やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2015年09月

2015-09-29-11-26-15ネギ。ラーメンや納豆には絶対入れたいし、鍋物にもグリルにも合う大好きな野菜、なのですが、就農5年目になってようやくまともに育て始めました。

八王子時代にも積極的に育ててはいたのですが、どうも軽すぎる土が合わないのか、土を寄せてもすぐに崩れてしまい、うまく軟白したり伸びたりしてくれませんでした。

愛川に来て、土質も変わり、なんとかうまくできそうな雰囲気を感じています。

秋も深まるころから真冬の一本ネギ、春先から初夏にかけての分けつネギで4種類を育てています。

火を入れるとトロッと甘くなるネギ、個人的に楽しみな一品です。

2015-08-27-17-02-10修業時代に師匠から何度となく聞かされていた言葉に、苗半作(なえはんさく)というものがあります。
苗の出来いかんによって栽培の大勢が決まってしまう、という意味です。苗づくりは栽培の過程で半分を占めるほど重要なのです。
いい苗が出来ればこれからの生育も期待できるし、逆に苗がよくないと収穫時期になっても形が揃わなかったり、大きさがイマイチになったりします。野菜の世界ではいわゆる大器晩成というのはありません。この時点で生育不良の苗は残念ながら畑に植えつけてあげることはできないのです。やさいたちに申し訳ないですが…。

ということで、苗づくりは非常に重要なのですが、今年は割とうまく行った気がします。
あとは天候をみてベストのタイミングで畑に送り出すこと。

キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどの植えつけラッシュです。

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