岩下俊三のブログ

黄泉の国へは何時でもいける。生きてる限りは、やはり「反帝反スタ」のままなのだ。

ドナルド・トランプ

窓を開ければ〜

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しかるに参院選前の安倍総理人気浮上のための最大イヴェントG20は(予定通り?)別にコレといった目立った成果も無かったけれど、一応と無事終わったが、「実は」最大のイベントはG20終了直後にすでに始まっていたのだった。

さすがに

テレビの虚実性と有効性と同時に演出家アンドプロデューサーアンド経営者として知り尽くしているトランプは(善悪是非はさておいて)一流のエンターテイナーでもあることを世界中に見せ付けたのである。

つまり

僕のツイッター画面でDonald J. Trump‏として前日に
〜 After some very important meetings, including my meeting with President Xi of China, I will be leaving Japan for South Korea (with President Moon). While there, if Chairman Kim of North Korea sees this, I would meet him at the Border/DMZ just to shake his hand and say Hello(?)!
                       、、、といっていたばかりなのに、僕と同時にコレを読んだ人(61、559,095フォロワー)の一人が金正恩であり、早速その翌日に遠くに眺めていたDMZを互いに軽々と超えてしまったという事実(イベント)がトランプのこの種の「離れ業(つまりエンタメ)」の卓越性を物語っているといえよう。

もちろん

一知半解の冷静なインテリを気取った馬鹿たちは、こうした町の不動産屋的「ただのオッサン」の離れ業を次の大統領選に向けた「意味の無い選挙パフォーマンスにすぎない」と突き放すだろうが、ではそうした「非常識?」なことをしない人道的な「紳士?政治家たち」が、はたまたいままでのどの米大統領が、いまだに戦争状態にある相手国の国家に自ら一人で(韓国側にしかガードはいない状態)歩いて立ち入ることが出来たというのか?

にもかかわらず

実際に(観光ですら)実際にDeMilitarized Zoneを訪れたことも無い奴が、その緊張した「空気感」(心なしかカラシニコフの匂いすら感じるような、、、)も味わったことに無い奴が、(、、、というのは僕らが「そこ」に行くのは南北が緊張したときが多いから)バーチャルに評論家となって「ああだ、こうだ」というのはまさに笑止千万である。

しかしながら

えらそうにそういっている僕もいまや隠居ぼけ老人、北はおろかDMZにすら行かないでトランプに能書きた垂れているのだからザマァないが、一方的にトランプ評を「悪とか非」としてしまうことは軽佻浮薄のそしりを免れないとは思っている。

もちろん

彼の最大の関心は彼自身の次の大統領選に再選することしかないだろうとは「想像」するに難くないが、だからと言って彼の行動は世界を混乱させながらも「しぶとく」自国のため、いいや世界の発展に寄与していないとはいえないのである。

とまれ

今日(日本時間7月1日)彼はこうつぶやいている、、
Leaving South Korea after a wonderful meeting with Chairman Kim Jong Un. Stood on the soil of North Korea, an important statement for all, and a great honor!
                            、、、ということは実際に「北の土を踏んだ」こと自体がいかに重大なことかを彼自身が認めている。(ディールはすぐには進展しないが、、、)



そして

彼の安全保障にかんする基本的な「本音」は一見古めかしく見えながらも「ある意味」で正鵠を射ているいえなくも無く、「場末の酒場のトウのたった?おんな」じゃあるまいし、「お金もカラダもあんたのだからワタシを守ってくれないとダメょん」と縋り付くのを逆手に取り「俺は離れても良いんだぜ」いいきるマドロスさんも悪くはねぇなと思ったりもする。

また

若い人はだれも知らない淡谷のり子を思い出してしまった。

「♪〜 腕にいかりの 入れずみほって 〜やくざに強い マドロスの ...」

トランプ旋風やまず!

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とにかく令和最初の国賓としてもとNYの下品な(庶民的な)元首を迎えた安倍首相の戦略は見事というより他はない。

しかも

エンタメのショービジネス(つまりマスコミ)を通してB級有権者への受け狙いのテクニックにはプロから見ても脱帽するしかないのである。

また

同じパフォーマンスなら自らテレビの演出を行っていたNYのもと不動産屋のオヤジはもっと上手で、来年の大統領選に向けの米国有権者向けの演出は特に相撲観戦の際など著しく、例のパンナムの「ヒョウショウジョウ〜」パフォーマンスを上回る出来きであり、文字通り「いよっ、大統領!」の贔屓筋・玄人の声がかかっても可笑しくないほどであった。

ゆえに

皇室までつつがなく利用してお互いの「選挙」に最大の宣伝効果を上げる演出は来るべき大統領選や参院(衆参同時?)のための最大の効果をもたらすものであろうと思われる。

ことほどさように

好むと好まざるとにかかわらず思わずテレビ中継に見入ってしまわせるトランプ&アベの名(迷?)コンビのテレビ向けパフォーマンスは一方でほとんど過剰サービスとも言えるものでもあったのだ。

なぜなら

日米両国のテレビの前にいるであろう大衆への多少行き過ぎたトランプのリップサービスをほとんど悪意を持って「読み違えた(誤訳?)」した玉木なにがしという某脳タリン政治家がすかさず噛み付いてきたからである。

つまり

トランプが相手(アベ)の立場を持ち上げるために「次の選挙の(お互いの)大勝利を楽しみに待っていて、その場がくるまで(農業問題などの難しい)問題は先送りしようぜ、なぁ〜折角ネゴうまくいっているんだから」というようなニュアンスのアメリカ人向けの軽いツイッターを、日本の伝統的な旧左翼の匂いが(悪臭)が消えないもと宦官野郎がワザと読み違えたふりをして、大事な日米間の密約が成立したのにその発表は参院選後にするとはなんだ!問題だ!と噛み付いてきたのである。

Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan. Agriculture and beef heavily in play. Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!(僕へのツイートからコピペ)

もとより

彼(玉木)が本気で旧左翼的野党の典型的なパフォーマンスをしているとは考えづらく、裏をかえせば「やっぱり野党はだめだなー」とトランプ来日お祭り騒ぎに乗れない野党の狭量さに呆れるような一般国民を増やし、かえって与党有利な選挙にしようとする蹴鞠野党党首の深慮遠謀であろうと思われる。

つまり

これこそ政権交代などまったくする気がなく、己の与党公認の生き残りのみを模索している蹴鞠野党の卑劣な
負け犬戦略であって、米大統領訪日をエンタメとして最大のショーだと割り切りテレビで楽しんでいる大衆に冷や水を掛けることによって次の選挙で野党が大敗することで自分だけお目こぼし野党として生き残ろうとしている見下げたやり方であると思えてならないのである。

しかし

残念ながらそういう僕自身がいわゆる左翼インテリゲンチャとして長年振舞ってきていて当然国粋主義で下品でマッチョなトランプを軽蔑し日米安保のおとし子(孫?)を男妾として批難する立場にいたことも事実ではあるが、現在の野党が本気で団結して与党を倒す気概がまったくないことを知っており、ここここにいたっては長州田布施の餓鬼とNYの不動産屋あがりの成金に「政治」をまかせるしかないと思うようになってしまったのである。

しかるに

日本の国技大相撲も日本の象徴天皇すらも自分たちの政治パフォーマンスに利用することに出来る二人に、もはやつきしたがって敬意すら示すしかないと思われる!

なぜなら

日本の有権者に革命の志が消えうせ何度やっても民主的(?)な選挙によって選ばれるのが傲慢与党でしかないのだから、ポピュリズム全盛の今日の覇王は擬似紳士を辞めた「お二人」しかいないのではないかと思われるからなのだ。

えっ、

擬似紳士って誰かって?

それは

言うまでもなくノーベル「平和」賞を貰いながら一方で無人殺人兵器を使用したオバマでもあるし、泥鰌と惚けながら原発を再開した野田豚でもあるけれど、、、それを選らんだ〇〇でもあると思うんですけど、、、、。

トランプは意外に?鋭い。

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今、米中で過激化している貿易摩擦ではあるがこれとて世界経済に悪影響を多少与えるにせよたいした問題ではなく、いままで基本的な問題(懸念?)を対中国先送りしてきたことが、トランプの出現によってにわかに顕著化したに過ぎないと思えてならない。

なぜなら

いままでも多くの国がしてきた国勢的合意や協定をことごとく平気で違反してきた中国に誰も表面的かつ具体的な対抗処置を採らず曖昧な非難程度にとどめてきただけのことで別にトランプの政策がとくに突然でとっぴな政策決定だとは考えられないからである。

もとろん

中国の豊富な資金力と膨大な軍事力や労働人口(力)の前には多少の問題は無視しても決定的な断罪をせずになるべく穏便にかつ双方の妥協点を探るというのがいわゆる「大人の対応」というものかもしれない。

しかしながら

傍から見れば「無理が通れば道理が引っ込む」というような論理で強引な軍事・経済発展を図り、ついには「一帯一路」的な覇権主義を罷り通してきた中国のこれ以上の膨張を防ぐことはややもすれば衰退しつつあるアメリカそのものの圧倒的なパワーをも脅かしかねないのだからそろそろこの辺で「具体的措置」に踏み込まざるを得ないのかもしれない。

もとより

一知半解な評論家が御託を並べているようなトランプ批判が的外れであることは言うまでもないが、もちろん中国製品に高い関税を貸すのはアメリカの消費者へのダメージをも増すしアメリカ経済のみならず世界経済にも悪影響を与える云々、、、は「耳たこ」ではあるが本当に煩わしい。

もとより

彼らの言い分はまったくの嘘ではないにしても何の検証もないままに(彼らの誰一人としてトランプ本人に遭って確かめたもともないくせにである、、、)世界情勢や経済予測をするのは、僕にはチャンチャラ可笑しいのであって、地震学者や気象学者がもっともらしい顔で「あたらなかった予想」を「事後」くわしく解説している様な感じで極めて不愉快というしかなかろう。

ともあれ

僕自身はマッチョで口汚く声を張り上げるトランプが個人的に嫌いではあるが、彼の言動はあながち次期大統領選に向けたパフォーマンスでしかないとは言えず、ある意味いままでの優柔不断・擬似平和主義者大統領を超えた賢い大統領、少なくとも政策を「実行」できる決定力のあるリーダにふさわしいのではないかと評価している。

それも

一党独裁権威権力集中の周近平ならいざ知らず、ことごとく反対する民主党多数の下院を抱えている「民主主義国家」においてすら大胆な決断をしてしかも曲がりなりにも「実行」するのだから、彼を非常識だとか我が侭だとか言って馬鹿にする輩(評論家諸氏)のほうがよっぽど馬鹿ではないだろうかと思われる。

そもそも

共産主義という国家体制にああしろこうしろといえば内政干渉大きなお世話なんだから口出しするするべきではないし、それでも「おせっかい」するのはアメリカの悪い癖であるけれど今の中国の異常な膨れ上がり方は完全に「国際ルール」無視が度を越していると考えられるからこのような制裁は「有効」(柔道じゃねーつうの!)といえるのであろう。

よしんば

大きな発展が期待できるIT企業に国家が金を出して保護したとしても、そもそも自由競争社会ではない共産体下では仕方のないことでコレは従わせるのは無理としても、アメリカの資本家が巨大な投資をしてえた高度なテクノロジーやその他クリエイティブな著作権などを平気で「盗む」という構造に対してはどうしても「懲罰的措置」を採らざるを得ないのであってこの点25%の関税で対応するというのは「地政学的な懲罰(軍事的?)」よりはるかに「平和的」であってコレを非難するのは当たらないと考える。

つまり

関税とか貿易交渉とかいうには大局的に見ればおおきな問題ではなく、中国がもし真の大国を目指すのであれば「力」や「金」だけではなく世界のコンセンサスを得てしかも他国から尊敬されない限り無理だということをトランプ自身が周近平に示唆してやっているとも考えられなくもないのである。(なぜならば彼は一極支配ではなく中国も含めた多極支配を望んでいるから、、、)

もちろん

トランプがそんな「上等」な人間ではないという人もいるだろうが、少なくとも彼の「人間味」溢れる振る舞いはアメリカ人の人気をさらに押し上げているし、彼の商売や経済活動に対する鋭い「読み」を馬鹿にしているとおもわぬしっぺ返しを食うことになるだろう。

というのは

多くの人が今回の関税処置はアメリカ国民も被害を蒙るというけれどそんなことはそれほどなく、博打市場(株式市場)には多少影響したとしても(個人的にはザマア見ろだけど、、、)アメリカの実体経済にはそれほどの損失はなかろうと思われるからなのだ。

ちなみに

中学生にも分かる(出来れば小学生にも分かるような、、、)ブログを目指している僕としては、ではなぜ今回の関税措置が中国には痛手だがアメリカにはそれほと響かないかと思うわけをなるべく簡単に説明しなければなるまい。

で、

たとえば100円の中国製品をアメリカに輸出するとアメリカ人は125円でしか買えなくなるよね。 

そうすると

アメリカの消費者(お客さん)が損するから中国製品を買うのを「ヤダ!」となってしまう。

そしたら

アメリカという”いい”市場(しじょう)なくすと困るから、中国はたとえ「今」損しても「ねだん」を100円で売るしかないない。

そしたら

税金を取り上げたトランプおじさんだけが25円儲かってアメリカの消費者(お客さん)は元通り100円で買え、結局、中国の人たちが25%負担(かぶる?)して75円で積み出して輸出するしかなくなるんだ。

だから

テレビに出てくるおじさんたちのいい加減な「米中貿易摩擦」の解説を信用しないことが大切なのです。

、、、てな

ことでお分かりのようにさまざまな経済学的要素を入れすぎてかえって分からなくしているのが今の「経済分析」ってやつで世の中の経済が複雑になればなるほどむしろシンプルな思考が求められるのであって、アメリカの大統領に深慮遠謀が欠如しているというのが大方日本の見方だけれど、アメリカでは反トランプの民主党ですら今回の措置に賛成しているのであるからトランプさえたたけばいいという安易な評論家は早く撤退して欲しいものである。

ゆえに

トランプはそれなりに賢く(少なくともわが国の宰相より)中国との摩擦(貿易だけでなく)に対する政策も大胆かつ迅速であると思う、、、、けれど、僕の個人的な感覚としては彼が嫌いであり、あんな太った短気そうな「おじさん」がそばに寄って来てほしくはない。

これが非常事態ってか?

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僕は彼が日本に来たとき一度垣間見ただけであって、一対一で会ったこともましてインタビューしたこともないから彼がどんな人物か分からず本当なら彼について何か言う資格なんかないと思うけれどたびたび彼についてコメントしてしまうのはなぜだろう?

国境の壁?

アメリカには知人もいるけれど、メキシコとの国境付近にはいったことがないからよく分からないが不法移民が毎年100万人単位で増えているらしいと聞いたことはあるからアメリカの住民としてはやはり不安で切実な問題であることは想像に難くない。

しかし

不法移民対策として他の選択肢もないわけではないけれどトランプの選挙公約として最もシンボライズされた”ウォール”の建設は絶対譲れない選択としているのもまた間違いないだろう。

そもそも

あのBBCですら「〜確かに、中米から多くの人がアメリカに違法に入ろうとしているのは疑いようもない。〜(中略)〜そして、メキシコの麻薬王たちによって、大量の麻薬がアメリカに流入しているのも事実である〜」と認めながらも果たして「壁という鈍器が、対抗策としてどこまで効果的かについては、別の議論がある。壁を作るよりも、最新技術や国境警備官の増強の方が効果的ではないかという意見」もアメリカにはあるとしているにとどめるほど壁の建設がまったくばかげているとは言い切れてはいないのである。

したがって

四方海に囲まれた天然の要塞国家であるわが国からは想像もつかないほど(ちなみに同じ「島国」UKでもアイルランドとの国境で長年紛争が絶えない)地続きからの侵攻?という恐怖は強いものがあり、本家本元の中国・始皇帝のThe Great Wallはそれをよく物語っているといえる。

それなのに

この「壁の建設」はアメリカの軍産複合体を別な意味で説得させられる「政治的な」要素もあって複雑怪奇なのに、単純にこれを「トランプの横暴」だとしている”無責任な評論家?”がなんと多いことだろうか。

だって

トランプのいう非常事態宣言は政敵・民主党の擬似?紳士淑女のいう人権が現実の「政治→統治」においていかに無力であるかを示すためのおもいっきった「賭け」でもあるからだ。

つまり

民主党の基盤であるエスタブリッシュメントすなはち軍産複合体をうまく操るには国境の壁にかかわる安全保障面でいかにハイテクな武器や機材や膨大な(軍事的)工作建設費が使われる(消費される?)かを暗示することで最終的には民主党の勢いを削ぎかつ懐柔できるという計算も当然彼には働いているということだ。

もちろん

自己弁護的にいえば僕自身はトランプの強引な政策には人権派左翼として反対をいち早く表明している立場ではあるが、彼の言動が必ずしも来年の大統領選挙の前哨戦でしかないとは言い切れないと思っている。

しかも

よく言われている彼の鉄板の支持基盤が単純にWASPであるとされているのも、すこしだけ事実とは違うように思われてならないのだ。

なぜなら

彼のしたたかなディールはアメリカの心臓部に訴えかける「なにか」があって、彼の言うフェイクニュースではない本音の「アメリカ人」の愛国心をくすぐるものが「なにか」あると思われてならないからである。

もっとも

僕はアメリカに住んだこともないし英語も得意ではない。

それに

いわゆる「ヤンキー」は蛙と同じく薄いコーヒーを飲んで満足している野蛮人だと軽蔑してきたし、ましてジョン・ウェインばりのマッチョなトランプを好むはずもない。

しかし

そのフランス的な(自称)僕ですらトランプの政策決定に並々ならぬ「意志」みたいなものをかんじてしまうのである。

いってしまえば

「ただのポピュリズムさ」、、、と考えればいいのだけれど、あながちそうとばかりは言い切れず、ならばまったく大衆の意見を聞き入れない「ような」独裁がいいのかといえばそれは絶対いやである。

しかし

その下劣な僕の個人的な逡巡を無視して金正恩とトランプはなぜか「気の合う」パフォーマーであることは確かで、好むと好まざるとにかかわらず今月末のハノイは世界の耳目を一手に集めてしまうことになるであろうことはほぼ確実なのである。

終戦宣言?まさかぁ、、、、。

State of the Union Address

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dealというものは本来トランプの本業・不動産屋の「かけひき」でしかなく、ましてゼロサム世界の国の安全保障とりわけ「軍事的な」展開で使ってはだめなことをいちばんトランプ本人がよく知っているはずである。

したがって

先日の一般教書演説で彼が”明確”したのは今月末ハノイでの米朝首脳会談の予定「だけ」であって、さまざまな「そのほかの問題」を具体的に「どうするか」ということには触れていない。(饒舌ではあったが、、、)

なるほど

それならば大統領の熱弁にもかかわらずそれを聞いていたジョシュア・トランプ君に眠気が襲ったとしても無理からぬことであろう。

というより

むしろ軽蔑すべきは彼の真意も読めず漫然と「まじめそう?」に眠らずに演説を聴いて拍手をしていた蹴鞠政治家の大人たちに違いない。

たしかに

メキシコ国境の「壁」はいくら具体化が困難でも途中で引っ込めるわけにはいかないから高らかな「ラッパ」はふいたもののせいぜい部分的な建設の予算措置でお茶を濁すことになるであろうけど。

それでも

基本的に曲がりなりにも好調な(ミニバブル気味?)の経済に支えられているから、たとえ「絶望的な」さまざまな問題が山積していても彼の演説上手は「成功」したように見えなくもない。

もとより

三月になれば強気の対中政策を来年の大統領選を睨めばそう軽々に妥協するわけには行かず、習近平の「戦略的」譲歩を待つしかないのであろうが、その点ではお互いの「核心部分」を避けたうえでの大幅なアメリカからの貿易・輸入額の拡大はすでに話し合いがついているように思われる。

というのは

習からすれば核心部分(知的財産流用とか人権とか)さえ譲らなければ関税等で大幅譲歩しても面子は保てるし、実質的に貿易の相互依存性はもう引き返せないところまで来ているし、アメリカ経済のためにも貿易戦争はお互いの得にならないから、、、「なんとなくずるずるした」決着をつけるのはそれほど難しくないといえる。

したがって

やはり問題は米朝会談さえ成功すれば中国は今のままで北朝鮮のみならず韓国を含めた半島の利権も掌握した上に対米緩衝材としても「ずるずると」北を保持し続けられるのだ。

ところが

安全保障問題は経済問題のようにけっしてウィンウィンの関係になることのないゼロサムでしかないから米朝首脳会談の結果が北への制裁緩和にたいする取引として「非核化合意」になったところで、中国はそれに合意するだけでいいから実質的な損はない。

だから

現実に「非核化」への行程がどうせすぐに実現するはずもないのだから「非核化に向けて努力」する誓いなんぞはいつでも「宣言」する用意は十分あるのであろう。

したがって

アメリカはアメリカでしつこく核施設を調査して非核化の検証作業を提案しつづけ、中国は中国で北に段階的核廃棄をせまり、北は例によって「だらだらと」しかも派手に老朽化した核施設を爆破するパフォーマンスを断続的にやればいいだけのことである。

かくして

ロシア疑惑、米中貿易戦争、メキシコの壁などなど問題解決不可能「そうに」見える問題の中で北朝鮮問題は確かに重要ではあるかもしれないけれど実はトランプにとっても金正恩にとっても意外と「組みやすい?」問題かもしれないのだ。

もちろん

彼の言うフェイクニュースはハノイ会談を散々こなすであろうがアメリカを始め世界中のメディアがハノイでお祭り騒ぎすることは目に見えており、出演料ただのテレビエンターテイメントはワールドカップもオリンピックもない年の最大の稼ぎとなることだろう。

だって

トランプの個性とそれを上回るであろう髪型の個性的な?若者の二人のエンタメはいくら二回目とはいえ視聴率を稼ぐには絶好のネタであることは間違いない。

さらに

習の飛び入りでもあれば面白いのだが彼には良くも悪くもたくらみはあってもキャラに「華」がないからだめだろうけど、、、。

しかし

内容のないしかも具体的解決策のない長い演説はジョシュア・トランプ君ならずとも眠くなるのは仕方のないことであろう。
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