空豆防寒「週明け頃、強い寒気が流れ込み、クリスマス寒波となるでしょう」。

作業中に聴いていたラジオが、そんなようなことを言っていた。

帰宅して、テレビの天気予報で確認してみると、確かにクリスマスのころの最低気温が-6℃に。

八王子の天気予報で表示される温度は市役所付近のものらしく、高台にある私たちの畑の気温はこれより1〜2℃くらいは低くなる。そうすると、予想最低気温は-8℃ということになる。

昨年の最低気温は2月の厳寒期に実測で-7℃だった。これでもだいぶキツくて、露地で裸のままにしておいた空豆やスナップエンドウ、玉ねぎなどは消えてしまい、ベタロンをトンネルでかけておいた小松菜は凍害をうけて白くなってしまったのだった。

今年は12月に入るや否や、冷え込みが例年に比べてとても厳しかったため、去年の二の舞は回避すべく、すぐにパオパオやベタロン、ユーラックなど持てる資材を駆使して寒さ対策をした。


しかしながら昨年は年末まで出荷できていた葉物野菜たちは12月に入るや寒さに耐えきれず、早々に姿を消してしまった。この寒さの影響もあってか、スティックブロッコリーの伸びも悪く、ブロッコリーやカリフラワーも不出来だった。年末出荷に大きな誤算です。

そして12月最終週。クリスマスや年末年始に向けて、一年で一番出荷が増える時期。しかしこのクリスマスカンパとやらがくるとなると、その真っ只中で野菜が消えてなくなるという最悪の事態が想定される。

それだけはなんとしても避けなくてはならないので、採れるものはみんな採る作戦に切り替え、前進出荷を始めた。今回は多少小さくてもok。ダメになるよりまし、という発想。

テレビのニュースでは「農作物の管理に気を付けてください」と言ってくれてはいるものの、もうこれ以上はやりようがないというのが現状。なんとかクリスマスを無事に乗り切りたいものです。