Ch. Charmail 2001
シャトー・シャルマイユ
オー・メドック地区クリュ・ブルジョワクラスの赤ワイン。96年ものはクリュ・ブルジョワカップで準優勝を獲得したそうです。フランスは「格付け」が好きなお国柄ですが、同地区で生産されるワインの半分はクリュ・ブルジョワだと聞くと、ありがたみもそこそこですね…。
もっとも、このクラスにはコストパフォーマンスの高いワインが多いのも事実。それを期待して買ってみました。これもまたネット通販の『京橋ワイン』でお取り寄せ。このサイトは、とにかくノーガキが面白い! 曰く…
「2000年には93点をつけズバ抜けた驚異的な味!!と褒めちぎり状態だったんですが…(中略)…5倍以上の価格を付ける最高級とほぼ同格と物凄い凄い評価。…(中略)…完熟したブラックベリーの甘くてフルーティーな果実味が、本格的メドックの苦みと深みと、まろやかさの中に見事に溶け込んでいるんです。」
相変わらず、怒濤のような誉め言葉。最後のテイスティングのくだりは、分かるような分からないような…。でも一生懸命さが伝わってくるので、当店でも参考にしたいです。実際にはベリー系の果実味が強く、タンニンの苦さもありますが、調和に欠けてる気がしました。少し焦げた香りも伴います。クリュ・ブルジョワで¥2,780とお値打ちな気もしますが、もう1本買いたいとは、正直、思えませんでした。ちゃんちゃん♪