やさいのいぶき〜有機農園 けのひの日常〜

脱サラ夫婦が神奈川県愛川町で新しく農業をはじめた日常を綴る。畑と食卓、畑と街、畑と社会を繋いでいきます。

2016年06月

2016-06-30-13-00-06梅雨らしく雨ばかりの日々。おかげで例年なら7月に入ってもまだバリバリ元気なはずのズッキーニは6月下旬で早々にリタイヤしてしまいました。ナスやキュウリ、ミニトマトにも病気がちらほら。太陽が恋しいです。写真はミニトマトについたアブラムシを捕食する虫くんの様子。


今日は畑でキツネの親子に出会いました。

最初は破かれたマルチを見つけて、「また猫のしわざか!」と思ったのですが、視線を畑の奥にやると耳がピンと立ったおうど色の動物が親子で2匹。犬でもないし、ハクビシンやタヌキでもアライグマでもない。あとで調べたらホンドギツネのようでした。

そういえば最近ミニトマトがちょくちょく食べられてるし、何かなとは思っていたのだけれど。

もう、こないでおくれ。

2016-06-27-14-24-54師匠からは「草は敵(かたき)だ」と口酸っぱく言われてきました。千葉の流山で週末ファーマーをしていた頃のお師匠さんは「草と仲良くなる」と言っていました。最近の農家の風潮として草はそんなに悪いものではない、むしろ利用するといったことも聞かれます。人それぞれではあります。では自分はどうかというと…。

このありさま。



目に優しいから生やしているというわけでも、草と仲良くしていたらこうなったというわけでもありません。

うっかりしていたらこうなっていました。


2016-06-27-14-37-37ということで慌てて中耕。













2016-06-27-15-44-32そして中耕。


何がでるかな…。









2016-06-27-17-05-27最後は三角ホーでゴリゴリと。

分けつネギでした。

このあとすぐに雨が降って、また草だらけです。

草と仲良くなれる日はまだ先のようです。

2016-06-06-16-02-31ここにきて鳥害がひどいです。
もともとカラスはたくさんいたのですが、最近になってもろに喰われ始めてます。

まずはカボチャとコリンキー。









2016-06-10-08-36-32そしてズッキーニまで。

愛川町農政課の鳥獣害対策担当者さんによれば、止まり木がない場所の被害はたまたまではなく、作物をめざしてわざわざきているのとのこと。となれば餌があるうちはいつまでも通い続けるそう。。

本来なら個体数を一気に減らしたいけれど、動物愛護法などでそれは無理らしいので地道に餌にありつけさせないのが現実路線だそうです。

そんなわけであれやこれやと対策中。

2016-06-05-18-59-206月に入り、関東も梅雨入りしました。なんだかほっとする雨です。4月の下旬から怒涛の種まき、植え付けのラッシュが始まり、冬の間に空いていた畑は次々と埋まっていき、梅雨入り前にどうにかひと段落つきました。ヒマワリはいつも通り、日本ダービーまでに播き、遅れに遅れていたサツマイモは本日植え付け完了。畑仕事はまだいくらでもありますが、雨の日々に心がざわつかないでいられるのはなかなか珍しいことです。

ラジオなどで「早く梅雨が明けるといいですね!」なんてことを耳にするのですが、梅雨が明けると灼熱の真夏が待っています。まぁ焦らずにレイニーシーズンを楽しみたいなと思っています。

ちなみにサツマイモはカマボコ黒マルチに船底植えです。初めて作付る畑なのでどうなるかは秋になるまでわかりません。

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