正朝通信

2009年05月

bb329c39.jpg毎年、防府市立図書館が主催してくれる独演会である。入場は無料。午後3時開演。

私のHPを見て、わざわざ下松から来てくださった親子がいた。小学生のお嬢さんと若いお母さんである。
準備のために早めに会場のデザインプラザに入ると、すでにロビーにいらっしゃった。

HP上で開演時間を1時とか、2時とか、複数の情報をアップしていたようだ。
「分からないので、早めに来ました」とのことだった。
来てみたら、3時開演になっていたワケである。

 〜ごめんなさい。ご迷惑をおかけしました。謝ります<m(__)m>
  いい加減な情報を載せてはいけないという戒めにいたします(反省)〜

会場は、昨年はアスピラートというコンサートホールでやったが、ちょっと大きすぎたために空席が目立った。
今年はそこよりも若干小さめのデザインプラザに移した。

下手側の後方に少し空席が見えたが、それ以外はほぼ満席の盛況だった。目分量で、約400人といったところか。
それにしても、満席にならないのが、ちょっと悔しい。

ネタは、サラで「天狗裁き」と、トリで「はてなの茶碗」

一席目、マクラはがんがんウケたのだが、本題に入ると少し反応が鈍くなった。
仲入り後、気合いを入れなおして「はてな」をやった。
一席目よりは、よく笑ってくださった。ひと安心である。
終演後も鳴り止まない拍手に感激した。
打ち出しは16時45分だった。
           
皆さん、来年もよろしくお願いします。

珍しく今回は、図書館主催の打ち上げは無し。
一旦ホテルに戻って荷物を置いた後、「ズッコケ三人組」で有名な防府市在住の作家那須正幹先生と会食する。
那須(先生と呼ぶと叱られるので)さんは、毎年のように私の独演会に来てくださる。
そして、そのお友達もご一緒だ。
「ズッコケ三人組」のモデルになったという広島在住のお友達がお二人、今年も広島から来てくださった。
皆さん時間さえ許せば、毎年のように打ち上げにも参加してくださる人たちである。

今日は、那須さんの奥さんもご一緒に、イタリアンの店に連れて行ってくださった。
箸で食べる和風のイタリアンは、ビックリするほど美味しかった。中でもリゾットが絶品(あれっ、イタリアンか?でも、味は抜群)だった。

東京にあってもきっと繁盛するだろうという感じの、おしゃれで美味しいお店だった。
那須さん御一行は、この後ホタルを観に行くというので、8時過ぎにお開き。

私は、同級生が集まっている小料理屋に行って、合流する。
独演会に来てくれた友人も何人かいて、礼を言う。
感想を聞いたら「声が聞き取りにくかった」と言われた。
初めての会場ということもあり、どうやらマイクとスピーカーの調整に、失敗したようだ。
来年の反省点にしよう。

その後、カラオケスナックに移動。みんなでさんざん歌いまくった。
さらに、ねえちゃんのいる店を二軒ハシゴ。
数えてみたら、5軒も飲み歩いていた。

ホテルに戻ったのは3時だった。
風呂にも入らず、そのまま寝た。
かなり疲れが溜まっている。

45509496.jpg11時50分、ホテルに迎えが来た。旧知のMさんが運転する公用車で山口市の県庁に向かう。
12時30分に、お世話になっているO部長とお昼をいただく。
O部長には二十年近く前から大変可愛がってもらっていて、県関係の仕事をたくさんさせていただいている。ふるさとの私の応援団長と言ってもいい人である。

昨年11月、山口県ふるさと大使に任命されたことは、以前にもこの日記で書いたので、ご存知の方も多いと思う。
私のような一介の噺家が、ふるさと大使に人選されたのも、実はO部長のおかげだと信じている。

今日は、そのお礼を兼ねて県知事への「表敬訪問」である。
13時20分、紋付き・羽織・袴の第一等正装に着替えて、いよいよ知事室に入る。
二井山口県知事がお出迎えしてくださった。室内には取材のテレビカメラが3台も入っていた。
KRY(山口放送)・TYS(テレビ山口)・YAB(山口朝日放送)の三社だった。
        
やや緊張しながら、知事にご挨拶をした。ふるさと大使就任のお礼を言ったあとは、なんとなくの雑談。
知事も話題を提供してくれたりして、和やかに会談は終わった。この間、約10分くらいだっただろうか。

その後、なんと「囲み取材」となった。なんだかスターになったような気持ちになる(笑)
             
この模様は三つのテレビ局から夕方のローカルニュースで、全県に放映された。
明日、明後日の独演会にお客様が増えると有り難いことである。
長かった旅も終わりが近づいて来た。


       O部長です    



0fbf5b8a.jpg8時に目覚めるが、ボーっとしている。さすがに昨日の深酒が効いているようだ。
朝飯は抜きだ。
10時におーびーさんが迎えに来てくれて、赤間駅まで送ってもらう。
おーびーさん、博多から三日間ありがとうございました。7月もよろしくお願いします。

10時20分の電車で小倉に向かう。10時57分に小倉着。
11時22分の新幹線・レールスターひかりに乗る。新山口までは一駅だ。新下関を通過するとは知らなかった。
11時41分に到着。乗車時間わずか19分。車内はガラガラだし、指定席を買ったのがなんだかバカみたいだった。
新山口からは山陽本線に乗り換える。子供の頃から何度も乗った電車だ。四辻(よつつじ)・大道(だいどう)と懐かしい駅名が目に飛び込んでくる。
大道駅のすぐ前には、大きくて立派な高川学園(旧:多々良学園)の校舎とグラウンドが見えた。さすがは全国高校サッカー常連校だけのことはある。
数年前に防府市内からこちらに引っ越してきて、校名も変わった。初めて見たが、立派なものだ。
余談だが、今でこそ県内で無敵を誇る高川学園だが、私が現役の頃はうちの方が強かった。多々良学園には負けたことがなかった。エヘン。

12時過ぎに防府に到着。迎えの車でまっすぐ国衙(こくが)会館に向かった。
今年で10回目の(つまり10年目を迎えた)国衙町内会落語会は、毎回世話人さんたちと一緒にお昼をいただくことになっている。
今日も私の到着を待って、さっそく昼食会が始まった。正直言って、最初のうちは田舎のおじさんおばさんと一緒にご飯を食べるのが、ちょっと辛かった。
しかし、今は顔なじみも増えて、楽しく食事をいただけるようになった。有り難いことだと思う。
奥さん達手作りのグリンピースご飯と、お惣菜の数々。美味しくいただいた。
1時半から落語会。高座に上がって喋り始めると、やはり相当疲れが溜まっていると実感する。

★国衙会館町内会寄席 13時半開演
・天狗裁き 正朝
  仲入り
・宗論 正朝

一席目、ここまでのツアーの話などをマクラに振って「天狗裁き」に入った。女性陣は良く笑ってくださるが、男性陣のウケがもう一つだった。
仲入りをはさんで、トリのネタは「宗論」にした。あい変らずケラケラ笑う女性と、それほどでもない男性に別れる。対比が面白かった。
15時前にお開き。
すぐに車で、防府の定宿「ホテルみやま」に送っていただいた。

チェックインの時に、五泊分の料金を前払いした。部屋に入って荷物を開く。
やれやれひと安心だ。
というのが、昨日までは毎日、移動移動の連続だった。一泊しては次の町へ、ということになる。
今日から、一部屋に連泊するのだ。これは楽だ。

早速、洗濯をした。みやまの嬉しいサービスは、洗濯機・乾燥機が無料で使い放題なことである。
4泊分のたまった下着や靴下、ポロシャツを洗濯した。
さらに長襦袢も洗濯機でガーランガーランする。今回衣装は、2セット持参している。長襦袢も「洗える襦袢」を2枚持って来ている。
さすがにこれは乾燥機は使わない。脱水だけして部屋干しする。

夜は、親友のTが誘いに来てくれて、軽く飲む。二軒歩いて、ホテルに戻った。
ふるさとの第一夜は、おとなしく寝て終わり。

f412e796.jpg11時にチェックアウト。そのままチサンホテル博多の一階カフェでブランチをとりながら、PCをいじって時間をつぶす。
ミクシィとブログの日記を更新する。
ドリンクバーのコーヒーをお代わりしまくって2時まで、ここで粘った。

博多を2時25分発の電車で出発。3時前に赤間駅に到着した。
スナックくるくるのママとご主人がお出迎え。車でチサンインにチェックインした。

さて、スナックくるくるの落語会。
くるくるは、営業はずっと以前からしているのだが、先月建物を建て直して新装開店したばかりなのだ。
新装開店記念杮落とし落語会ということになった。
カウンターの後ろにテーブルを置いて、簡易の高座を作った。お客様は横長に二列。全部で25名ほどだった。
                       
★スナックくるくる杮落とし寄席 18時20分開演
・道灌 酔書
・家見舞 正朝
  仲入り
・へっつい幽霊 正朝

最初に宗像落語会・内浜落語会の中心的メンバーである粗忽家酔書(よいしょ)さんが上がって「道灌」を一席。
口慣れた高座だ。素人としては一級品の落語である。
私の一席目は「家見舞」にした。マクラでいちいち大きな声で返事をするおじさんがいて閉口する。
ヤンワリ注意をしたが、なおも喋り続ける。悪気がないのは分かるだけに、余計困った。
何度か「返事しなくていいですから」と同じことを言って客席の笑いをとると、ようやく黙ってくれた。
温かい雰囲気でよくウケた。
                                      
トリは「へっつい幽霊」。これまたよく笑ってくださって、大満足のうちに終了。
フーッ、疲れた。

皆さん、一旦外に出てもらって、店内を通常営業の形に戻す。
すぐに宴会開始。

今夜の特記事項は、お客さんの中に私の同級生がいたことだ。
それもただの同級生ではない。同じ社宅(団地)で生まれた時からの仲良しで、幼稚園・小学校・中学・高校と同じなのだ。
公人だから名前を公表してもいいだろう。大後(おおご)クンという彼は、現在国立福岡教育大学の学長先生なのである( トップの2ショット)。
ホームページにも写真入りで、登場している(笑)
                       
再会は、何年ぶりになるのだろう。
幼稚園、小学校の頃は確かに仲良く遊んだが、中学〜高校と進むうちにだんだんつきあいが疎遠になった。
なにしろ向こうは優等生、こっちは落ちこぼれである。
自然に付き合うグループが違ってくる。
あたしゃ部活にアイデンティティーを見い出すしかない「スポーツ馬鹿」になっちゃったし。

高校時代はほとんど会話をすることもなかったと思う。
その後、風の噂に「大後が、大学の学長になったらしい」ということは聞いていたが、会うこともなかった。

ところが、人のつながりは面白い。
私は真打になって、宗像落語会の皆さんと親しくなった。そのメンバーの一人の実家がスナックくるくるなのだ。
私が宗像落語会に出演した時の打ち上げは、毎回この店でやった。

福岡教育大学は宗像市にある。先生がたがこの店をよく利用するそうだ。
大後クンも常連さんの一人なのだ。
なにかの話で私の名前が出た。
学長が「春風亭正朝は、私の同級生ですよ」という話になった。
今回、杮落とし落語会で、数十年ぶりの再会となったワケである。
お互いトシはとったが、すぐに子供の頃の仲良しに戻った。


昨日の女子大寄席のスタッフすず柑さん(OG)が、二日続けて来てくれた。
また、時々このブログにコメントを寄せてくださるJさんも。
        

みんなで楽しく飲んで歌って、お開き。
その後、大後クンとそのお仲間(大学教授や事務の方々)と、近所のバーで二次会。
久しぶりに泥酔してしまった。最後は気持ち悪くなって、リバースしそうになる。

半分、記憶が飛んでホテルに戻る。
前後不覚で眠りについた。

扇遊さんは、大分空港11時半の飛行機に乗るため、9時20分に旅館を出る。私は、お見送りをして、もう少し亀の井に残る。ここから一人旅だ。

一人でゆっくり温泉に浸かって、ここまでの日記を一気に書く。
11時45分、O支配人に由布院駅まで送ってもらう。12時02分発の特急「ゆふいんの森2号」で、博多へ向かった。
この電車は、全席指定の観光特急である。月曜日だし、空いているだろうと安直に考えていたら、思いのほか混んでいて、満席だった。
最後の一枚という指定席を確保することができた。ラッキーだ。
14時過ぎに博多へ到着。すぐにチサンホテルにチェックイン・・・・するはずだったが、ここでトラブル発生

駅から徒歩5分のホテルだ。
だいたいの場所は頭に入っていたので、チョー重たいスーツケースをガラガラ引っ張って歩いて行ったが、目指す場所にホテルが無い。
どうやら思い違いをしていたようだ。グルグル歩いて、途中3回も人に訊いたりして、結局ホテルにたどり着くまで30分も歩いてしまった。
疲れ果てた(笑)
すぐに迎えが来て、福岡女学院大学に直行する。今夜は、ここの落語研究会が主催してくれる落語会である。
お昼を食べていないことに気づき、遅めの昼食をとる。コンビニのおにぎり3個とポテトサラダ。味気ない。

ハウイ館というホールに椅子を70ほど並べて準備をする。
立ち働くのが皆女子大生だ。久しぶりに異様な高揚感を覚える。楽しい(笑)

★福岡女学院大学ハウイ館寄席19時開演
・かぼちゃ屋 女子大生
・宮戸川 正朝
  仲 入 り
・つる 女子大生
・天狗裁き 正朝

客席は、半分くらいが女子大生(落語研究会ではない一般の学生さん)。
あとの半分くらいが普通のお客様、といった按配だった。
マイミクのらいかさんが差し入れを持って来てくださった。楽屋でしばしの再会。

さて、一席目。
最初はやや重かったが、徐々にマクラでほぐしていく。
だんだん大きな声で笑ってくれるようになっってきた。この辺のキャッチボールが非常に楽しい。
「よし、いける」という感じをつかんで「宮戸川」に入った。
「電車内の化粧」を振って本題へ。調子に乗って、いつも以上にイロっぽいお花半七になった。
仲入り後、女子大生の「つる」をソデから聴いていると、よくウケている。
二席目はなにをやろうか土壇場まで迷ったが、結局「天狗裁き」にした。
これまた、まずまずのウケで無事終了。

さあ、楽しい楽しい打ち上げだ。
大学の近所の焼き鳥屋の座敷に約20人。男は先生と私と世話役2名。なぜか福岡教育大学の落研の男子2人の、合計6人だけ。
あとは全部女子大生と若いOGたち。
夢のようなシチュエーションだった(笑)

乾杯が変わっていた。
なんと、全員がそれぞれグラスをぶつけるのだ。当然、いきなり席を立って動き回る(笑)
みんなが「かんぱーい」「かんぱーい」と口々に雄叫びを上げながら、次々にグラスをカチーン、カチーンとぶつけ合う。
そんな方式を知らない私は、周りに座っている人と型通りの乾杯をしたあと、すぐに生ビールをグビッ、グビッ、グビッと三口飲んだ。
そこへあとからあとから、はるか向こうの席の人たちが、どんどんグラスを合わせにやってくる。
みんな、まだ口をつけてない(笑)

こんな乾杯初めて見た。
聞いたら、どうやらこちらではこれが普通らしい。
恐るべし「福岡方式」である。

楽しく喋って飲んだ。
途中、落語の演出を質問されたので、仕種や上下(かみしも)の切り方、視線の方向などを、丁寧に教えてあげた。
「ミニ落語教室」のようになる。みんな落語が大好きなようで、こっちも嬉しくなった。

12時ころにお開きとなった。
昔ならここからカラオケに行ったりしたのだろうが、そのままホテルに帰って寝る。
ツアー三日目で、そろそろ疲れがたまってきたようだ。
部屋に戻ったら、シャワーも浴びずにバタンキューと寝てしまった。

10時にMさんが迎えに来て、今回の総元締めともいうべきGご住職のいる善性寺にごあいさつに行く。ご住職に丁重にお礼を申し上げる。
11時にGご住職の運転する車でMさんと扇遊さんと私の四人が、一路由布院・亀の井別荘を目指す。
なんとMさんとGさんが、私たち二人を由布院まで送ってくださることになったのだ。
感謝するやら、恐縮するやら、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

九州高速道路を利用したが、今日は日曜日、どこまで行っても料金は1000円なのだ。
JRなどを利用するよりも格段に安い。
都城⇔由布院は、約300キロだそうだ。
高速料金は、本来なら往復13000円になるところが2000円ですめば、これは安いと実感する。

高速道路の乗り放題1000円は、私には関係ない話だと思っていたが、意外なところで恩恵にあずかった。
途中SAで昼食休憩をして、亀の井別荘に着いたのは15時前だった。

二年ぶりの亀の井別荘だ。懐かしいO支配人がお出迎え。
支配人と初対面のGさん、Mさんがあいさつを交わす。
ここで、お二人は都城へ帰るという。せっかくだから夜の落語会を聴いていただきたかったのだが、もしかしたら遠慮があったのかもしれない。
なんだか、ただ単に運転手をさせたようで、本当に申し訳ないと思う。

お二方、お世話になりました。ありがとうございます。
また来年もよろしくお願いします。

早速温泉に入って、軽い夕食をとる。落語会は19時からだ。

★亀の井別荘 19時開演 
・お菊の皿 扇遊
・抜け雀 正朝
  仲 入 り
・町内の若い衆 正朝
・お見立て 扇遊

第66回目の由布院寄席、広間に5〜60人のお客様は、ほとんどが常連さんである。
よく笑ってくださる陽気ないいお客様だった。
マクラをたっぷり振って「抜け雀」に入る。
丁寧に(どっこも抜かずに)やったら、50分の長講になってしまった。
仲入り後、続けて上がる。
トリの時間をたっぷり残さなくてはならないので、短めの「町内の若い衆」にした。
途中でハエが私の顔の周りを飛び回って、お客さんが悪ウケする。困ったもんだ(笑)
これまた爆笑で終わる。
扇遊さんの「お見立て」も、抱腹絶倒。大成功の内に終了した。

打ち上げは、亀の井別荘を出て街中の焼き鳥やさんに移動。
ごくごく内輪の6人だけで、楽しい会食になった。
12時を回ったところでお開き。
亀の井に戻って、もう一度温泉に入ろうと思ったが、思いのほか酔っていることもあって、断念。
すぐに寝た。

9時半の飛行機で羽田を出発。定刻11時半に宮崎空港に到着。
今回呼んでくださったMさんとGさん、もうお一方の三名様がお迎えに来てくださった。早速、車に乗って都城へ向かう。
途中、去年と同じ和食レストランで昼食をいただく。私は盛りそばとネギトロ丼のセットをチョイス。美味しかった。
13時前に、一軒目の会場、正定寺に到着。本堂には300人くらいのお客様で、超満員だ。
いよいよ、扇遊正朝二人会ツアーが始まる。

今日の落語会は、浄土真宗のイベントである「降誕会(ごうたんえ・親鸞聖人のお誕生日)」をお祝いする会である。

★都城 正定寺 14時開演
・転失気 正朝
・一ト目上がり 扇遊
  仲 入 り
・代り目 正朝
・妾馬 扇遊

去年も同様の落語会をやらせていただいた。今年とは別のお寺さんだったが、バカウケだった。
今回も同じように、バカウケした。
温かいお客様で助かった。二人ともついつい熱演してしまう。

終演後、17時から軽く打ち上げ。
私と扇遊兄さんは、夜の部があるので、アルコールは乾杯だけで我慢する。
美味しそうなお料理にもほとんど手をつけず、30分ほどでお先に失礼した。
宴会を中断して、皆さんから熱烈なお見送りを受ける。
おばちゃん達のパワーはものすごい(笑)

すぐに二軒目の会場であるアソカ保育園に移動した。
こちらは同じ浄土真宗のお寺さんが経営する保育園で、やはり「降誕会」を記念する落語会である。
つまり「降誕会」のハシゴというわけだ。
保育園の講堂とはいいながら、立派なホールだった。
350脚用意したパイプ椅子の客席は、やや空席が見える。200人程度のお客様だった。

★アソカ保育園 夢憂華ドーム19時開演
・たらちね 扇遊
・牛ほめ 正朝
  仲 入 り
・試し酒 扇遊
・火焔太鼓 正朝

ウケは昼間に比べたら、ややおとなしい感じだった。会場が広かったせいかもしれない。
渾身の「火焔太鼓」も空振り状態(笑)
ざんねん

終演後、一旦ホテルにチェックインして、荷物をほどく。すぐに迎えが来て打ち上げ会場へ。
スタッフの皆さんが10人くらいと私と扇遊兄さんで、意外と地味な打ち上げとなった。
長いツアーの最初だから、このくらいがちょうどいいのかもしれない。

酔いにまかせて、落語界の師弟関係など、マジメな話をぶってしまった。
12時過ぎに解散。ホテルに戻る。

扇遊兄さんとも話したが、一日に四席しゃべるのは、疲れる。
若いころはそうでもなかった。
こんなところにも、お互いにトシを感じると、二人で苦笑いをして、初日は無事終了。

ae3b36f3.jpg郡山自動車学校の創立記念日のイベントとして、毎年この時期に「爆笑寄席」をやらせていただいています。
2003年から始まって、今年で7回目を迎えました。
会場は、教室に特設の高座を作り、お客様は勉強机のついた席に座ってもらいます。
机は取り外しできません(笑)

                 
今年の色物は、マジックのダーク広和さんにお願いしました。
本日のネタ帖はこちら
・岸柳島 正朝
・マジック 広和
  仲入り
・抜け雀 正朝
・抽選会

お終いに、お客様から花束のプレゼントをいただきました。
    左から社長、私、お客様、ダーク広和

この後、社長のお宅に伺って、広大なお庭でバーベキューパーティー。これまた毎年の恒例です。
昼間降っていた雨もほとんど上がり、楽しいパーティーでした。

今夜も、郡山に泊り。
明日は自動車学校創立記念ゴルフコンペです。

ac667263.jpg 噺家は結婚披露宴の司会をよく頼まれます。私も若い頃は本当によくやりました。
最近は少なくなりましたが、それでも年に一度くらいは頼まれます。

が、しか〜し、披露宴の席で落語を一席しゃべるというのは、少ないです。
過去に二回か三回か・・・?くらいしか経験がありません。正確にはよく覚えていませんけど。

そんな非常に稀な「披露宴で落語」を演りました。
普段から大変にお世話になっている郡山自動車学校の、インストラクター(先生)さんの結婚式です。

披露宴会場にわざわざ特別の高座を作ってもらいました。
ここで一席やりました。

出囃子「長崎ぶらぶら節」にのって登場。
ネタは、夫婦の愛情を描いた珠玉の名作人情噺「芝浜」・・・

ではありません(笑)
こういうシチュエーションでは、できません。無理です。

20分程度というご注文でしたので「代り目」をやりました。
ワリとよくやる手馴れた噺ですが、
残念ながら、今日はあまりウケませんでした。

お客様も、披露宴と落語という場違いな雰囲気に、最後まで「乗り切れなかった」という感じでした。
新郎新婦には申し訳ないことをしてしまいました。

孝嘉さん、美由紀さん、ゴメンナサイね。

落語の後は、普通に司会者として、披露宴の進行役を務めました。
こちらの方は、和気あいあい、見事な司会ぶり(自分で言うなって?)で、
楽しく演出することができました。
皆さん喜んでくださいました。
メデタシメデタシ

お二人の末永いお幸せをお祈りします。

030b921f.jpgレギュラーでお世話になっている「スミセイ認知症セミナー」の仕事で、今回は福井にやってきました。
前日に小松空港から福井に入り、ホテルで一泊。今朝は11時にチェックアウト。昼前には、会場の福井市文化会館に入りました。
私の出番は2時半過ぎです。ちょっと時間があるので、近所を散歩しました。

目と鼻の先に、福井大仏がありました。境内の説明板を読むと、どうやら由緒のある大仏様らしいです。
現在の青銅製のものは昭和33年建立ということですが、最初は元禄時代に立てられた石の大仏があって、それを復元したとか。
お賽銭をあげて手を合わせました。

喫茶店はないかしらと捜していたら、ありました。
「鄙には稀」というと叱られるかもしれませんが、お洒落なカフェを発見。
その名も「臼井煙草倶楽部」という、一見、喫茶店には見えないお店でした。

恐る恐る入ってみると、カウンターとテーブルが三つばかり(だったと思います)。お客様はいません。
カウンターに座って、マスターとお話をしました。

最初普通にホットコーヒーを注文したのですが、ただならぬ雰囲気を感じ取り、滅多に頼まない「カプチーノ」に変更しました。
これが大当たり。大袈裟でなく、マシーンで丁寧にいれてくれたカプチーノは絶品でした。
マスターは控えめに「今流行り(はやり)のシアトル系とは違います」とやんわり言ってました(笑)
当然ス〇バのことです。イタリア系というその味は、ただ甘ったるいだけのものとは違い、深い香りとコクがありました。
美味しかったです。

話を聞くと、この店は隣にいらした奥様の実家だそうで、マスターは東京品川の人でした。言葉がきれいな「東京弁」でした。
3年前にこちらで店を開いたとか。
元々は煙草屋さんだそうです。それで「煙草倶楽部」という名前に納得がいきます。

ひと言で言って「おしゃれなお店」です。
福井の人は、是非いらっしゃることをお薦めします。

文化会館のまん前ということもあり、芦屋小雁さん、中村勘太郎さんなどが来店したことがあるそうです。
私もまた福井を訪れる機会があったら、絶対もう一度行ってみようと思うお店でした。
                     
デジカメを楽屋に置いていたので、写真はありません。
いただいた名刺を貼っておきますが、許諾を得ていないので住所と電話番号は伏せます。
でも地元の人は地図を見りゃわかりますね(笑)

旅先で思わぬ素敵な店に出会う。
旅の楽しさです。

0d4e731e.jpg新しい落語会を始めました。
うちの隣にティアラこうとう(江東公会堂)があります。
隣と言っても、その間には猿江恩賜公園(の中の野球場)がありますが、強引に隣と言えば隣です(笑)
歩いて約3分です。
         
大ホールは1500人収容で、ここを借りるワケにはいきません。あたしには、無理です
「小朝独演会」「歌丸小朝二人会」「沢田研二ショー」などのビッグな企画をやっています、ハイ。

地下に小ホールがあります。こちらは収容人員140人というコンパクトな音楽ホールです。
これが、落語会をするにはピッタリの大きさです。
しかも、設備は整っているし、綺麗だし、椅子は豪華だし、いいことずくめなんです。
       
こちらを借りて年に4回、独演会をすることに決めました。
その名も「ティアラこうとう住吉亭」としました。

私が自分で足を運んで(徒歩3分ですが)、申し込みに行ったところ、話がトントンと進みまして、
有り難いことにティアラこうとうさんから「協力事業」という指定を受けました。
いろんな面でご支援していただくことになりました。ありがとうございます
その第一回が開かれます。
                
日時:6月21日(日)午後6時30分開場 午後7時開演
演題:鰻の幇間 唐茄子屋政談(通し)
他に:マギー隆司(奇術)春風亭正太郎
木戸:2000円(全席自由席)

この会の狙いは、普段あまりやることができない「大ネタ」を時間を端折らずに、きっちりやろうというものです。
「唐茄子屋政談」は、吉原田圃の場面で切ることが多いですが、今回は後半の「誓願寺店(せいがんじだな)」まで通して全部やります。
公演時間は一時間を越えます。足がしびれることは必至です(笑)。お楽しみに

すでに前売り券は発売されています。
キャパ140という小ホールですから、ご予約はお早めにお願いします。
お申し込みは、【千客万来】、コメント、メッセージ、お電話、FAX、伝書鳩などでどうぞ。

なお、第二回は9月20日(日)午後7時開演
演題は「火焔太鼓」「中村仲蔵」の二席。助演は柳亭こみちちゃん(江東区ご近所在住)を予定しています。
こちらの発売は7月10日からです。

9e072c3f.jpg 扇遊兄さんが20年以上も続けている「登豚(ととん)会」という落語会に呼んでもらいました。
 基本的に、毎回扇遊兄さんが若手と二人でやっている落語会だそうです。今回は珍しく、真打の私を使ってくれたというワケです。扇遊兄さん、ありがとうございます

 西武池袋15時30分発のレッドアロー号に乗り込み、約1時間20分で西武秩父駅に着きます。そこから車で約20分。目指す皆野町は、静かな美しい町でした。

 懐士館という元々は剣道場だった会場に、約150人のお客様がぎっしり満員でした。本日のネタはこちら

・一ト目上がり 扇遊
・へっつい幽霊 正朝
・ハーモニカ 金子先生(主催者・お医者様)
  仲 入 り
・町内の若い衆 正朝
・佃 祭    扇遊

 素晴らしいお客様でした。皆さん素直によく笑ってくださる本当に「いいお客さん」でした。
 歴代出演した二つ目たちが全員「自分は上手くなった」と勘違いして帰るそうです(笑)
 それぐらい客席が暖かかったです。もう、暑いくらい

 ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました<m(__)m>

 この日は特別に北海道中標津(なかしべつ)から12名の団体さんが来ていました。少し長くなりますが、説明します。
 扇遊兄さんは、中標津でも20年来独演会を続けているそうです。昨年11月のその中標津の落語会に、秩父登豚会のメンバー6名が出かけました。
 今回はその「お返し」(というのも変ですが)に、北海道から秩父に来たのだそうです。
 こうして色んな落語会の皆さん同士が交流を図るというのは、素晴らしいことです。すべては扇遊兄さんの人柄と、芸の良さがなせるワザだと思います。羨ましいです

 さて、打ち上げです。秩父と中標津のメンバーが合流して、大変楽しい打ち上げになりました。
    仕上げのうどんを食べる扇遊さん

 この後、さらに二次会。ホテルに帰ったのは3時でした。久しぶりに、そのままバタンキュー でした。疲れました

 扇遊兄さん、また登豚会に呼んでください。
 それから、わたしを中標津に連れてって

e772cff2.jpg ゴールデンウィークも、今日で終わりました。
 鈴本夜席は、連日立ち見の出る大盛況でした。こういう席に出していただけるのは有り難いことです。
 サービスショットで楽屋風景をお届けしましょう

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 仲入りを勤める小三治師匠。今や自他共に認める落語界の第一人者です。気さくに話しかけてくださるのが、なにより嬉しいです。
 小三治師匠に話しかけられると、前座の頃、圓生師匠、彦六師匠、そして談志師匠や志ん朝師匠に声をかけていただいて感激したのと同じ感覚を今でも覚えます。
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 主任(トリ)の権太楼兄さん。大学の先輩です。私が学生の頃から、落語を教えてもらいました。入門の時にも口をきいていただきましたし、破門になった時もうちの師匠との間に入ってとりなしてくれました。
 落語ばかりではなく、噺家としての生き方も教えてくれた大先輩です。
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 ついでに文左衛門。今日の高座の途中で、お客様が急病になるというハプニングがあったようです。日頃の行いのむくいがきたのでしょう(笑)

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 あとは、楽屋の有象無象(笑)
この中から未来の名人が生まれる・・・・・かもしれません。可能性は限りなく低いですけど(笑)

  オマケs-09,5,06,鈴本楽屋 009 プログラムの表紙。
表と裏。五月らしい絵柄です。
上席千秋楽は10日です。まだまだ続きます。ご来場をお待ちしております。

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