代表選挙が目前になると、最後の禁じ手が出るものだ。案じてはいたが、ついに出た。あらためて日本人の政治的品格も、落ちるところまで堕ちたもんだと感慨が深い。改めていうまでもなく小沢一郎は生理的に嫌いだし、最大最強の政敵・保守政治家の生き残りである。それを前提にいうのだが、卑怯はそれもっと嫌いである！
選挙なんだから嘘も方便、多数派工作も許容範囲、おおいなる寛容な精神で、争いやいがみ合いをこの世からなくしたいと心から祈っている。
しかし絶対許せないことは死んでもゆるせない。それを小沢を落とそうとする連中はやってしまった。しかもこれで選挙情勢が実際、一気に変化したのだから、嘆かわしいと言わざるを得ない。いくらガチンコ勝負だからといてっも、やっていいことと、悪いことがあるのにだ。
貧相下劣なスキャンダル、政治論争にカネと女の偽スキャンダルをでっちあげ、それをマスコミに流布しておこぼれをもらう乞食にももとる卑怯者、いくら政敵にでもそんな卑劣な手段を使うことは、絶対許さん。馬鹿にするのもいい加減にしろ！これを企てた卑劣漢には天誅が下ると思え！
口に出すのも汚らわしいが、なんの関係もない鈴木宗男の控訴棄却をわざわざこのタイミングで確定し、小沢ガール・青木愛とのスキャンダルをでっちあげ、政治理念や政策と全く関係ないところで、いきなりイメージだけで選挙情勢を逆転させた卑怯さは、まさに語るに落ちるやり方であるとしか言いようが無い。選挙戦以前の品性の問題だ。怒るというより呆れてしまう。論戦で圧倒されて不利とみるや、ただちに法務省と走狗マスコミを使って下品で最低のスキャンダルを浴びせる、「政治とカネ」の連呼だけでは、もうコクミンを騙せないと思ったのか、それにしても卑怯である。
格闘技ショーであるプロレスですら、反則技は多用しても本当のタブー（たとえば拳銃、たとえば金的）はつかわない。いくら泥試合でも政治論争に勝つため、司法とイエローペーパーをつかうことは断じてゆるせない。
よかれと思って本人の知らないところで画策したのだろうが、これは菅の責任に帰結する。東條英機は本当は開戦に反対であった小役人に過ぎなかったが、結局押し切られ開戦した。そしてその責任をとって断頭台の露と消えたことをいまさらいうまでもないだろう。
小沢は政敵であるが憎んではいない、しかし卑怯な飛び道具をつかう奴は敵であると同時に憎んでも憎み足りない。卑劣漢め！
久しぶりのカキコです。私は仙石氏が大嫌いです。民主党の内部抗争は仙石のせいです。無駄遣いの削減もやる気ないし、公務員の人件費2割削減に至っては大反対。いったいこの方はどこの政党のかたでしょう。国民を舐めるのも大概にしてほしい。私は小沢氏は直接あったことはありませんが一番ブレないで男らしいと思えるのですが。 
青木愛議員のスキャンダル以外にも、永田町界隈では小沢を貶める怪文書が相当枚数ばら蒔かれているそうですが、基本的にこの手の手段というのは、劣勢の、追い詰められている側が仕掛けるものだと思います。いずれにしても、報道と現実に起きていることとの間に、ギャップが感じられてなりません。