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かぶに似ているけれどかぶではない「ルタバガ」。見た目はごつごつしていて、味の想像がしにくいのですが、なかなかおもしろい素材です。

原産地がスウェーデンなので「スウェーデンカブ」とも呼ばれていて、マッシュしたり、スープに入れて煮込んだりして食べます。

貯蔵性が良いこともあり、第一次世界大戦中のヨーロッパ大陸では、他の食べ物が底をついたあと最後に食べるものとされていたとか。また、ドイツでは、1916年から1917年にかけての"Steckrubenwinter"(ルタバガの冬)と呼ばれる食糧難があり、ルタバガを常食に飢えをしのいだようです。

日本でも年配の方が、食べ物が少なかった時代にさつまいもやかぼちゃは一生分食べたからもういらないというのを聞いたことがありますが、ルタバガはヨーロッパ版のそれのようなものなのかもしれません。それがなければ命をつなげなかったありがたい野菜だったんですね。

2016-02-23-07-30-49明治時代初期に日本にも入ってきたようですが、当時の食文化にはなじまなかったのでしょう。

色々な食べ方がありますが、簡単だけどルタバガの良さを引き出すソテーがおすすめです。似ているようで、かぶともいもとも違う食感。そしてキャベツのような甘さが感じられます。

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