気まチャリblog

鹿児島在住・shunの気ままな自転車生活の日々。
ゆるポタ、輪行、そしてパーツいじり少々でお送りします。

フロアポンプ TOPEAKジョーブロースプリントのピストン補修

日々、自転車を運行するにあたって一番重要な備品は何でしょう?と問われれば、shun(作者)は即座に「空気入れ」と答えるでしょう。

タイヤのチューブに使われるゴムには、空気の分子をごくわずかに透過させる性質があるので、たとえパンクしていなくとも、少しずつ空気圧が抜けてゆくのです。

これは案外知られていない事のようで、具体的には週に1度、最低でも月イチはチェックし、ポンプで空気圧を補充すべきでしょう。

ところが・・街中を走っている自転車で、空気圧がちゃんと足りているなあと思える車体は、shun(作者)の見た感じでは半数もいない印象なんですよね。大抵は不自然につぶれています。

空気圧が適正でないと乗り心地が悪く、ペダルも重くなり、さらに段差でチューブを打ってパンクを引き起こしやすくなったりと、ロクな事がありません。

それを防ぐためにも、しっかりとしたエアポンプが必要なのです。

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shun(作者)がもう10年以上愛用している、TOPEAK(トピーク)製のフロアポンプ、ジョーブロー・スプリント。仏式と米式の両方に使えるノズルを持ち、160psi(11気圧)までの高圧にも対応。クロスバイクのタイヤで使う100psiくらいなら、あっという間に充填してくれる、頼りになる道具です。

購入した当時はレバー切り替え式の丁字型ツインヘッドでしたが、何年か前に新式の米仏両用スマートヘッドに交換してあります。



それが・・ここ1〜2ヶ月くらい、ハンドルを押し込んでも手応えに乏しく、スカッと空振りする事が多くなって来ました。

空気を圧縮するピストン部分にはゴムパーツが使われているので、多分それが寿命を迎えたのでしょう。




TOPEAK社は各モデル毎にリビルドキットを用意しており、消耗パーツを交換しながら長く使えるのがメリット。このジョーブロー・スプリントにも、ちゃんとスペアの指定パーツがあります。



しかし、今欲しいのはピストン部分のゴム=Oリングだけ。なのにキットには余計なヘッド部分の補修パーツまで含まれています。

とりあえず、その辺のホームセンターで手に入る汎用のOリングを流用して、どうにか直せないものかしら・・?

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まずは、問題のピストンを引き出してみましょう。


ハンドルの根元にあるロックパーツをゆるめます。

モンキーレンチでくわえ、ネジと同じく反時計回りに回せば、さほどの力も要らず、簡単に外せます。

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本体は金属製ですが、この部分は樹脂なので、ネジ山がナメたりしないよう、慎重に扱います。

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はい、スポッと抜けました。

ネジ部やシャフトはグリスで汚れているので、不用意に握ったりしないように。

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シャフトの先端にあるピストンが、顔を出しました。

ここもグリスで汚れていますね。


ここにはまっている丸いOリングが、問題の部分です。

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古くなったOリングを外します。

小さなマイナスドライバー等でひっかけて起こせば、簡単に外れます。

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はい、無事外せました。

それにしても、キッタナイですね〜。ブラシなどできれいに掃除しておきましょう。

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先端の樹脂パーツは、金属製のシャフトに直接カシメ固定されており、取り外せません。

もしここを壊してしまったら、シャフトのスペアパーツまではさすがに出ていませんので、ポンプまるごと買い換えるハメになるでしょうね。

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古いOリングもきれいに掃除して、大体のサイズを測っておきましょう。



ところで、ノギスの目盛りの見かたはご存知でしょうか?



本体側の大きい目盛りがメインスケールで、普通の物差しと同じように1ミリ単位の長さを示します。

メインスケールの上をスライドする短い目盛りはバーニアスケール(副尺)と呼ばれ、これがノギスの特徴。10分の1ミリを表す数値が表示され、さらに半分ずつ区切られているので、20分の1ミリの精度で測定が出来るようになっています。

この写真の例で言えば、バーニアスケール0の位置が、メインスケールの28ミリの点をわずかに越えた所を指していますので、まず基準になる値は28ミリ。

そしてバーニアスケールとメインスケールの目盛りがぴったり一致している部分を探します。

ちょうど数字の1が、上とぴったり重なっているのがわかります。


よって、メインの28ミリにバーニアの0.1を足して、28.1ミリが計測値・・という訳。

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同様にゴムの幅(線径)も測ってみましょう。

結果、3.35ミリと出ました。


これに近いサイズのOリングを探して来て、交換すればいいわけです。

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近所のホームセンターで、たくさんの補修用Oリングの中から、よさそうなものを探します。

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その中から、内径21.7ミリ、線径3.5ミリ(=外径28.7ミリ)というのを見つけました。




Oリングには、その材質や使用目的によっていくつかの種類があり、環境によって使い分ける必要があります。

今回のこれは水道管とか蛇口に使うためのものらしく「油分を含む部分には使うな」と書いてありました。でもエアポンプのシリンダー内部には少量とはいえグリスが塗ってあるので、油分に触れるのは避けられません・・。

オートバイの整備も自宅でやっているshun(作者)の経験からすると、ガソリンやブレーキフルードなどがジャブジャブかかる過酷な環境でもない限り、特に耐油性と謳っていないOリングでも、意外と問題なく使える事が多いです。

そもそも今回使うのは自転車の空気入れですから、もし変形したり切れたりしても、ケガをしたり命に関わるような事は、まずありません。


よって、これを買って帰る事にします。

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使い古しのOリングと、今日買った新品とを比べてみましたが・・ぱっと見、違いはよくわかりません。

注意していないと、どっちがどっちだかわからなくなりそう・・。

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両方を重ねて指で持ってみると、新品の方がほんの少し太いように感じます。

揉んでみると、手触りもかなり違いますね。

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線径を測ったら、表記通りの3.5ミリ。確かに古いやつよりも若干太いです。


触った感じも、しなやかで柔らかく、古いOリングのような硬さがありません。

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新しいOリングを、樹脂パーツにはめ込みます。

この状態では、内側に少し隙間があって自由にクルクル動きます。これで本当に空気が圧縮出来るのかしら・・と不安。

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少しグリスを塗ってから、本体に差し込みます。その時・・!

「あれ、手応えが違うぞ?」

これまでなかった、バネを縮めるような抵抗感があります。

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グーっと奥まで挿入。

適度な反発力があって、分解する前の抵抗のないスカスカな感じがありません。

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根元のロックパーツを締め込んだら、はい、元通り。



ハンドルをいっぱいまで伸ばし、手を離してもこの状態でしばらく保持され、やがで少しずつ下がって来ます。

今までは、これをやると一気に下までストンと落っこちて来ました。

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さあ、実際に使ってみましょう・・。



ハンドルを押したら押しただけ、ちゃんと圧がかかって、スムーズに空気が入って行きます。これは快適!

10年前のフロアポンプが、パーツ代163円で無事復活してくれました。

めでたしめでたし!



今回買ったOリングのパックは2本セットでしたから、もう一回ダメになっても交換可能。つまりあと10年プラス10年は、ジョーブローを使い続けられる計算に・・?

でもOリングやタイヤのようなゴム製品は、たとえ未使用で保管しておいても、長期間でじわじわ硬く劣化してゆくものですから、またその時が来たら、新しく買うべきでしょうね。






季節外れの桜の花を探しに

ニュースサイトを見ていたら、こんな話題がいくつかありました。

全国でソメイヨシノが季節外れの開花 塩害や強風による落葉が原因

今年、日本列島を連続して襲った強力な台風の影響(塩害や落葉)に加え、ここ何日かの日中の陽気で桜の木が「春が来たと勘違いしたのだろう」と言われています。

春の花が寒い時期に咲く現象は時折見られますが、今回のこれは全国規模で、報告数も前例がないほど多いのだとか。



それならshun(作者)の身近な場所でも桜の花が見られるかも・・

お昼の休憩時間に、ちょっと近場を回ってみました。

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まずは、毎年一番に花をつける警察署の角にある桜の木を訪ねてみました。

今日は朝方こそ12、3度と寒かったですが、日なたでじっとしているとポカポカとして、いい気持ちです。

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下からいろいろ角度を変えて眺め回してみましたが・・花びらは見えません。

蕾はまだどれも小さく硬いです。

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もうちょっと先にある、病院のロータリーにある桜の木。

ここも春先にはいい景色になる場所ですが、花の気配はないですね。

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近くにあった木の葉は、もうだいぶ色づいていました。

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紅葉の季節ももうすぐですね。

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警察署の向かいから入る通りにある、新幹線の高架下の桜並木。

ここも花が咲いている様子はないですね・・。

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もしかして、ヒヨドリにでも食われちゃったんでしょうか?

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ここから川沿いに下流方向へ。

市内で一番の桜の名所、新田神社の参道に行ってみましょう。



このあたりは拡幅工事がひと段落し、路面もきれいに舗装し直されています。

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肥薩おれんじ鉄道のレール下に新たに作られたアンダーパス。

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一番低い部分には、冠水レベルを示すラインが。

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前後の坂道部分にも警告ラインがあります。これを越えたら車は入るな!という事でしょう。

一応排水ポンプもあるようですが、近年の激しい雨にはなかなか追いつかない事が多いですからね。

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さて、川内川に出ました。

いいお天気!河川敷で昼寝したいですね。

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堤防の上の道から、下流方向へ。

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この辺りは河川工事の区画から外れていて、真夏の繁茂期に草払いをしたっきり。背丈ほどもある草が生い茂り放題です。

カーブでは先が全く見えないので、そろっと進みます。

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新田神社の参道は赤い大きな鳥居が目印。

参道内は車両通行は出来ないので、自転車は押して歩きます。

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桜の木の数はここがダントツで多いですが・・

やっぱり花は見当たりませんね。

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台風の影響か、折れた枝や根元から倒れている木も見かけました。

この木はもうだめでしょうね・・。

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全体の3分の1ほど来たところで、枝の先に白いものが揺れているのに気づきました。

「あった!みつけた!」



どこにあるか、わかりますか?





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矢印部分に、一ヶ所だけ咲いている花があります。

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ちょっとくたびれていますが、紛れもなく桜の花!

ここまで来た甲斐がありました。

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その後、ずっと端っこまで歩いてみましたが、shun(作者)の目で探した限り、参道で見つけた花はこの一輪のみ。

薩摩川内市街地にも台風は接近し、それなりに風雨もありましたが、他の地域と比べたら、影響は小さかったのかもしれませんね。

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帰りしな、ついでに神社の麓の桜の木を下から見上げてみたら・・

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頭上に白いものがチラッと見えました。

2つめ、発見!

かなり高い所にあったので、手持ちのズームではこれが精一杯。

もっと大きい望遠レンズを持ってくるべきでしたね〜。




すっかり葉が落ちた桜の枝に、ポツンと白い花が咲いている景色は何か物寂しくもあり、
また来年の春を予感させる、一筋の光のようにも感じました。

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空の向こうには、夏を思わせるような白い雲。

今週の薩摩地方はこの調子で好天が続くようです。

週末はちょっと足を伸ばして、走りに行ってみたいですね。


近場の川沿いをぶらり

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今年の4月から、薬事法だか何かの改正により、病院にかかった時に薬局から出されるお薬の総量に、上限が設けられるようになりました。

具体的には、1回の来院(来局)につき1ヶ月分までしか出してもらえません。

あんまり大量の薬を一度に出すと、次回の来院までの間の症状の変化がつかみにくいとか、途中で飲まなくなって薬を余らせてしまうのを防ぐため・・などと言われていますが・・。

不思議なのは、別にひと月後でなくても残りを出してくれたり、病院側から直接もらう自家注射の薬剤などは該当せず、2ヶ月分でも一度に出してくれたりと、ちょっとよくわからない部分がある点です。



shun(作者)も今年度からこれに該当するようになったので、来院とは別に薬局に直接受け取りに行くという手間が増えました。

診察をしなくてもお薬がもらえる点はありがたいですが、別に窓口で大した事を訊かれる訳でもなく、この制度がちゃんと機能しているのかイマイチわからないですね・・。

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行く薬局は近場なので、いつもの足の20インチ車でお出かけ。

さっさと済ませちゃいましょう。

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薬局のある通りまでやって来ましたが・・あれれ?

何やら道路を掘り返す大工事をしていますね。

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工事業者さんに誘導され、すぐ横の軽自動車用スペースに自転車を置きました。

ちょうど前を掘り返しているので、車では利用不可能なデッドスペース。

こういう時こそ、自転車の強みが出ますね。

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時刻はお昼前で、薬局内も結構混み混み。やはりお年寄りが多いです。

一度に出してもらえるお薬の量が減らされるとなると、shun(作者)のように比較的近くて自転車などの交通機関が自由に使える者はともかく、遠方から来ているお年寄りは結構大変でしょうね。

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待つ事しばし、残りの1ヶ月分の薬を受け取り、薬局を後に。

さて、帰りは少し川沿いに出てみましょう。

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このあたりは川内川の拡幅に伴う堤防工事が盛んに行われています。

新しい堤防が内陸側につけられ、それに沿って新しい道も整備中。

もっとも、ここがちゃんとした道路になるかはまだわかりません。

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以前、市街地から南側を探訪した薩摩街道の渡し場のあたりに出ました。

工事前はここに堤防へと上がれるスロープがありましたが、バッサリと削られ、行き止まりの駐車場になっていました。

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誰も管理する人がいないのか、周辺は草ぼうぼうで、ちょっとした探検気分。

そのかわりズボンは草の種やら何やらでベッタリ・・このまま帰ったら家の人に怒られそう(^^;)


工事が全て片付けば、ここももっと綺麗になるでしょうから、このようなワイルドな姿は今だけでしょう。

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そのうち裏道は行き止まり・・というか、半分工事中のような場所に出ました。

フェンスが一部外されており、地元の人が通り道にしているようです。

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この工事で作られる堤防は、これまでのものよりも高めで、新しい階段があちこちに付けられています。

ただし、どれも急で長く、自転車はもちろん、車椅子やセニアカーで上がれるようなスロープは数が少ないです。

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堤防の上に上がってみました。

新幹線の橋の方の堤防はまだ工事中で、こちらと繋がっていません。

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一応ここに歩道を整備するつもりはあるようで、すでに太陽電池式の外灯がいくつか立っていました。

上にとまっている鳥はじっと動かないので模型かと思ったら、生きているカラスでした。

こんな場所を人が通るのが珍しいのか、上からshun(作者)をじっと見ていましたが、そのうちどこかに飛び去って行きました。

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肥薩おれんじ鉄道のガードがあった堤防沿いの道はやや内陸側に移動し、より深いアンダーパスに作り変えられています。

列車を止める事なくこの大改造をやってのけたのですから、なかなか大したものです。

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ここから先は立ち入り禁止。完成するのは来年以降でしょう。



薩摩川内市街地を中心とした川内川の河川敷は、上流は東郷町から始まって、下流の高城川合流点まで、通しで約7、8キロはあり、ランニングコースとして利用している人も多いです。

ここにもうちょっと手を加えて、自転車に乗ったままで上がり下がりの可能なスロープや小さい橋を追加してくれれば、お隣熊本県の人吉にある総延長30キロを誇る球磨川サイクリングロード並みとまでは行かないにせよ、結構楽しい自転車道が出来ると思うのですが・・。

薩摩川内市にも以前レンタサイクルがありましたが、利用者はごく少なく自然消滅。空前の自転車ブームの中にあっても、依然自動車中心のイナカ町ですから、自転車道の整備まで持っていくには、まだ時間がかかりそうですね。


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