私は基本的には「才能」だと思っています。特に年齢が低いうちにはそうです。しかし成長するにつれ、努力の比率が勝ってきます。

一昨年も同じようなことを書きましたが、12月になってもエンジンがかからずサボりたがる子には厳しい結果が待っていました。今年の受験でもそんなケースに出くわしました。

お父様がお医者様のA君は私立最難関志望です。しっかりした男の子で一人で何でもできる子です。送り迎えなしに一人で電車で通塾していましたし、1人でお店に入ったりもします。算数のセンスはあるのですが、天才肌でコツコツやるのが苦手で、イマイチ勉強嫌い。国語が苦手な典型的な算数男子でした。

前期に志望校判定SOで80%を出しすっかり自信をつけました。しかし後期SOでは急降下、40%以下になってしまいました。お母さまは焦りましたが、本人は漠然とした自信があり、12月になってもエンジンがかかりませんでした。親しいお母様達は内心では「マズイパターン」と思っていました。

1月の埼玉受験では特待で合格し、ますます安心してしまいました。そして迎えた1月後半の千葉受験で異変が起こりました。「まさかの不合格」です。予想外の結果に親子ともどもパニックになってしまいました。

3日の合格発表をお母さまが見に行き「不合格」を確認・お子様に連絡すると号泣。2日校3日校で合格をもらえたのが救いでした。
しかし、口には出しませんが周りのお母様は、千葉受験の残念は「案の定」、1日校残念は「当然」と思ったそうです。

ここのご家庭の様に、春の志望校判定SOの結果が良いと油断してしまうお母様やお子様が意外に多いです。しかし春のSOはあくまでも参考資料にしかなりません。春のSOでは志望校別の順位が出ますが、そこで1桁でも「残念」だったお子様を何人か見ています。
逆を言えば春悪くても全然逆転は可能です。春に30%40%でも合格した人は沢山います。
春の志望校判定SOはあくまでもゾーンを決めるのが目的であり、結果が良くても悪くても気分を盛り上げるための道具です。



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