朝、家の外に出てみると、いつもより空気がキンと冷え切っていた。畑に行ってみると秋ジャガはすっかり枯れて、ブロッコリーは凍っていた。どうやら初霜が降りたようで、しかも初回から強烈だったみたいだ。昨日までは日中暖かだったので油断していたが、ついにやってきた。すでに暦の上では立冬は過ぎていたけれど、これで名実ともにというか、冬が始まった気がする。


今年の秋は10月に雨が降りすぎて、全体的に生育が遅かったり、停滞しているものが多かった。そのせいもあるのか地域では虫の発生が例年より多く、被害が出ている畑を散見した。台風も2つも直撃した。
ようやく天候が安定したのは11月に入ってからで、さぁ、収穫の秋!というくらい野菜がそろってきたのもここ一週間くらいのことだった。そして冬のはじまり。体感的には12月10日くらいの寒さというか、空気感で、ちょっと冬が早いなと感じる。秋がぐずぐずしていて、冬が早めにきちゃったなぁという感じ。


今年の秋はよくできたという農家さんはあんまり聞かない。みんなそれぞれに苦労していたみたい。
冬は秋の延長上のようなものなので、秋がダメだと冬もあまり期待できないけれど、そこは楽観的に行きたいですね。