やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2012年06月

「SOY for CACAOプロジェクト〜豆なチームの大作戦〜」

みんなで大豆を育ててガーナの子どもたちを笑顔にしませんか。

八王子の畑で大豆を栽培しながら、日本の農業と世界の子どもたちのことを知り、ガーナのカカオ農家について考えてみませんか。みんなで栽培した大豆の収益を認定NPO法人ACE(エース)さんを通してガーナのカカオ農家を支援する半年間の体験活動です。半年間の活動の中で数回、ACEさんによるガーナの子どもたちやカカオ豆に関するお話や体験を実施します。

ガーナのこどもどうしてガーナのカカオ豆農家?

チョコレートの原料、カカオ豆は日本では栽培することができず、日本はカカオ豆の約7割をアフリカのガーナから輸入しています。カカオ生産農家では家計を助けるために子どもたちまで働かなくてはならず、学校に通えない子どもたちがいます。農園では農薬やナタを扱うので、病気や怪我の危険にもさらされています。そのような農家が継続して子どもの教育に投資でき、より自立した生活実現のサポートを目指します。




-----------------------------活動概要----------------------------

・期間: 7月末の種まきから1月の選別まで(販売は当方が行います)

・日時:   7/21(土) <予備日7/29(日)> 〜 種まき
      8/18(土)   <予備日8/19(日)> 〜 除草
      9/23(日) <予備日9/29(土)> 〜 除草、土寄せ、枝豆収穫
      11/10(土) <予備日11/18(日)> 〜 大豆収穫、乾燥
      11月下旬〜12月上旬<未定> 〜 脱穀、粗選別
      1月上旬<未定>         〜 最終選別、大豆配布

日程は大豆の生育具合によって変更の可能性があります

・場所: 八王子市大谷町の畑(JR八王子駅からバスで約20分、駐車スペースあり)

・参加費: 1500円/1世帯(枝豆・大豆のお土産代含む

・募集人数: 40名程度まで(老若男女、お子様大歓迎)
※小学生以下のお子様は保護者同伴でお願いします。
人数に達し次第、募集を締め切らせていただきます

・参加方法: メールの件名に「参加希望」と明記の上、1〜6を参加者全員分お書きの上、tokyo-no-min@live.jp
        までお送りください。

1.参加者名
2.年齢
3.メールアドレス
4.住所
5.電話番号
6.交通手段(車または公共交通機関)

※参加が決定した方には追って、持ち物、畑の場所などの詳細をご連絡いたします。

質問・お問い合わせはtokyo-no-min@live.jp までお気軽にどうぞ。

IMG_7685「東京ひまわりオイルプロジェクト」で搾油ように播いたひまわり。株間30僉∪Υ70僂2粒播きしましたが、昨日あたりからぼちぼち発芽し始めました。

ずらーっとキレイにそろってうれしい限りです。

これから草シーズン到来なのでまずは草取りを怠らずに行きたいと思います。

お盆過ぎには咲いてくれるかな~。

台風一過。

早朝、畑に行って見ると、案の定、台風4号の爪痕が残っていた。畑の一番奥に見えていたトウモロコシが見えない。近づいてみると風が巻いた跡が残っており、バラバラの方向に倒れていた。あと10日くらいで収穫適期だった。

夏野菜の一角に行ってみると、ズッキーニがズタズタにされ、キュウリもボロボロになっていた。トマトは支柱ごと倒れ、モロッコインゲンとスナップエンドウはネットごとなぎ倒されていた。収穫中のジャガイモは上部がボロボロにされ早くも腐りかけていた。収穫が遅れていた玉ねぎは葉がなくなっていた。

軽く畑を一周して、被害のほどを把握し、「またか、しょうがないなぁ」と軽くため息をつく。
さほど、心がざわつくこともなく、段々慣れてきた自分がいることに気がつく。

しかし、さて何をするかと考える段になって、急速に心中が穏やかではなくなってくる。

ただでさえ忙しいこの時期、復旧作業に時間を費やすことの苛立ち。今までやってきたことが無になったと悟ったときの虚しさ。少し先の夏シーズンの出荷状況への不安。

弱気の虫が騒ぎだすと作業にも身が入らない。
しかしサボっても畑の状況は変わらない。それどころか放置すると状況は悪くなる。
本当はやるべきことはわかってるんだ。でもやる気が起きない。そんなときは昼寝してリセットだ。

帰宅して30分ばかしゴロついて夕方に畑へ。

よし、やるか!と気合いれるも現実逃避のネギの除草。明らかに今やらなくてもいい作業だ。しかし30分もやれば勢いがでてくる。今度こそ気合いをいれて、玉ねぎを全部引っこ抜いて、トマトの支柱を直して、誘引しなおす。
途中、ふと夕暮れの空を見上げると、黄金というか、真っ赤というのか、息を飲むような風景がそこにはあった。どっかに行ってしまいたい気持ちになるような空。フィレンツェ、ヴェネチア、バルセロナ。でも、どこ行ったって、この荘厳な今日の八王子の空とはあんまし変わんないんだろうな。だったらここにいるしかない。

美しすぎる空にしばらく見とれると、「自然のバカヤロー!」という気持ちも落ち着いてくる。結局てのひらの中なんだ。

我を失いそうになるも、即日リカバリー。

冷えたビールでも飲んで、明日も前に進めよう。


IMG_7635なんとも奇妙な雰囲気のこの花。

なんの花だかわかりますか。

南国の、フルーツの、トケイソウ科の、そう、「パッションフルーツ」です。



長男を畑に連れて行ったときに、「これ、パッションフルーツっていうんだよ」と見せると、フルーツが何より大好きな彼は「トトはフルーツもつくってるのか!」といたく感激してくれました(やりがいありますね)。

IMG_7636この花がうまく受粉すると、写真のように玉ができます。これが熟して茶色(?)っぽくなると食べごろのようです。すみません、じつは、実物をちゃんとみたことも食べたこともないので詳しくはわかりません。

なぜパッションフルーツかというと、八王子の若手農業者グループが新たな八王子の特産を生み出すべく、数年前から研究をつづけたところ、同じ東京都の小笠原諸島特産のパッションフルーツが八王子のような環境でも栽培できるということがわかったそうです。

数年間の試験栽培を経て、今年から一般にも苗を売り出しており、それに一口のっかってみた、というわけです。


基本的にはゴツイ鉄管パイプを組んだものや頑丈なフェンスなどで育てるのだそうですが、私の場合、夏野菜のなんちゃって育苗ハウスがあいたので、ビニールを外してキュウリネットをかけ、栽培してみました。株間は2m。なのでたったの4株です。

何玉できるのか、いつできるのかもよくわからないのでお客さんにお届けできるかは不明なので、期待はしないでください。せいぜい長男をすっぱい顔にさせるくらいが関の山ではないかと…。

そんなわけで、クイズの答えは「パッションフルーツ」でした!
それにしても、いい名前ですね!

IMG_7660明日から台風がくるとのことですが、今日はまぎれもない晴れ。梅雨のこの時期は週間予報を見ては晴れを探して仕事をしていくのでたまに晴れると何をしようかちょっと焦ります。あれもこれもとやることはいっぱいですが、はやる気持ちを抑えて一番大切なこと、またはクリティカルなことに全力を尽くします。

それで色々考えた結果、とりあえずジャガイモの掘り上げをターゲットにしました。

夏を思わせるような厳しい暑さの中、ヨメのお義父さんを助っ人に、二人でのべ11時間みっちり掘り上げました。まわりの畑ではなぜか適期であるはずのジャガイモ掘りをしていなかったので、参考までにベテラン農家さんたちの動向を伺ってみると、「夏野菜の台風対策」と即答されました。

確かに、昨年の自分の実績を考えると、夏野菜は年間売上の約4割も占める最重要作物です。思わずジャガイモ掘りを選択してしまいましたが、これが吉とでるか凶とでるか…。

今年は春作が悪天候などで振るわなかったので夏は負けられない。
段々焦ってきて、結局日没してからヘッドライトつけて夏野菜の誘引に精を出しました。
最近睡眠時間が少ないから暗闇で目もシパシパ。明日は昼過ぎまで曇り予報なので21時頃には切り上げて、続きはまた明日。

IMG_7646今回の野菜セットの内容

1、大根(天宝)
2、葉付き人参(向陽2号)
3、ジャガイモ(シンシア)
4、玉ねぎ(ネオアース)
5、生ニンニク(上海早生)
6、ズッキーニ(ブラックトスカ)
7、分けつネギ(坊主シラズ)
8、ミニキャベツ(みさきキャベツ)
9、ルッコラ(ニコル)
10、赤玉ねぎ(湘南レッド)
11、サニーレタス(レッドファイヤー)又はリーフレタス(ビミタス)又はサラダ菜(岡山サラダ菜)

ミニセットは上記6品目、フルセットは11品目でした。

野菜の宅配セットを始めた夏の頃はご要望に合わせてミニセットとフルセットを選んでもらえましたが、近ごろは技術不足もあり、ミニセットのみのお届けでした。なので今回は本当に久しぶりの2タイプでした。

ミニセットはジャガ・タマ・人参という王道野菜中心のラインナップにしましたが、フルセットはさらにミックスサラダも楽しんでいただけるような内容としました。個人的には今回のメインは旬が短く、この時期がおいしいズッキーニです。

季節の移ろいは野菜の旬の移ろいでもあります。
食卓の上で季節を楽しんでいただけると幸いです。

IMG_7641ひまわりを育て、油を自給する。

東京の多摩地域(八王子、町田、瑞穂、あきる野などなど)で新しく農業を始めた仲間たちに声をかけ、みんなでひまわりオイルを搾ることにしました。ひまわりは基本的に景観作物であったり、緑肥であったりという考え方が一般的ですが、成田修業時代の師匠である「おかげさま農場」の高柳さんのススメで油を自給するという考えのもと、ひまわりを栽培してみることにしました。

しかしながら、ひまわりを一人で育て、それなりの油量を確保するには相当な面積と労力がかかります。なので今回は東京の畑仲間たちみんなでそれぞれできる量を作り、種を集め、まとめて搾ることにしました。だから「東京ひまわりオイル」なのです。

今回は仲間うちで少しずつの面積ということで、販売するほど搾れるとは思えないため、農民ライフの一環程度で考えています。ゆくゆくは地域を巻き込んで、遊休農地を使ったり、小中学生たちと育てたりとソーシャルワークに持っていけたらなと企んでいます。ともあれ、まずは一回やってみてから。

農業って畑が違えばでてくる作物も違い、一緒に何かをやるというのは難しいのですが、今回のこのプロジェクトの場合、畑、環境は違えど最終的にみんなで一つのプロダクトを作り出せるというのがミソだと考えています。農業を始めてからチーム意識というのは全くなく、これまですべてが個人プレーだったので、趣向が変わってなかなか面白いです。

未経験のことなのでうまくいくかはわかりませんがとりあえず3畝分、種をまいてスタートです。

6月3日(日)に八王子市浅川の河川敷で開催されるイベント、「みんな違ってみんないい」にて野菜の販売を行います。

今回は私自らがブースを出すわけではなく、放射能検査を行っていただいている「放射能測定室 ワカルワカル広場」さんのブースにて販売していただく予定です。

当日の朝に収穫したものをお持ちしますのでまだラインナップは未定ですが、生ニンニク、ズッキーニ、大根、カブ、スナップエンドウあたりは持っていく予定です。

このイベントは多文化・環境共生型野外フリーイベントを謳っており、色々な国の音楽や大道芸、料理などが楽しめるインターナショナルなお祭りです。野菜に興味なくても全然OKです。お時間あればMy食器を持って遊びに行ってみてください。私もチビを二人連れて遊びに行く予定です。

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