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実は僕は何を隠そう(別に隠す必要もないけど)「空港マニア」(そんなのがあるかどうかは知らないが)であって少年時代から飛行場の風情がなんとも大好きで、父をお迎えするという名目があってもなくても空港に言ってガソリン?の匂いを嗅ぐのがたまらなかったのである。

しかし

大人になると次第に匂いも昔ほどきつくなくなってメカへの興味もうすれたのだけれども、今度はいわゆるカウンターいる気丈な?お姉さんたちと会話するのが楽しみで、特に海外から日本に帰るときなどいろんな目の色の違う彼女たちと出会うのが嬉しくて当時流行していたスッチャ(CA)なんかには興味なくても飛行機に乗る前の地上カウンターでの対応が最もお国柄やキャリア(飛行機会社)の特徴が顕著でおもろかったのである。

ところが

最近の大都市の空港では電子機器を自分で操ってチェックインする空港が増えてきて、ついにクアラルンプールにまで其れが登場し「つまらない」と一人愚痴をこぼしていたがまさかそれが暗殺の現場に「利用?」されるとは思いもよらなかった。

ところで

僕は金正男を直接知らないけれど僕の後輩などは彼と昵懇?だった奴も多くいて異口同音に「お友達にはなりたくないけれど彼はいい人」だと評判なのである。

それでも

いい人とか悪い人とか関係なく「殺すことになっていたから殺された」という事実には流石に驚きを隠せない。

もとより

僕に北朝鮮の情報などあるわけがないので確かなことは言えないが、まだ叔父の張成沢やそのおい、張勇哲がマレーシアに根を張っていたころは正男にとってクアラルンプールはマカオとともに一応安全なエリアであったのだけれど叔父もそのおいまで処刑されたとなると、なかなか身の安全を図るのは難しかったようである。

それでも

用心深くボディガードをつけたうえにセキュリティの高い高級デパートやホテルそして空港しか正男は訪れないと言われてきたが、急ぎだったのか気丈で機転がきき目配りもできるおねーちゃんたちのいるカウンターではなく、自動チェックイン機を使ったばっかりに、そこが「意外な」暗殺スポットになってしまったのであった。

だから

言わんこっちゃないアナログオヤジ(風貌だけでも?)なんだから正男も僕のようになるべくカウンターの「前の」ねーちゃんたちとネゴしながらチェックインすればよかったのに、、、、、と言っても後の祭りだが。

不幸にも

正男君は自動チェックイン機の「後ろの」別なねーちゃんたちに殺られてしまったのである。

しかるに

北朝鮮の政情は僕には不明だが、エアポート自体の近年の変容に違和感を持っていた者にとって今回の事件は空港マニアとして「別な意味で」ショッキングなのだ。