やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2012年11月

IMG_0312収穫から2週間。前回積み込み乾燥をしていた大豆の脱穀を行いました。

風向きを考慮しながら脱穀機を設置。

そのそばに唐箕をおき、連携して作業をしました。

脱穀機はエンジン式のもので危ないので子どもたちは作業禁止としました。







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一方で唐箕は人力式なので子どもたちも大丈夫。

最初は大人もやってみます。











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譲り受けたボロボロの唐箕ですが、いくつかの部分の調整をすると、大豆用にカスタマイズされたらしく、かなりいい具合にゴミを飛ばせました。

しかし無農薬だけに?虫もたくさん!










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大勢の参加者がいたので、大豆を運んでくる人、脱穀機に入れる人、排出された豆を唐箕へ運ぶ人など、分担ができてスムーズに進みました。







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子どもたちは畑で穴掘り。

これはこれでOKです。











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粉じんがすごいため、サングラスとマスク着用!












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子どもたちがたくさん頑張ってくれました!













みなさん丁寧に作業を進めてくれたおかげで、歩留りもよく、3畝で90圈淵乾瀑り無選別)となりました。
時間もなぜかいつも必ず12時で終了。

これで畑での作業は終わり、あとは選別を残すのみとなりました。

選別機での1次選別を経て、手作業での2次選別で終了です。

作業のあと、大豆の自給率がなぜ低いかの話をさせていただきましたが、7月からの作業経験、収量から見えてくる収益など、詳しい話をせずとも何かを感じていただけたかと思います。

この話の続きはまた次回。

ともあれお疲れ様でした!!


IMG_8600野菜セットvol.24
1.京芋
2.人参(ハマベニ)
3.青首大根(そろった根 又は 野武士)
4.水菜(京みぞれ)
5.春菊(きわめ中葉)
6.カブ(スワン)
7.ほうれん草(パレード)
8.カボチャ(白爵)
9.生姜(房州赤芽生姜)
10.パクチョイ(ウインウインチョイ)
ミニセット以上6品目、フルセット10品目

今回は鍋にあうであろう野菜がいくつか入りました。ほうれん草もおいしくなってきたし、カブもおいしいし、鍋用にはパクチョイも合う。小松菜はどうしよう…と、特にどの葉物をチョイスするか悩みました。

結局上記のようなラインナップに落ち着きましたが、いかがだったでしょうか。

今回、京芋が入りましたが、土寄せ不足と水不足で比較的小柄なものが多かったのが反省点です。
来年はやり方を変えてみようと思います。
また、貯めこんでいたカボチャはこれにて終了です。

さて、次回はもう師走ですね。

なんだか慌ただしい感じがしてきます。

写真 (23)枝豆でもおいしかった秩父在来の「借金なし」。本日ついに大豆としての収穫となりました。
虫害、鳥害、台風など、幾多の試練を乗り越えてここまでよく育ってくれました。


本日はご覧のとおりの晴天。暖かく、とても気持ちのいい天気の中で作業ができました。

写真 (21)本日の作業は、
1人目: 枝きりばさみで大豆の根元をバシバシ切っていく

2人目: 切られた枝を集めて、束にしていく

3人目: すでにはじけて落ちてしまった大豆や、束ねる作業の中でこぼれた大豆を拾い集める。


写真 (22)4人目: 大豆の束を一か所に積んでいく(乾燥させるため)。

大豆を拾い集める作業では、子どもたちが素晴らしい集中力を見せ、大活躍。
愛着を持って育ててきた大豆がこぼれているのは残念で、大人たちも夢中になって拾いましたが。

さてさて、今回の休憩タイム。
木陰で紅茶、蒸かしたサツマイモ(べにはるか)、そしてゲストで来てくださった葛飾区のお豆腐屋、気合豆腐埼玉屋本店のあるじから、湯葉、おからクッキーなどがふるまわれました。湯葉にピンク色のヒマラヤンソルトをかけて食べると絶品!


写真 (20)そして今回は、このプロジェクトの収益金の寄付先でもある認定NPO法人ACE(エース)の召田さんにもご参加いただきました。
本物のカカオ豆をご持参いただき、触ったり、においをかいだり。写真を見て、話を聞いて、おいしいチョコレートも食べて。五感をすべて使って、ガーナという国、カカオという農産物についてこれまで知らなかったことを知ることができました。

チョコレートの原材料であるカカオが、ガーナの農園でどのように育てられているかについて、また、そこでまだ小さな子どもが労働を強いられている環境についてなどの話しから、ガーナの食文化、小学校の様子など様々な話を伺いました。

遠い国の話しだけど、スーパーやコンビニで売っている対象商品を買うと1箱につき1円が、ガーナの子どもたちのために使われるという取組もあって、気軽に支援ができます。森永製菓の1チョコfor1スマイルは食べる人だけではなく、それを生産する人にも笑顔であってほしいという、思いのこめられた活動です。

写真 (24)国内外で、様々な社会問題はあります。
その中でなんでカカオと大豆にフォーカスしているの?と疑問に思う方がいるかもしれません。

これが一番取り組まなくてはいけない問題だと思って気持ちを注いでいるわけではありません。これは誰にでも身近で、いい題材だと思ったので取り組んでいます。


写真 (19)私達の生活に身近で、甘くてしあわせな気持ちを与えてくれる「チョコレート」一つとっても、それを生産している人たちが全然ハッピーじゃなくて、搾取されているかもしれないという事実。子どもたちが当たり前に教育を受けたり、遊んだりできるわけではなく、危険な環境で労働せざるを得ないという事実。

消費者がただただ安いものを求めること、企業が利益だけを求めること、そういうことが続けば問題は悪化していく一方です。モノを買う時に、それがどこからきた何なのか、ちょっと考えてみると見えてくることがあります。
これだけグローバル化が進んでいる現代、一消費者として、親として、意識して選ぶ責任を感じています。


次回、2週間後をめどに脱穀作業をする予定です。お知らせはのちほど。

IMG_8559搾油、濾過、充填が完了したとの連絡を受け、茨城は取手市まで搾油所見学をかねて油を取りに行きました。

八王子からだと車で片道2時間半くらいでした。

搾油所で担当の方から色々な話を聞けました。

まず、搾油方法について。

IMG_8566「低温生搾り(コールドプレス)」という方法で行っていますが、これは日本古来のやり方であるタマガケシボリ(焙煎)と違って、特に加熱することなく、極端に言えばギュッとそのまま絞るというやり方でした。
ひまわりの種をミンチして、そこからでてきた汁が油で、カスは油粕として肥料に使えます。
そのあと濾過をして、透明な油に仕上げます。

低温生搾りは焙煎に比べて多少搾油量は落ちるらしいのですが、その魅力はなんといってもトランス脂肪酸がゼロということ。焙煎の場合は成分の中にこのトランス脂肪酸が含まれてしまうようです。

IMG_8568また、ひまわり油を使う際の特徴としては誰が使ってもカラッと揚がる、胃もたれしない、ほとんど酸化しないため何度も使えるという点が挙げられます。

そして成分としてもオレイン酸、ビタミンEが豊富(ビタミンEはオリーブオイルの約5倍!)と、栄養分もたくさん含まれています。

上記のように、とても使い勝手が良い上、健康的なのです。

ひまわりの油についてはそういった理由からオススメできるものとなっております。

写真一番右が東京・多摩産のものです。左二つは柏産と取手産のサンプルです。みためにひけはとらない仕上がりとなりました。

今年は実験的な意味合いもあり、かなり少数生産となりました。
そのため、申しわけございませんが、普段野菜セットをご利用いただいているお客さん、イベントに参加いただいている方のみの限定販売とさせていただきます。
ご希望の方はまずはお問い合わせください!

栽培に協力してくださった東京NEO-FARMERS!のみなさん、
搾油をしてくださったNPO法人バイオライフのみなさん、
本当にありがとうございました!

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これにて東京ひまわりオイルプロジェクト1年目は無事に終了したわけですが、そもそも油なんか作って儲かるの?とか、なんだかんだで油作ってるだけでしょとか言われていたので、ここで私の見解を述べておきます。

油の自給率はご存じでしょうか。

ゴマは1%以下
大豆は5%くらい
小麦は15%以下
と言われています。

油はというと約3%だそうです。

上記の作物はどれも私たちの食生活から切っても切れない関係にあるものたちばかりです。
それなのにそのほとんどを海外からの輸入に頼っている状況です。
農業をやっていない人は食糧は買うしかないのですから、この数字を見たところで対策のしようはありません。せいぜい国産を選んで購入する、ということくらいしかできないと思います。
では生産者(農民・百姓、呼び名はなんでもいいですが)はどうでしょうか。
自分の食べるものは頑張れば栽培することができます。
油も例外ではありません。その気になれば菜種油、ゴマ油、落花生油、大豆油も生産できます。
でも、自分の生活を維持していくために、ある程度の生産効率は考えなければならないので、手間ばかりかかる上記の作物たちは見送られるケースがほとんどです。

そのため、生産者であっても油はスーパーなどで購入するのが一般的です。
しかしそれらの製品はほとんどが海外産の原料を使っています。
そしてそのほとんどは遺伝子組み換え作物によるものだと言われています。油の原料については遺伝子組み換えの有無についての表示義務がありません。現在輸入され、安価で販売されているものはそのほとんどが遺伝子組み換えのものと疑っていいとも言われています。

厚生労働省の報告を参照すると、「食べ続けても安全性に問題はない」と書かれています。

しかし食べ続けた次の世代がどうなるのか、ということはまだ誰もわかりません。
本来自然に存在しないものを作り出し、それを人体にいれる。
国がいくら安全性に疑いの余地はないといっても、不安に思うのは私だけではないと思います。
癌などの健康被害がでるという研究結果もでているようです。

また、遺伝子組み換え作物の種子はその技術自体が特許として登録されており、一部の企業がその権利を握っていると言われています。そして先日、カリフォルニアでは遺伝子組み換え作物の表示義務化を問う住民投票が行われましたが、反対多数で否決されたそうです。バイオ大手の会社が、可決されれば食品の価格が値上がりするなどのキャンペーンを展開したことも大きく影響しているようです。
彼らは健康的な生活ということは特に考えておらず、一企業の利益を優先しています。そしてその大きな力は日本にいる私たちの生活にまで及んでいます。

私は、農業を始めるにあたり、自分と身の回りの人たちの食生活をおいしく、楽しく、健康的にしたいと考えました。油に関してだけ考えても、こういった様々な問題があります。そういったことを知り、選ぶ力を持つきっかけとなるようにと、私は自分にできることとしてヒマワリを栽培しました(何人かを巻き込みましたが…)。

ただそれだけのことです。
なのでいくつかあった質問に回答すると、

反収はどうなのか→葉物野菜の方が儲かると思います。
ただ作っているだけではないか→その通りです。

でも個人的にはおもしろいことしたと満足しています。
自己満足ですけど…。

今年は本当に少量となってしまい申しわけないのですが、来年はもうちょっと増産できるように努力したいと思っています。

昨日、畑作業をしているときに何かパチパチという音が聞こえたので、畑の脇道を見てみると、散歩中のおじさんがペットボトル缶のふたを回していた。

特に気にするでもなくまた畑に目を移したのだが、いやまてよともう一回振り返り自問する。

20mくらい離れたところでペットボトル缶を回した音が普通聞こえるか。

なんかおかしい。

と思ったらまたパチパチと音がした。

今度ははっきりとその音の出どころがわかった。

大豆の莢がはじける音だった…。

援農にきてくれていたお友達に言うと、隣の植木屋が枝を落としているのかと思ったとのこと。
それくらい、紛らわしい音だった。

晩秋の、カラッと晴れた日の畑で、豆がはじけるパチパチといった乾いた音が聞こえてくるというのは、情景的には風情があってなかなかいいのだが、大豆の栽培人としてはそうはいかない。気ばかり焦らす、とても嫌な音。ストレスすら感じてしまう。

パチパチ音がするたびに、あぁぁ、やめてくれぇぇ、という気分になる。
焦っていると、こちらの心情をもてあそぶかのようにこれでもかというくらいに大豆がパチパチパチパチはじけ、中にはジャンプしている豆まで見ることができる。その光景のツライこと。。

しかし、ごめん、今日は他の作業があって無理!
明日から雨だけどごめん!

もう考えないようにするしかなった…。

そんなわけで、豆なチームの皆さますみません。
11/10が収穫適期!と予想しましたが、結果的には11/4がベストでした…。
11/10、残った豆たちを1粒残らず収穫しましょう!!

こぼれた大豆大豆のこんな姿を見ると、なんとも言い表せない気分になります…。

あぁ、もったいない。

IMG_8558野菜セットvol.23
1.新人参(ハマベニ)
2.里芋(土垂)
3.パクチョイ(ウィンウィンチョイ)
4.水菜(京みぞれ)
5.小松菜(美翠)
6.ラディッシュ(コメット)
7.カブ(スワン)
8.サツマイモ(べにはるか)
9.赤リアスからし菜
10.リーフレタス(グリーンウェーブ)
11.ほうれん草(パレード)

ミニセット以上7品目、フルセット11品目

今回は新人参と里芋などが初登場。段々秋も深まってまいりました。

個人的にはパクチョイがオススメです。中国語で「白菜」と書くだけあって、鍋でもおいしくいただけます。パクチョイはチンゲン菜の変わりか、白菜の変わりかだとどちらが近いのか判断しずらいですが、火を通すととても柔らかくなり、炒めてもよいし、調理万能な野菜です。
今年の春にも種を播きましたが、病気がでてあえなく失敗。今回初めてのお届けとなりました。
見慣れなくて抵抗がある方もいるかと思いますが、私はなかなか気に入っています。皆さまはどうですか。

ほうれん草も初登場でしたが、まだ若干早く、収量も少ないのでフルセットのみとなりました。真冬になるにつれて甘みを増してくれるはずです。

寒いと感じる日もでてきましたが、野菜がおいしくなる!と思って、前向きにとらえていきましょう!


第41回東京都農業祭にて東京NEO-FARMERS!という新規就農仲間たちと出店しました。

10人くらいで色々もちより、ブースはてんこ盛りの野菜であふれかえりました。

東京の新規就農仲間たちの野菜をちょこっと紹介。
ヤナガワファーム
まずはヤナガワファーム@青梅のカブ

無農薬・無化学肥料栽培











いがきのうえん(畑)いがきのうえん@瑞穂

こちらは自然農法

フレッシュなバジルや鷹の爪、大根の葉などを販売。

「大根は葉を落としてくれ」というお客さんがいるのに対して、葉だけを買っていく人もいて、なんとも不思議な光景でした。








OOTUKASANN大塚さん@瑞穂の生落花生


無農薬・無化学肥料栽培。

本日の一番人気でした。

袋には東京NEO-FARMERS!のロゴが使われています。







YUGIMURA FARM
YUGI MURA farm@八王子のカブ

こちらも無農薬・無化学肥料栽培











ブルーベリージャム木立ちファームみずほベリー@瑞穂のブルーベリーコンフィチュール。

数種類のブルーベリーを栽培していて、そのコンフィチュールを販売。

これも人気で飛ぶように売れていたので、自分もお土産用に一個ゲット。

食べるのが楽しみ。






他にも瑞穂、あきる野、町田、武蔵村山、日の出の仲間たちの野菜があったのですが、写真を撮り忘れました。しかも自分のすら撮ってなかった…。

明日(11月3日)も9〜12時で即売会@明治神宮やってます!
私は行きませんが野菜は仲間たちに託してきましたので立ち寄ったらぜひに。

11月2日・3日に明治神宮で行われる東京都農業祭に東京NEO-FARMERS!という団体で出店します。

東京NEO-FARMERS!とは東京都で新規就農した人たちの集まりで、ときどきこうしてイベントなどに出店しています。
私は2日のみの出店で、さつまいも、里芋、からし菜、水菜、人参、インゲンなどを持っていく予定です。
近くで東京デザイナーズウィーク2012も開催されていますし、お近くにお寄りの際はぜひ冷やかしにきてください。

ちなみに東京NF!について。東京ひまわりオイルプロジェクトの参加メンバーもこの中からメンバーを募りました。
この集まりはチームや生産組合というようなものではなく、ネットワーク型の組織になっています。普段はそれぞれ活動していて、何かあるときは希望者だけ集まる。そんなゆるくも熱い仲間たちです。

「東京で農業なんて考えない方がいい」。そう八王子の農業委員会で言われてから2年。今ではこうして東京にも新規就農仲間たちが増えてきています。八王子市・町田市・瑞穂町・青梅市・あきる野市・武蔵村山市とほとんど多摩西部・南部の地域ですが、ここらへんの地域は今、新規就農が熱いのです。

kousaitai「紅菜苔」と書きます。菜花の一種で、赤紫色のトウをポキリと折って収穫します。

中国野菜らしく、炒めると独特の味わいがあって美味です。

予定では1月頃から3月くらいまでとれるようですが、そのようになったことは一度もなく、今年もどうなるものかと見守っています。

昨年はというと、9月末のお彼岸頃にまいて、順調に生育してくれたものの、1月2月の寒さでトロけてしまい、いざ春がきてもほとんど収穫できずに終わってしまいました。
完全に失敗です。

寒すぎて表層にある根がやられてしまいトロけてしまったと仮定し、今回は丁寧にマルチをしいて播種してみました。

写真は9月末の一番手。このあと何度も虫にやられて計3回もまき直しをするはめに。

これはオススメの野菜なのでなんとかみなさんのもとにお届けしたいです。

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