売れなくなるだけでなく、そのことにより野菜全体の価格を下げてしまうことにもなり、生産者にとって喜ばしいこととは言えなくなります。
今日のニュースで大手小売業者が規格外野菜を正規品の30-50%引きで試験的に販売を始めたと報じられていますが、当然のことながら正規品との競合は避けられず、正規品の売り上げはさらに落ちることが予想されます。消費者から言えば喜ばしいことかもしれませんが、長い目で見ると生産者が疲弊し、結果として野菜の安定供給がなされない可能性だってでてくることは忘れないで欲しいです。
たべてみて
その辺を考慮していただいた上で、問題と感じない方に少しばかりですがおすそ分けしたいと思います。
この黒豆、食べてみたいという方は「黒豆食べたい!」とこの記事のコメントにお書きください。先着で3名様にどうにかしてお送りします(国内限定)。
※連絡先が分かる方はコメントを見た後でご連絡差し上げます。分からない方はコメントを書くときにメールアドレスを入力ください。確認次第、こちらで削除します。
ゴボウの空掘り
ゴボウ掘りは大げさな機械を使って行うことはすでに書いていますが、ゴボウの種まきも収穫に負けずにかなり大げさなものでした。写真の機械は108馬力ある大型トラクターですが、後ろに大きな歯車状の穴掘り機を搭載して走っています。これで走ることによって、地下120?くらいまで一気に溝を作り、そこをフカフカの土で埋めて小山を作ります。この小山に沿って種を蒔いていくというわけです。これによって真下成長していっても障害物に当たらず、きれいに長く伸びていけるようになるのです。
全ての作業を自分で行うということもできないこともないのですが、今回の作業のように業者に依頼して行ってもらうことも結構あってこのゴボウの空掘りもその一つになります。少し前では春人参の種まきも業者依頼でした。
ちなみにゴボウの種はシーダーテープといって、綿でできた紐の中に種が固定されており、一定の間隔で蒔ける工夫がなされています。このテープのロールを手押しの機械に取り付けてコロコロと転がしていくのですが、今回気が付いたら作業が終わっていたため、撮影することができませんでした。残念。
※この作業は4/9に行いました
プロとして
毎週1回、成田山参道にあるEASY LIFE CAFEさんにぼくらの作った野菜をお届けしています。今日のお昼ごろいつものようにお店に行き、ドアを開けると「おぉ、来た来た」とカフェの奥さんと女性のお客さん。どうやらぼくらの野菜を待っていてくれたようです。いつも行く時間も曜日も違うのでドンピシャリで遭遇したのは初めてですが、マスター曰く、彼女はヘビーユーザーとのこと。
この日は引き続いての寒さだったのでカッパを含めて上着は5枚、下は4枚、さらにネックウォーマー、足元は防寒ブーツという真冬の格好で固めての配達だったので泥もついていてモロに畑から来ました!という風情でお話させていただきました。そのお客さんはまだ値札もついていない状態からゴボウ、わさびな、サラダ菜、若らっきょう、ネギ、たけのこなどを大量に購入していたいただいた上、この野菜は本当においしいからちょくちょく買いにくるとまでおっしゃており、嬉しい気持ちになりました。よく自分で生産した野菜は我が子のようだ、という話を聞きますが、そこまで思わないにしろやっぱりぼくらの野菜を喜んでくれる人を目の当たりにするとこそばゆいような喜びを感じます。しかしながら、生産者としてお客さんと接し、いささか複雑な思いがよぎるのも事実です。胸を張って、おれの野菜を食べてくれ、とはまだまだ言えないからです。
ぼくらはひいきにしてくださるお客さん約40件の方々に隔週で野菜の直接宅配をしています。そのとき畑にある旬のものを10品目届けているのですが、先日こんなお話をいただきました。「ほうれん草に花が咲いていた」。ある程度大きく育っていたのは知っていました。しかしそこまでとは全く気が付かずにお送りしてしまい、お叱りをうけたのです。これはもう本当に情けないことです。この時期冬を越した作物たちは、春の訪れを感じ始めると自分の成長ではなく、子孫を残すための成長に切り替わります。これを生殖成長というのですが、トウ立ちをはじめ、花芽をつけ、種を実らせます。こうなってくると作物はだいたいが固くなったり苦くなったりして食べられるとはいえ、通常言われている「野菜」というものの概念から外れます。それは双葉がでたばかりの作物を野菜といわないように、食べごろを大きく過ぎてしまえば野菜に見えても「野菜」ではないのです。このトウ立ちに気が付かなかったばかりか、お客さんのもとに届く間に花まで咲かせていたというのです。これは生産者として、はっきり言ってかなり恥ずかしいことです。
今日カフェで出会ったお客さんが家でおいしく食べてくれていると嬉しいですが、たくさん褒めてもらっても、まだまだ自分一人では何もできないんだとわかっているからこそ、自然と会話の歯切れも悪くなります。
自分一人で一連の仕事を満足に行い、お客さんに喜んでもらう。どんな仕事でも目指すところは同じですが、そこに行き着くまでは簡単な道のりではありません。日々勉強です。
苗半作
苗半作という言葉があるのですが、種まきから収穫までの中で、この種まきを含めた苗作りというのはその作物を育てる上でかなりのウェイトを占めているという意味です。実際、100粒まいた種が全部ものになるかというとそんなことはまずありません。発芽率もよくて85パーセントとか90パーセントくらいなので発芽の時点でまず少し減ります。それから苗が育っていくにつれて温度管理や水分管理、病気などでまた減っていきます。最終的にどれくらい定植まで持っていけるかがまず最初の難関といえます。
ちなみにぼくが蒔いたオレンジ色の中玉トマト(シンディオレンジ)は84粒蒔いて、現在57株まで減っております。目標値を60株としていたので若干足りません。実際に作物を収穫して売るのと苗をたくさん作って売るのでは苗屋の方が儲かるとさえ言われているのです。
一口に種まきといってもいくつか方法があります。
ぼくらの場合、
1.直接蒔く(直播)
2.ポットに1粒ずつまく(ポット育苗)
3.水稲用のトレーにばら撒きにして、後でポットに鉢上げしてから定植までもっていく(トレー育苗)
とだいたい3種類の中から作物によって方法を選びます。
さらに、播種したポットまたはトレーをどこにおくかにも気を使います。電熱温床(電気で温度管理)、踏み床温床(発酵熱を利用)、地面の上でと3段階に分けている上、上にかけるトンネルやシートでの保温など様々な方法で作物ごと、その日の気温でやり方を変えています。
今日は雨だったのでハウスで種まきをひたすら行いまいした。カボチャ5種類、ハグラウリの計6品種約600粒。来週にはトマトを定植、来月はナスやピーマンの定植が待っています。いまだとても寒く、春というより冬の延長のような気候ですが、苗作りは紛れも無く最盛期。ここでうまくいくかで夏までの状況が決まってくるのです。
4月の苦悩
この時期、三寒四温といって寒さと温かさが交互に来る中で次第に暖かくなっていくものなのですが、今年の場合、これにあてはまるのでしょうか。4月だというのに何しろ寒い!例年より雨が多かったり寒かったりで農作物もかなり遅れ、スーパーなどでは野菜の価格が高騰しています。僕らの畑も本来とれるべきものが追いついていないといわれ、この時期にしては出荷できる品数がかなり少ないみたいです。とはいえ、まだ1年しか経験していないためこれがどれほどの状況なのか実はよくわかっていませんが…。
寒くて生育が遅れるだけなら後でとりかえせるからいいじゃんって思うのですが、ことはそう単純ではない模様です。それはなんといっても作物の温度管理が例年の経験則では計れないということにあります。経験則が通用しないというのは農業にとってはかなり深刻な状況です。僕らは2月下旬くらいから2週間くらいずつずらしてビニールトンネルで保護した上で大根を蒔いたのですが、この後の対応の判断が実に難しいのです。色々な農家さんに尋ねたところ、
?トンネルを朝夕に開け閉めして外気にさらす
?トンネルに穴をあけて随時換気する(この際トンネルのスソはぴったり閉めておく)
?トンネルのすそを土で埋めないで、自然と風が入ってくるようにする
など、その対応は実に様々です。トンネルに穴をあけるといっても開ける場所、数も人それぞれだから素人のぼくはかなり判断に迷います。経験がない分、判断できるわけないので誰のどのやり方を信じるかというところに行き着いてしまいます。ようは極端な寒気にあてると大根がトウ立ちしてしまって商品価値がなくなってしまうので、その状況を回避しつつ、最適な生育状況を確保してあげるということが狙いなわけです。それをさらに省力できるやり方を通してやっていく方法を選択する必要があります。しかし教えてもらったやり方、その経験則も今年の場合は当てはまらないような状況らしく、どの農家さんも皆、試行錯誤しているようです。中にはこの対応に失敗し、作物がダメになってしまった人もいるとか。僕らの場合も4月初旬に蒔いたインゲンが多分寒さにやられてしまっているということや、結局大根がうまくいっていないことなどがあげられるのですが、逆に暖かくなるのが遅いから心配されていたネギのトウ立ちがまだ進んでおらず、予想外に順調に出荷できているということも起きています。本当に難しいです。
今、全国的に野菜が揃わない分、あとで一気にくることが予想されます。もしかしたら5月とか6月くらいは急に野菜の流通が増えて価格が下落するかもしれません。農業はバクチだなんてよく言われますが、今まさにそんな状況を味わっているのかもしれません。