岩下俊三のブログ

黄泉の国へは何時でもいける。生きてる限りは、やはり「反帝反スタ」のままなのだ。

2020年03月

閑話休題;「春の雪」

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1969年東大入試が無くなった年、、、僕は「やることもなく」ただ新宿の街を野良犬のようにあてもなくうろついていた。

そして、、、

たしかもう㋂だったのに「帝都に」に雪が降っていたのが印象的だったことを覚えている。

それは

まさに「春の雪」であってその約一か月前に出版された単行本                 yjimageR72LLJR3

で読んだあるシーンが僕に突然髣髴と浮かび上がってきたのでその時の雪が忘れられないのだと思う。

とりわけ

ある意味のニヒリズムではありながらも清顕が月修寺の聡子を訪れる日に雪が降りそれが原因で彼が死んだという場面が逆に僕の中の浪漫を無限に拡大させたからだろうかとも思っている。

が、それとも

そのころ芽生えた「虚無感」のようなものがいまだに自分の中でつづいているからだろうか、半世紀前の個人的な感覚が齢70を超えてもなお僕の心に突き刺っている。

だから

というわけではないが、コロナウイルスが蔓延?しているかもしれない東京の繁華街も今日は閑散とし「春の雪」に見舞われていると聞き及び、日本の南端で蟄居している我が身にもなぜか寂寥感が一層増しているのである。

それは

今年の春に逢おうと約束していた人妻との逢瀬のチャンスがウイルスによる自粛要請で妨げられたというだけでなく、ほかにも個人的な理由(わけ)はあるのだが、この漠たる寂寥感も含めてなんとなく不思議な感覚はいったい何だろうか?


さはさりながら、、、

三島由紀夫ついでのエピソードで僕が特に印象に残っているのは、、、

すでに

公表されていることで別に目新しい話ではないが、全くの虚構の小説家である本人が某尼寺を取材中に高齢の門跡に会って「参考までに」小説「春の雪」の筋がどんなものかと問われた際、

「宮様のいいなずけになった聡子という女性が他の青年と恋仲になったため、女性は剃髪し尼寺に入り、青年は春の雪が基で肺炎となり死亡した」

というストーリイの構想を告げると件の門跡が・・・

「どこでそれをおききになりました?」

と真顔で聞き返したというエピソードである。

もとより

謎ではあるが三島本人は生前これは全くの絵空事の小説であって「そんな」情報などあったはずもないと答えている。

しかし

僕が思うに主人公松枝清顕の自宅の庭園は明らかに実在する前田侯爵の広大な鎌倉の別邸をモデルに描かれており三島の祖父も曽祖父もずっと前田家に仕えてきた家柄であるから「当時の貴族の一部しか知らない話」を当然聞いていてもおかしくないと考える。

また

父方の祖母である夏子が旧有栖川宮に仕えていたのは事実だから皇室関係の秘密の出来事も知らなったとは言えないと思われる。

さすれば

三島が自分の死を覚悟して書いた「小説」が「事実」である可能性も否定できない。。。

、、、なんて

家に閉じこもって一人妄想に耽る老人にとって東京の「春の雪」はチョットした刺激にはなった。

いずれにしても

今日はもと報道に携わった人間には許されない「妄想・推測」をたまにはしてみるのもいいのではないかと思った次第である。

つまり

頭以外はどこも悪いところはないがきっと「死期」がちかいのだろうと「推測」する。



ウイルス噺

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あらかじめ二人ともひそかに用意されていた「結論」を安倍側から提案しバッハが100%アグリーしたということで万事うまくいったようにみえる「延期劇」であるが、その代償としてIOC側から出される「請求書」の額に安倍自身は人の金(つまり税金)だから困らなくても納税者は愕然とすることであろう。

しかしながら

あべにとってはこれでコロナ危機対応で下がり気味であった人気も多少回復し「花道論」も遠ざかりるようであろうからむしろ万々歳であり、さらに原発事故の放射能と同じくコロナウイルスもアンダーコントロールにした名宰相として自画自賛する材料の「証」となることだろうと「すら」思われるからいいことずくめなのかもしれない。

それにつけても

そのメイ宰相をいつまでも許す野党の蹴鞠遊びと有権者の大半がいまだに支持する現象をみるにつけても我が国の終焉もそう遠くないと思わざるを得ない。

というか

日本だけでなく世界も終焉とまではいかなくてもこれから一層激化するであろう気候変動や頻発する地震・火山活動そして度重なる疫病などによる艱難辛苦は避けられないものと覚悟するしかない。

そんななか

感染者数では万を超えるドイツでの死者数の割合は約0.2ぐらいと低く、ドイツと勝るとも劣らない日本の医療という前提から死者数を逆算するとどうしても感染者数がゆうに万を超えていなければならないがいまだに感染の「測定」がやるやると言いながらあまり増えてはいない。

というのは

加藤厚労大臣だって官僚だからおなじ魂胆であろうと思われるが、「しいて」よくいえばいろいろな意味から検査優先策は「あまり」実効的ではないとしており、感染が増えるのは(仕方なく?)是としても何としても「医療崩壊」だけは避けたいと考えているからであろう。

そして

悪く言えば(それも官吏の論からは「よく言えば」かも)財政規律の「健全化?」こそが全官僚とくに財務省の「夢」であり、老人特に団塊あたりの「爆発的」増加を抑える手段としては最も良い方法であると考えても不思議ではない。

もとより

消費税不況に、突然加わった「疫病」による想定外の「大不況」を乗り切る手段はただ一つ、お札を輪転機でフル稼働させて刷りまくり借金証書=国債を乱発するしかないのであるが、それが「財政健全化」という建前には繋がらないのであるから当然口には出さないが頭の中には「楢山節考」が浮かんできてもおかしくはないということだ。

、案の定

「大丈夫だぁ!」と言っているこの世代の象徴的存在の志村けんがコロナで重篤化しているから表向き頑張って早く治癒するように願いながらもこの世代以上をはやく「かたずけたい」と思うのは経済力のみを優先的に「効率的」に考える「考えたかた」として正誤をいえば「正」といえよう。

ちなみに

自慢のAIに思考させれば、もし性能のいいAIであれば「正」と答えるはずである。

ところが

最近の政治家はほとんどポピュリストであるから有権者の判断もAIとは真逆の「非効率」的な「情」を基準としており立候補者としてはそれは言い難い。

しかしながら

人生のほとんどが非効率的でしかも有害なことしか考えない「業」を抱えた僕をはじめ「無益」な人間どもは「ぼーっといきてんじゃねぇ」と叱られそうなっ非効率的なことばかりしてきた。

えっ、

それはなにかって?

そりゃ

♪唄の文句にあるじゃないか〜

そいつぁ、、、

恋愛だよっ!

ほかに何があるってんだい?馬鹿野郎。

グローバリズムの齎した疫病

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できれば話題にしたくはないが人類が共通して今直面している「恐怖」にまたしても言及しなければならないのは誠に残念である。

というのは

だれも未来は予測できないが「特に」この新型コロナウイルスについてはどの科学者も、もちろんどの医療従事者も明確な答えを持ってはいないからである。

つまり

おそらく、、、云々という推測はみな「適当に」言えるけれど誰も真に「疫学的根拠」に基づいて断言できるだけの知見もなければデータもないのが実情なのである

そのため

いわゆる「専門家」であればあるほどきわめて曖昧な言い方しかできないので、多くの国民も歯がゆい思いをしていると考えられるが「実は」彼らが無能だからではなく、新型コロナウイルスについて「まだ」何一つわからないし分かっていないからであって、様々な「推測は」できてもその実態すらも「まだ」見えていないのである。

したがって

希望的観測としていずれはこのウイルスが解明できしかるのちに「ワクチン」が作られそのあと何らかの「薬品」が開発されていくの「だろうけれど」それまでの期間が一年先か二年先か「まだ」分からないのである。

というより

いずれは放射能も何万年という半減期を待たずに「消滅」できるという将来の科学的進歩に対する希望的観測よってに原発の存在意義が「かりそめに」保たれているように、このウイルスのワクチン(予防)と薬(治癒)も「まだ」すべて「楽天的予測」に過ぎないことを改めて認識するしかないのである。

つまり

確実なことが「まだ」分からない以上、世界中が「試行錯誤」し、一見成功しているように見える国もあれば失敗している国もあると思われている。

しかし

この未曽有の21世紀の疫病は、まだまだどの対策が有効でどの対策が無効であったか、判断できないのであっていったん収束したように見えて再び再燃したり、手の打ちようがないほど蔓延しても急に収まったりしてもなんら不思議ではないのだ。

なぜなら

それこそ「未知」だから、、、、というとやたらに恐怖を煽っている凡百のネット上の意見と混同されるかもしれないがそうではなく、メディアに溢れる「知ったような」見識には何の根拠も「ない」と言いたいのである。

したがって

感染症に詳しければ詳しいほどハッキリとした言い方が専門家には「意識的に」できないのである。

そして

本来なら「政治」がそれを超えて何らかの明確なメッセージを示すしかないのだけれどいまのところ「専門家の先生に」丸投げしている現状は実に嘆かわしい。

ともあれ

世界中の指導者も暗中模索どのメッセージが正鵠を射ているのかサッパリわからない。

しかし

にもかかわらず「明確」なのは自らの感染源をいまだに隠匿したままで、逆にいまや世界中に援助を差し向けている「某大国」の宣伝工作だけはハッキリ醜いと言わざるを得ない。

もともと

某政権の強引な「一対一路」政策によって世界中に「結果的に」ウイルスを蔓延させてしまったのにも関わらずその被害にあった「経済的に弱い」国に再び援助をして自らの覇権を「これを機会に」強めようとしているのはどうしても許しがたい。

、、、というと

またぞろ、ネット上の習近〇を神と崇める蛆虫どものコメントで炎上しそうだが蛆虫はただ駆除するだけだけれど、あえて善良なる読者諸氏に誤解されないようにいえば、僕は共産主義者であってマオイストの親友も多いが、今の独裁者〇近平が間違っているから批判しているだけなのである!


そして

我が国であるが、とりあえずそれが良いか悪いかは「歴史が」決めることだろうから僕には善悪正を決めかねるが、我が国の新型コロナウイルス対策はほぼイギリスのボリス・ジョンソンと同じだと「僕は」見ている。

つまり

多少の犠牲はやむを得ない前提で感染爆発の曲線をなるべく「なだらかに」して(ここでも誤解なきようにいえば、結果感染者数がトータルで同じであっても、、)医療崩壊を「遅らせ」てワクチンや治療薬の開発が進まなくても国民の大多数に「抗体」ができてウイルス自体が自然消滅するのを待つという「時間稼ぎ」作戦なのだと考えられる。

ということは

病弱者や老人を犠牲することはやむを得ないしそのことで生産人口を相対的に増やし、結果経済力を復興させる、、、とは口が裂けても言えないけれど「おそらく」これが「政治的妙薬」だと官僚が考えてもおかしくはない。

果たして

それにひそかに乗っかる晋三やボリスが正しいのか、強権的に抑え込むプーチンや習がいいのか、はたまた奇想天外なトランプか、それでも自由と民主を掲げるメルケルやマクロンが正解なのか、いまのところ誰にもわからない。

分からないが

疫病は確実に「進行」している。嘘と虚構のあの「グローバリズム」を逆手に取りつつ、、、、。

フラテルニテ

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別にコロナウイルス騒ぎがあったからではないが、我が国自慢の世界最大級の投資家つまりばくち場の盆の大「旦那」はいうまでもなくGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)さまである。

そして

その運用資産額は2019年12月末でもすでに168兆9897億円と国家予算の1.6倍であったのだから、今年、2020年から急遽始まったウイルス騒ぎでの株価維持つまりばくち場の景気の良さを何とか演出する為にどれだけ巨額の銭をつぎ込んだのかはかりしれない。

それでも

安倍総理が「世界最大の機関投資家」と豪語するGPIFは、相変わらず安倍の手か日銀・黒田と計り「なお」一層のばくち場への投入を続けて「見せかけの」市場を盛り上げようとしているがその効果がなかなか出なくて、ついに日経平均1万5千円割れすらも、視野に入ってきたといわれている。

そのけっか

とばくに頼って経済政策や年金維持を可能にせんとしてきた「アベノミクス」経済はここに来て一挙に崩壊することとなったのである。

具体的には

年金給付は現在、ばくち場への投資(株式投資ともいう)からの「あがり」と我々から吸い上げる年貢(税金ともいう)で運営されているが、それがうまくないということになると大変なことになり博徒でない我々堅気の衆にも被害が及んでくるということになっていく。

たとえば

仮に年金給付の財源確保のためにGPIFの資産が総額168.9兆円中のわずか5兆円ぐらいでもそれを取崩すとしたら、「国内株式」にはその25%に相当する1.25兆円の売物が出ることになる。(国内株式42.25兆円、国内債券を約59.15兆円、外国債券を約25.35兆円などの割合から計算すると)


そうなると

消費税の悪影響もあって、昨年末から先週末時点で26.7%下落している東京株式市場で「世界最大の機関投資家」であるGPIFが1兆円を上回る「売り」に転じた場合その衝撃は計りしえず一挙に海外の機関投資家も「これは危ない!」と売り浴びせるのだから博奕の盆はほとんど「崩壊」してもおかしくないということだ。

しかるに

先のことは誰にもわからないが市場のクジラがくしゃみをすれば世界中が動揺してただでさえ「神経質」な値動きが総崩れの危険性があることだけは認識していいだろう。

そもそも

人間の「欲望」と博奕を前提とした資本主義の偏頗な発展過程から考察すると今回のような原因不明の疫病は「あまり」想定されていないけれど、もしかすると、「これは」結果的に老人と弱者が高い割合で死んでいく資本家や為政者にとって「都合のいい」疫病と考えることもできるのかもしれない。

すなはち

高齢化による「無駄な?」福祉支出が減り、若年層を中心にした生産性の高い社会構造は、長期的な視点からすると「資本家」にとっては願ってもないことかもしれないのだ。

つまり

「欲望の」資本主義にとって年金とか健康保険とかいうのは役に立たない老人や病弱者を延命させるだけの「投資効率」の悪い産業構造と言えなくもないのだから政治家と大金持だけノアの箱舟にのって、後は疫病で生き残った「意識のある」奴隷=労働力が生産を高めついでに消費を活発化させれば「それで」万々歳といったシナリオすら考えられるということだ。

それに加えて

特に国内では非常時にいまさら「さくら」とか「検察人事」問題を論うべきでないという同調圧力で野党は何も反発できず、その間に人権はおろか国民のあらゆる権利が抑制され、すべて事実上権力の独裁を許す結果に陥ることも十分にありうるのである。

ゆえに

僕はこの「非常時」こそが各国の真の姿が浮き上がってくると考えもともとの独裁国家である中国や北朝鮮は別にしてもプーチンのロシアやトランプのアメリカさえも「そのような」傾向になりつつあることを危惧してやまない。

ゆえに

これからもっと被害が拡大し危機的状況になったとき人類が何世紀にも渡って培ってきた自由や人権、平等、民主等の概念と、とりわけフランスの「愛 Fraternite(アクサンなし)」がそれでも維持されているかをしっかり見守りたいと考えている。

グローバリズムの行きつく先

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連日コロナウイルスしか話題はないのかと問われれば「そうだ」と答えるしかない。

とくに

個人的にはあの懐かしいミラノがついにその最大の犠牲(場所)のひとつになりつつあることが痛ましい。

いわれるまでもなく

ミラノには僕は何度も訪れたたというだけでなく、そこには様々な(時には人には言えないようなことも含めて?)思い出が詰まっており、切なくも浪漫のかぐわしく、、、そこに当分いけないということはとても悲しいというのが個人的な感想である。それに北イタリアのワイン、これがたまらない、、、と、

まあ

そんなことはどうでもよいが、、、。


では

いったいなぜイタリアとイランが感染者数や死者数で突出しており今後最も感染拡大(感染爆発)が予想されるのであろうか。

もっとも

感染源が中国であり故に中国が感染者死者数ともに圧倒的なのは当然として、それが蝙蝠なのか生物兵器から漏れ出たのかは知らないがいずれにしても共産党独裁の下での人権侵害をも辞さない「強い強制力」でなんとかこの新種のウイルスを抑えつつあるのは事実だろう????。

ところが

その経済力?に物を言わせて周辺国に「忖度」させられているが故に感染にさらされることになった隣国韓国や日本がエピデミック化しているのはある意味自然であるにしても、なんで中東のイランやヨーロッパのイタリアに感染爆発が起きているのか疑問に思う方も多いのではないかと考える。

そこで

考えられるはやはり習近平の世界戦略の目玉「一帯一路」であろう。

にいうまでもなく

その世界統一戦略ははったり的世界通貨?「元」の札束で頬をひっぱたくことで実現させようとしたためその地域で最も経済的に脆弱なところに集中投下されることになっている。

それが

残念なことにイタリア北部とイランであったということである。

周知のように

イタリアは欧州で感染者が最も多く、イランは死者の数が世界で中国に次いで多いと思われる(イランの統計はにわかには信じられない、、、)。

いずれも

イタリアはヨーロッパ(東欧を除く)で、中国に対する経済依存度が「とりわけ」高いため、初期の防疫過程で全面的な入国禁止措置を取るのが難しく、事態を拡大させたといわれており歴史的にも中国の顔色を常に見ながら国家経営をする運命にあった韓国や日本?での感染拡大わなら仕方ないが、とくにイタリアの場合、は中国に気を使い「過ぎて」入国制限が遅れたことが、イタリア政府の失敗としていま国内の非難がジュゼッペ・コンテ(首相)に集中していると聞く。

なぜなら

イタリアの感染者と死者の「急増」はいつもは楽天的な「あの」イタリア国民を恐怖のどん底に陥れているからである。

思えば

イタリアは昨年3月の中国の習近平国家主席の国賓訪問当時、主要7カ国(G7)のうち初めて中国の「一帯一路」に参加することにしたのは記憶に新しいが、これに対し中国は両国修交50周年の今年を「中国・イタリア文化・観光の年」に選定し、中国国民にイタリア旅行を推奨するに至ったのである。

そして

それによるイタリアの観光産業は(GDP)の13%を占めるほど国の主要収入源となったのであるから多少マナーが悪く世界遺産に落書きされても我慢して「銭」を頂ければということになってしまったのである。

それゆえ

急速にしかも「初期に」全面的な中国人観光客入国禁止措置をイタリアは取ることができなかったのだ。

しかも

中国人のイタリア進出はすさまじくとくに北イタリアにはさまざまに理由で中国人が増えていまや中国なしでの経済産業構造は難しくなってしまったといわれていることも初期全面入国制限「躊躇」の原因となっているようだ。


これにたいして

イランは圧倒的に新型コロナ感染者に対する死者が多い。(実は実際の死者はもっと多いはず。)

ところが

イラン当局者の言によると中国発または中国行き航空便を中断するという「早期に」決定を下したというのである。

しかし

にもかかわらずイランの死者が増えたのは国内の衛生環境不備のせいもあるが、「実は」イラン当局が中国行き直航路線を中断した後もなお数週間にわたり中国を定期的に行き来していた人がいたことが今は判明している。

つまり

イランは米国の制裁を乗り越えるために制裁の抜け道としての中国との関係を一層強化するしかなかった時期にコロナウイルス禍の影響を受けてしまったのである。

ことほど左様に

今や世界がパンダミックに怯えるまでになってしまった感があるがその原因は何といっても中国であってウイルス自体の「発生源」となってしまったことは仕方がないにしても、その強引な外交戦略が、世界中に感染を広げることになってしまったことは大いに反省すべきであろう。

なぜなら

世界に販路を広げて経済をグローバル化すること自体はその国の方針なのだから他国がとやかく言う必要も権利もないが世界の常識とルールを逸脱した「強引な」やり方にはこういった落とし穴があったことを深く反省しなければならない。

まして

アメリカなどはトランプならずとも強引さにはそれを上回る強引さで鉄槌を加えることも可能だろうが脆弱な国力の国家にあっては理不尽とは思いつつも背に腹は代えられず目に前に並べられた「現ナマに目がくらみいつのまにか「蟻地獄」に落ちてしまうのである。

そして

最期の代償が「疫病」であったとは泣くに泣けないのであろう。

また

表面にはでていないが中国に大きく依存していてて何かと外交的に「配慮・忖度」しなければならない国家が他にもたくさんある。そしてそれがみんなマハティールのような気骨ある政治家がリーダーであったわけでもないからこれからそのような国の実態が次第に明らかになってくるだろう。

だから

これから特に旧ソ連であった東ヨーロッパそしてアフリカの被害が明らかになってくることが予測できる。

いまは

まだ少なくとも統計に上りやすい国家に世界の耳目が集中しているが「実は」東ヨーロッパとアフリカそして中南米での感染爆発が起きてしまったらそれこそ「パンデミック」であり世界の終わりに近い「症状が」現れてくるかもしれない。

ところで

株価が二万円を割った?そんなウソのばくち場の盆の動向なんかどうでもいいけれど、グローバリズムの行きつく先が疫病の蔓延とはほんとに皮肉なものだなあ!と思うばかりである。

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*参考までにいうが僕はけっして「謙中」ではない。学生時代は「造反有理」を掲げML派の友人も多い。だから中国共産党を自体を批判するつもりはないが習近平の「顔」が個人的に嫌いなだけである。

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