岩下俊三のブログ

黄泉の国へは何時でもいける。生きてる限りは、やはり「反帝反スタ」のままなのだ。

写真を2017年版に変更

「あ〜る」「あ〜る」づくしで何があ〜る?

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おそらく

あの美しい日本、治安も経済も安定してた「豊かな国」に戻ることはたぶんもう不可能であって、いくら頑張っても客観的にも物理的にもどう考えても駄目なものはダメであり、政治的にどう「改善?」されようとも絶望的な未来「しか」ないことは残念ながらハッキリしている。

だから

その進行がまだらにではあるが、遅かれ早かれ多くの日本人はこのままいけばいずれ阿鼻叫喚の地獄の中で生きるかそれともさっさと死んでいくしかないだろうとおもわれる。

もとより

杞憂を専門とする思想家はなにも「杞」の国だけでなく我が国だって昔からおり、寓話「オオカミ少年」と揶揄されても「僕」を含め現代にもおおく存在することは承知している。

しかし

これは悲観的か楽観的かという人生哲学云々の問題ではなく、多くのデータから読み解けば分かる「単純明快な」未来予測であると「僕は」確信している。

ただ

ではその根拠の具体例を列挙しろと言われるとその具体例が多すぎて、またそれに対する異論反論に全部対応することは面倒くさすぎて頭が痛くなりそう(今日は特に「鬱」だから)であるから勝手ながら今回は割愛したい。

けれど

「その一つだけでも挙げてみろ!」という「わからずや」も読者にの中にはいるだろうから念のために挙げると、、、

それは

言わずもがな、「少子化問題」である。

いうまでもなく

昨年の出生率は前年より5.1%減少し79万9,728人と出生数が80万人を割り込んでおり、1899年の統計開始以来、出生数が80万人を割り込むのは初めてであったというニュースは覚えている方もいるだろう。

また

もっと根本的な問題のデータとしては婚姻件数の減少もあり、これが少子化を加速している要因であることは確かで、昨年の婚姻件数は51万9,800組で、30年前の約3分の2の水準であることも認識されている方も多かろうと思われる。

したがって

これは単に僕が悲観的か楽観的かの問題でも情緒的「杞憂癖」の問題でもなく、単なる事実であって、これからシュミレート・アナライズされた諸データを勘案するとたった一つ「これだけ」の例示でも決して日本の将来が希望に満ち溢れているとは到底言えまい。

だが

政治家は幻想を売ること「しか」できない商売であるから、いかにも持続可能な社会が実現するかのような「的外れな」提案をして誤魔化しているが、これとて詐欺で票を稼ぐことしか考えない(注;考えられないのでなく「考えない」)稼業の政治家商売(剣客商売でなく)においては致し方ないのかもしれない。

なぜなら

未だに民主主義を理解できず覚醒しない国民・有権者が彼らを支え続けているからで「あ〜る」!!

だから

馬鹿息子を甘やかしたり、公明党との歌舞伎の伝統芸などをやっている暇はないのだけれど、何事も真剣には「熟議」しない我が国の国会中継を延々個人的習慣(悪習?)で大好きな大相撲を犠牲してまで見ていると毎回「ああもう日本はだめだ〜」を溜息をつくしかないので「あ〜る」。

それに

いつも割とまっとうな意見と鋭い質問をする新選組の前に、ちょうどよく放送NHKが中継を中断する「テクニック」にも恐れ入谷の鬼子母神というしかないので「あ〜る」。

つまらん「政局」談義

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それでも

腐れ縁の類は切れそうでもそうやすやすと切れるものではない。それは自分の体験「だけ」からで言っているのではなく、現実が「そう」だから「それは」止もう得ないのかもしれない。

ゆえに

いくら融通無碍で真の「思想性」のかけらもない自民党と言えども、しかも「下駄の雪」であっても、やはりナンミョウの全国に張り巡らされた党支部=宗教支部の頑丈さに頼らないと政権維持が難しいことが「それなり」に分かってはいる。

しかし

近年のしてきた安倍亡き後の清話会の若手?実力者・羽生田にすれば、十増十減で新しく出現した東京28区に自分の子飼いの候補を立てることに断固反対するナンミョウには腹を据えかねるといったところであり、しかも彼はべつな宗教団体(統一教会)を基盤にしているから余計に怒っているらしい。

だから

永田町雀の中にはこれを政界再編の「火だね」ではないかと騒ぐ輩すらもいるようだ。

でも

騒いでいるのは「外部」だけであって地方組織がほぼ盤石な「黨」はいまだに自民党以外は「共産」「ナンミョウ」のほかになく、大阪での維新の風がいくら強くてもそもそも投票率が低い昨今の選挙では、最後は強力な組織票に頼るしかないのである。

ゆえに

ましてその組織票が高齢化の為に弱まってきている自民党が鉄板のナンミョウ票を手放すわけがないのは当然であろう。

だから

羽生田がいくら息巻いても岸田らの自民党中核はけっして公明を離さず、いくら基本思想が似ていても、ナンミョウなんかよりかなり「右?」であっても、維新と連立を組みかえることなど「あり得ない」。

とうぜん

思想信条でいえばナンミョウより維新・国民民主が近く、特殊な事情でただ権力が欲しいだけの「鵺党」を毛嫌いする「保守?」も自民党内には存在するが、そもそも論で言えばそもそも自民とは政権が維持「さえ」できればいいのであって実は融通無碍を「隠れ党是」としている位だからどんな団体であっても受け入れることになっているのである。

ただ

だからといって風つまり支持率を全く無視している訳ではないから自民党が分裂して与党としての政策が「よりやりやすい」に再編するかもという「説」も意外と根強いのも事実である。

それによると

実力はあるがやや宏池会岸田に距離を置かれている二階や菅の党内反支流?が結託して陰謀を張り巡らし与党ナンミョウ斬りだけでなく自民をも分裂させて真の?安定した保守政権を樹立するというものである。

つまり

関西での勢いはあるがエラー(スキャンダル)も多く全国区の知名度を誇るスターがいないのが
今の維新の現状であるのだからここは一番良くも悪くも「知名度」では誰にも負けない「小池百合子」を神輿に据え維新、国民民主、自民の一部、立憲の一部が合流した「保守新党構想」がささやかれているのである。

もとより

彼女に対する毀誉褒貶は承知の上で、またこれまでの彼女に対する確執をも承知の上で、二階俊彦と小池百合子との密な?関係や橋下、松井らと菅との「強い」結びつき、そして国民民主と百合子の特殊な関係からすると「ひょっとすると」これは「実現可能」と思わせるものがある。

いずれにしても

広島サミットがゼレンスキーサプライズがあっても無事終わり、いまや解散風鳴りやまぬ中にあって「まさかの坂」がある政界に、「何でもあり」なのかそれでも「無風」でおわるのか誰にも分からないが、、、

なにやら

妙な雰囲気が議事堂を覆い始めたと、僕はある筋から聞いている。

はたして、、、?

落語?広島サミット「噺」

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いま

好き嫌い善悪是非を不問にすれば、日本でもっとも実際に「生(ナマ)」で顔を見てみたいと思われている「千両役者」は猿之助でもなければ大谷翔平でもなく、文字通りの”役者”・ゼレンスキーではないだろうか?

、、、とすら

思えてくるような、そして「いよっ、大統領!」との掛け声がかかりそうな、彼の登場の仕方であり、トップシークレットで行われた彼のパフォーマンスは見事というほかはない。

さすが

ゼレンスキーならではの千両「役者」ぶりでこの彼本人のサプライズ参加によって、このところ只の儀式でしかなかった「恒例」顔見世興行(売電の場合は「高齢」顔見世)であったものが俄かに一大イベントと化し世界中の耳目を集めることとなってしまったのである。

もっとも

この極秘の演出を日本メディアが事前に知っていたか知らなかったかは長くマスコミの現場を離れている僕は知る由もないが、(おそらく「だだ洩れ」の現役の日本メディアには知らされてなかっただろうが)フランス当局の万全の警護安全配慮措置とBBCの発表の時期などは事前に入念な打ち合わせがあったと思われる。

それにしても

これが「もし」広島サミットのホスト・遣唐使岸田文雄の㊙大作戦であったとすれば、総理就任以来初めての「仕事」らしい「仕事」をしたことにもなるだろう。

しかし

僕は「そう」は思ってない。なぜならフランス政府機の広島空港へのタッチダウンまではほぼ完ぺきであって、たとえ某国に頼まれたゴルゴ13でも彼の額を打ち抜くことは不可能であったかもしれないが、降りた後の杜撰な警備体制やホテルでのG7+2会議用のいすテーブルの用意がすぐには間に合わず、とりあえず揃えた国旗の前での記念撮影などの「ごたごた感」が感じられたからである。

いずれにしても

事故なくこのサミットが終わることを祈ってはいるが、僕個人としては日本を除いた「金持ち倶楽部」のサミットの偽紳士偽淑女たちが昔から大嫌いでとくに偽善とダブルスタンダード「しかない」英米の振る舞いには虫唾が走る。

そのなかで

立ち回るゼレンスキーの「したたかさ」は特筆すべきで、G7首脳たちの隠れた傲慢さを知ったうえで最後は「うん」と言わせる彼のテクニックには驚いている。

ただ

最期は結果的に「しぶしぶ応じる」しかない売電のところの余ったセコハン兵器が大量に消費されて戦闘が長続きすることにも繋がるのだから所詮ゲレンスキーが喜劇役者の域をでなくて利用されている「だけ」なのかしれないと言えなくもない。

だって

ウクライナが反転攻勢にでていて、明日にでもロシアの敗北か、、、と言われる西側の「結束」を何度確認しようとも、このサミットに合わせたように同時にロシア側からのバフムト完全制圧宣言がだされているのだから、どっちもどっち?確実に言えるのは戦が「長引く」ということだけなんだろう。

ところで

岸田文雄が主人公であるはずであった広島サミットが突然「歴史的大イベント」になったはいいが、その主役がゼレンスキーになり「若干」岸田の影が薄いと感じるのは僕だけなんだろうか?

まあ

影が薄かろうが濃かろうがどうでもいいことなんだけれど、、、。
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