photo167334民主党政権の断末魔は打ち上げた花火の割りにしょぼかったというだけではない。それならオバマが中間選挙で敗北したことと変わらない。そういうふうな諦めムードをマスコミを使って漂わせているようだが、この政権の危うさは、かの国の大統領の中間選挙とは全く違うのである!

いまさら国家のシステムの違う国になぞらえても仕方がない。とにかく現政権はもはや政権の体をなしていないと言いたいのだ。もはやマニフェストを守れとはいわない、小沢だったらという「小沢教」でもない。ただ正気であってほしいと単純に願っているだけなのである。

PTTの曖昧な結論だけでなく、八ッ場ダムも子ども手当てもすべて曖昧に誤魔化すのは仕方がない。最近流行りの「子ども店長」ならぬ「子ども内閣」なのだから諦めるしかないいのだろう。

しかし政治の政治たる最大の要諦である国防や外交に「こども内閣」は通用しないのである。大抵なら子どもが多少無駄ずかいしても、多少やちゃしても許すしかないが、社会的案件を禁治産者たる子どもに実印を預けて、あらゆる契約をさせる馬鹿は、すでに親馬鹿の範囲を超えているだろう。それとおなじく諸外国との交渉を子ども内閣に任せている国民は正気だとは思えないのである。

汚濁の自民党には戻りたくない、しかしだからといって、外交も国防意識も全くなく、たてつづけに外国から侵略されていてもそれでいいと言う国民はいないと思う。なぜなら別に領土なんて全部あげればいいし、命と財産さえ取られなければと思っているかもしれないが実はそうではないのだ。

現実問題として日米安保だけに頼って国家妾になっていれば安泰という時代は終わったのだ。妾というものは、旦那が病んできて、昔ほど威勢がよくなくなり、それなりに町内の実力者と妥協・協力していかないとわが身が危ないとなった時、締め出されるのは旦那ではなくて妾のほうなのだということを認識すべきである。

なんでもいうことをききます。身内(国民)とのヤクソクは反故にするか曖昧にします、だから捨てないでといくら泣いても駄目なモンは駄目、自分の色香もなくなったいま、てめぇの皺の数でも数えていればと言われるのが堰の山なのだ。

政治は「世話物」ではない。好いた惚れたの色事「だけでは」済まないのだ。政治は歌舞伎や落語ではない。現実なのだ。

尖閣をどうぞ、沖縄もどうぞ、そのうち淡路島も佐渡もどうぞ、じつは敗戦国に許されているのは九州、四国、本州、北海道だけだということをよ〜く思い出してほしい。なんの外交努力もせずこれ以上政治が機能不全に陥れば大変なことになるのだ。

それでもクリーンなデモドラントな「子ども内閣」がいいというのなら、そうするしかないだろう。沖縄で少女がレイプされても我慢しているのだから、きっとアメリカの旦那が周辺諸国から守ってくれるという「幻想」を、それでも持っていたいのならそうするがいい。どうぞご勝手に。