Ningún Riesgo, Ninguna Vida.

米国東海岸Ph.D.院生の日記。背景は、インド北東部ダージリンにて。南アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等世界各国見聞録。研究関連(主に政治経済)の話も少ししつつ、それに偏らず、写真や様々な場所を流離った記録をぼちぼちあげていきたいと思います。

先進国とは呼びたくありません②

アメリカに移り住んでから一番腹が立ったことかもしれません。
自分自身、去年日本に一時帰国するため、United航空でoverbookだったため、降りてくれるボランティア待ちで非常に待たされ、搭乗直前まで座席番号も指定されず心配させられた経験があったり、常々この制度に疑問を抱いていた矢先に目を疑うような事件が飛び込んできたためです。本当に突っ込みどころ満載です。

1.
そもそも、overbookingを許容して、ランダムに客を降ろすことを認めている法律がおかしいです。
しかしいくつかの記事によると、日本の航空会社でも制度上存在するが、実際にトラブルになったりクレームが話題になったりという話を聞いたことがないが、これは実際のところどうなっているのでしょうか。
そもそも、なぜ航空業界だけこのような制度がまかり通るのかが不満です。航空以外のサービス業で、聞いたことがありませんし常識的に考えられません。船、ホテル、レストラン、何をとってもです。
コース料理を予約したレストランに予約時に行き、「overbookだったので、ちょっと金やるから2時間後に来てください」 。予約していたホテルに行き、「overbookだったので、金やるからやっぱり明日泊まってください。あるいは別のホテルに泊まってください」。なんてことが起こるわけがありません。
もしも、航空業界は動くお金が他のサービス業に比べて大きいため、利潤確保のためにやむを得ずという理由等といわれれば、なおさら腹が立ちます。航空機移動の莫大な遅れが、どれだけの時間コスト・取引費用となるか。(天候や災害による遅延なら仕方ないというのは納得できますが、人為的要因だと納得できません。)今回のように治療を控えた方、大事な商談をパーにするビジネスマン(ドラマ・Good Luckの第1話できむたくにぶちぎれていたおじさんを思い出しました笑)、job market paperの大事なプレゼンを控えたjob market candidate、結婚式や御葬式に行けなくなる方、言い出せばきりがないですが、顧客の時間と莫大なコストを犠牲にして莫大な迷惑を掛けてまで短期的な利潤を追い求めようとする発想が、仮にもサービスのプロとしてあまりにhospitabilityに欠けた愚かな発想です。
キャンセル料制度の調整等、代替的な制度が好ましく思えます。また、搭乗人数が大幅に減って燃料調整などが大変だという論理なら少しはわかりますが、数人単位ではそれ大きく変わらないと思います。
どうしても法律がこれを許容して、この制度を航空業界が採り続けるというのなら、せめてもっと情報をvisibleにするべきです。航空会社ごとに、また路線ごとに、統計的に過去どれほどoverbookによって降ろされた人がいるか、その場合の遅れの程度の見積もり、その場合の保証内容、等データは確実にあるのだからそれをもっと広く知れ渡るようにすべきです。少なくとも多くの人々が、現状で航空券を購入するとき、そして予定を立てるとき、「overbookによって~くらいの程度の可能性で大幅に遅れることを想定して」行動していないと思います。おそらく今回拒否された方も、全く予想だにしない出来事だった反動だったことも少しはあるのではないでしょうか。

ただ、自分には法律を改正する権力もなければ、法律の詳細や、上記のように日本ではなぜこれまで目立ったトラブルがないか、等、 無知な面も多いですし、現状の制度にせざるをえない上記以外の自分が気付いていない要因がもしかしたらあるかもしれないので、詳しい方による情報を今後期待したいところです。 

2.
ランダムに客を選んで降りてくださいと言われ、それを拒否される方も現れることなど、幼稚園児でも容易に想像できます。スタンガンを使ったり暴力行為をした人物や警察に対する非難は明らかだし言うまでもないですが、そもそも、このような状況になった際に警察や暴力に頼らないと解決できない程度の機内クルーの対応力、交渉力、人徳のなさ、にあきれます。機内に何人ものCAがいるのに、これです。それだったら本当にただのお茶酌みでしかありません。これもまたサービスのプロとして失格ですし、こんな対処しかできないのなら最初からoverbook制度を採用すべきでないです。残念なことにoverbook制度は別にUnited航空以外でももちろん多く採用されていてこの制度自体をすぐ変えることは現実難しいことはわかっていますが、United航空ばかり様々なトラブル(この間も他に何かあったような、、)が起こっているということはやはり、保証内容、交渉内容、サービスのクオリティ、様々で劣っているのでしょう。

3.
事件直後はなぜか「overbookになったこと事態申し訳なく思うが、スタッフの対応はマニュアル通りで正当だった」等と下らない弁解をし、世の非難轟々を浴びた後、急に丁寧に謝罪しだしたトップ、、、もうこんな人のことを議論するだけ時間の無駄です。

4.
自分含め、「こんなにUnited航空に不満があるなら、こんな航空会社使わなけりゃ良いじゃないか」(実際、著名人などによる「今後二度とUnited使わない」というような発言も見受けられる)、といわれればもちろんそうなのですが、現状多くの人が使わざるをえないというのが歯がゆいところです。それは路線の幅の広さ等が理由です。例えば自分のようにANAが直接日本と国際線路線を結んでいる都市(ワシントンDC, ニューヨーク、LA、シカゴなど)以外の地方都市に住んでいる場合。日本への往復は基本的にANAを使いたいのだが、乗り継ぎのワシントンやシカゴへの国内線の道のりは、ANA航空券を手配の場合スターアライアンス?のようなものに一緒に加盟しているUnited航空がほぼ自動的に割り当てられます。そのような事情ゆえ、自分も今後とも渋々利用せざるをえないというのが現状です。この例に限らず、世界中幅広く路線を設けていることから、目的地によってUnitedを使わざるをえない人々が多いものでしょう。これは一種の独占で、似たような価格で代替的な役割を果たすちゃんとした航空会社が現れたら、確実にそちらに流れると思います。

最後に、ポジティブな話題でおわりますが、ただ、そうまでして利用したいと思わせるANAは本当に尊敬しています。ANA機内に乗り込んだ途端もうすでに帰国したような安心感をもたらしてくれる、あのサービスのクオリティの高さは感服させられますし日本の世界に誇れる点です。数年前は、世間の評判通りシンガポール航空がダントツですごいと感じていたが、最近ではANAも匹敵しているように感じています。また、最近動画で拝見したANAのファンフェスタでは、ANA社員を中心とした、バイオリンと管楽器を交えたプチオーケストラの素晴らしい演奏までされていて、ますますファンになりました。元々飛行機は好きだし、これからも移動の際ANAに多くお世話になることは楽しみにしています。

先進国とは呼びたくありません①

特に生活難などはないが、唯一理不尽なのが、通信販売、郵便含めた輸送全般である。

まず、Amazonでの買い物の配達事情だ。
2016年8月にアメリカに引越しし、たかだか数ヶ月で、
・注文した荷物が結局最後まで届かなかった
・注文した荷物の箱がぼろぼろかつびしょびしょで、中身の瓶が割れていた。
・注文した荷物が届いてもいないのに、配達済み、となっていて、クレームを入れて再配達を頼んだら2週間くらいかかって2つ来た
・インスタントラーメンを注文したらなぜか全く違う種類のインスタントラーメンが送られてきた

が起こった。途中から連絡して再配達をお願いしたりなどという作業はしなくなった。電話したりする時間が面倒で馬鹿馬鹿しく感じてきたので、そういうものだとはなから受け止めることにした。 

また、郵便がひどい。
再配達をネットで日にち指定ができるのだが、まずその通りに来ない。
最寄の郵便局に行くと、「しょうがないやんけぼけ」と言われる。
また、「配達センターにあるから知らんし」と言われる。
あまりに横柄な態度にあきれて、「ふざけるな。おまえの趣味は責任逃れすることか?」と言うと、
「ああー、実際こっちの責任ちゃうしぼけ」と言われる。小中学生の時であれば確実にぶちぎれていたが、並んでいる人々も多かったし、我慢した自分を褒めておく。
周りの友人からの報告も様々聞いたが、これだけに関わらず、郵便局の腐敗があまりに度を越えているのはなぜだろうか?

ある友人は、上記のように再配達を2,3回日にち指定した上で全部その指定日に来なかった上、ある日郵便局に行ったら「明日ここに荷物取りにおいで」と言われたのに、翌日訪れたら、なんとすでに発送元に送り返されていたという、信じられないことになっていた。

西口文也選手

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これは2015年引退試合で撮った写真。
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引退記念Tシャツはアメリカ生活においても必需。

物心が着いた頃、というより、小学生くらいに初めてプロ野球を見出してから、ずっと変わらず誰より応援してきたのが、2015年引退の西武ライオンズの西口文也選手である。西口選手の投球フォーム、ストレートそしてスライダーを見ているときが何よりエキサイティングである。また、フィールディングの巧さにも惚れ惚れする。2004年の日本シリーズ第5戦、中日の(記憶が間違っていなければ)荒木選手ショートゴロの際にサードランナーがホームへ行き、ショートからの送球を捕手が弾いた隙に2塁を狙ったバッターを西口選手が素早くこぼれた球を広い、矢のような送球で2塁で刺したプレー等、忘れられない。また、投球面では、2002年日本シリーズ第4戦1回表での高橋由伸選手への圧巻の投球が一番好きである。腕の高さの変化や、ノーワインドアップとワインドアップの変化など、投球フォームも時期によって若干の変化が見られたが、2002年の投球フォームが一番好きである。何も知識をひけらかしたいわけではない。ただ、ほとんどのメディアが「西口≒ノーヒットノーランを3度逃した不運の名投手」というような内容をメインで書くことがあまりにも浅はかな発想だと感じるため、異なった視点も必要である。ただ、これまでも多く指摘されているように、「飄々とした姿」というのはまさにその通りだ。

穏やかで、どんな時も表情を変えず、 感情を出さず、かつ野球をしていない時を見たら、身近なところにいそうなおじさん(若いときはお兄さん)という感じだ。ひとたび投げた時のしなやかな投球フォームやストレートのキレ(スライダーももちろん)は芸術的である。打たれたときも絵になる。「感情を出さず」と書いたが、ごくたまに感情を出される。普段出さないからこそたまに出る強い感情にたまらなく共感させられるのだ。そのようなたまに感情を出したシーンで印象的なシーンも複数挙げられるが、そういうものを列挙するのは西口選手本人にとっては本意でないと察するので、そっと自分の胸の奥のみに留めておく。

これは単なる個人的な好みかもしれないが、すぐに吼えたりするような投手は見ていて面白くないし、明らかにすごい球を投げそうな人がすごい球を投げていても感動がない。感情は出したら負けだと思うし、何か秘めているものを感じるからこそ、その人となりへの興味がそそられるものだ。また、抑えているから評価される選手がほとんどだ。西口選手はもちろんびしっと抑える時もすごいが、打たれた時も絵になるし、どんなにボコスカ打たれてもそれでもなお切実に見ていたいと思わせる投手なのだ。

年を重ねた後牽制球で速い球を投げることがほとんどなくなったり、1アウト取れるから儲け物だと言ってバントのときはど真ん中にゆっくりなストレートを投げたかと思いきや素晴らしいフィールディングでちゃっかりサードで刺したり、投球練習のときセットポジションで投げる最後の球だけ異様にゆるゆるになったり、デッドボールを当ててもにやにやするか悔しがるかで帽子は取らない(これは東尾元監督の影響?)感じ等、各所で見られる個性も忘れられない。

引退セレモニーでの仲間からのメッセージコーナーで、西口選手と同い年の高木浩之コーチの「本当は誰よりも負けず嫌い」とのコメントが印象的だった。

また、飄々としながら、守備やバッティング、そして走塁にも一切手を抜かない。交流戦初年度の2005年に早速広島戦や横浜の三浦大輔投手相手にタイムリーを打った姿はファンはよく覚えているだろう。2012年の巨人戦で澤村投手の変化球にちょこんと合わせてきれいに外野の前に落とし、栗山選手の浅めのレフトライナーでタッチアップして本塁にスライディングして生還する姿は鳥肌物だ。現役最終年2015年の東京ドーム での現役最終打席でも必死にボールを見極め、また必死にボールに食らいつく姿が見られて、東京ドームで観戦していた僕は感動して半泣きであった。

こちらは2015年5月交流戦の巨人戦での西口選手現役最終打席の模様。
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確か5限の空間経済学の授業をぎりぎりまで出て途中で抜けて自転車を飛ばして東京ドームへ向かった。東京ドームへ徒歩・自転車圏内、というのが東京大学本郷キャンパスの売りである。

個人的な話になってしまうが、個人的にも縁を感じずにはいられない。誕生日が2日違い。小学5年生の時初めて西武ドームへ行った時(2001年の4月28日のロッテ戦、11-0で勝利、相手負け投手はミンチー)の先発は西口選手で8回無失点のピッチングを見せて頂いた。

西口選手の現役最後の勝利は2012年6月23日オリックス戦。奇しくもその日、自分はインド・デリーへの1年間の留学へ旅立った日。2013年大学院試験の直前の8月、西口選手初の1アウトも取れず降板というシーンを見る。その様子を見て妙に奮い立たされて大学院試験を無事突破させてくれた原動力となった。そして自分が渡米する前1年間フルに日本で過ごした最後の年に、引退。2015年の2つの登板、5月の東京ドームと9月の西武ドーム引退試合に両方足を運べた思い出は一生消えることのないものだ。これからは自分が仕事(研究)で成果を挙げる番だという風に捉えておく。

小学生から大学院時代まで、人生を豊かにさせてくれた憧れの存在です。心より感謝申し上げます。



心残りは、現役最終先発登板となって2015年9月22日のこの2軍戦を逃したことか。

こちら別の西口ファンの方による素晴らしい文章。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/53138285.html

最後に、西口選手最終年の2015年の観戦写真。
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