正朝通信

お客様からご招待していただいて両国国技館の維持員席で観戦しました。
1月、5月、9月と年に三回開かれる東京場所では、その都度一日だけこの特等席をいただいています。
噺家冥利につきるとはこのことです。本当にありがたいことです。
テレビ自宅

















さて、今日は四日目です。
東幕内力士の土俵入り。
東幕内土俵入り













後姿は最後に土俵に上がる大関稀勢の里。
土俵の上でこちらを向いているのが、右から千代大龍、遠藤、臥牙丸です。
東幕内土俵入り
右端に見えるのが、ご贔屓の琴奨菊。頼むよ!

土俵入りが終わって降りてくるところ。
東幕内土俵入り








人気者の遠藤を撮ろうと思ったのですが、あせってシャッターを早く切り過ぎました。先頭を歩くのは千代大龍です。

同じ町内にある尾車部屋所属ということで贔屓にしている嘉風
東幕内土俵入り









この二人の応援に来ていると言っても過言ではありません。佐渡ヶ嶽部屋の新関脇・琴勇輝と大関・琴奨菊
東幕内土俵入り














東横綱・白鵬土俵入り
白鵬土俵入り














西横綱・鶴竜土俵入り
鶴竜土俵入り









東横綱・日馬富士土俵入り
日馬富士土俵入り












仲入り後、いよいよ幕の内の取り組みが始まりました。
人気者の遠藤。相変わらずの大声援です。
遠藤













釣り屋根、下から見上げるとこうなります。正面側にマイクが3本下がっています。行事さんの声を拾うためです。
釣り屋根









ちょっと見えにくいですが、西側(白い小さな房が下がっている)の屋根にも小さなマイクが1本あります。これは呼び出しさんの声を拾います。
写真には写っていませんが東側(緑の小さな房)にも同じものが1本あります。

お待ちかね、嘉風の登場
嘉風



























見事寄り切りで勝って、星を2勝2敗の五分に戻しました。

いよいよ琴勇輝の登場です。ちょっと珍しい同部屋の大関・琴奨菊から水をつけてもらうの図。
琴勇輝


























これは「力水(ちからみず)」と言いますが、前の取り組みで勝った力士が残ってするものです。
負けた力士はしません。すごすごと支度部屋に帰ります(笑)
前の力士が負けた時は、まだ取り組み前の(次に戦う)力士が水をつけます。
琴勇輝の前の東方(ひがしかた)玉鷲が負けたため、次の琴奨菊が後輩に水をつける形となりました。

制限時間いっぱい。西方・勢も気合いが入っています。
琴勇輝


























琴勇輝と言えば、立ち合い前に「ホオッ!」と大きな声を出して気合いを入れるのがルーティンとなり、それが人気にもなっていました。
琴勇輝



























ところが今場所からそれが禁じられたようです。
新聞によりますと、場所前の力士会で「あれはやめるように」という批判が出たのですが、それを琴勇輝は敢然と「やめません」と言って拒否した、とありました。そこまでは知っていました。
当然、今場所も続けるもんだと思っていたのですが、初日からまったくやらなくなりました。

これは私の推測ですが、おそらく力士会、また親方衆から「やめなさい」と強く説得されたのではないかと思います。

そのせいか、琴勇輝は初日から三連敗を喫して、まだ白星がありません。
がんばれ琴勇輝!

素晴らしい攻防で手に汗握る大相撲になりましたが、最後まで突き押しを貫き通した琴勇輝が見事に勢を押し出しで破り初白星。1勝目を挙げました。
琴奨菊に水をつける琴勇輝

























勝ち残ったので、先ほど水をつけてくれた部屋の大関琴奨菊に恩返しの水をつけます。

琴奨菊に水をつける琴勇輝


























懐紙を渡して、呼び出しから懸賞金を受け取って花道を下がります。場内から一段と大きい拍手をもらっていました。

さあ、お目当ての大関琴奨菊。是非とも優勝して横綱への道を進んでほしいです。今場所は今日まで3連勝と無難な滑り出し。
時間いっぱいで、出た!琴バウアー!
琴バウアー



























気合いを入れて立ち会ったとたん、宝富士が右に飛んではたきこみ。琴奨菊はバッタリ両手をついてしまいました。
あっけなく、一瞬で勝負はつきました。

あ〜〜〜あ、場内に流れるなんとも言えない不満の声。
思わず「宝富士、逃げるなよ。ちゃんと当たれや」と言いたくなりますが、いえいえ、これも相撲です。
相手の変化にも対応できなければいけないのが大関です。今日は残念でした。

余談ながら
前回、初場所も同じ席で見物させていただきました。
この場所は琴奨菊が14勝1敗で涙の初優勝を飾ったのですが、唯一黒星を喫した豊ノ島戦が、たまたま私が観戦した日(12日目)でした(笑)

私は琴奨菊関にとって「厄病神」なのでしょうか・・・トホホ

(昨日のつづき)
今回の部屋は、離れの「十一番」のお部屋でした。
余談ですが、亡くなった十八代目勘三郎丈は勘九郎時代から、亀の井別荘が大のお気に入りで、暇ができると突然やって来たということです。
その時に必ず泊まった部屋が十八番に決まっていたそうです。
9の倍数ということで、なにやら因縁めいたものを感じます。

さて、朝ごはんはお部屋でいただきました。
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私たち夫婦には多すぎるくらいです。美味しゅうございました。
食後は私が亀の井別荘の中で一番気に入ってる談話室に行きました。
07,2,11,湯布院亀の井別荘 窓に映る由布岳タテ


















屋根の下の窓ガラスに映っているのは、由布岳です。この景色が一つの「売り」です。

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「談話室」の中にはゆっくりとしたクラシックが低い音量で、静かに流れています。
オーディオは古いレコードです。それだけで癒されます。
正面の階段下に見えるスピーカーとその上に乗っかってるのがプレーヤーです。
左に見えるラッパ型の蓄音機は使っていません。飾りだけのようです。
セルフサービスでコーヒー、紅茶が飲み放題です。
本当は暖炉の薪の燃える炎をボンヤリと見ているのが好きなのですが、この季節もう火は焚きません。網がかけられてしまいまいた。
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昔を思い出して、2012年2月12日の写真がこちらです。
2012,2,12,6,談話室暖炉1













鍵屋」でお土産を買ったりして、チェックアウトの11時までノンビリしました。
空港行きのバスは湯布院駅を15時10分発です。
さあそれまで、ゆっくり由布院散策と思っていたのですが、天気予報が当たり朝から雨が降り出し、おまけに風まで出てきました。

まずはOさんの車で、Tさんのお宅を訪ねました。
このTさんは、毎年シイタケやカボスを送ってくださる噺家ごひいきのお客様です。
金馬師匠や権太楼師匠といった重鎮から、市馬さん、歌奴さんなど地元大分出身の噺家など、もちろん私も含めてたくさんの噺家を贔屓にしてくださっています。

落語会関連の知り合いの中では、このTさんの家が一番被害が大きかったそうです。
Tさんは案外元気そうでしたが、屋根瓦が落ち、ブルーシートがかけられていました。16日の本震の後には悲惨な状況だったそうです。三日くらいは靴を履いて家の中の片づけをしたそうです。
今はようやく少しは落ち着きましたが、それでもまだまだかなりの部分が傷んでいます。
屋根もすぐにでも瓦を入れたいのですが、ほとんどが熊本に行くため、大分は後回しになってるようです。

突然私が訪ねて行ったものですから、驚いていました。
そして、喜んでくださいました。私も、なんとなくほっとしました。

Oさんに由布院駅まで送っていただいて、お別れしました。
「Oさん、本当にありがとうございました」

さて、3時まで時間があります。どうしましょう。
まずはお昼を食べましょう。いろいろおススメはあったのですが、カミさんと意見が一致したので、うどん屋さんに行きました。
ガイドブックにも載っている「うどん麺一」さん
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カミさんと好みが一致して二人とも「鶏天と温泉玉子のうどん」を注文しました。
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本当は二人で違う物を頼んで、少しずつシェアする方が良いのですが、今回は二人とも譲らず同じ物を頼んでしまいまいた。美味しかったです。

さあ、あと二時間余り、どこに行きましょうか。
外は雨が降っています。

とりあえず、メインストリート「湯の坪街道」を歩きますか。
普段だと人が溢れかえっていて、歩くのも大変なこの道が閑散としています。最近多くなったという外国の人もほとんどいません。みんなキャンセルだそうです。
歩いているのは日本人ばかりでした。
お土産を買おうかとお店に入ってはみたものの、あまり購買欲をそそるものはありません。
雨と風で結構濡れました。

私の希望は「亀の井別荘」「無量塔(むらた)」と並んで「由布院の御三家」と呼ばれる「玉の湯」さんに行って、CWニコルさん由来の「ニコルズバー」でアイスクリームを食べたかった、というよりもカミさんを連れて行きたかったのです。
雨に濡れながらダラダラ歩いて、玉の湯に到着。無事、ニコルズバーに入りました。私はアイスクリーム、カミさんはシャーベットを注文。ようやく落ち着きました。
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玉の湯で、まったり。こちらのお庭も緑がいっぱいで、癒されます。
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そうそう時間をつないでもいられません。少し早めに由布院駅に着きました。駅前の土産物屋さんで、また少し買い物。
バスは、来た時と同様に少々送れましたが、無事に大分空港に着きました。
飛行機の出発まで、かなり時間があります。
東京に帰ってからでは遅くなりますので、少し早めですが夕食をとることにしました。
空港3階の「宙寿司」さん。「そらずし」と読ませるそうです。空港だからというのでこの名前にしたそうです。「空寿司」でもいいんですけど、これだと「からずし」とも読めるので、縁起が悪いから「宙」の字にしたとか。なかなかしゃべりの面白い大将でした。
軽く握ってもらいました。
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本日のおすすめは、右から水イカ、関アジ、城下カレイ。いずれも地の物だそうです。私、たぶん「関アジ」は初めていただいたと思います。
ほかにも少しつまんでお開き。美味しかったです。

そんなこんなで、あっという間の一泊二日でしたが、大好きな町湯布院への旅行。楽しかったです。
少しだけでも復興のお役に立てたら、うれしいです。

熊本地震という名前ですが、大分県も大変な被害を受けています。
かつての「阪神淡路大震災」のように、今回も「熊本大分地震」とか「九州中部地震」とした方が良いと思います。

由布院(湯布院でも、どっちでも良いみたいです)は、個人的に大変お世話になっている所です。
知り合いもたくさんいます。お友達の中には、甚大な被害を受けている人もいます。

テレビを見ていたら、観光地由布院が、今回の地震の影響で、お客様が全く来なくなったと報じています。
普段ならお客さんがいっぱいで、歩けないような道が閑散としています。
地元のお店の人たちは困っている様子です。

カミさんがボソッと言いました。
「由布院に行こうか」

我が家では、ゴールデンウィークは特に予定はありません。
どこかへ出かける気もありませんでした。
そうだ、きっと閑古鳥が鳴いていて、寂しいはずだ。
今も余震が続いていて怖いけど、お世話になった由布院の人たちに少しでも恩返しができるなら、今から行こう!
そう思ったのが、三日くらい前でした。

亀の井別荘のOさん(元・支配人で今は非常勤の嘱託)に電話したら、
「キャンセルが出て、空室があります。是非どうぞ」とのことです。
すぐにネットで航空券を探すと、ありました。
羽田空港


















5月2日(火)10時35分の飛行機に乗ります。
大分空港には予定通り12時15分に到着。ここから高速バスで湯布院に向かいます。
普段なら50分程度で着くのですが、高速道路が被害を受けていて使えないので、一般道路を行きます。そのため約30分遅れ、1時間20分かかって由布院駅に着きました。

Oさんが迎えに来てくれました。
固辞したのですが、車で案内をしてくださるとのこと。
「被災地復興のために」と思って来たのに、これではなんだか邪魔しに来たみたいです(笑)
聞けばOさんの家は、それほどひどくはないそうです。お言葉に甘えて車に乗せていただきました。

由布院ステンドグラス美術館
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まずは、カミさんが趣味でやっているステンドグラスの美術館へ。
隣接するのは、セイント・ロバート教会。
この二つはセットで見学できます。
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時代別のステンドグラスが展示してあって、なかなか見応えがありました。
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続いて、Oさんお勧めの由布高原美術館に行きました。
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ここは個人のオーナーさんが収集したガラスや陶器、絵画などの美術品が季節替わりで展示してあります。
個人で所蔵って、どんだけ金持ちなんでしょう(笑)
6-3















展示してない物を含めると2000点くらいの美術品があるそうですが、今回の地震で壊れたのは、その内わずか5点だけだそうです。
そして、その壊れた品物は、あまり高価な物では無かったとか。
作品の説明をしてくださった方によると、
「値打ちのある美術品は、作品自身が身を護るオーラを持っている」とおっしゃっていました。そういうもんかもしれません。

湯布院のシンボル、由布岳は何ごとも無かったかのように、いつもと同じ表情で迎えてくれました。
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いよいよお宿「亀の井別荘」 に入りました。
亀の井別荘入口
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荷を解いて、すぐに金鱗湖を散歩しました。
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晩ご飯は湯の岳庵
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季節の野菜の天ぷらとアスパラガスのサラダ
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正直言って、アスパラガスってあまり好きではないんですが、これは美味しかったです。
柔らかくて香りが立っていて、こんな美味しいアスパラガスは、マジで生まれて初めてでした。

そして天ぷら。手前はタケノコですが、これがまたチョー柔らかくて驚きました。
なんでしょう、噛むと自然に切れてしまう柔らかさです。タケノコ独特のえぐみが全くありません。これまたビックリでした。
メインは名物の地鶏鍋
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まずはゴボウから炒めます。
見てのとおり、ほぼすき焼きです。
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卵を溶いていただきます。牛肉ではなく、由布院の地鶏を入れたすき焼きと思って間違いありません。
16これが本当に美味しいんです。

料理のお伴は言わずと知れた兼八(かねはち)ロック
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私が一番好きな麦焼酎兼八は、このO支配人(当時)に教えてもらいました。
今から十数年前、湯の岳庵で初めて飲ませていただきました。口に含んだ瞬間に、今まで味わったことのない強烈な麦の香りが鼻腔を突き抜けていきました。
ある人は「昔懐かしい麦チョコの香り」といい、またある人は「麦こがしの香り」とも言います。

大好きな兼八を二杯も飲んで、すっかり酔っ払い、早々におやすみしました。

昔の落語の稽古はカセットテープに録音したものです。
昭和の匂いがするtoolですね。
最近はボイスレコーダーやスマホなど、デジタル機器を使う人が多くなりました。
来月、久しぶりに『三枚起請』をネタ出ししたので、古い稽古のテープを引っ張り出しました。
三枚起請1


























私が初めて志ん朝師匠にジカに稽古をつけていただいた、記念すべきテープです。
家宝です。
日付は昭和60年4月14日になっています。
三枚起請2

























これにはちょっとした思い出があります。

忘れもしない新宿末廣亭の楽屋でした。
私は二ツ目でしたが、その年の9月に真打昇進が決まっていて、その準備をそろそろ始めていた頃です。
突然、志ん朝師匠から声をかけられました。
「お前、今度真打が決まったんだよな」
「はい、そうです」
「柳朝兄貴には世話になったからな、お祝いになんか噺の稽古をしてやるよ」

この時うちの師匠は、昭和57年の暮れに脳梗塞で倒れて3年目。
左半身付随で寝たきりの暮らしをしていました。
志ん朝師匠とうちの師匠は本当に仲良しでした。

天にも昇る心地というのは、まさにこのことです。
一瞬、頭がボーッとなりました。

当然ながら志ん朝師匠は、雲の上の大スターです。憧れの師匠です。
私のような一門外の若手が直接お稽古をお願いするなんて、畏れ多くて出来ることことではありません。
それが志ん朝師匠の方から「稽古をつけてやる」と言ってくださるなんて、奇跡のようなできごとでした。

私は「ありがとうございます」と返事をするのがやっとでした。
すると「なにがいい?」志ん朝師匠がネタを聞いてきたのです。奇跡第二弾!でした。
思わず、反射的に、私は
「『三枚起請』をお願いします」と答えました。なんで『三枚起請』だったのか、今となっては私にもよく分かりません。
志ん朝師匠は
「くるね、いきなり」苦笑いをしながら答えました。
まさかいきなりこんな大ネタをリクエストしてくるとは思わなかったのでしょう。
でも「稽古をつけてやる」と自分から言った以上、「ダメだよ」とは言いづらかったのかもしれません。
「いいよ。だけど、できないよ」と言われました。

ナゾの言葉です(笑)
どういう意味でしょうか???
未だにナゾのままです。
三枚起請4












お弟子さんの志ん上さん(今のひな太郎さん)とスケジュールを合わせて、昭和60年4月14日に神楽坂の師匠のお宅に伺いました。

今、iPodに移して、聞いています。志ん朝師匠は今も生き続けています。
私のお宝エピソードでした。

オマケ
三枚起請3


























裏には一朝兄哥さんの『抜け雀』が入っています。鈴本の、今は無くなった地下の稽古場でつけてもらいました。
日付が、なんと翌日の4月15日になっています。
すっかり忘れていましたが、二日続けてお稽古しているんですね。
秋の真打昇進に向けて熱く燃えていたようです(笑)

今日のランチは、以前から一度行きたいと思っていた、今大人気のお店
日本橋つじ半」に、初めて行きました。

メニューは「ぜいたく丼」という名の海鮮丼だけです。
松・竹・梅の三種類から選びます。
L字型のカウンター12席の小さなお店ですが、11時開店のところ10時半に行ったら、すでに15〜6人先客が並んでいました。
11時の開店時には、50人以上は並んだのではないでしょうか。
開店と同時に第一陣の12人が入りました。私たちは二巡目に入れましたので、11時半に入店。ほぼ1時間待ちでした。

外に並んでいる時に、お店のお姉さんが注文を聞きに来ます。
いろんなレビューを読むと「梅で充分」という意見が多いですが、せっかくカミさんと二人で来たのですから「話のタネに」と思って、松(1980円)と梅(990円)を注文しました。

カウンターに座ってほどなく、運ばれてきました。
見た目、松も梅もあまり違いません。
どちらもマグロを中心に「これでもか」というお刺身が山盛りになって出てきます。ホントに山のように大盛りです。ビックリしますよ(笑)
あと、丼のほかに小皿で刺身がつきます。今日はカツオでした。

松は、ウニとイクラが多めに入っていました。差はそれだけです(だと思います)。間違ってたらゴメンナサイ。
なにしろ目の前の板さんに気安く話しかける雰囲気ではなかったので、真相はよく分かりませんが、おそらくそんなモノだと思います・・・。

丼を完食した後に、「お願いします」と声をかけてカウンターに置くと、この丼に鯛出汁をよそってくれます。
板さんに「ご飯どうしますか?」と聞かれます。
男の人はほとんどがご飯を入れてもらいます。つまりは「おかわり」です。
その上から鯛出汁をかけるので「鯛茶漬け」になります。
一度の食事で山盛りの海鮮丼と、おかわりで鯛茶漬けの両方を味わうことができるのです。
これがつまり「ぜいたく丼」の謂れです。

もちろん「ご飯いりません」と言って鯛出汁だけいただくのもOKです。
カミさんは最初の丼のご飯が完食できませんでした。ハナッから「ご飯少なめ」と注文するべきでしたね。
海鮮類はすべて食べたので、残ったご飯にお出汁をかけてもらって「鯛茶漬け」にして、それを私が食べました。
私は最初の丼をきれいに完食しました。鯛出汁は「ご飯なし」を頼んで、それをカミさんがいただきました。見事な連携プレイです(笑)

初めていただきましたが、いやあ、美味しかったです。
ただ、多くの人が書いていた「梅で充分」は正しいと思います。
正直に言って、松と梅の倍の値段の差はよく分かりませんでした。
悪口ではありません。
梅(990円)は素晴らしいコストパフォーマンスだと思います。一時間並んで食べる価値は、充分にあります。
また行きたいと思います。

その後、腹ごなしのために午後の散歩とシャレて、中央通りをブラブラ銀座まで歩いて、熊本館に行きました。
今回の地震被害で寄付を受け付けているので、寄付しようと思いました。
また、少しでも復興に貢献できるよう、なにか熊本の物産を買おうと思い立ったのです。
ところがビックリ!行ってみたら、長蛇の列です。
熊本館


























なんと、熊本館に入って買い物をするために、こんだけ並んでいるのです。
さすがにこの行列に並ぶ気力はありませんでした(笑)

列を整理している人に「寄付はできないんですか?」と聞いたら
「手前の自動ドアの入り口から入った所に募金箱があります。並ばないでどうぞ」と言われました。
透明のアクリルの募金箱に気持ちだけ入れてきました。

その後カミさんが、先月オープンしたばかりの東急プラザ銀座 に行きたいというので、入ってみました。
熊本館の真ん前の外のエスカレーターで3階に直行!

なんとオシャレなお店がいっぱいでした。
3階から7階までみっちり歩いて、最後は12階の屋上で景色を堪能。
ワイド













上から見る銀座の街は新鮮でした。
右がソニービル。左手前が不二家。左の奥が和光と三越。ソニービルの向こうにHERMESのビルが見えます。
HERMESアップ




























ビルの上に馬に乗った人が旗を掲げているオブジェがありました。地上からは絶対見えないですよ。
誰が見るんだろう(笑)

首都高八重洲線
首都高




























ついでに西側に回り込むと有楽町マリオン、ルミネ、奥にイトシアが見えます。
西銀座方面ワイド












カミさんにつきあってじっくり歩いて、すっかり疲れてしまいました。



普段、あまりこういう話題は取り上げないのですが、今回はちょっと書かせていただきます。

あきれた間違いを犯している新聞があります。
12日に行われた東京大学の入学式で、五神真(ごのかみ・まこと)総長が述べた式辞について、いくつかの新聞が以下のように伝えています。

読売新聞電子版
「東大生よ、新聞を読もう...入学式で五神学長」五神真学長は式辞で「うわべの知識をうのみにせず、情報の洪水にのみ込まれない『知のプロフェッショナル』になってほしい」と指摘。その上で、「皆さんは毎日、新聞を読みますか。新聞よりもインターネットやテレビでニュースに触れることが多いのではないでしょうか。ヘッドラインだけでなく、記事の本文もきちんと読む習慣を身につけるべきです」と述べた。

えっ?!読売新聞さん、見出しは「東大生よ、新聞を読もう」ですか?

朝日新聞電子版
「東大入学式、総長『新聞読みますか?』『習慣身につけて』」

だそうです。紛らわしいですね。『』『』を続けて読むと、まるで
「新聞を読む習慣を身につけて」と取れます。


私が今最も信頼し、購読している東京新聞はこう書いています。
14日の一面の「筆洗」で、前半は本や新聞を読まない学生が増えたことに触れ、スマホばかり見ていることを嘆き、後半部分でこう書いています(以下引用)
「ところで皆さんは毎日、新聞を読みますか」。東大の入学式で五神学長はこう問い掛け、ネットで見出しを見るだけではなく、記事の本文をきちんと読むよう求めたそうである。有り難い言葉だが、東大生にもこんな話をしなければならぬ時代である。(ここまで)


では、東京大学の総長(学長とありますが、どうやら総長が正しいらしいです)が、こんな「小学生に語るような」式辞を、本当に東京大学の新入生に話したのでしょうか。
東大ホームページに式辞全文が載っていましたので、当該部分を写します。以下が、総長の式辞です。(以下引用)

 ところで、皆さんは毎日、新聞を読みますか? 新聞よりもインターネットやテレビでニュースに触れることが多いのではないでしょうか。ヘッドラインだけでなく、記事の本文もきちんと読む習慣を身に着けるべきです。
 東京大学ではオンラインで新聞記事や学術情報を検索し閲覧できるサービスを学生の皆さんに提供しています。ぜひ活用してください。その上で、皆さんにさらにおすすめしたいことがあります。それは、海外メディアの報道にも目を通すことです。
 日本のメディアの報道との違いに注目してみてください。また、世界の中で日本がどのように見られているかということも意識してみてください。私は総長になって以来、世界の多様な人々と話す機会が増えました。その中で世界のとらえ方や、外から見た日本の姿が、私のそれまでの常識とずいぶん違うと思うことが度々ありました。手近な日本の新聞やテレビによる情報だけでは足りないのです。皆さんには、ぜひ、今からそのような国際的な視野を日常的に持つ習慣を身に着けてほしいのです。
 東京大学は、皆さんが「知のプロフェッショナル」となることを全力で支援したいと思っています。
(ここまで)


いかがですか?よ〜く読んでください。
総長は「新聞を読みなさい」とは、一言も言ってませんよ(笑)

「インターネットやテレビのニュースに触れることが多いでしょうが、ヘッドラインだけでなく、本文も読みなさい」と言っているだけです。
さらに「東大では新聞記事や学術情報をオンラインサービスしているから、ぜひ活用してください」と、ネットの活用を推奨しています。
「スマホじゃなくて新聞を読みなさい」と苦言を呈しているわけではありません。

そして、肝心なのは、日本のメディアだけでなく、海外の報道に目を通しなさいと続けています。
「日本の報道と海外の報道の違い」や「外から見た日本の姿」を知り、国際的な視野を身につけて欲しいと、言っているのです。
私に言わせれば、「日本のメディアを信用するな」とさえ言っているように受け取れます。

それを、
「活字離れをして本や新聞を読まなくなった若者に、東大の総長が『新聞をしっかり読みなさい』と言いました」と、
どこをどう捻じ曲げたらこんな論調になるのでしょうか。

(新聞社にとっては)「有り難い言葉だが、東大生にもこんな話をしなければならぬ時代である」
と東大生を揶揄するような表現さえあります。

総長の式辞のこの部分はメディアリテラシー=報道をしっかりと見極めること、という意味だそうです。
知りませんでした。完全な受け売りです(笑)

以下の記事を見つけました。
Colorless Green Histories
プロのジャーナリストはさすがです。
私の拙い日記とはえらい違いです。

冒頭の読売新聞の見出しは「体を張ったギャグ」だそうです。お見事です。座布団を差し上げます。
皆さんもよかったら飛んでって見てください。

すっかりおなじみになりました「江戸エコ寄席」のお知らせです。
2016,4,17,江戸エコ寄席





























第8回江戸エコ寄席〜会席弁当と正朝落語を楽しむ〜
平成28年4月17日(日)
【時間】12時食事 13時半開演
【出演】春風亭正朝独演
【番組】『花見の仇討』 ほか一席
【会場】楠公レストハウス
【住所】東京都千代田区皇居外苑1番1号
【木戸】4000円 江戸エコ行楽重つき
【問合せ】03-3231-0878
【アクセス】千代田線「二重橋前」B6出口徒歩5分


いつものように12時から「江戸エコ行楽重」のお弁当を召し上がっていただきます。
江戸時代のレシピを研究して再現した江戸時代のお弁当です。食材もすべて東京で採れたモノを使用しているそうです。
江戸エコ行楽重1

















『江戸名所図会 飛鳥山』 歌川廣重


そのお料理のウンチクを阿部シェフの説明を聞きながらいただくと、また格別なお味になります。
存分にお召し上がりください。
お飲み物は、別料金になります。アルコール類もあります。ご自由に召し上がっていただいて結構ですが、ただし「昼の酒は案外効く」もんです
いい気持になって落語の時に寝てしまう危険性があります(笑)
学生時代の午後の「5時間目」の授業を思い出してください

食後、休憩をいただいて、13時半から落語が始まります。
一席目の演題は未定です。当日になって決めます。
二席目は、桜はすっかり終わってしまいましたが名作『花見の仇討』
でご機嫌を伺います。

会場の「楠公レストハウス」は、
実は、毎回道に迷う人が出ます(笑)

チラシの地図をちょっと見て「皇居前の公園だから・・・」というので、
「だいたいあの辺だろう」とタカをくくって出かけると、案外わからなくなるんです

正直に言いますと、私も一番最初の打ち合わせの時、とんでもない方へ行ってしまいました。
初めてご来場の方は、どうぞよくご確認ください。

目印は「楠正成公の銅像」です。
楠公銅像改



























大型観光バスがズラーッと並んでいる駐車場の前ですから、それも目印です。
中国からのインバウンドのお客様が大勢いらっしゃったら間違いありません(笑)

すでにたくさんのご予約が入っていますが、まだ若干の余裕があります。
お申込みはお早目にお願いいたします。
皆様のご来場をお待ちしています。

こんな素敵な催しが始まります。
練馬区光が丘IMAの中にある

NHKカルチャー光が丘教室
2016,4,12,NHKカルチャー











「正朝の楽しい落語塾」です。


第1回が4月12日(火)です!

毎月第2火曜日(7月だけ第3火曜日の19日)、夕方4時から90分間、
私が落語を教えます。


まずは4月から9月までの6回で、
小学生   12,960円
中学生   14,904円
高校生以上 16,840円
となっています。ちょっとお高いですか?
2016,4,12,NHKカルチャー2
でも、料金以上のことは、懇切丁寧にお教えしますよ。


自分も落語をやってみたい」と思う方、
今がチャンスです。


趣味で素人落語をやっている」という方、
芸を伸ばすチャンスです。

現在、受講希望の方は7名だそうです。
まだまだ間に合いますよ。


私と一緒に落語をやってみませんか?

今シーズン早くも二度目の東京ドーム巨人戦に行きました。
チケット












そして、この日は生まれて初めてのエキサイトシート!
エキサイトシート図

















上の図で、1塁側のちょうど線で指し示してある辺りの席でした。
ドームに入って行って最初に目に飛び込んできた景色がこれです。
タイガースのバッティング練習中でした。
このグリーンのネットの向こう側が、憧れのエキサイトシートです。
エキサイトシート1














係のお兄さんにチケットを見せて、ネットを上げてもらって入るときの優越感といったらありません(笑)
なんだか自分が特別エラくなったように感じます、ワッハッハ!
ここが私達の席です。
エキサイトシート2













すべての座席にヘルメットとグローブが用意してあります。
早速身に着けました。ああ、野球少年の血が騒ぐ(笑)
(Photo by カミさん)
エキサイトシート3































ジャイアンツベンチ前のアップ。
選手が目の前です。
エキサイトシート4














巨人の公式マスコットガール、今年は
“ジャイアンツヴィーナス”という名称だそうです。
そのお姉さんが運転する車に乗っているジャビットも目の前を疾走!
エキサイトシート5














さあ、試合が始まりました。
こんな景色です。
エキサイトシート6














全員ヘルメットを着用するように決められているのですが、皆さんあまりかぶってないみたいですね(笑)
試合は、阪神藤波が素晴らしいピッチングで、なかなか打てません。
我が先発ポレダは、あべこべにピリッとしない内容です。
さらに阪神の積極的な走塁や盗塁などもあり、一方的な展開になってしまいました。

ウッ、またやられた
エキサイトシート7












ボケボケご容赦!
私の精神状態を表しています

終盤、堂上がソロホームランを打って反撃のノロシを上げました。
その後、2アウト満塁で4番ギャレット、一発出ればゲームは分からなくなるところまで攻めたのですが・・・、
結果は三振
藤波に見事に抑え込まれ、2−8で完敗でした。

まあ、いいでしょう。たまにはこういう日もあります。
今夜はエキサイトシートに座れたことだけを感謝して帰路につきました。

はあ〜〜(深いため息)

母校明治学院の卒業生によるフェイスブック交流会という集まりがありまして、そのスピンオフ会「如月会」に入れていただいています。
断っておきますが、私は明治学院大学を卒業していません。
1972年、文学部フランス文学科に入学はしましたが、卒業したとは一言も言っていません。
今、流行りの学歴詐称はしたことがありませんので、念のため(笑)

お恥ずかしいですが、正確に言いますと4年間通った結果、5年目の夏に「校納金未納につき除籍処分」になりました、はい。
その前、4年生の夏にはもう噺家になっていました。

そんな私をお仲間に入れてくださっている明治学院の卒業生の皆さんは心優しい人ばかりです。
学部も卒業年度もバラバラで、学生時代には全く接点が無いのに、ただただ同窓というだけですぐに打ち解け仲良くなるのが、同窓生という不思議さです。

この日、その如月会で、お花見をしました。

まずは夕刻の千鳥ヶ淵を散策です。
花見7・改














ボート乗り場は長蛇の列
花見4














本日の参加メンバーはこの5名でした。本当はもっとたくさん参加表明があったのですが、忙しくて急に来られなくなった人が数名出ました。ちょっと寂しいです
天明2・改



















通りすがりのおじさんにシャッターを押してもらいました(笑)
桜は、満開です。
天明3






















さて、予約した18時になりました。
千鳥ヶ淵の交差点にほど近い巨牛荘で焼肉の宴じゃ
花見9























ファイブショット
「いっただきま〜す!」
天明7


















炎の焼肉
花見11















巨牛荘の売り物『プルコギ』
もはやお腹いっぱいでよく覚えていませんが、これだけはお姉さんが焼いてくれます。
美形のお姉さんでした。
天明8




















そのプルコギがこちら
花見17
























初めていただきましたが、早い話が、ハンバーグの元みたいな感じですか?
大変美味しかったです。

美味しく焼肉をいただいた後、もう一度、千鳥ヶ淵を散歩しました。
今度はライトアップされていて、夕方とは全然違うロマンチックな雰囲気です。
花見22














幻想的な風景です。当然ですが、お堀の向こう岸の桜は皇居です。
天明12























いやあ、お腹もいっぱいになったし、楽しい楽しいスピンオフ会「如月会」のお花見でした。

オマケ
天明14

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