
おそらく
あの美しい日本、治安も経済も安定してた「豊かな国」に戻ることはたぶんもう不可能であって、いくら頑張っても客観的にも物理的にもどう考えても駄目なものはダメであり、政治的にどう「改善?」されようとも絶望的な未来「しか」ないことは残念ながらハッキリしている。
だから
その進行がまだらにではあるが、遅かれ早かれ多くの日本人はこのままいけばいずれ阿鼻叫喚の地獄の中で生きるかそれともさっさと死んでいくしかないだろうとおもわれる。
もとより
杞憂を専門とする思想家はなにも「杞」の国だけでなく我が国だって昔からおり、寓話「オオカミ少年」と揶揄されても「僕」を含め現代にもおおく存在することは承知している。
しかし
これは悲観的か楽観的かという人生哲学云々の問題ではなく、多くのデータから読み解けば分かる「単純明快な」未来予測であると「僕は」確信している。
ただ
ではその根拠の具体例を列挙しろと言われるとその具体例が多すぎて、またそれに対する異論反論に全部対応することは面倒くさすぎて頭が痛くなりそう(今日は特に「鬱」だから)であるから勝手ながら今回は割愛したい。
けれど
「その一つだけでも挙げてみろ!」という「わからずや」も読者にの中にはいるだろうから念のために挙げると、、、
それは
言わずもがな、「少子化問題」である。
いうまでもなく
昨年の出生率は前年より5.1%減少し79万9,728人と出生数が80万人を割り込んでおり、1899年の統計開始以来、出生数が80万人を割り込むのは初めてであったというニュースは覚えている方もいるだろう。
また
もっと根本的な問題のデータとしては婚姻件数の減少もあり、これが少子化を加速している要因であることは確かで、昨年の婚姻件数は51万9,800組で、30年前の約3分の2の水準であることも認識されている方も多かろうと思われる。
したがって
これは単に僕が悲観的か楽観的かの問題でも情緒的「杞憂癖」の問題でもなく、単なる事実であって、これからシュミレート・アナライズされた諸データを勘案するとたった一つ「これだけ」の例示でも決して日本の将来が希望に満ち溢れているとは到底言えまい。
だが
政治家は幻想を売ること「しか」できない商売であるから、いかにも持続可能な社会が実現するかのような「的外れな」提案をして誤魔化しているが、これとて詐欺で票を稼ぐことしか考えない(注;考えられないのでなく「考えない」)稼業の政治家商売(剣客商売でなく)においては致し方ないのかもしれない。
なぜなら
未だに民主主義を理解できず覚醒しない国民・有権者が彼らを支え続けているからで「あ〜る」!!
だから
馬鹿息子を甘やかしたり、公明党との歌舞伎の伝統芸などをやっている暇はないのだけれど、何事も真剣には「熟議」しない我が国の国会中継を延々個人的習慣(悪習?)で大好きな大相撲を犠牲してまで見ていると毎回「ああもう日本はだめだ〜」を溜息をつくしかないので「あ〜る」。
それに
いつも割とまっとうな意見と鋭い質問をする新選組の前に、ちょうどよく放送NHKが中継を中断する「テクニック」にも恐れ入谷の鬼子母神というしかないので「あ〜る」。