やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2015年03月

2015-03-30-09-57-38そういえば芽キャベツってこのあとどうなってしまうのだろう、と素朴に思っていたら、

やっぱりご多分に漏れず、なにやら開いてきた。

グオーって声が聞こえてきそうな感じ。

なんともグロテスクな姿。








2015-03-30-09-57-48そして全部開くとこの通り。

てっぺんに菜花。

アブラナ科だし、やっぱりトウが立つのね。

2015-03-24-11-00-10彼岸も過ぎて、我が家の狭い苗床はもうすし詰め状態。

ナスにトマト、レタスにアスパラ。

みなそれぞれに個性的な姿形をしているけど、個人的にウリ科の双葉は大好き。

大きくて、楕円の曲線がパカッと開く様が潔くて。

萌える。

2015-03-23-17-23-31ハウスの苗を見ると、「もうそろそろ畑に植えてくれ!」という声がするようで、少し焦っていた。
日々の予定で埋め尽くされた台所のホワイトボードとにらめっこしながら、この日しかない!と決める。しかし週間天気予報を見るとこの時期にしては強い寒波がくるということで、なかなかに危険な香りもしてくる。
再度ホワイトボードとにらめっこしながら先の予定を見ると、出荷予定やモロモロの予定が詰まっていてどうしてもまとまった畑仕事は一週間くらい先になってしまう。

よし、もう今日やる!

決めたらもうひたむきに日没との競争が始まる。

すでに堆肥も肥料も撒いてうなってあるまっさらな畑に、まっすぐの線を引いて、マルチを敷く。
キャベツは9230黒、レタス類は3430透明と3615透明。

アグリテクノ矢崎社製のトラクター一体型マルチャーを使っているのだけど、純正品というか、買ったものをそのまま使うと横幅が240cmにもなる。狭い田舎の道を走ると確実に近所の家の塀にぶつかる。実際、家を出て10mくらいのところでご近所さんの塀にガリガリぶつけたことがある。危険極まりない。購入した機械屋さんにその話をすると、「それは違いますよ、本当の田舎は240冂度の幅では何もぶつかりません。家なんかないんですもん。都会ってことですね」だって。そうなのか!?言いくるめられてないか?!

なので先日、叔父が営んでいる町工場で少し改良してもらって、使い易くしてもらった。横幅はぴったり150僂任Δ舛離肇薀ターのロータリーといっしょ。

張り方のコツなどは説明書には一切書いていない。とても不親切な製品だと思う。なのでこれもまた松本に就農した同期の梶さんに電話やら写真やらでレクチャーしてもらっていた。

そういう経過をたどって久しぶりに張ったマルチは、自画自賛の出来栄えで、強風が吹いてもはがれない。ちゃんと4穴でも6穴でもきちんと畝立ておよび展張できているので端まで穴を使える。やっとこのマルチャーの本当の力を引き出せるようになってきた。

話を戻そう。

それでマルチを張ったら、今度は128穴トレーで育てた苗を配って、植えつけ。
途中小雨が降ってきたけど気にしない。

そしてレタス類にはパオパオをべた掛けした後、ベタロンをトンネルで。
キャベツにはパオパオをべた掛けで二重で。

普通、というか例年なら彼岸を過ぎてからこんなに養生はしない。4月の10日くらいまではときどき遅霜がくることはあるけれど、キャベツやレタスならまぁなんとか耐えてくれる。

日没ギリギリで作業を終えて帰宅。

よし、よくやった。クタクタになったけど、充実感が漂う。

そして、翌日朝、予報通り、降霜。
畑でパオパオの中のキャベツの生存を確認。

そして、その翌日も、降霜。
またキャベツの生存を確認、のつもりが…、真っ白になって倒れていた。

2015-03-27-17-28-49ベタロンを掛けたレタスは元気。


しかし、キャベツは死んだ。死んでしまった…。

2015-03-22-14-38-57昨年までは八王子の畑で植えつけしていたジャガイモ。今年からは愛川の畑での作付けとなります。

何が違うかと言えば、まず一番大きいのは使える機械の種類…。
八王子では借りることができていたカマボコ型に成型するマルチャーと、収穫の際に使用する短いベルトコンベアのようなものが付いた掘り取り機が、愛川ではありません。
ということで、畝立ての方法論から、除草の方法、掘り取りまですべてが異なります。

成田時代も八王子時代も機械には恵まれていたのでここで一気にローテク化…。
農業革命・産業革命に逆行しております。

というわけで、無いものは無いなりに工夫して段取りを組みます。

今回は培土で溝を切って、そこに25僂らいを目安にポトポト落としていき、最後にレーキで溝を埋めました。

そして今年のラインナップは以下の6種。

2015-03-22-13-56-56・きたかむい(ねっとり系)
・さやあかね(ホクホク系)
・ノーザンルビー(中身がピンク)
・インカルージュ(栗みたいなお味)
・ホッカイコガネ(揚げ物に推奨)
・デジマ(滑らかな食感。秋の種イモ用)

それぞれの芋の特徴・様子は追ってお知らせしていきます。

デジマ以外はすべて初めての品種なのでどうなることやらさっぱりわかりません。
どんな生育を見せてくれるのか楽しみです。

2015-03-21-11-13-55葉の数も増えてきて、今のところ順調です。

このあともう少し葉が多くなってきたらポットに移植して、育苗の二段階目に入ります。

2015-03-18-11-25-35ぽかぽか陽気の今日は、畑の菜花も嬉しそう。
蜂もぶんぶん大忙しでした。








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スーパーの地場野菜コーナーにも白菜菜花、小松菜菜花、紅菜苔(コウサイタイ)、のらぼう菜の4種類並びました。

2015-03-18-20-01-49食卓には小松菜菜花とタコのナムル。春ですなぁ。

2015-03-17-08-35-04アスパラガスの発芽適温は「25〜30℃で7〜30日」と、うちの苗床では温度管理が到底できない。ということで発芽するまで先輩農家の愛川園芸さんに預けることに。


そして「7〜8割発芽したよ」と連絡が入る。


軽トラで迎えに行き、うちの温床へ。


気分は産院に赤ちゃんを迎えにいく気分といったところでしょうか。


ヒョロヒョロしてますが、よく見るとアスパラっぽいです。

ここまで播種後16日、メーデルが282株、ヨーデルが260株。両方は8割以上でてるのでうまくいったということでしょう。先輩に感謝。

2015-03-07-20-51-36人参を食べるときに頭だけちょん切って、そのまま水に漬けておいたら芽がでてきました。 これを見てると、ぼくらは生ゴミとかいうけれど、彼らは生きてたんだなぁとしみじみ思うのです。

毎日のように出荷できない野菜とか、傷んだ野菜とか、それなりに色々と廃棄してますがこういうの見るとなんだか申し訳ない気持ちが湧いてきます。生きてるもの捨ててたんだ、って。

あんまり考えない方がいいなと思いつつちょっと気になってしまった啓蟄の夜です。

2015-03-02-10-43-50秋に収穫する予定だった白菜たち。ハスモンヨトウの大量発生によってズタズタに喰われたために収穫を諦め、そのまま春まで待ったのでした。

そして3月になってスイッチが切り替わったのかうまい具合に開いてきました。

このあと真ん中からニョキッと菜花が生えます。

白菜の菜花は甘くて格別なのです。

お楽しみに。

2015-03-01-12-12-20就農する前から興味はあったものの、収穫までに3年、そのまま10年は畑を使い続けるという条件から敬遠していたアスパラガス。でも今からやったとしても、順調な生育を迎えた場合でも収穫のピークは自分が40歳の頃。数年先延ばしにすれば50歳という数字が見えてきてしまう…。

ということで、「早しヨシ」という妻の家訓にならって、今年はアスパラガスに挑戦!

そして前述の冨澤ファームにアスパラガス技術を伝授してもらうべく訪問。
なんとなく概要を頭に入れて、今度は種探し。
しかし、その種がなかなか手に入らない。なんでもよければタキイやサカタといった大手種苗メーカーのものがあるのですが、いろいろ調べたり、冨澤さんからのアドバイスを踏まえると絶対全雄品種を選ぶべきというのが見えてきた。有機でやるならなおさら。八王子と相模原、さらには成田の種屋にまで電話で相談したけれど、取扱い実績がないそうで、情報そのものがなく、決定的なアドバイスがもらえない。なのでひたすらネットで検索。

そして選んだのがゼンユウヨーデルとゼンユウメーデル。

品種を決めて、種屋さんに連絡。それぞれオススメしてくれた相模原と成田の種屋から購入。
ちなみに野菜の種の価格は種類によってピンからキリまであるのですが、参考までに書きますとこのアスパラガスの種はかなり高額商品。これら二品種あわせて600粒、21000円でした。

満を持して自分の33歳の誕生日に播種。

しかし最初の関門として地熱が30℃くらいいるらしく、自宅の苗床では発芽すらできない。
無理を言って地元の先輩農家である愛川園芸さんにハウスの間借りをお願いして、なんとか準備完了。

いきなり他力本願でスタートです。

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