166075_c450あいつの顔が気に喰わないから奴を病院送りにしてやる。これは半世紀ぐらい前のアメリカ南部のワンショットバーで聞いた覚えがある言葉でした。流れ者のプロレスラーはよくガラの悪いバーで、荒くれ者に喧嘩を吹っかけられます。そこであるレスラーは必ず相手を殺さずに病院送りするので有名でした。引き下がるのはプロとしての名声を辱めるので必ず骨の一本もへし折って、確実に病院に送るのです。

喧嘩というのには普通レフリーがいません。だから勝敗を当事者が勝手に吹聴する場合が多いので、病院に行かせるほどのダメージを与えないと白黒つけられないというのが彼の理屈でした。

こういうことを言うと半世紀ほど前の野蛮な話として、それなりに聞いてはくれます。下品な話題ですが酔客には人気があります。

しかし21世紀の日本の司法の場で、このようなことが行われるとは思いませんでした。しかも、そこは「法」が通用しない荒くれ者のなじみのバーでの出来事ではないのです。

政争もとどのつまりは、病院送りまで徹底しないと喧嘩にならないのだと思います。総がかりとたった一人との戦いでも喧嘩ですから、もとよりルールもなければレフリーもいません。なぜならレフリーのフリした「司法」そのものが敵なのですから。卑怯もへったくれもありません。

前置きはもういいから本論に入ります。


まず裁判というのは訴がないとできません。散々訴になりそうなものを探し回っても見つからなかったので、仕方なく
検察審査会という世論が告訴すると言う形になりました。しかも訴えているのは記載に漏れがあった、そしてその記載もれが共謀して行われたのではないかという「疑い」であります。

その疑いについて原告(検察役)と弁護側が言い争うところが裁判所であります。だからそれ以外のことは本件に関係ないのです。

たとえばお兄チャンに僕のノートの書き間違いを指示されたかどうかという諍いをしているときに、じつはお兄ちゃんはおやつのチョコを沢山もっているから悪いと突然言い出しているようなものです。そもそもノートの記載が間違っているかどうか、しかも間違っているとしたらそれは僕だけの間違いかおにいちゃんの指示かという問題で揉めている時に、いきなりお兄ちゃんが僕よりたくさんのおやつを持っていると言い出したら、ただ混乱するだけだと思います。

まず問題を一つ解決してから、次に自分よりおやつが多いことの善悪を議論すべきです。それが済んでから次の問題を考えましょう。

お兄ちゃんが昨日それほどお腹がすいてなかったから今日まで貯めていたのか、友達から脅し取ったのか、戸棚からこっそりとったのか、まず事実関係を調べて善悪を判断し、取得方法がわるければお母さんに言いつければいいでしょう。けれどただ僕より量がおおいからお兄ちゃんがずるいとか悪いとかいうのは、けっして賢い子のすることではありません。

お隣の小沢さんが億単位の金を使ったから悪い人で、僕はスーパーの安売りしか買えるお金がないからいい人だといえるでしょうか。それは単なる嫉妬であって人が金持ちだろうと貧乏だろうと善悪とは関係ないのです。


関係ないついでにいえば、私は個人的に田沼意次という政治家を認めています。正確な史実は知りませんが少なくとも池波正太郎師匠は彼は立派だったと絶賛していました。


いずれにしてもデオドラントは洗剤のCMだけにしてほしいものであります。

しかも他のマスコミや政治家、官僚がみな御清潔な方でご立派な方だとほんとにいえるのでしょうか。日本人の土方からのカネが悪くて外国人のスパイの金なら良いのでしょうか。後者の金はキムと読むそうです。どうやらその金は、いま四国で巡礼されているかたの懐に入ったとある罰当たりが申しております。こういう方のことをデオドラントというのでしょうか。てんで外国語が分からないものでして、、、。