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世界は思い違いをしている。もう二度とナチズムが政権を獲ることがないと思ってファシズムになる危険性には、意外と注意を払っていないように見えてならない。

しかし

今、テロを発条として世界の趨勢は「再び」ファシズムへとひた走っているのだ。

それは

もちろん激しい格差社会の貧困層が生んだ絶望の「畸形児」であるのだろうし、民主主義の落とし穴=ポピュリズムの蔓延としての結果だと分析するのはたやすい。

しかし

「僕は」最大の原因は「偽善政治」の具体的な失策であろうと思っている。その顕著な例が言うまでもなく「オバマ」や日本の「民主党」あるいはフランスの「社民」への失望感であることは言うまでもない。

ただ

意識的に偽善(人権の尊重)を失敗させてファシズムを容認させたとまでうがった見方はしていないが、「結果」その失望感が「決められる政治」と謳う「ファシズム」の台頭を促していることは否定できない。

むかしから

歴史的に衆愚民主主義の弊害はポピュリズムを生むと危惧されてはきたけれど、実は現代のファシスト、たとえば安倍晋三とかドナルドトランプとかを支持しているのは無教養な?貧困層だけではなく、一部の高学歴エリート層なのである。

したがって

歴史の不幸な偶然で彼ら(ヒットラーでさえ)が出現したのではなく、民主主義の弊害を巧みに利用して彼らに暴走させている「仕掛け人」たちのほくそ笑みが「僕には」聞こえてしまうのだ。

それは

僕自身がぼけ老人だから「空耳」が聞こえてしまうのではなく、僕が高教養貧困層という極めてまれな「非エリート階級」であるからだと勝手に思いこんでいることが原因だろう。



それはさておき

アメリカの友人たちは意外にもトランプを支持していることに驚きを隠せない。

なぜなら

その多くが「オバマの理念」に大いなる期待をしただけに、現実のオバマ政権の不手際と矛盾に対する「怒り」がオバマと真反対のトランプ支持となっているらしい。

しかも

それはただポピュリズム的に賞賛しているのでなく、「あくまで」建前でしか言えないアメリカの真実をトランプがズバリ語っており、しかも具体的な対策を提示しているから一時的にもそれを選択するしかないと思っているらしい。

たとえば

皆が知っていて口にできない「ISはオバマとヒラリーの合作である」という「事実」を躊躇なく言ってのけるトランプにただの大統領選のためのネガティブキャンペーンだけではない「アメリカ」の「アメリカらしさ」を垣間見たのではないかと思ってしまう。

だって

「アメリカらしさ」とは銃を持ってこその「自由」であり、「成功」してこその「資本主義」なのだ。それは「人権」と「人道」を高く掲げて実際は(仕方なく)その逆になっているオバマ統治の時代への失望が限りなく大きいからなのであろう。

またそれは

たまさかとばかりは言えない銃犯罪の激化やテロの恐怖(オバマの銃規制論と反戦理念とは逆の)やリーマンショックからの景気回復が出来ていない事実(オバマ流アメリカ経済の立て直し?が上手くいってないにも拘らず利上げに踏み切る「偽財政健全化」)は結局オバマが限りなく「無能」であったことを結果的に物語っているのだ。

だから

トランプがもっとたちの悪い奴かもしれないが「現状」をきちんと認識しているという点では、「理念的平和」よりトランプとプーチンが手を携える「呉越同舟の現実的平和」のほうが「まだまし」であると考えるヒトが出てきても決しておかしくないだろう。

ゆえに

ファシズムは世界的潮流として台頭している。

しかし

そもそもの原因が人道や人権を重んじ平和を理想に掲げてきた「偽社民」のポピュリズムが「えせ」であった反動として生まれたことを深く反省することなしにただ反対を唱えるだけではかえってファシズムを勢いづかせることになるのだ。

したがって

反省なき野党連合はかえって棚ぼた晋三に利することがまだ分からないのだろうか。

それとも

考えたくはないがやはり「すべて承知の上での」意図的な策動(プロレス?)としか考えられない。

それでも

「偽善」を言い続けないで、まずは「本当のこと」を言ってからでないと国民はだれも信用しないことを肝に銘じて欲しいものである。

だから

いつまでも「直ちに健康に影響はない」と言ってないでハッキリ「原発は健康に害があるから直ちに対策をとる」となぜ言わないのか?そうしない限り永久に民主党は再生することはないだろう。

かばかりか

安倍晋三やドナルドトランプのようなファシストを台頭させえるための地ならしをやっている社会の害悪として「民主党」は未来永劫語り継がれることになるであろう。

このままでは

アメリカも日本も「いずこも同じ秋のゆふぐれ」というしかない!