2013年11月

2013年11月25日

11月23日（土）宗像市勝屋酒造

福岡県宗像市の勝屋酒造さんで、独演会をやらせていただきました。

ごらんの佇まいの勝屋酒造さんは寛政の頃にできて、200年の歴史があり、
今でも酒造りをしている現役の「造り酒屋」さんです。

本日のネタは、大相撲9月場所を見物したマクラをたっぷり振って『蔵前駕籠』。
二席目は昨日女学院の高座で約束した『文七元結』を一時間の長講で勤めました。

少数精鋭のお客様（笑）
皆さんタップリ楽しんでいただきました。

さて、お楽しみの打ち上げは隣駅の赤間に移動して、美味しい豚しゃぶをいただきました。
そして二次会のスナック「くるくる」では驚きのハプニングが待っていました。

カラオケで「ハッピーバースデー」がかかったかと思うと、
なんとこんなケーキが運ばれてきました。

私の誕生日は十か月も前に終わっていますが（笑）
還暦祝いのケーキでした。

ホワイトチョコレートに描かれた似顔絵は、今年の協会のカレンダーの正楽さんが切った「紙切り」を模したものです。その両側には、可愛いサッカーボールがあります。
これには、驚きました。

さらに、ママさんから愛のこもったネクタイをプレゼントしていただきました。
まもなく干支の巳年も終わろうとしているこの時期に「還暦」のお祝をしていただいた、幸せな夜でした。

オマケ：今年の落語協会のカレンダーより、紙切り正楽兄哥さん作の私

2013年11月23日

11月22日（金）女学院大学落語会

毎年恒例の福岡ツアーにやってきました。

一年ぶりの福岡女学院大学での独演会です。
会場の学生会館に入ると、こんなハイテクな電光掲示の看板がお出迎えしてくれました。

少し見にくいですが、後ろの背景を入れるとこんな感じです。
女学院

開場前。落研の女子とスタッフの学生さんたちです。
「がんばるぞっ！」
女学院

開場しました。お客様が続々と詰めかけてきます。
こちらの大学での落語会は、今回で三回目です。
年配のお客様ばかりでなく現役の女子大生がたくさん来てくれました。
女学院

開口一番は、落語研究会の顧問の先生です。芸名は粗忽家鴈治郎さん。
上方落語『阿弥陀池』を好演してくれました。
マジで、ばかうけ！
達者でした。
鴈次郎

さて、私の一席目は『宗論』をやりまました。
ミッション系の大学ですから、『宗論』はテッパンです。
悲鳴のような笑い声が響きました（笑）

二席めは、女子大生に受け入れられるかどうか、少し心配したのですが
先生が「大丈夫ですよ。女子大生に聞かせてやってください」と後押しされて
『紙入れ』をやりました。

これがまたバカウケ！
やって良かったです。大いに盛り上がって終演しました。
全員2

打ち上げも大変楽しかったのですが、写真は自主規制させていただきます（笑）

福岡ツアー初日は無事終了しました。

2013年11月22日

11月21日（木）鈴本初日

昨日の独演会には大勢の・・・とは言えませんでしたが（笑）
そこそこのお客様が来てくださいました(^^ゞ
ご来場いただいたお客様に心からお礼を申し上げます。

さて、今日は11月下席の初日を迎えました。
今席は、鈴本昼の部14時の出番です。

私の前の出番はご存知　にゃん子・金魚のご両人です。

金魚姐さん、益々ヒートアップする髪飾り！
今回のテーマは『お酉様』です。
労作です。
お客様には見えないかもしれませんが、後ろも凝ってますので、ご紹介しましょう（笑）

見えているのは「宝くじ」を買った時の袋だそうです。
笑えます。
鈴本の後、清住白河の不動産屋さんに行って、浅草に戻りました。
雷門提灯

先日リニューアルしたばかりの新しい大提灯。

雷門をくぐって後ろから見たところです。
贈り主はご存知「松下電器」です。
やはりここは松下電器でなくてはいけません。
あっ、いや、つまり「パナソニック」では、味気ないということで。

この後、帯源さんに行って、権太楼師匠の紫綬褒章受章のお祝の帯を注文してきました。
あっ、いや、私個人からではなくて、玉蜀黍会からのプレゼントです、ハイっ。

2013年11月15日

第24回春風亭正朝独演会のお知らせ

独演会のお知らせを申し上げます。

『居残り佐平次』はネタ下ろしです。
権太楼師匠にお稽古してもらいました。
権太楼師匠の『居残り佐平次』は、志ん朝師匠の型です。

私も「権太楼落語」をベースにしながら、志ん朝師匠のテイストを独自に加味してみます。
出来上がりはどうなりますやら、自分でも楽しみです。
今、必死で稽古しているところです。

トリでは『百年目』を申し上げます。
金馬師匠に教わりました。
金馬師匠の『百年目』は、六代目圓生師匠の型です。

言うまでもなく大ネタです。
この噺は何度か演っていますが、いつ演っても難しいです。
少しでも先人に近づけるよう、がんばります。

色物ゲストは、豪華客船飛鳥Ⅱの旅でもご一緒した紙切りの
林家正楽師匠です。
弟子正太郎の噺と共に、秋の夜長をじっくりお楽しみください。

実は、、、、
前売券が売れていません（笑）

ピンチです。
どうぞ皆様お誘い合わせの上、お出かけください。
全席自由席です。

お好きな席に座れます（笑）
皆様のご来場を心よりお待ち申しております

2013年11月14日

夕刊フジ

少し古くなりましたが、11月8日（金）付けの『夕刊フジ』に私の記事が載りました。
筆者の演芸評論家高山和久さんの了解を得ましたので、転載させていただきます。

私にとって、久しぶりのマスメディア登場です。
取り上げていただけるだけで有り難いと感謝しています。
どうぞご高覧ください。

2013,11,8,夕刊フジ

【古典踏襲した本格派】
　様子が良くて歯切れがいい。感性が光るのは春風亭正朝（60）だ。
　東京・新宿の末広亭での「紙入れ」をのぞく。世話になっている旦那の女房に誘われ、留守どきに訪ねた間男・新吉の騒動を描いた艶噺の傑作だ。マクラからスーッと本題へ。旦那の女房を色っぽく、したたかに。志ん吉の様子を巧みに描写。おっとり構える旦那の造形を浮き彫りにしてキッチリ演じ分ける。間がよく、客席を一気に巻き込んで楽しい高座だった。
　ジャーナリスト志望だったが、明治学院大学在学中に落語に魅せられて寄席通い。五代目・春風亭柳朝に入門した。1980年、二つ目に。そこからが辛抱の時だった。4年がたち、兄弟子・春風亭小朝のアドバイスもあり、年4回、１日三席、5夜連続の落語会を開いた。
　「1年間で60席。落語漬けの毎日。集中しましたね」。一気に評価を上げNHK新人落語コンクール最優秀賞受賞など各賞を獲得。
　「落語が劇的に変わりましたね。ボクの落語家としてのエポックメイキング。大きなステップでした」
　85年に真打ちへ昇進後も落語会を定期的に続ける。20日は上野・鈴本演芸場で「第24回春風亭正朝独演会」。12月7日の「第18回住吉亭　春風亭正朝独演会」は住吉のティアラこうとう小ホールで。13日は神田岩本町にあるうどん店『駄文（だもん）』の「第32回駄文寄席」に出演する。
　「演者が消えて登場人物が躍動するのが落語の醍醐味。背景が自然と見えるようにしないと。古典の匂いを残さなきゃいけませんね」。古典を踏襲し、笑いのツボを心得た本格派。“正朝ワールド”に浸っていたい。
（演芸評論家・高山和久）

2013年11月13日

11月12日（火）最終日

飛鳥の仕事は、今回で三回目です。
最初は2004年7月「北海道サハリンクルーズ」10泊11日
二度目が2008年4月「世界一周クルーズ」の内の「シンガポールからドバイまで」9泊10日
でした。

今回は、通常の飛鳥のツアーとは少し違います。
とある信用金庫の創立80周年を記念した貸切の「チャータークルーズ」です。
皆さん親しみやすい人ばかりで、快適でした。

「正朝さんのお好きな色物さんを一人」と言われ、先輩ではありますが紙切りの正楽兄さんをお願いしました。
さらに、
「よかったら奥さんもご一緒にどうぞ」と言われ、初めてカミさんも乗りました。
本当に楽しい旅（＝仕事）でした。

そんな飛鳥の旅もあっという間に最終日を迎えました。
楽しい時間というものはすぐに過ぎ去っていくものです。

朝食は四日目にして初めて、11階の洋食ブッフェにしました。

ヨーグルト、スープ、サラダ、スクランブルエッグ、ソーセージ、ハム、ベーコン、ポテトサラダ
それにシェフが目の前で作ってくれるミックスオムレツ。
コーヒーとパン、
ナイスです（笑）

11階の洋食ブッフェの朝ごはんが「初めて」というのは、若干違います。
実は毎朝、5階の和朝食をきちんと食べた上で、
11階に上がってヨーグルト、コーヒー、フルーツなどをいただいていたのです。
毎朝、和食と洋食の両方ともいただいていたワケです。
もちろん「洋」の方は、そんなにたくさんは食べませんでしたよ（笑）

今日初めて、しっかりとした「洋朝食」をいただいたのでした。

朝食がすんだら、10時から最後の仕事、今回二度目の「洋上寄席」です。
ハリウッドシアターは、まさに300名のお客様で満員になりました。
満員の客席

ネタ帖は
・蔵前駕籠　正朝
・紙切り　　正楽
・祇園祭　　正朝
正楽さん高座

11時には終わらなければならないので、一席20分ずつ、きっちり一時間で終演となりました。
お客様は大ウケ！大満足でした。

お昼はこちら
ランチ・メニュー

ばらちらし寿司です。
ランチ

デザートは「酒まんじゅう」

14時半から、最後のイベント「ビンゴゲーム大会」に参加しました。
正楽兄さんとカミさんと三人でチャレンジしたのですが、3回のゲームで三人ともなんにも当たりませんでした（笑）

ま、私たちはお金を払った「お客様」ではなく、いわば「乗組員」のようなものですから、
なんかもらっちゃいけません

ゲームの後、最後のおやつを楽しみました。
11階リドカフェへ行って、ハンバーガー、焼きそば、カレー、お好み焼きをいただきました。
みんな「食べ過ぎ」です（笑）
その後、11階の最船首にあるビスタラウンジでコーヒーを飲みました。
一番ゆったりとした「リッチな」コーヒーラウンジです。
正楽さんとツーショット

16時にはベイブリッジに着きました。
横浜入港1

いよいよ大桟橋に戻る頃、西に沈む夕陽
横浜入港5

ロマンチックな気分になりました（笑）

楽しい飛鳥Ⅱ四日間のクルーズは終わりを告げました。
お世話になったすべての皆さんに感謝します。

2013年11月13日

11月11日（月）三日目・終日航海

今朝も5時には目覚めてしまいました。完全に老人です（笑）
昨夜高知港を出て、今は四国の最西端・佐田岬を回り、いよいよ瀬戸内に入ってきています。

今日は瀬戸内海を横断します。
その昔、源平の合戦から幕末の動乱に至るまで、日本史の重要な舞台となった瀬戸内海航路。
往時に夢をはせて、瀬戸の急流を航行していきます。

今朝の朝食
朝食メニュー

あいかわらず豪華な朝ごはんです。

10時半、予定より少し早く因島大橋（いんのしまおおはし）が見えてきました。
向島（むかいじま）と因島を結んでいる橋で、全長1270ｍ。
上が自動車道路（瀬戸内しまなみ海道）、下が歩行者・自転車道路の二段構造になっています。
因島大橋4

橋の高さが海上50m。飛鳥の最上部が海上45m。橋と飛鳥の間はなんと5mだそうです。
橋の湾曲しているまん真ん中を通らなければいけません。
正面に小さく見える船が「水先案内人」です。
因島大橋7

橋の下から真上を撮影。写真で見るとどうということはありませんが、実際にくぐると興奮します
因島大橋9

通過した後、今度は後ろを振り返ってパチリ！
こうして見ると、瀬戸内海はホントに狭いです。今にも「村上水軍」が飛び出してきそうです。

今日のランチは、いつもの5階の和食をやめて、11階の洋食バイキングに行きました。
カレーライスと、あと・・・なんやかんやを少しずつ。こんなものでちょうど良いです。

シェフが目の前で作ってくれる「素麺のなんだか西洋風」
素麺の洋風

茹でたソウメンに、パスタ風のソースがかかっています、よく分からないけど（笑）
味は美味しかったです。
珈琲とプチケーキ

コーヒーとプチ・ガトーショコラ
これら料理やお菓子類は、全て食べ放題・飲み放題です。料金が発生するのはアルコール飲料だけ！

13時、瀬戸大橋が見えてきました。
17瀬戸大橋2

さすがに大きいです。
島と島とを橋げたにして、この通りの長大さ
瀬戸大橋8

分かりにくいけど、橋の真下を通過しています。画面左の白い部分が飛鳥の船体です。
瀬戸大橋18

上部の黒い鉄骨が瀬戸大橋です。飛鳥のデッキから真上を見上げたところです。

14時30分　船内ではいろなゲームやアトラクションが開催されています。
カミさんと二人で「競馬ゲーム」に参加しました。

6頭立ての連勝複式馬券を当てるというものです。早い話が「すごろく」みたいなモンです。
「5枠」のうちのカミさんは、今まさに2着でゴール寸前（1着の馬はすでにゴールインした後）
ですが、なかなか進めません。
結局、後続馬にさされて着外！残念でした（笑）

17時、最後の橋である明石海峡大橋を通過します。
神戸と淡路島を結ぶ橋です。
明石大橋3

ちょうど日没の時間帯でした。橋はライトアップされ、空にはお月様が出ています。
明石大橋5

淡路島の方にはなにやら観覧車、遊園地でもあるのでしょうか？
明石大橋8

幻想的なサンセットクルーズ
明石大橋9

今夜のディナーはまたフレンチのフルコースです。
ディナー・メニュー

前菜「フォアグラのプティシュー」　シュークリームの中身がフォアグラというモノです。

「ソフトシェルクラブのフリット　サラダ仕立て」
ソフトシェルクラブのフリットサラダ仕立て

ソフトシェルというくらいですから、カラごと柔らかくて、残骸を残すことなく全部食べました。
スープは「じゃがいものポタージュ」をチョイスしました。
奥はカミさんがチョイスした、シェフのお薦め「具だくさんの野菜のポトフ」
奥はカミさんの具だくさんの野菜のポトフ

魚料理は「カサゴのポワレ　パプリカのクーリ」って言われてもなんだか分かりません（笑）

メインは「じっくり煮込んだ牛頬肉のシチュー」をチョイス

これは、お肉がとろけるようで、本当に美味しかったです。
デザートは「チョコレートムース　マロンアイスを添えて」
チョコレートムースマロンアイスを添えて2

至福のお味でございました。

食後はシガーバーで、今回のチャータークルーズの主催者である「理事長」さんご一行と飲みました。
なぜか「向島の綺麗どころ」もご一緒してにぎやかでした。
クルーズ最後の夜は盛り上がりました。

2013年11月13日

11月10日（日）二日目・高知

朝は6時に目覚めました。快適な航海が続いています。
朝食はこちら
朝食メニュー

朝から豪華なお料理です。ボリュームたっぷり。

普段カロリー制限をしている私にとって、完全にカロリーオーバーです（笑）
でも、特別な航海ですから、まっ、いいでしょう。
午前10時、高知港に入港しました。

天気予報では、全国的に雨になっていましたが、前夜からの雨もやんだようです。
港には歓迎セレモニーの支度が出来ていました。
奇蹟的に晴れ間が見えてきました。

迎えに出てくれたのは、ゆるキャラの「龍馬」と「おりょうさん」
セレモニー

今回のクルーズで唯一の寄港・半日観光の日です。
今日は仕事、つまり寄席の公演はありません。私たち芸人も完全に「お客さん状態」です。
飛鳥を降りて、無料のシャトルバスに乗って高知市内観光に出かけます。
その前に、まずは腹ごしらえ。お昼のメニューはこちら
ランチメニュー

ご飯が「よくこんなに薄く盛れた」（正楽兄さん談）というくらいの少なさでした（笑）
いえいえ、私にはこのくらいでちょうど良かったです。
でも、若い人にとっては物足りないのではないでしょうか。
ランチ

さて、12時40分発のシャトルバスで港を出発するために、飛鳥を下船して、
港から見上げると、やっぱり飛鳥はかなり大きいです。
飛鳥Ⅱ

バスは一路高知城を目指します。

本当は天守閣まで上がりたかったのですが、時間もありませんので、断念しました。
軽く途中まで登って、お城に上がったつもり（笑）
お城の下からまっすぐ伸びている有名な「日曜市」を歩きました。

一丁目から六丁目まで、露天のようなお店がズラーッと並んでいます。
私はよく分かりませんが、カミさんが「野菜が安い」と絶賛していました。
旅の途中ですので、新鮮な野菜を買うのは泣く泣くあきらめました。
そのかわり、竹で編んだカゴを購入。
カミさんに言わせると、東京で買うと4～5000円する品物だそうですが、
値札を見ると1500円。それもオマケして1300円でいいそうです。
なにしろ大きなカゴなので、悩んだ挙句に買ってしまいました（笑）

ゆっくり見て歩いて、日曜市の終点近くにある「はりまや橋」で記念撮影
以前は有名な「日本三大ガッカリ」の一つだったはりまや橋も、こんなに素敵に生まれ変わりました。
はりまや端

これなら、なんとなく風情があって
「なるほど・・・」とガッカリせずにすむようになったかもしれません。

シャトルバスで飛鳥Ⅱに戻って、今夜のディナーは旅行社のスタッフの皆さんとご一緒しました。
料理は和食です。
メニューはこちら
夕食メニュー

まずは先付とお造り

左の黄色くて四角いお皿が「蓮根と胡瓜の白和え」。真ん中の上が「烏賊のフェ　チョ・コチュジャン和え」です。
手前の大きなお皿が「鰹の叩き」。右上が生ビール（笑）

さて、その次は「銀鱈の味噌漬け焼き」（下）と「道明寺蒸し」（上）

メインディッシュの「鴨肉柿ピューレ煮」

この辺で、麦焼酎の水割りが進んでかなり酔いました。
色っぽい女性スタッフと嬉しそうな正楽兄さん
幸せそうな正楽さん

ちょっと冷たくされてションボリする正楽さん（笑）
しょんぼりする正楽さん

お腹がいっぱいになったので、最後のご飯は遠慮しました。
あさりがたくさん入った味噌汁とお香子だけいただきましたが、もう満腹です。
あさり汁とお香子

最後にデザート「高知柚子ゼリー、アイスクリン」

食後は今夜も「マリナーズクラブ」で一杯飲んで、やすみました。
飛鳥Ⅱの航海、最高です。

2013年11月11日

11月9日（土）飛鳥Ⅱ「四国一周と瀬戸内海クルーズ」初日

飛鳥Ⅱのチャーターツアー瀬戸大橋「四国一周と瀬戸内海クルーズ」に出発しました。
私と紙切りの正楽兄さんの二人で、寄席の公演を行います。
今回は特別にカミさんも同乗を許されましたので、うちは二人で乗り組みました。
横浜大桟橋を11時に出港

あすかの船内の楽しみは、なんと言っても三度の食事です。
今回のクルーズの最初のランチは、
釜揚げうどんとミニ鉄火丼と小鉢のセット。それにデザートのきんつばです。

お昼を食べた後、15時半から早速一回目の寄席公演を行いました。
会場は「ハリウッドシアター」という映画館です。
キャパは、約３００席。
寄席にはちょうど良い大きさです。フタを開けたら、ほぼビッシリ満席の状態になりました。
有り難いことです。

最初に私が出て、酔っぱらいのマクラから『代りめ』を一席。
続いて正楽兄さんの紙切り。
最後に私がトリで『宮戸川』をやりました。
その後、ご希望のお客様に正楽兄さんのワークショップ「紙切り体験」
熱心なお客様に簡単な紙切り教室をやって、お開きとなりました。

大勢のお客様に喜んでいただいて、まずは大盛況のうちに終えることができました。

夜は「ギャラクシーラウンジ」でショーを見ます。
今夜はジャズヴォーカルの阿川泰子さん。
スタンダードジャズの名曲と映画音楽を、併せて十数曲唄いました。
相変わらず色っぽいお声でございました。ナマ阿川泰子さんを堪能しました。

今夜のディナーはフランス料理のフルコースです。
前菜は「オマールのカクテルとカンパチのカルパッチョ」
ディナー前菜オマールのカクテルとカンパチのカルパッチョ

スープは3種類からのチョイスで、シェフお薦めの「阿波尾鶏のスープ秋うこん風味」を選びました。

魚料理は「まとう鯛のムニエル　トマトソース」

口直しのシャーベットは「高知産生姜と洋梨のシャーベット」
生姜のシャーベットは初めて食べましたが、意外に美味しかったです。

メインの肉料理は、これまた3種類からのチョイスでした。
これもシェフお薦めの「黒毛和牛ロース肉のグリル　マテラ酒風味の茸ソース」にしました。

黒毛和牛です。食材の誤表記はないと信じます（笑）
デザートは「リンゴのムース　カルバドスアイス添え」

大満足でお腹いっぱいになりました。
食後は正楽兄哥さん共々、スタッフと一緒にバー「マリナーズクラブ」で軽く一杯やりました。

豪華客船飛鳥Ⅱの旅、快適な滑り出しとなりました。

2013年11月04日

11月3日（日・文化の日）にぎわい座からお酉様

横浜にぎわい座の昼トリを勤めました。
仲入りは芸術協会の右紋兄哥さん。

明学の落研の先輩です。
学生時代からお世話になっていて、今日は久しぶりにご一緒しました。

病後で痩せたとは聞いていましたが、案外お元気そうでした。
相変わらず飄々とした右紋兄哥さんらしい楽しい高座を見せていただきました。

一旦帰宅して、カミさんと二人で浅草・鷲（おおとり）神社の「お酉様」に行きました。
今日は「一の酉」です。
お酉様2

毎年行っていますが、今年も暖かい「お酉様」になりました。なんだか汗ばむくらいでした。
30年くらい前、前座の頃「お酉様」は、ホントに寒かったです。
みんなぶ厚いコートを着て、マフラーをして、手袋をつけていました。
お酉様4

最近は、冗談抜きにしてTシャツ一枚でウロウロしているお兄ちゃんもいます。
この辺にも「地球温暖化」を実感します。
お酉様5

　「三の酉」の頃には、さすがにそんなワケにはいかないだろうとは思いますが、
やはりお酉様は寒くなくちゃ、気分が出ません。

毎年お馴染みの「酉一」さんで、熊手を買いました。
お酉様6

年に一回、90歳を超えるおじいちゃんに会うのが楽しみなのですが、残念ながら今夜はいませんでした。
「もしかして・・・」と思って（笑）
訊いてみたら、なんと「知人の結婚式に出ている」との話でした。
「二の酉、三の酉には出てきますよ」と言われ、ひと安心しました。
いつまでもお元気でいて欲しいものです。
　　熊手4

今年の熊手
帰りにカミさんと二人で、軽く焼肉を食べました。
ホノボノとした文化の日の一日でした。