正朝通信

令和4年5月中席。新宿末廣亭昼の部の主任(トリ)興行、
無事に千穐楽を終えることができました。
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ご来場いただいた全てのお客様、出演者の皆様、スタッフの皆さん、心から御礼を申し上げます。
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十日間の演題を公開します。
せっかくですから楽屋のネタ帖の写真を添付します
初日:祇園祭
1.初日
二日目:宮戸川
2.二日目
三日目:三方一両損
3.三日目
四日目:七段目
4.四日目
仲日:へっつい幽霊
5.五日目
七日目:竹の水仙
7.七日目
八日目:明烏
8.八日目
九日目:鹿政談
9.九日目
千穐楽:阿武松
10.千穐楽
これからも益々のご贔屓をよろしくお願いいたします。

今年最初の主任(トリ)興行が始まりました。
新宿末廣亭昼の部の主任です
このハガキの画像を提示していただくと、割引になります。
2022,5,11,末廣亭1はがき
前方(まえかた)に一朝師匠のお弟子さんが固まりました
2022,5,11,末廣亭2
コロナ陽性になったものの、全く無症状でなんでもなかったという菊之丞さんが今席から復帰しました。
2022,5,11,末廣亭3
一門の叔父さん弟子正雀師匠からさん喬師匠で仲入り
2022,5,11,末廣亭4
柳枝がクイツキに一本で入りました。一本というのは「交互出演」ではなくて、1人で十日間勤めるということです。
2022,5,11,末廣亭5
私は16日(月)だけお休みします。
皆様のご来場をお待ちしています。

ゴールデンウィーク真っ最中です。
ふと思ったのですが、昔「飛び石連休」なんて言ってませんでしたか?最近、この言葉あまり聞かなくなりました。
今日はその「飛び石」の日です。
私はヒマです(笑) 毎日ゴールデンウイークです。
とは言いながら、
2022,5,4,にぎわい座
明後日4日(水・みどりの日)「横浜にぎわい座」 に出演します。
14時開演で、私の出番は14時40分頃、仲入り前です。
木戸銭は一般:2,900円 
シニア(65歳以上)2,800円 
学生(高校生以上)1,600円 
こども(中学生以下)1,100円 
障がい者手帳をお持ちの方(同伴の方1名様まで同料金)1,600円
2022,5,4,にぎわい座ウラ
横浜近辺の皆様、ご来場をお待ちしています。
あさって4日ですよ!

春風亭ぴっかり☆改メ蝶花楼桃花(ちょうかろう・ももか)のお披露目に、ようやく行ってきました。
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3月下席上野鈴本演芸場から始まり、4月上席新宿末廣亭と続いた披露公演に一度も行けずにいました。
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三軒目となる浅草演芸ホールの桃花の出番は3日間ですが、前の2日も行けず今日が最後のチャンスでした。
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↑(桃花等身大パネル)小せえ!
一門の叔父さんとして一度も顔を出さないというのはマズいので、ギリギリ今日、間に合いました(笑)
いよいよ「真打昇進襲名披露口上」が始まります。
幕開き直前
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口上が始まって、演芸ホール2階客席に走って撮りました
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写真左から司会の彦いち、正蔵、桃花、小朝、馬風、市馬。
一階はギッシリ、満員のお客様
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ちょっと寄りで撮ってみました。
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いよいよトリで桃花登場
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桃花は自分の名入りの特製タオルを作って、ご来場のお客様全員に無料でプレゼントしています。
スゴイことです。
4人一緒の真打昇進で、50日間の興行のうち桃花の出番は13回です。
毎回色を変えて配るために13色作ったそうです。
トリの高座に出演するとお客様にタオルを掲げてもらって記念撮影をしています。
「タダであげるんだから、協力してよね」ってなもんでしょうね。そんなことは言ってませんけど(笑)
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高座に登場して撮影しているのは一門の一花(右)と、今話題の古今亭佑輔(左)です。
下の写真は桃花のブログから持ってきました。
客席後方右側で撮影しているのが私です(笑)
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本日の桃花のネタは「徂徠豆腐」でした。
下席(21日〜30日)は池袋演芸場。桃花の出番は21日(木)30日(土)です。
行くとタオルがもらえます(笑)

柳枝の真打昇進襲名披露興行を福岡の「内浜落語会」でやっていただきました。
朝9時35分に羽田を出発しました。
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柳枝は前乗りで福岡に行っています。
一朝兄哥さん、扇遊兄哥さんと私の三人で出発
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撮影の瞬間だけマスクをはずしました。陽気なおじさんたちです(笑)
2022,4,17,内浜落語会
高座に上がる直前に下手そでから狙うカメラに気づき、軽く手を振りました(笑)
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お客様はほぼ満席になりました。有り難いことです。
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ネタ帖はこちら
・狸札   貫いち
・蔵前駕籠  正朝
・三方一両損 一朝
   仲入り
・口上   大一座
・厩火事   扇遊
・踊り   すず柑
・浜野矩隨  柳枝


口上が始まる直前、幕内で
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口上本番
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ヒザ替りに元博多芸者のすず柑さんが出の形で踊ってくれました。
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『正調博多節』と『かっぽれ』の二曲。彼女も内浜落語会のメンバーさんです。
色取りを添えてくれました。

柳枝の『浜野矩隨』は覚えたばかりの新ネタです。
温かいお客様に助けられました、と言っておきましょう(笑)

オマケ
終演後は、感染症対策に十分配慮して、こじんまりと食事会をしました。
スタッフの配慮で美味しい「水炊き」をいただきました。ありがとうございます。
全員でホテルに戻った後、一朝兄哥さんは大人しく寝ましたが、もう一人の先輩がどうしてもと言ってきかないので、柳枝と貫いちも連れて4人で近所のカラオケに行きました(笑)
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photo by Kan-ichi
楽しい博多の一日はあっという間に終わりました。
内浜落語会さん、また呼んでください。お願いします

2022,4,14,柳枝披露目

めぐろパーシモンホール・大ホールで開催されました
プログラム1
1200人の会場がほぼ満席になりました。柳枝、我が弟子ながら大したものです。
番組は口上から始まりました。
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さだまさしさんも紋付袴の正装で加わってくださいました。
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20分の予定が延びに延びて30分もかかってしまいました(笑)
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口上の終わり、三本締めの前に「撮影タイム」を設けました。
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お客様の写真をネットから拝借しました。
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口上で時間が押したので、一之輔と私が5分ずつ詰めて、時間を元に戻しました
プログラム2
ネタ帖はこちら
・口 上       大一座
・鮑のし       一之輔
・ん廻し       正 朝
・歌とおしゃべり さだまさし

   Birthday、案山子、いのちの理由
     仲入り
・山号寺号      談 春
・子別れ       柳 枝


たくさんのお客様と素晴らしいゲストの皆さん、落語カフェの青木さん、大勢の人に支えられて良い会になりました。
柳枝はこれを糧に、これからも精進していくことでしょう。
今後も柳枝をよろしくお願いいたします。
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オマケに全員のサイン入り色紙をご覧ください。
これ、、、、どうしたんだろう?(笑)

「真打ち競演」に出演します。
2022,4,12,真打競演1
この番組に出演するのは、2009年6月26日に鳥取県岩美町で収録して以来12年11ヶ月ぶりです。
嬉しいです。感謝の気持ちでいっぱいです。
2022,4,11,NHKラジオ2
5月27日(金)山口県山陽小野田市で公開録音を行ないます。
詳細はこちらをご覧ください。
【時間】17時30分開場、18時開演 20時終演予定
【会場】不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館)
【番組】1本目:U字工事、ねづっち、文治
          2本目:ロケット団、ぴろき、正朝
【観覧】入場無料ですが、事前に申し込みが必要です
【応募】郵便往復はがき(私製を除く)の
    「往信用裏面」に(1)郵便番号(2)住所(3)名前(4)電話番号
    「返信用表面」に(1)郵便番号(2)住所、(3)名前 を明記
(あて先)〒757-0002 山陽小野田市大字郡1754番地
     不二輸送機ホール「真打ち競演」係
(締め切り)2022年4月22日(金)必着!
【放送】1本目:6月11日(土)13時5分〜55分
               2本目:6月18日(土)13時5分〜55分

今から楽しみで、ワクワクしています。
どうぞ奮ってご応募ください。

過去に私が出演した記録です。

1996/3/25(月)NHK505スタジオ   『町内の若い衆』
1998/9/13(日)福井県美山町      『目黒の秋刀魚』
1999/5/28(金)大分県三光村      『悋気の火の玉』    
2002/5/25(土)三重県伊勢志摩   『悋気の独楽』    
2003/7/12(土)沖縄県宜野座      『悋気の火の玉』    
2004/6/25(金)山口県むつみ村   『ちりとてちん』    
2005/6/29(水)北海道日高町      『普段の袴』
2007/5/26(土)北海道広尾町  『悋気の火の玉』   
2008/9/6 (土)高知県室戸市  『代り目』 
2009/6/26(金)鳥取県岩美町   『蔵前駕籠』 
2022/5/27(金)山口県山陽小野田『?』

太字は私のブログにリンクしています。
ただし、この当時は一日のブログに複数日の日記をまとめてアップしています。
丹念にご覧ください。

本日、無事に鈴本演芸場の千穐楽を終えることができました。
2022,4,1,鈴本
連日大入り満員のお客様でした・・・
とは行きませんでした。
しかし、コロナの感染者数がなかなか下がらない今日の状況では仕方ないだろうと思います。
2022,4,1,鈴本中身
ご来場いただいたお客様には、心から御礼を申し上げます。
まことにありがとうございました。

私にとりましては2月上席新宿末廣亭以来、ずい分久しぶりの定席出演でした。
正確には5公演ぶりということになります。
あ、この間に、代演で寄席に出ることはありましたよ。
でも、プログラムに名前が載って、十日間出る本公演は全然違います。
お客様との真剣勝負、毎日が楽しかったです。
噺家はやっぱり定席に出てなきゃダメですね。

それでは今席の演題を発表します
1日(金)狸札
2日(土)町内の若い衆
3日(日)普段の袴
4日(月)定休日
5日(火)蔵前駕籠
6日(水)悋気の火の玉
7日(木)初音の鼓
8日(金)替り目
9日(土)ん廻し
10日(日)紀州


これからまた、しばらく休席が続きます。次は
5月中席(11日〜20日)
新宿末廣亭昼の部の主任を勤めます。
ちょっと気が早いですが、番組が決まりましたので発表します。
 5月中席(11日〜20日)
(交互)春風亭朝之助/一蔵
〔落語〕春風亭三朝
〔ものまね〕江戸家小猫
〔落語〕桂やまと
〔落語〕桂文雀
〔ギター漫談〕ぺぺ桜井
〔落語〕古今亭菊之丞
〔落語〕柳家一九
〔太神楽〕翁家社中
〔落語〕林家正雀
〔落語〕柳家さん喬
  仲 入 り
〔落語〕春風亭柳枝
〔紙切り〕林家二楽
〔落語〕入船亭扇遊
〔落語〕金原亭馬の助
〔粋曲〕柳家小菊
【主任】正朝(16日休演)

いつものように、木戸銭が割引になる案内のハガキをお送りします。
ハガキご希望の方は、コメントにて住所氏名をお知らせください。コメントは非公開に設定していますのでご安心ください。

実はハガキが無くてもOKなんです(笑)
このブログはもちろんのこと、
に、このハガキの画像を公開します。

末廣亭のチケット売場でこの画像を提示していただくと、同額の割引が受けられます。
少し先の話ですが、覚えておいてください。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
2022,5,11,末廣亭顔付け

 岩本町の手打ちうどん駄文(だもん)で偶数月に開催している「駄文寄席」は、コロナ禍の影響で2020年12月11日を最後にお休みしていました。
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なんと1年4ヵ月ぶりに復活します。
明日、4月8日(金)午後7時開演です。
09,6,19,駄文005
第73回駄文寄席〜春風亭正朝落語会
関西風手打ちうどん駄文
千代田区岩本町2-12-8 電話 03-3866-0282
都営新宿線「岩本町」徒歩5分
18時30分開場/19時開演
 正朝独演二席、または長講一席、演題未定
木戸:2000円

終演後、感染症対策を万全にして、ささやかな食事会を行います。
別途3000円です。
駄文地図
ご予約・お問合せは上記「駄文」まで、お願いします。
ご予約、少な目です(笑)

上野鈴本演芸場は今、月曜日は定休日です。
従って私は、今日はオフです。
さて、季節の話をしましょう。

談志師匠のネタに『蜀山人(しょくさんじん)』があります。
江戸時代に活躍した狂歌の名人太田南畝(なんぽ)=蜀山人が詠んだ狂歌や、そのエピソードを羅列した落語です。
蜀山人の狂歌は、落語ファンには『寝床』のマクラで使う
「まだ青い素人義太夫玄人がり赤い顔して黄な声を出す」とか
『青菜』の
「庭に水新し畳伊予すだれ透き綾縮みに色白のタボ」や、
「西陽射す九尺二間に太っちょの背中で子が泣くままが焦げ付く」
などがお馴染みだと思います。

この談志師匠が創った落語は、どうということも無い小品ですが「言い立ての鬼」と言われた(?)師匠の天才的な語り口にかかると、蜀山人の生涯が鮮やかに蘇ってきます。
南畝最期の場面などは、思わず鼻がツーンときて、涙が出そうになります。
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(大田南畝像 鳥文斎栄之筆 文化11年 東京国立博物館蔵)

その落語の中で、蜀山人が春夏秋冬を詠んだ狂歌を紹介しています。
春の歌は
須弥山(しゅみせん)も富士も筑波も一堂にどっとと笑う春は来にけり」です。
須弥山は古代インドの世界観の中で中心にそびえる聖なる山で、仏教にも共有されているのだそうです。
談志師匠はその解説として
「どっとと笑うってえのが、蜀山人らしくていいね」と言っています。私も「そういうものか」と思っていました。
しかし、後で知ることになるのですが「山が笑う」という表現は蜀山人のオリジナルの工夫ではありませんでした。昔からあったのです。

俳句の春の季語でした。
俳句を嗜む方には「なにを今さら」と笑われるかもしれませんが、無学な私には新鮮な驚きでした。
このことを知るのと知らないのでは、この作品に対する感覚が全然違ったものになりますね。
調べてみたら、山には春夏秋冬それぞれの表現がありました。
春=山笑う
夏=山滴る(したたる)
秋=山装う(よそおう)
冬=山眠る

なるほど、日本語は豊かですね(笑)

この四季の表現の中で、私はやはり今の時期「山笑う」が一番しっくり来て、好きです。
私のふるさと山口県は文字通り山が多いです。
寒い冬が終わりを告げ、春が訪れると、山々は一斉に芽吹きます。
子供の頃5月になると大平山、桑山、矢筈ヶ岳、右田ヶ岳が、まぶしいぐらいの新緑に変わっていったのを覚えています。

もうすぐ、山笑う季節になります。
春よ来い

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