正朝通信

2011年3月11日東日本大震災の直後から、関東在住のフランスの人たちが、福島県をはじめとして東北地方各地でボランティア活動を始めました。
有名なフランス料理店のシェフやパティシエが中心になって
「キャラバン・ボナペティ」と称してフランス料理の炊き出しで、美味しい食事を提供しました。
震災直後の4月から毎月一回、すべて無償で一回千人規模の料理を作っていました。
なんと全部ボランティアです。
無償です。
つまり、自分たちの「持ち出し」ということです。
そうやって被災した人たちの食事ばかりではなく、パフォーマンスや触れ合いで元気づけてきました。ある時には新入学児童のために大量のランドセルをプレゼントしたりもしました。
しつこいですが、無料です。

そんな活動を毎月やっていましたが、今は年に4回になりました。
でも、5年半が経った今でも続いているんです。素晴らしい活動です。本当に頭が下がります。

今回、そのことが評価されて「キャラバン・ボナペティ」の代表者であるパトリック・オステアさんとアーティストのスブリームさんが、フランス政府から
“レジオンドヌール勲章”
を授与されました。
ビートたけしさんが受賞したことでも知られるこの勲章は、フランス国内で最高の勲章です。
日本でいえば「勲一等」といったところでしょうか。

「キャラバン・ボナペティ」の福島県の受け入れの窓口になっているのが、私が日ごろからお世話になっている郡山自動車学校の小川社長です。
そんな関係で、小川社長が招待された授与式に、ついでに私までご招待の栄誉にあずかりました。

栄えあるフランス最高勲章の授与式に出席してまいりました。
会場はフランス大使館の同じ敷地の中にある大使公邸です。

式が始まる前に、親しくさせていただいている木村和司さんとツーショット。
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脳梗塞からすっかり元気になりました。


いよいよ勲章授与式が始まりました。
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写真向かって右側が今の駐日フランス大使、真ん中が前の大使、左が勲章をもらうパトリック・オステアさんです。
なお、フロアの右端で一際目立つ赤いハチマキ(?)をしているのは、フランソワーズ・モレシャンさんです。

ムッシュオステアとツーショット
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福島県からやってきた軍団。パトリックさんに感謝・感謝・の面々です。
24,授与式とその後の立食カクテルパーティーが終わった後、会場を代官山のフレンチレストラン“Le Petit Bedon(ル・プティ・ブドン)”
に移動して、食事会です。
人数はフランス人と日本人ほぼ半々で約80人くらいだったでしょうか。なんと始まったのは午後10時でした。
これから本格的なフレンチのフルコースです。フランス人の体力、恐るべしです。あたしゃ、もうすっかりくたびれていました。

最初に出たオードブルは写真を撮り忘れました。
二品目がこちら。サーモンです。ほぼナマでして、刺身の食感です。
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三品目 Le poisson(ル・ポワゾン=魚料理)は「真鯛のスフレ」
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メインのLa viande(肉料理)は「bifteck(ビーフステーキ)」
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スマホの写真で、ほとんど茶色い塊にしか見えませんが、ハンバーグではありません。
ステーキです。ソースが濃厚でした。私には濃厚過ぎて、ちょっとつらかったです。

ここまで来たところで、本日のサプライズ。
叙勲者二人のために特別に作ったケーキをカットする儀式です。
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期せずして起こった“La Marseillaise”の大合唱
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スブリームさんがマイクを通して、盛んにフランス語でしゃべっているのですが、何度もはっきりと“Cake cut”と英語で言っているのがちょっと可笑しかったです。
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このケーキとベリー系のアイスクリーム。もうお腹いっぱいでケーキは残してしまいました。

最後にパトリックの勲章を撮らせてもらいました。
これが本物のレジオン・ド・ヌールです。
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飛行機事故は常に悲惨だが、今回もまた、非常に悲しい事故になってしまった。

今朝(12月1日)の東京新聞に詳しく載っていたので、かいつまんで紹介する。
ついでに私の知ったかぶりも少々交えつつ。

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シャペコエンセというチーム、ブラジルサッカーに相当詳しい人でも、知らないのではないだろうか。私も初めて聞く名前で、全く知らなかった。

日本人に馴染みの深いブラジルの有名なクラブといえば、フラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴ、グレミオ、サンパウロ、
あとはペレがいたサントスとか、パルメイラス、クルゼイロ、アトレチコミネイロといったところか。

シャペコエンセは、わが国では無名のクラブと言っていいと思う。
ブラジル南部のシャペコ市という人口20万人の小さな町のクラブだ。
1973年創設というから、100年を超えるチームが多い中、さほど古いクラブではない。
長く下位リーグに低迷していたが、2009年にブラジル全国4部リーグに上がると徐々に成績を上げ、2014年に1部リーグに昇格した。
5年間で4カテゴリー昇格したことになる。これはかなり珍しいケースではないだろうか。2年前のことである。
不景気で給料の支払いが遅れるチームもある中で、しっかり運営して経営が安定したクラブという。
ブラジル代表クラスの選手はいない。
今回のコパ・スダメリカーナという国際大会では快進撃を続けて、とうとう決勝戦にまで勝ち上がった。
決勝はホームアンドアウエイ方式で、コロンビアのチームと戦うことになっていた。

大会についても触れておこう。
コパとは英語のCUPである。日本語では「杯」。
南米のクラブナンバーワンを決める大会は、「コパ・リベルタドーレス」である。これは有名な大会だ。
チャンピオンになると、南米代表として「クラブワールドカップ」に出場する。
以前は「トヨタカップ」と称して、ヨーロッパチャンピオンと東京の国立競技場で一発勝負を戦っていた。
今は、発展的に解消してFIFAの主催となり、各大陸王者が参加する大会になった。
しかし、現実には相変わらず決勝はヨーロッパ対南米である。
この「コパ・リベルタドーレス」よりはグレードが下の大会と推察できる。
ユーロの「UEFAチャンピオンズリーグ」の下位に位置する「ヨーロッパカップ」のような位置づけなのだろう。

私はこの「コパ・スダメリカーナ」という大会も、今回の事故で初めて知った。
優勝チームは、南米代表として日本で開催される「スルガ銀行チャンピオンシップ」の出場権を得る。

これは、「JリーグYBCルヴァンカップ(去年までヤマザキナビスコカップ)」の優勝者と対戦する大会である。
私は名前だけは聞いていたが、さほど興味はなかった。マスコミの扱いもさほど大きくはなかった。
しかし、新興のシャペコエンセにとっては、優勝して日本の「スルガ銀行チャンピオンシップ」に招待されることは、大変な名誉だったはずである。

今回亡くなった中でJリーグに関係していたのは、
カイオ・ジュニール(元ヴィッセル神戸監督)、
ケンペス(元ジェフ千葉・セレッソ大阪/FW)、
アルトゥール・マイア(元川崎フロンターレ/MF)、
ウィリアン・チエゴ・ジ・ジェズス(元京都サンガ/DF)、
クレーベル・サンタナ(元柏レイソル/MF)
以上5名。

亡くなったすべての方のご冥福をお祈りします。
今後、シャペコエンセがこの苦難を乗り越え、素晴らしいチームになることを祈っています。

2016,12,4,江戸エコ寄席





















第9回江戸エコ寄席
12月4日(日)皇居前広場(公園)にある「楠公(なんこう)レストハウス」で開催されます。
場所は有名な楠木正成公の銅像の真ん前です。
楠公銅像改














12時から特製会席弁当を召し上がっていただきます。
下の写真とは若干内容が異なります。参考のために掲載しました。ご了承ください。
江戸エコ行楽重2

















シェフが大学教授と共同で研究に研究を重ねて、試行錯誤の結果、
江戸時代のレシピを再現することに成功しました。
食材も東京産のモノを使用して作ったお弁当です。
「江戸時代の人たちはこういう食事をしていたんだ」と実感していただきます。

食事が終わったあと、
1時30分から隣の特設会場に移動して正朝の落語を二席、聴いていただきます。
トリネタは『芝浜』を申し上げます。もうそんな季節になったんですね。
一年経つのは早いです。
江戸エコ寄席1
写真は今年4月17日に開催された第8回の様子です。

木戸はお弁当付きで4000円。ドリンク類は別料金となります。
皆様のご予約をお待ちしています。
江戸エコ寄席地図
















地図は少々見にくいですが、左下にピンクで【スタート】と書いてある、さらにその下に示してあります。
日比谷通り「馬場先門」から入るのが一番わかりやすいです。

ご予約はこちらのコメントか、正朝に直接お申し込みください。

一年経つのが本当に早いです。
今年もお酉様の季節になりました。今日は「一の酉」です。
夕方からカミさんと二人で浅草の鷲神社に行きました。
「おおとりじんじゃ」と読みます。「ワシじんじゃ」ではありません(笑)
落語ファンならご存じ 「観音様の裏って」「吉原の裏っかわ」にある神社です。
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傘をさすべきか、ささざるべきか、微妙な雨がそぼふる中でしたが、
午後4時に来れば、さすがに空いてます。山門までスイスイときました。
ここから行列です。
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なんだか余裕です
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並ぶのも、また楽し、です。
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ここまで来たら、お詣りまでもうひと息。
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浅草界隈の有名店が競って提灯を奉納しています。

というワケで、毎年同じお店で熊手を買っています。
いつものおじいちゃんも、元気でした。
毎年「今年も生きてるかな?」と、ドキドキしながら来るんです。不謹慎ですが(笑)
元気な姿を見て、お話もできて、ホッとひと安心でした。

今年購入した熊手がこちら
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酉年の来年、大いに飛び立てるように、頑張ります。

楽しかった4泊5日の福岡ツアーも、いよいよ終わりです。
博多天神落語まつりから支給していただいたSFJ44便、福岡空港11時55分発の便で東京に帰ります。

空港に行く前に博多駅でブランチ(って、カッコいいですか?)を食べることにしました。
最後はやっぱり博多ラーメンでしょう(笑)
駅をウロウロ歩いていたら「博多めん街道」というのがありました。
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エスカレータを上ると、そこにはそれこそ目移りするほどのラーメン屋さんが並んでいます。
ただし、朝10時に開店しているお店は少なかったです。ほとんどのお店が11時からです。
私は11時には空港でチェックインをしたいので、この時間(10時過ぎです)に来ました。

開いているお店の中で、こちらをチョイスしました。理由はありません。直観です(笑)
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このお店で、これまた一番人気という「ラーメン定食」(だったと思います。違ってたらゴメンナサイ・・・)をいただきました。美味しかったです。
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お稲荷さんが二つついています。ペロッと完食しました。
あっ、朝っぱらからビールを注文しているのは、お目こぼしください(笑)
これから、東京に帰ります。

ありがとう福岡。さようなら博多。またすぐに来ます。

博多を離れて、福岡市から少し東の、宗像市に来ました。
宗像では、会場を転々としつつ毎年独演会をやらせていただいています。
今年は鎮国寺さんという、大変歴史の古い名刹でやることになりました。
鎮国寺
















ざっとググってみると、とんでもないお寺さんであることが分かります。
お寺のホームページによりますと、弘法大師(空海)が唐の国で真言の秘法を授かり、帰国して最初に宗像の地に降り立ち、このお寺を建てたのだそうです。
806年とありますから、今から1210年前ということになります。ヒョエー
そして本堂は慶安3(1650)年に藩主黒田忠之が再建した、とあります。今から366年前です。
どんだけ立派なお寺さんなんでしょう。
当地では、観光の名所としても有名なお寺だそうです。ちっとも知りませんでした。

落語会はその本堂ではありません。
入口に近いお部屋をお借りしてやらせていただきました。写真左側の建物です。
鎮国寺
















畳敷きのお部屋に高座と客席を作りました。
高座













一席目『蜘蛛駕籠』
蜘蛛駕籠


























二席目『明烏』
明烏


























終わった後は、ご住職のごあいさつ。
その後は、楽しい抽選会もありました。
住職あいさつ・改
















どうやら、来年もやらせていただけそうな、好感触です。
ご住職、また来年もよろしくお願いいたします。

さて、福岡4泊5日の最後の晩は、お馴染みスナック「くるくる」で打ち上げです。
なんとバランタインの21年モノという、わが国では売ってないという貴重なウィスキーを飲ませていただきました。
バランタイン21






























体は疲れ切っていますが、精神的には解放されています。
楽しい福岡ツアーでした。

今日は昼の部がFFGホールで福岡銀行さんの貸切公演で「招福寄席」
FFGホール「招福寄席」




























すごいメンバーです。出演順に
・立川生志
・春風亭正朝
・立川談笑
・柳家さん喬 
  仲入り
・笑福亭鶴光
・桂米助
・桂文枝
こんな中に入れていただいて、本当に圓楽兄哥さんに感謝、感謝です。
高座の生志さん(掲載許可得ています)
生志




























夜は、キャナルシティ劇場で「江戸・東京四天王を偲ぶ会」
・三遊亭王楽
・春風亭一之輔
・古今亭志ん輔
・三遊亭圓楽
  仲入り
・春風亭正朝
・立川談春

ほかの人は分かりませんが、私の演題は
昼が『目黒の秋刀魚』
夜が『宗論』でした。

昨日と今日、私が出していただいた三つの落語会は、それぞれ素晴らしい会でした。
それに、プロデューサーの圓楽兄哥さんを始めとして、スタッフの皆さんの噺家を接待するホスピタリティが、まさに「おもてなし」の心でした。
楽しかったです。
また、来年呼んでもらえるよう、一生懸命がんばろうと心に誓う私でした(笑)

落語会が終わった後は、基本的に出演者、スタッフ全員で打ち上げ!です。
もちろん強制ではありません。こちらには参加せず、個人的にお客様と食事に行くのも自由です。
二日目の今夜は祇園の焼肉「大東園」です。スゴイ人数です。50人以上はいました。
打ち上げ



























私は、たまたま大相撲九州場所で福岡に来ている佐渡ヶ嶽親方と個人的に食事をする約束をしていたので、
「親方、よかったらこちらの打ち上げに合流しませんか?」とお誘いしました。
もちろん事前に圓楽兄哥さんにお話して、許諾を得ています。兄哥さんも
「おお、呼べ呼べ。座が華やかになっていいよ」と言ってくれました。
う〜〜む残念!目をつぶっている。Photo by Kotoyuuki(C)
打ち上げ・改














佐渡ヶ嶽親方は、東前頭4枚目の琴勇輝関を連れて来てくれました。
噺家もみんな大喜びでした。中でも鶴瓶師匠は大感激。
打ち上げ














鶴瓶師匠は私に
「なんや正朝。お前、佐渡ヶ嶽親方と琴勇輝さんと友達なんか」と言って上機嫌。琴勇気関もすっかり舞い上がって、ずーっと4人で話し込んでいました(笑)
打ち上げ「大東園」


























圓楽兄哥さんが音頭を取って乾杯
打ち上げ


























仲良しの二人。もちろん公開の許可を得ています(笑)
打ち上げ














博多の二日目の夜は賑やかに終了しました。

圓楽兄哥さんがプロデュースする博多天神落語まつりは、今年で10年目を迎えました。
私は今回初めて、やっと呼んでもらえました。有り難いです。

主会場のイムズホールには、いろんなイベントスペースができていました。
中でも目を引いたのが、こちらの「噺家人形」
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「笑点」のメンバー(上段)と若手の人気者
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小朝兄哥さんをはじめとして実力者もズラリ。なぜか故人の先代金馬師匠が(笑)
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上方の噺家もこのとおり
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こちらは全員「冥途亭」の師匠がた。
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出演者の写真と色紙がズラーッと展示してあります。
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私も
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イムズビルの1階の広場でラジオの公開放送をやっていました。この会場は入場無料です。
噺家は真ん中の圓楽兄哥さんから右に、正蔵さん、志の輔さん。
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私が出演したのは
「祝10年!圓楽と修行仲間の会」です。
楽屋で圓楽さん、馬生さん、志ん輔さん。
「円楽と修行仲間」イムズホール楽屋













同じ時期に前座修行をした先輩です。私が一番の新米でした。
(つづく)

羽田空港を午前9時15分発SFJ43便で、博多に出発しました。
羽田空港「いざ出発」












福岡女学院大学で「第6回春風亭正朝独演会」をやらせていただきました。

福岡に着いたら、なにはともあれ博多ラーメンです(笑)
大学の近くの「かなで食堂」さんで、1番人気の「とんこつ濃厚ラーメン」。
美味しかったです。名物の替え玉はしませんでしたよ、念のため。
女学院近く「かなで食堂」とんこつ濃厚ラーメン
























福岡女学院大学はミッション系のきれいな大学です。
こちらのエリザベス・リー・ホールで独演会。
女学院大学ポスター






























校内に貼ってあったポスター。
コピーが嬉しいじゃないですか。引用します

古典であってなおかつ新しい、
花も実もある本寸法の江戸落語。
正朝師匠の落語にふれたら、
テレビのお笑いが馬鹿らしくなります。



少し恥ずかしいですが、そう感じていただけたら、幸せです。

女子大生を中心に、一般のお客様も大勢入ってくださいました。
『転失気』『芝浜』をたっぷり聞いてもらいました。

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