やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2013年09月

たくさんの方からご心配の声をいただきました。テレビのニュースでは八王子の最大瞬間風速34mと言っていましたね。嵐が去ってから、おそるおそる畑に行ってみました。


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まず目に飛び込んできたのはシカクマメのネット倒壊。思ったより茂っていて、風に弱そうだったのですが案の定です。今からがピークを迎えるだけに、なんとかして復旧したいところ。来年はアーチパイプですね。

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ナスたちは風にあおられて根元から倒れていました。これもそろそろ終わりだったので仕方のないところ。

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そして大豆。大量の枝豆がむき出しに(笑 倒れてます。大豆で倒れると腐るのですが、枝豆だとどうでしょう。復活を願います。まだ若いし多分大丈夫な気がしますが…。

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種を播いたばかりの大根は絶好調、播いて10日くらいのものが一番ダメでした。ネットが飛ばされたものはもちろん、ネットが無事だったものも中で倒れてちぎれてました。確か去年もこの時期の台風で大根が大幅に減収したのでした。生き返れー。


他にはオクラが折れていたり、里芋の葉がボロボロになっていたり、と細かいところは色々ありましたが、端境期でもともと野菜が少なかったので目に見える被害は予想の範疇でした。一つだけ驚いたのは、収穫間近の小松菜がネットの中で倒れていたこと。葉物って倒れるのかー!

「農業はあきらめが肝心」。師匠に言われたこの言葉は、最初の二年くらいこそかみしめて前に進むということがありましたが、だいたい年に数回はこのような嵐がやってくるので段々感度が鈍くなり、今やほとんど何も感じなくなってしまいました…。「次いこう!次!」という気合も特になく、、「あの暴風の中、白菜とブロッコリーと芽キャベツのネットが無事!ナイス作業!」と自画自賛しておる次第であります。

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ご心配いただいた方々、どうもありがとうございました。とりあえずぼくたちは元気です!

画像2秩父在来借金なし。腰高くらいになっていて、例年より背が高い気がしますが、莢のつきは抜群。とってもいい感じ。

画像3そして幻の東京在来みすず。こちらも負けじと絶好調。



在来種の枝豆は派手さはないものの、雑味のある深い味わいが特徴。10月初旬頃には食べられるといいなぁ。その前に台風が心配だ。

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9月29日(日)10時〜17時、「八王子・大善寺 秋のパン祭り」開催のお知らせです。

東北大震災の復興祈願のイベントで、東北の人気ベーカリーがやってきます。
子どもたちも楽しめる体験型イベント(棒パンBBQやパンにお絵かき♪)あり、ライブあり、ついでに有機農園けのひの野菜販売ありです。

9月最後の日曜日、ぜひ足を運んでみてください。
https://www.facebook.com/pages/%E5%85%AB%E7%8E%8B%E5%AD%90%E5%A4%A7%E5%96%84%E5%AF%BA-%E7%A7%8B%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B3%E7%A5%AD%E3%82%8A-2013/429874133794857


画像18/24に収穫と脱穀を並行して行ってきましたが、約2週間かけてようやく終了!長かった!

もともと発芽したあとにネキリ虫の被害に遭ってしまって1/3〜1/4くらいは消えてしまい、まき直しをしていたので満開の時期は二段階ありました。

なので結果的に8月下旬と9月上旬の収穫という風に2週間もひっぱれたのはよかったのかもしれません。

去年のように雨を浴びて畑にある状態で腐るという状況は避けられました。

湿っている状態では結構あった重さも、乾燥を重ねて49.5kgに。

このあと唐箕でゴミを飛ばしてから搾油です。

収穫・脱穀を手伝ってくださった方々、どうもありがとうございました!

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