やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2011年09月

IMG_4869この夏のMVPは、この白丸茄子です。
見慣れない野菜なので、最初は直売所でも全くと言っていいほど売れず、袋詰めした野菜の中に紹介文を入れたり、お店で試食販売をしていただいたりしました。レストラン併設の直売所で、そこのシェフが作った試食用のカポナータだったのでそれがとってもおいしかったのもよかったのでしょう。

一度食べた方は普通の茄子とはまた違ったおいしさを知り、リピーターになってくださったようで、直売所でも売り切れたり、電話予約が入ったり、ありがたい限りです。

我が家でも大活躍。
IMG_4360IMG_4633細かく切ってハンバーグに入れたり(写真は焼く前の様子)、輪切りにして焼いたり(みりん・しょうゆであじつけ、他はピーマン・伏見甘長・豆腐)、

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中華スープにしたり、モッツアレラチーズをはさんで衣をつけてオリーブオイルで揚げたり。
加熱するととろりとした食感になって、甘みが出てとてもおいしいです。

味噌汁にも合うし、この夏だいぶ食べました。ありがとう白丸茄子。また来年も会いましょう。








9月に入り、日が短くなってきました。

朝は5時ではまだ暗く、夕方は18時半には真っ暗です。
怒涛のような夏の日々も、いつのまにやら秋に突入していました。

今年の夏は、前半はズッキーニ、ミニトマトが、盛夏になると白丸ナスを筆頭に、ナス、ピーマン、伏見甘長、キュウリ、青とうがらしなどが頑張ってくれました。中には皆様の食卓まで届いたものもあったかもしれません。これらの果菜類は9月初旬の台風12号の影響で枝がかなり折れ、病気になったり枯れたりともうほとんど終わりとなりました。今は毎日ほそぼそと収穫をしています。今年の夏は初めての夏みたいなものだったのでとれて御の字ってところだったので10月までもたなくてもこの結果には満足しています。

ちなみに私はカボチャが好きで成田時代からあれこれと育てていたのですが、今年の八王子でのカボチャは失敗しました。なので皆様の食卓に上ることは恐らくありません。畑が合わなかった、と言わせてください。すみません。

そして秋。

学校給食用に作付けしたサツマイモは今のところ順調です。また、大豆は台風の影響で根こそぎ抜けてしまったものもあり、何割か減ですが、そこそこいけそうです。レタス類は苗床のバランスが悪いのか、発芽しても成長せず、定植までこぎつけられるのか、失敗に終わりそうな気がしています。その他小松菜・ほうれん草などの葉物類、大根、スティックブロッコリーなど、次の半年に向けての作付けは着々と進んでいます。

収穫時間が減っても、結局日が短くなってしまって相変わらず余裕などまったくない日々となっていますが、また折をみて畑の様子をお知らせしていけたらと思います。

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