やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2013年08月

画像1不思議なかたち。










画像1切ってみるともっと不思議。

日本語では「シカクマメ」、英語では"Winged bean"。英語名は、断面のひだが羽のように見えるからでしょうね。


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今年初めて栽培したので、食べ方も研究中です。
今夜は二品。豚肉と一緒に炒めたものと、シーチキン・玉ねぎといっしょのサラダ。

程よい苦味と独特の食感があり、結構はまりそうです。

原産地は東南アジアで、そちらではポピュラーな食材のようなので現地での食べ方を調べて作ってみようと思います。

画像8レポートがだいぶ遅れてしまいました。

写真は8月上旬頃のものです。











画像9今はこんな感じ。

頭を垂れて、収穫待ちです。

八王子では先日雨が降り、雨に濡れたヒマワリたちは急に腐り始めました。

そんなわけで急きょ収穫開始!

頭を鎌で落として、手でポロポロと一つずつ落としています。

3時間で10kg弱くらいでしょうか。


遅々として進みません。。


そこで、、


ヒマワリ収穫のお手伝いを募集します!!

手伝ってくれた方にはあとで油をプレゼント。

興味のある方はご連絡ください。




画像11修業時代、師匠からはそう言われたものでした。

写真を見る限り、ずらっと美しく発芽していて大成功!!

のように見えるのですが、ちゃんと発芽しているのはこの列だけ。

あとはポツポツです。

原因は八王子で頻発したゲリラ豪雨。

叩かれ、流され、散々でした。


八王子の農家の方々は播種したら必ず上にゲリラ豪雨除けのネットをかけるのですが、ちょっと横着したのが仇となりました。

やっぱり手抜きはダメですね。。

あとは草とりしつつ、秋の収穫まで元気に育ってくれるように励まします。


画像1毎年、ナスだけは色々と手を出すのですが、今年のラインナップはこの三種類。

上から時計まわりに、

長男: 白丸ナス(鹿児島出身)

次男: 真黒ナス(埼玉出身)

三男: 黒十全ナス(新潟出身)




ナスって全国で150種類くらいあると言われてますが、色も形も大きさも食感も本当に色々あるのです。
そんなにいっぱいある中からとりあえず今年はこの3つをチョイス。

白丸ナスは加熱するとトロトロになるので「トロナス」とも言われています。直売所に置いておくと、「ウリかと思った!」とよく言われてしまうほどナスっぽくないお兄さん。
輪切りにしてステーキや田楽、揚げ浸しなどをオススメしています。

真黒ナスはいわゆる普通のナスなのですが、固定種だけあってウマイです。料理はナス料理全般にいけますが、白丸ナスとのコンビで揚げ浸しにしてもらうのをオススメしています。色味も食感も両方楽しめてグッドです。

十全ナスは新潟ではよく漬物にされているようです。持つとずっしりと重みを感じ、握りつぶすと水がジョボジョボと滴りおちます。火をいれたり、煮物にしたりと色々と感想を聞きましたが、今のところ漬物と刺身のように生食に合うという結論です。

ナスの季節もそろそろ終わり、お店やレストランで見かけたら、ぜひお試しください!

画像1夏のある日の晩ごはん。

親子丼、白丸ナスのニンニク味噌添え、十全ナス・キュウリの漬物。

季節の漬物があるとそれだけでなんだかうれしくなります。

8月10日に八王子の豆腐割烹 雪花菜さんで夏野菜物語というイベントが開催されました。

前回のお知らせにあったように、今回のイベントは「夏酒を楽しむ!」という趣旨のもと、料理長がけのひの野菜を変身させてくれたのでした。

私自身は他の参加者のみなさんに野菜の解説もしつつ、楽しんじゃうというスタンスでの参加となりました。

自己紹介を済ませて、料理を待ちます。

画像2まずは前菜。

とても美しいです。

家庭では到底作れません。

そして夏酒初体験。


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刺身。

十全ナスの刺身も添えてあります。





画像4メインディッシュ?の白丸ナス田楽、牛肉添え。

とろけるナスは大好評でした。

自分もうなりました。

超うまい!(もう結構酔っぱらってます)


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揚げ物。

伏見甘長の中に詰め物がしてあってびっくり。

そしてアイコが揚げ物になっててもっとびっくり。


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人参ごはんに漬物で〆て







画像7デザートでフィニッシュ。

人参ケーキ。






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夏酒どころか、日本酒はあまり飲まないため、初心者まるだしでしたが、他の参加者の方々が色々とウンチク、飲みかたなどを教えてくれてとても楽しいひと時となりました。

イタリアンやフレンチ、カフェなど、いくつかのレストランさんに野菜を使ってもらっていますが、このような割烹料理で使ってもらうのは初体験で、でてくるたびに美しく姿を変えた野菜たちに驚きをもって接しました。

日本食って美しいです、ほんと。



ご主人いわく、日本酒は日本人の主食である米からできていて、神様に捧げるお酒なのです。ワインやビールももちろんいいけれど、日本人なので日本酒も楽しんで欲しいとおっしゃっていました。

今回5種類の日本酒をいただきましたが、さっぱりとした口当たりのものから、濃厚でぶわっとくるものまで、料理の進度にあわせて色々な味、口当たりのものが提供されました。とても奥の深い世界を垣間見た夜でした。

ご主人、参加者のみなさんに感謝です。



本日、「ふくはち」こと、福島こども支援八王子の活動にお邪魔してきました。
皆さんは、福島県にお住まいの子育て中のご家庭むけに、4泊5日の交流合宿を実施しています。

原発の影響が残る中、子ども達がおもいっきり外で自然遊びができ、お母さんお父さんはひととき日常を離れのんびり過ごせる場をということで企画されています。運営はすべてボランティア、またカンパや助成金で成立しているイベントです。http://blog.goo.ne.jp/hukuhachi8/e/4ac36ce9731fcfebe91f7bdbb0bff9df

ごく一部ではありますが、このようなイベントの際に、私たちの畑のやさいを使っていただいてる関係で、今回磯沼牧場でのひと時に合流しました。

画像1ランチは八王子の野菜や米を使った巨大パエリア、磯沼ミルクファームの新鮮ミルクたっぷりのミルクスープ。
どちらも作っているのを見るだけでもおもしろい!!


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バター作り体験も。バゲットにはできたてでふんわり甘いバターと、有機農園けのひのバジルソースをつけていただきました。これを食べているときに、「ママたちにはワインもあるよ〜」とさりげなく赤ワインがでてくるのも素敵でした。画像1画像1






他にも、切り出してきた竹でその場で流しそうめん台を作ってふるまってくれたり、竹細工体験で風車を作らせてもらったり、子どもたちにプールの用意を用意してくれたり。暑い中ボランティアの皆さんは大汗かきながら、でもすごく素敵な笑顔で、参加者の方に楽しんでもらおうと皆一生懸命準備されている姿に感動しました。自分も自分にできることをちゃんと考えなくちゃって思います。

福島からいらしているママからこんなことを聞きました。
「前はみんな庭で野菜を育てていて、縁側に座ってもぎたてのキュウリに味噌つけて食べたりしてたし、料理する前には包丁持って庭から野菜をとってくるのが当たり前の光景だった。でも原発事故以来、そんなあたりまえがなくなり、子どもたちに新鮮な野菜をたべさせてあげることができなくなったのがさみしい。」

放射能の問題は、そこに生活する人の「あたりまえ」だった豊かな生活を一瞬にして奪ってしまったのです。こんな悲劇ってないと思うし、起こってしまったこの悲劇を私たちは改めて直視し、そういうことが繰り返されない社会を作っていかなくてはいけないと思います。

今日のイベントをすごく楽しませてもらったうちの子どもたち。「楽しい」だけで終わらせてはいけないこのイベントだったので、趣旨をもう一度話したいと思います。

画像18月10(土)18:00〜21:00、『豆腐割烹 雪花菜』さんにて、「夏の元気を作る雪花菜 夏野菜物語」が開催されます。

店主の清水さん曰く、「ビールもワインもいいけれど日本人にとって日本酒は神様にも御供えする特別なもの。ぜひ、その魅力を再発見して欲しい」とのことです。

有機農園けのひの野菜を使った上品な会席料理と爽やかな夏酒5種類の飲み放題です。
瞬は、この日皆さまにお出しする野菜について話をさせていただく予定です。興味のある方ご連絡ください。

雪花菜(きらず)は京王八王子駅から徒歩1分ほどの場所にあります。
http://www.kirazu.com/index.html

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