今年で4回目(4年目)のSAPIXの分析会です。
相変わらず余計な話しは一切なく、いきなり本題に入ります。まさに「分析会」です。
こちらに慣れていると他では「余分な話が多い」となりますが、「機械的で味気ない」とも言えます。
内容は例年通り1.総括 2.各教科担当からの報告です。
総括の要点(全てではありません)を書きます。
全体
・ 児童数は減り続けていたが今年がボトムで来年から3年間は増加
・ 受験者数は引き続き増加、その結果受験率は増加し来年からますます激戦に
埼玉・千葉
・ 埼玉では栄東の受験者数が最大に、開智・立教新座も人気
・ 千葉では市川が受験者数増
・ 渋谷学園幕張は最難関校になり、女子では合格したらそこで「中学受験終了」の子もいる
男子
・ 人気上位校は受験者数が減っても難易度は変わらず、麻布・武蔵は昨年の反動で受験者数減
・ 駒東は人気が一段落したが、このまま低下して入りやすくなるとは思えない
・ 聖光学院は難易度が上がり、偏差値が届かない層が諦めて受験者数が減った
・ 浅野は受験者数増加
・ 芝2回は若干減少
女子
・ JGが受験者数大幅増、桜蔭・豊島岡横ばい、雙葉は減少
・ 付属校人気は継続、女子にその傾向が強い
共学校
・ 共学校人気は継続。渋谷学園、広尾学園、三田国際はやや過熱気味
・ 2月1日受験で確実に合格を目指した渋々1回、広尾1日午前・午後受験組が予想外に苦戦した。この2校の難化を示した。
昨年や一昨年に比べると特徴的な話はなく、昨年のトレンドが継続しているような印象でした。
この後教科別説明がありましたが、特段珍しい話はありませんでした。
強いてあげれば、算数は難問では差はつかず典型問題で差が付くこと、社会のみならず国語、理科でも時事問題が取り上げられている事などでしょうか。
国語の著者・作品頻出ランキングはサピの資料にもありました。
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