やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2012年01月

IMG_5941街中の雪は溶けましたが、畑のはまだまだ残っています。

霜柱って雪の下にも立つんですね。

初めて見ました。

そんなわけでまだ畑仕事ができないのでこの日は夏のナスやピーマンの片付けをしました。まだ片付けてなかったのかよ!?って言わないで下さい…。ぼちぼちやります。

2011年夏。白丸ナスに我が家のMVPを授与しました。
この冬の野菜にもMVPを与えてやらないと不公平かなと思いたち、ちょっと考えてみました。
そして出てきた野菜が2つ。

スティックブロッコリーと八つ頭。

スティックは11月くらいから年末まで、随時とれてしかもブロッコリーと比べて調理しやすいからか、とても人気がありました。八つ頭も年末年始、重宝していただけたようで無事に完売。どちらも廃棄ゼロとかなり優秀でした。

IMG_5920でもあえて一つだけを選ぶなら、、、スティックブロッコリーに授与させていただきます。
やはり調理万能、人気抜群ということで。写真は調整前のもの。葉が長く、茎が短く、もう収穫終了時期です。

八つ頭は調整にとても時間がかかって大変だったので申し訳ないけど準MVP。

さて端境期に入りましたが、この冬後半のMVPは現れるのでしょうか。

IMG_5934降りに降ったり10僉M淑鵑任6僂箸里海箸任靴燭、畑に積もった雪を計ってみると約10僂寮兩磴任后

巷ではスリップ事故が多発していたようですが、案の定私も畑の手前で車がはまってしまい、通りすがりの人に助けてもらいました…。
ご覧のとおりの白銀世界。野菜たちは姿を消しました。


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そして芽キャベツはカマクラのようになり…







IMG_5933葉物のトンネルは見事に潰れていました…

軽くて使い勝手の良いグラスファイバーだけでトンネルにしたのがまずかった。そのせいでおれたポールが被覆資材を突き破ってしまい、二重の損害です。

勉強になりました。


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トンネルの中には小松菜やホウレンソウが育っているのでとりあえず雪かき。
夕方までかかってとりあえず完了。後は折れたポールの片付けと、次の雪に備えての補強ですね。

いやぁ大人になると雪はうれしくないですね。まいったまいった。

IMG_5906「人参は発芽が全て」と言われるほど、何より最初が肝心です。ちょうど人参の種まきは8月上旬〜中旬にかけてが適期であり、この時期は日照りが続くことが多いため、特に水が必要な人参をスムーズに発芽させるのは非常に難しいのです。

私の場合、まず種をまいたその日の夕方に強烈な夕立ちに降られ、種が流れたり土が叩かれて固くなり、発芽できなくなったりしてしまい、ほとんど発芽しませんでした。その後、日をずらして4回まいたのですが、3回は夕立ちに当たってしまい、もう散々。発芽に有する時間は種まきから7〜10日間。夜も眠れぬ日々を過ごした挙句、結局全体の3割くらいしか発芽しませんでした。無念です。

そのあとは草取り、土よせ(人参の肩の部分が日にあたると日焼けしてしまうのと、霜があたると痛むので株元に土をかける)をし、収穫に至っております。

年もあけてだいぶ地上部の草も弱くなり、引っ張ると草だけむしれてしまうようになっていますが、一本一本手で抜いています。特にこだわりというわけでなく、機械がないから手抜きなだけですが。
ちなみに株間は6僂任泙い燭里砲曚箸鵑匹任覆ったので広いところは株間が5mくらいあります。そのせいもあってか結構デカいのもあります。

八王子は雪予報。
その前に抜けるものは抜いてしまわなくては。
とにかく寒い、真冬の夕暮れ時です。

IMG_5911収穫、乾燥、脱穀、トウミがけ(ゴミとり)、機械選別ときて最終段階の手選別。産地ではどのようにやっているかわかりませんが、うちの場合は最後は手で一粒ずつよっています。

写真の左側の正品に対して右側くらいのクズが出ます。
これをチマチマやっております。

だいたい1時間で1.5圓らいかなぁ。今夜も少しやらなくては。


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かりんジャムの作り方のご紹介です。
かりんは甘酸っぱくて「いい香りがしますが、生でかじってみるとおいしくありません。だけど、それを加工することでおいしく食べられるようになるのでやりがいがありますよ。

● 材料
かりん     2kg(種や皮をのぞいて)
三温糖     1kg(実の50%〜60%ほどの量)

● つくりかた
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1、かりんをりんごのようにくし型に切って皮をむき2mmほどの薄切りにする。
  全部薄切りにしたあと、三分の一ほどの実は荒いみじん切りにする。

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2、1でむいた皮、種や芯を鍋に入れ、ひたひたより少し多いくらいの水を加え、一度煮立たせてから、弱火で15分ほど煮る。 とろとろの液体になるので、これを漉す(これがジャムのとろみとなり、豊かな香りとなる)。

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3、2の液体に、実の重さの半分ほどの三温糖を加え煮溶かし、刻んだ実を加える。
(左は入れてすぐの状態。翌朝まで8時間ほど放置したら水分が出て右の状態になりました)

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4、弱火でたまに混ぜながら煮込む。
(徐々に黄色からオレンジ色へ(写真左は1時間経過の状態)、2時間も経てば(写真右)朱に近いような濃いオレンジ色になります)

11上記の分量でビン13個分のジャムができました。

かりんと砂糖だけしか使わないのに薄い黄色だった実が、こんなに鮮やかな色になるとはびっくりです。
煮りんごのような食感で、甘酸っぱいジャムです。ヨーグルトやクリームチーズとの相性がいいですよ。
                                                                 (祥子)





IMG_5912踏み床温床というものをご存じでしょうか。

枠の中に落ち葉や米ぬか、水を加えて踏込み、発酵させることで発生する熱を利用し、野菜の苗を育てるというもの。成田時代には毎年作っていたものなので、八王子でもぜひやりたいと思っていたのですが、何にもしないまま後手後手になっていました。


最近にわかに落ち葉を集めて走る軽トラが多くなってきたので、そろそろヤバいかなと思い、重い腰をあげて畑の裏手にある山に向かいました。するとすでに誰かが落ち葉を集めているではありませんか。聞くとその山の持ち主であるという。山にも持ち主があるのか!と当たり前のことに驚く。その隣の山林にも人が入って落ち葉を集めている…。今までほったらかしの山だったかに見えた場所でもこの時期になると持ち主が現れ、落ち葉をせっせと集め始める。東京は山が少ないし、さながら落ち葉争奪戦が繰り広げられていた。

さて困った。うちには山がない。他全部の山に持ち主がいると考えると勝手にとるのもまずい。
そこで思い立ったのが我が母校。そういえばキャンパスは山の中だったっけ。しかも割と近い。
明日から雪が降るという予報だったのでその前にとりたい。かなり衝動的な作業だが、思い立ったが先か総務部に電話した。すると快くOKとの回答

現地に着くと、おすすめの落ち葉スポットまで教えてくれた。
通りかかる人はみな気持ちのよい挨拶をしてくれてなんだか気持ちのよい場所だった。陸上部が練習しているのが見え、思わず「来年は箱根頼むよ!」と余計なことを言いそうになる。

BlogPaintせっせと2人で1時間。軽トラ一杯分。








IMG_5915最後にちらかったところを掃き掃除。

とりあえず雪の前に材料確保で一安心。

IMG_5888修行時代も含めて初めて栽培した芽キャベツ。
播種時期など、ネットで検索したのにも関わらず、致命的な間違いを犯していました。

芽キャベツの播種適期は7月。
しかし何を勘違いしたか播種をしたのは8月。
有機農業において適期適作は基本中の基本。はじめの一歩から踏み外してしまったのでした。

そのせいもあって、途中伸び悩み、予定になかった追肥(肥料を途中で追加すること)を施しました。
この時点での成長がイマイチのため、「これはモノにならない」とまで言われていました。

その後、上の葉と重なって日が当たらなくなった下葉を掻いたり、不要な芽を摘んだりして今にいたります。

背丈は60僂曚靴い箸海蹐任垢、今のところ40〜50僉それでも1か月遅れてここまでたどり着いたので、まぁ上出来ではないかと思っています。

芽キャベツは−5℃でも成長するといいます。
畑に野菜がほとんどなくなった極寒のこの時期でもへたることなく成長し、エライやつです。

そして食卓にあがれば炒めたり、ゆでてあえたり、スープやシチューに入れたり、パスタの具にしたりと幅広く調理できます。栄養化も高いのでいうことなしですね。

ところで、八王子にきたとき、成田より寒いと脅されていましたが、私感ですが成田の方が冷える気がします。
でも去年の寒さなんて忘れてるのでやっぱり八王子も相当寒いですね。
毎日6枚着て過ごしています。

クリスマスの頃の宅配セットには、ちっちゃなプレゼントを入れたいなー。小松菜のパウンドケーキか、にんじんクッキーか、なんてだいぶ前から考えてたのですが、いざ、クリスマス直前になると、想像を超えた忙しさで、実現できませんでした。

IMG_5628お菓子は入れられなかったけど、少しでもクリスマスな感じを出したくて、スティックブロッコリーをブーケっぽくラッピングしました。たったそれだけのことなんだけど、クリスマスプレゼントを用意しているワクワク感があって、今までで1番楽しく箱詰め作業ができました。





12月17日発送便の野菜の顔ぶれは

・ 人参(ハマベニ)
・ 小松菜(新黒水菜小松菜)
・ スティックブロッコリー(スティックセニョール)
・ サニーレタス(レッドファイヤー)
・ カブ(スワン)
・ 青首大根(そろった根)
・ ターサイ
・ 赤リアスからし菜 でした。

今年は就農して初めての年末だったので、わからないことが多く、反省点も色々ありますが、来年は宅配のお客さまに、焼き菓子を入れられるくらいのゆとりが欲しいものです。

(祥子)

無題今年最初の宅配セットを1月14日に発送しました。

寒さ厳しい端境期に入ったので、これから品目数を保つのが大変な時期になります。
これまでは2週間に1度の定期便を目指していましたが、ここからは月1くらいになりそうです。よろしくお付き合いください。



今回の顔ぶれは、
・人参(ハマベニ)
・芽キャベツ(ベビースター)
・八ツ頭
・青首大根(そろった根)
・小松菜(新黒水菜小松菜)
・スティックブロッコリー(ステッィックセニョール)
・大豆(多摩在来)
・ターサイ
・唐辛子(鷹の爪)
の9種類でした。

鷹の爪は激辛なので、ご注意ください。

芽キャベツはスープやシチューなどの煮込み料理や、シンプルにバター炒めなどにして食べるとおいしいです。
別途芽キャベツレシピもアップしますね。逆に、おすすめ調理方法があったらおしえてください。

                                  祥子

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