正朝通信

山口市の圓正寺さんで落語会をやらせていただきました。
降誕会落語会チラシ
























浄土真宗では5月21日が開祖親鸞聖人のお誕生日ということで
降誕会(ごうたんえ)という催しが行われます。
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こちら山口市吉敷の圓正寺さんには、2003年に初めて呼んでいただきました。
以来、2005年、2007年、2010年、と続いて、
今回7年ぶり5回目のお声がけをいただきました。
高座(西村美恵子)
















満員のお客様で、たくさん笑っていただきました。
ご門徒の皆様、ありがとうございました。
ご住職様、ありがとうございました。
また、呼んでください。楽しみに待っています。


鈴本の出番の前に、カミさんと二人で日本橋の三井記念美術館に
奈良西大寺展〜叡尊と一門の名宝」を観に行きました。

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場内は撮影禁止なので、フライヤーの画像を上げます。

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実はこの展示は、全国三会場を回ることになってまして、10月から12月にかけて山口県立美術館で開催されます。

この山口県立美術館で、期間中の11月11日(土)に、私の独演会をやらせていただくことが決まりました。有り難いことです。
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今日は、山口県立美術館からご招待を頂戴しましたので、事前の予習を兼ねて出かけてきました。

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説明によりますと(別の言い方でいうと受け売りともいいますが・・・)、西大寺は奈良時代後期に平城京の東大寺に相対する位置に建立されました。つまりは東大寺に対する「西の大寺」です。
そうです。あの有名な東大寺のライバルなのです(笑)
平安時代に一旦疲弊しますが、鎌倉時代の中頃に叡尊(興正菩薩)という高僧により再び大きく発展したそうです。

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展示は奈良・平安・鎌倉・南北朝を中心として、圧倒的な迫力の仏像が多数見られます。私は特に「仏像おたく」というわけではありませんが、それでも胸に迫るものを感じました。

さらに彫刻、絵画、工芸品、仏教儀式の道具類などたくさんの「寺宝」が見られます。
説明文を読みながら、じっくり一時間半、鑑賞しました。

心洗われる時間でした。
6月11日まで開催されています。お時間がありましたら、お出かけください。おススメです。

またまた、お客様から頂戴した招待券で歌舞伎を観てきました。
今日は家から歩いて10分の明治座です。
夜の部『南総里見八犬伝』
でした。
2017,5,8,明治座夜


























なんと、チケットを切ってもらって、エスカレーターを上がる時、
片岡愛之助丈の奥様、藤原紀香さんと目が合いました(笑)
いやいや、本当なんですよ(^-^;
そうしたら、、、、、、
着物を着て「梨園の妻」を一生懸命努めている紀香嬢はニッコリ笑って、ちゃんと黙礼してくれたんです。
エライですね。
歌舞伎役者の奥様は、こうしなくちゃいけないんですね。ちょっと感激しました。
2017,5,8,明治座夜2



























お席は、ピンクのマーカーで記した所、花道の左側です。
いやあ、良いお席でした。
見た目はこんな感じです。
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二度目の幕間で、ビールを買いに行ったら、
寄席文字の橘右之吉兄哥さんが、お店を出していました。
ちょっとビックリ!
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日ごろのご無沙汰をお詫びして、ごあいさつ。
気さくな右之吉師匠は優しく応えてくれました。

お芝居は・・・
ウーム、なんだか分かりにくい狂言でしたね。
それだけです(笑)

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お客様からチケットをいただいて、歌舞伎座夜の部に行きました。
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今回は團菊祭五月大歌舞伎で、七世尾上梅幸23回忌、十七世市村羽左衛門17回忌追善と、
襲名披露興行です。
2017,5,5,歌舞伎座夜






















狂言は
・壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
・伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
・弥生の花浅草祭(やよいのはなあさくさまつり)
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第一幕のあとの幕間(まくあい)では、久しぶりにカレーのナイルに行きました。
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普段カミさんと芝居見物する時は、カミさん手作りの弁当を持って行くことが多いのですが、今夜はカミさんが「行ったことがない」というので、ベタですが、こちらに来ました。
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一度でも行ったことがある人はご存じでしょうが、入るとテレビでも有名な店主から、とにかく「ムルギーランチ!」を勧められます。
勧められるというか、半ば強制されるようです(笑)
気の弱い私は今まで断ることができず、言われるままにムルギーランチしか食べたことがありませんでした。情けない・・・(>_<)
今夜はカミさんにおっつけて、初めてムルギー以外のメニューに挑戦しました。結局チョイスしたのが、キーマカレー。美味しかったです。
写真奥の方が、カミさんのムルギーランチ、手前が私のキーマカレーです。

さて、
昼の部では、菊五郎丈のお孫さんで寺島しのぶさんの息子さんの眞秀(まほろ)君が4歳で初舞台ということで、話題になっています。テレビなどでも大きく取り上げられています。
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夜の部では、4人の同時襲名があります。
お父さんが初代坂東楽善を、長男が九代目坂東彦三郎、次男が三代目坂東亀蔵、そして九代目彦三郎丈の長男侑太君が六代目坂東亀三郎を襲名します。
この亀三郎くんも2013年生まれの4歳です。
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かの森繁久彌が「動物と子役とは共演しない」と言っていたそうです。
なぜなら、どんな名演をしようとも、観客の感動は動物と子役に奪われるからだとか。
さもありなむ、でした。
亀三郎ちゃんが、まさによちよち歩きで花道に登場しただけで、場内がなんとも言えない幸せなムードに包まれます。
そして口上の時のかわいらしい姿。
もう、親戚でもないのに女性客は、涙ぐんでいます(笑)
大人の役者はやってられないです(^-^;

楽しませていただきました。

稲荷町駅前寄席3

















ゴールデンウィークまっただ中です。
稲荷町の四川料理の名店「一番太鼓」さんで、落語会をやらせていただきました。
稲荷町駅前寄席2


















開口一番は一花さん「花色木綿」
稲荷町駅前寄席5


















続いて私が上がりました。
ネタはさんざん悩んだ末に「宮戸川(上)」にしました。
そして私のお後(あと)は、ゲストの小円歌さん
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実は、小円歌さんはお住まいがこの近所なんです。隣町と言っていいでしょう。
ただし、個人情報保護のため、これ以上の詳細は書きません(笑)
鈴本の昼席を終えて一旦帰宅して着替えて、歩いて来たそうです。
この夜は、普段はやらない珍しい曲も含めて、たっぷりやってくれました。
唄と三味線とおしゃべりのあとは、立ち上がって踊りのサービス。
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これまた普段の寄席ではめったにやらない踊りをご披露してくれました。
「字余り都々逸」だそうです。私も初めて見ました。
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色っぽいです(笑)
稲荷町駅前寄席9


















ここで仲入り
トリで私は「死神」をやりました。
いつ以来でしょうか、久しぶりに蔵出ししてみました。
一花が書いたネタ帖がこちら
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終演後は、ほとんどのお客様が残って懇親会。
だんだん夜も更けてきましたが、話が盛り上がって、いっこうにお開きになる気配は有りません(笑)
頃合いを見計らって小円歌さんが一花を連れて帰りました。
>小円歌さん、ありがとうね!

私はと言えば、最後まで残ったディープなお客様と、日付が変わる頃まで飲んで、食べて、話してしまいました。
実に楽しい会でした。

ご来場いただいたすべての皆様に心からお礼を申し上げます。

また次回が楽しみです。
福ちゃん、よろしくお願いします。

「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の履き倒れ」という言葉があります。

それぞれの町の人が一番好きなモノ、あるいは大切にしている物、という意味です。
京都の人は着物にお金をかけます。大阪の人は美味しい食べ物にお金を惜しみません。
そして江戸の人はお洒落に気をつかう時、着物よりもむしろ履物(下駄や草履)にお金をかけるのです。

噺家は、下足(ゲソ)を大切にします。
師匠や先輩から教わりました。
「いいゲソを履きなよ」と。

『鰻の幇間』でも鰻屋に向かう途中で、
旦那が一八に「さすがは芸人だね。いい下駄を履いてるね」と言うと
「何を言ってるんですか。ほかを削っても、少〜し下足にオアシをかけているだけなんですから」
というのが出てきます。

「足元を見られる」というのはこのことです。


新しい雪駄を買いました。
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いろんな師匠がたに、それぞれご贔屓の履物屋さんがあるでしょうが、
浅草は田原町の和泉屋さんは、知る人ぞ知る名店です。
今は亡き圓生師匠、先代馬生師匠は、この和泉屋さんの雪駄を愛用していました。
それに倣って多くの噺家が利用しています。

私も噺家になってすぐ、今の権太楼師匠(当時前座でほたるさん)に
「帯は帯源、雪駄は和泉屋で買いな」と言われました。

帯源の帯は前座時代に、お正月のお年玉を貯めて買うことができました。
もちろん、思い切って、かなり無理をして買いました。
しかし、和泉屋の雪駄は、前座の分際では買うことができません。
二ツ目に昇進して、初めて和泉屋さんで雪駄を買った時の高揚感は忘れられません。
いわば私にとって、憧れのブランドです。

和泉屋さんの雪駄の特徴は、幅が狭い細身なところです。
これだけ細身の雪駄は他では見たことがありません。

去年から「赤紫の雪駄が欲しい」と思い、色見本を見せてもらって、特別に誂えていたのが、
ようやく出来上がりました。
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私にとっては、最大の贅沢。
「和泉屋さんの別誂えの雪駄」です。
もう嬉しくて(笑)

落語協会の真打披露興行は上野鈴本、新宿末廣亭を終え、浅草演芸ホールにやってまいりました。
今日は我が一門の朝也改め三朝さんのお披露目初日です。
2017,4,11,浅草プロ中身

















今席、私は浅草演芸ホールの夜の部に出ているのですが、披露興行は昼の部です。
ちょいと早めに家を出て楽屋に入りました。
ちょうど仲入りの時間で、口上の準備の真っ最中でした。

口上を述べる市馬会長が興味深そうに話題の後ろ幕を見ています。
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AKB48岡田奈々さんから贈られた後ろ幕です。
司会の喬太郎さんと副会長の正蔵さんも興味津々です。
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さあ、準備が整いました。
立て前座の朝太郎くんが、最後の確認をします。
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今日は特別に大人数になりました。
なななんと新真打の三朝さんを含めて8人という豪華さです。
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下手(画面左)から、喬太郎、正蔵、小朝、三朝、一朝、木久扇、馬風、市馬の面々です(敬称略)
一朝兄哥さんが笛を吹いてご祝儀をつけました。
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最後は吉例の三本締め
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オマケ
口上の直後の高座は大変です。客席のテンションも上がり、とても落語をやる雰囲気ではありませんので、色物さんに務めてもらうことになります。
今席は女流漫才のにゃん子・金魚のお姉さん。
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にゃん子姐の髪飾りは五月人形と鯉のぼりと柏餅
姐さんの顔が怖いので、髪飾りのアップがこれ
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三朝さんの次の出番は19日水曜日です。
皆さんのご来場をお待ちしています。

今日から4月中席(なかせき)が始まりました。
私の出番は浅草演芸ホール夜の部18時45分の仲入り前です。
2017,4,11,浅草プロ表紙


















今席は昼の部が真打昇進襲名披露興行です。
2017,4,11,浅草プロ中身

















我が一門の朝也改め三朝さんは、14日と19日に出演します。

私の出る夜の部の主任(トリ)は、圓太郎さんです。
前方(まえかた)を五代目柳朝一門でガッチリ固めました。
楽しい顔付けです。

なお、私は16(日)17(月)お休みします。ゴメンナサイ。
皆様のご来場をお待ちしています。

巷で最近流行っているという御朱印集めを、私も今年2月から始めました。
今日は朝から一日予定が無いので、カミさんと二人で散歩がてら、日本橋人形町界隈の神社の御朱印を頂戴しに出かけました。散歩ルートは以下のとおりです。
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10時に家を出発
まずは清洲橋を渡ってすぐの日本橋中洲金毘羅宮へ。地図
日本橋中洲金毘羅宮



















10:08
道路のワキの小さなお社ですから、御朱印はありません。神社巡りのスタートを祝して(?)お詣りしました。
続いて浜町神社へ。地図
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10:12
浜町の交差点に面したビルの前の広場にありまして、お社は比較的新しいです。
こちらもお詣りだけ

いよいよ、御朱印集めのスタートです。
浜町の信号を左に折れて、安産の神様でおなじみ水天宮様。地図
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10:51
昨年建て替えられて、すっかり近代的な佇まいになりました。
御朱印はこちら
水天宮
















続いて小網神社。地図
落語ファンならご存じ『宮戸川』の主人公「小網町の半七」の小網町がこの界隈です。
半七の家の隣のお花ちゃんの家は船宿です。
地図で見ると、日本橋川がそこまで来ています。船宿があったのも納得ですね。
11:05 小網福禄寿
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小さな神社ですが、大人気なんです。
そのわけは、先の大戦の時、こちらの神社のお札を持って出征した兵隊さんは、全員無事に帰って来たと言われています。
強運の神社なのです。
11月の「どぶろく祭」も奇祭として有名です。
御朱印はこちら
小網神社
















次に向かったのが三光稲荷。地図
人形町の交差点を渡ると右に読売ISという大きなビルがあります。ここはその昔、寄席「人形町末廣」があった場所です。
落語『百川』で、百平衛さんが使いに行った「長谷川町の三光新道、常磐津の亀文字」がこの辺りです。
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11:24 三光新道の看板が今もかかっています。初めて見た時は、ちょっと感動しました(笑)
そこにあるのが三光稲荷
IMG_0219 社務所は閉まっていて、張り紙があります。
「御朱印は、通りに出て右に4軒目の化粧品屋さんでお願いします」と書いてありました。
行ってみたらカネボウ化粧品のお店でした。ここで御朱印を押した紙をいただきます。後で家に持って帰って、御朱印帳に張り付けるという物です。
御朱印
三光稲荷

















人形町通りをどんどん進んで行きます。
11:35 椙森神社
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次に行ったのが椙森神社。「すぎのもりじんじゃ」と読みます。地図
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『富久』で久蔵が千両富を当てた富くじの神社です。
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御朱印
椙森神社





















最後に向かったのが寳田恵比寿(たからだえびす) 地図
12:00 寳田恵比寿 
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毎年10月の「べったら市」は有名です。
私も去年初めて来ました。それはそれは賑やかです。
下は去年10月19日の写真です。
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立派な御朱印がいただけると期待して行ったら、べったら市の賑わいがウソのような小さな神社でした。
人もいないようで、御朱印の受付もありませんでした。ガッカリ!

ここでお昼になったので、戻ることにしました。
昼ご飯を食べようと思ったのですが、ちょうどサラリーマンやOLさんたちで、どこのお店も激コミ!
浜町界隈まで戻って、小さな洋食屋さんがあったので、そこでお昼をいただきました。

オマケ
私の御朱印帳
題字は寄席文字の春亭右乃香さん
表紙

鈴本の昼席の後、落語協会二階の黒門亭に行きました。
その後、簡単なインタビューを受けて、鈴本の楽屋に戻りました。
朝也さんの真打昇進三朝襲名披露興行の初日です。
いやあ、久しぶりに身内の真打昇進をお祝いしましたが、おめでたい席というのは良いものです。
楽屋が華やかです。
金魚姐さんの髪飾りは「桜」でした。春らんまんです。
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お祝いに駆け付けてくれた先輩真打や、同期の仲間、手伝いの二ツ目さんたち。
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客席は満員
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口上の前の楽屋風景
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左から師匠の一朝、長老金馬、司会の扇遊、本人を挟んで手前が馬風最高顧問、市馬会長(敬称略させていただきました)

仲入りの後、後半の後ろ幕は、新真打が大ファンのAKB48岡田奈々さんから贈られた後ろ幕に張り替え
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三朝さんの嬉しそうな顔(笑)

口上、いよいよ幕が上がります。
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三本締め
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噺家は本当に三本締めが好きです(笑)
場内は、お祝いムードがマックスに盛り上がります。

さあ、とうとうやってきました。
真打として初めて寄席のトリを勤めます。夢にまでに見た高座です。
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真打最初の演題は『愛宕山』でした。
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昭和55年5月、36人抜きで真打になった若き日の小朝兄哥さんがその初日にかけた噺が『愛宕山』だったのを思い出しました。
三朝さんの噺家人生に幸あれ!

打ち上げはしゃぶしゃぶの木曽路
新真打!ご馳走様でした
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