ろそろSAPIXの皆さんも過去問を着手し始めたと思います。
個別では夏休みからスタートしているでしょう。

ミーハー(死語?)な保護者の方は、すぐに受験校、しかも第一志望校の過去問をやらせたがります。
「早く結果を見てみたい」と思うのですが、これは取り返しのつかない失敗になる可能性があります。
過去問と言うのはたいへん貴重な本物の入試問題なのです。これをむやみにやらせてしまってはダメです。一度見た問題はもう模試には使えません。 有名校の場合、古い過去問がテキストに載っていたりしますが、最近の問題、特に2019年の問題はそういう事はありません。

良く「過去問は新しい方からやる」と言われますが、その理由までは知らない方が多いようです。それは「時間が足りなくなって出来なかったらもったいないから」なのです。やり残したらもったいないから新しいのからやる。

しかし、昨今の受験生は親や塾がしっかり管理し、スケジュールもしっかり作っているわけで、志望順位の低い学校ならまだしも、上位の学校の過去問をやり残すなんてまずありません。

また、男子難関校の算数の場合、今の段階では実力が伴っていないため、やっても良い点は取れません。ですので少なくとも最新のもの、出来れば3年くらいはまだ先に取っておいてください。

また、基本的にすごく古い問題は易しいです。難関校ですらそうです。20年前の問題とかやると楽々合格点が取れます。
ましてやH学園のような学校は少し古いだけで目に見えて易しくなります。ですので、新しい方からやっていくとどんどん点数が良くなり、ぐんぐん出来るようになったと錯覚します。昨年TVで放映されたタレントさんの場合もそうでした。新しい問題からやったので年度を重ねるとどんどん点数が上がります。それは問題がどんどん簡単になったからです。

なので、間違っても最新のものを今やらないようにしましょう。12月過ぎてからテストと同じように4科目やって合格点が取れるか確認するために取っておいてください。抑えの学校とかはこの限りではないと思います。

6年後半は時間が取れなくて意外に過去問が進まなかったりします。特にBタイプの学校、麻布、栄光などは採点や直しに超時間が取られます。桜蔭の国語や鴎友もそうかも知れません。海城の社会も面倒ですね。

過去問はどうやるかは人それぞれですが、きちんと計画的にやりましょう。それから結果だけを見るための「やりっぱなし」も意味がありません。間違った問題の直しをやらないともったいないです。

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