Like a rolling stone

偏差値38落ちこぼれの高校時代を経てアメリカに留学。サンフランシスコでの2年間の死闘を経てUCLAに編入。

本を出しました。

かなり久しぶりの更新となりますが、初めての本となる
『やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力』
本日全国の主要書店やAmazon等で発売となりました!

ミスターミニットでの修羅場、そしてその改革と再生についての本です。


ミスターミニットに入社してからの4年間、特に社長になってからの3年間はとても一言では表せないのですが、一つ強烈に印象に残っている大きな転換点となった出来事があります。

社長に就任して半年が経った頃。様々な改善策を打つものの、業績は一向に改善せず、逆に悪くなる一方。
取締役会では毎回全方位からボコボコにされ、ファンドからの期待には全く応えられておらず、早くもクビにされる気配すらありました。生まれて初めて強烈な胃痛を経験するようになりました。


そんな中で、この本にも出てくる現場から抜擢したリーダー達と出張先で飲みに行った時の事。
この会社をこう変えよう、こうしようと酒を片手に熱く語り合い、表面上は前向きに振舞っているものの、一方では頭の中にはクビの不安が過る。これをやるべきだとは思うけれど、失敗したらどうしよう・・・

そんな不安で縮こまっていた自分はそこにいた、ある社員の言葉にハッとさせられました。

「僕らは過去改革を掲げてやってきた経営者に何度も裏切られてきました。でも今回はこの会社を変える最後のチャンスだと思って社長の改革に100%賭けることに決めました。覚悟を決めて振り切ります。もしそこまでやって上手くいかなかったら、そのときは会社を辞める覚悟です。」

もし会社を辞めることになったら何をやって家族を食べさせていくかと半分冗談で話している二人を前にして、僕は自分が恥ずかしくなりました。

家族を抱えた仲間が長年働いてきた会社を辞める覚悟で付いてきてくれているにも関わらず、社長の自分がクビがちらついた程度でなぜビクビクしているのかと。
その日から不思議と覚悟が決まり、とにかくこの会社の経営者としてやるべきことをしよう。そしてやるなら思いっきりやろうと心に決め、その直後に短期的な大幅減収覚悟の投資に踏み切り、結果その後のV字回復に繋がりました。


改めて、僕経営者としてこの会社を再建させることが出来たのは、僕を信じてリスクを取って挑戦し、大活躍してくれた現場のリーダーたちのお陰です。
そんなミスターミニットの仲間たちへの感謝の想いを込めて書いた一冊です。


全国の主要書店に置いてあるはずですので、是非お時間あるときに読んでみてください!!


p.s.
新卒時代から公私にわたっていつもお世話になっているライフネット生命の岩瀬さんが恐縮すぎる読書メモと共に紹介してくださいました!!

最近のアップデート(メディア掲載情報等)

最近なかなかブログを更新できていませんが、いくつかメディア関連の露出がありましたのでここで纏めて共有しておきます。私はまだまだ駆け出しであり、偉そうなことを他人に言えるような立場では全くないのですが、少しでも多くの方にミスターミニットについて興味を持って頂きご来店頂ければと思い、可能な範囲で取材や講演を受けさせて頂いております。
取材・講演等の依頼がございましたら是非 sako@minit.co.jp までご連絡ください。

・Newspickでのインタビューが本になりました。
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・オンライン記事
イノベーションを興す次世代リーダーたちの視点
(日経キャリア)


いま私が22歳だったら“歪み”のある企業に行く
(Newspicks)


【CEOの本棚】迫俊亮:猛勉強を経て「学問ではなく経営」を決意
(Newspicks)


【CEOの本棚】迫俊亮:貧乏時代、食費を切り詰めてFTを購読
(Newspicks)


あなたのやりたいことは日本になくても世界のどこかにある
(レアジョブ)


29歳『ミスターミニット』社長の仕事マインド「年長者とも互角に戦えるフィールドを自ら作る」
(@type)


ミスターミニット、29歳落下傘社長の現場魂:トップダウンの理念より、現場からのアクション
(東洋経済オンライン)


「プロ経営者として、可能性に光を当て、お客様と社員の喜びを開花させる」:老舗企業の28歳社長の挑戦
(現代ビジネスオンライン)


「自己成長を考えなくなったことが成長」29歳、グローバル企業社長の責任感と覚悟(全5回)
(Harvard Business Review)


プロ経営者になる。経営者インタビュー
(キャリアインキュベーション)


老舗企業の28歳社長が現場で靴を磨くのはなぜか:ベンチャー・途上国経験者を老舗企業の経営に送り込もう
(日経ビジネスオンライン)



・動画
弱冠28歳で社長就任。靴修理・合鍵作製の『ミスターミニット』を550店舗以上展開
(社長名鑑)


・TV東京系「戦士の逸品」(動画)
http://www.tv-tokyo.co.jp/senshi/sp/249.html(携帯から)
http://www.tv-tokyo.co.jp/senshi/backnumber.html#s248


30歳

20歳の誕生日は何をしていただろうかとふと思い返す。当時はまだアメリカは西海岸ベイエリアに居た。文字通り四六時中勉強ばかりしており、友人もつくらずひたすら何かを追い求めて本を読んでいた。あれから10年が経つのか。
当時は想像もしていなかったような状況に今はあり、遠くまで来たものだと思う。
次の10年、30代の10年間を自分はどう過ごしていくのだろうか。40歳になる頃にはどうなっているのだろうか。
しかし、昔からそうなのだけれど、5年後・10年後の目標というものを持ったことがない。


なぜなら、今の自分に想像可能な自らの10年後像は、現在の自分が見ることの出来る世界に規定されているからだ。10年後の自分には今とは比べ物にならないぐらいの広い世界が見えており、出来ることは増えている、そして可能性が広がっているはず。
そう考えると、現在の自分の狭い世界と限定された可能性の延長線上で未来を決めてしまうことはナンセンスだと思える。
そして自分が身をおいている社会そのものも変化する。10年後の世界を正確に予測することなど、一流のエコノミストにすら不可能だ。自分も変わり、社会も変わる。ならば、変化する中で将来を予測しようとするのではなく、今を生きるしかない。

今の自分、今の社会を理解し、自分は何をすべきか。何をすれば最高に楽しいのか、どうすればそれが最大限実現できるのか。常に試行錯誤を続けながら進んでいく。

今だけを考えて最高の選択をし続ける。その選択において最高のパフォーマンスを出し続ける。それが自分にとって唯一納得できる生き方なのだと思う。


だから、30代も今までどおり、その時々での最高の選択をし続け、実現し続ける。そうやって世界を広げ、自分の可能性を広げた先にある10年後は、最高にエキサイティングなはず。そんな10年間を進んでいきたい。
1985年生まれ。UCLA卒。 三菱商事→マザーハウス→台湾→ミスターミニットをアジア六カ国で運営するミニットアジアパシフィック 代表取締役社長。 クラシックなスーツと靴と鞄、シングルモルトウイスキーとアメリカ文学が好き。 紹介記事等: https://t.co/bCUp8wqh6C
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