岩下俊三のブログ

黄泉の国へは何時でもいける。生きてる限りは、やはり「反帝反スタ」のままなのだ。

社民党

福島みずほ・辻元清美「夕顔」説

photo132875社民党のあやうさは、もともと亡霊とか物の怪といった存在してないものが存在している、成り立ちそのものの不条理から来ている。いまに始まったものではない。が、泥船自民党から民主党へ乗り換えた田村参議院議員によって、参議院も社民党なしでも過半数に届くようになったので、ますます妖しくなってきた。もともと社民党という名前自体がご都合主義でできており、欧州の社民とは違うしろものである。はっきりいえば、単に冷戦時代の左翼的既得権を守ろうとしているだけの組織である。もちろん、福島みずほや辻元清美は単なるあだ花で、過去を背負わされているだけだから、かわいそうといえばかわいそうである。日本社会党の長い分派闘争と、ボス交と裏工作で自民党と共存してきた歴史などからしてみれば、本来は自民党とともに野に下るべきであったろう。しかしおなじ穴の狢のマスコミが生きているのだから、それもさもありなんか。

そもそも新政権に参加して延命をはかる必要があったか疑問である。
amr0902100848006-p1矛盾と不明瞭な方針でも、日本独特の曖昧さで
「社民」と名乗れるこの党は、しかし一方で、古い保守的な右よりの知能の劣化した戦争マニア勢力に対して、ささやかな建前の防波堤になってきた。アメリカにいたっては、ダーウィンの進化論すら認めないキリスト教右派で劣勢白人の最期のよりどころ=レイシズムが黒人のオバマ大統領を追放しようとしている。だからオバマの欺瞞や、社民の擬制は問題がありながらも、ナチズムよりモアベターとして、存在している。しかし辺野古のような利害と旗印が矛盾するテーマには、無力を露呈せざるをえない。

三宅坂の旧社会党の場所に、社民党と名を変えているだけで全盛期の異物であることに、違いはない。昔総評とブントと左よりのジャーナリストの一大レジャーランドだった三宅坂には、情報を共有してリークしあっていたから、たしかに郷愁はあるけど。一度は安保賛成、自衛隊容認したくせに、また方針転換しても、もう誰も信用しない。第一もうネタがない。社民党は関係ないんですぅと、みずほはいうが、大分の隠居(村山富一)や兵庫のばあさん(土井たか子)を養っているのは、どうしてか。敬老精神と乙女の祈りは、ネット右翼よりましだからといって、いつまでも国民が騙されてくれるとおもっているらしい。でも辺野古の決着しだいでは、連立離脱だけでなく、さらなる分派・解党の危機なのに、金持ち喧嘩せず然として、存在している。ある意味で、これが日本なのだろう。アメリカではオバマの窮地は決定的だ。みずほちゃんやきよみちゃんはそれでも、大丈夫なのだろう。あいまいな日本のわたしたち。

とまれ、国家公務員である自衛隊の幹部が、「トラスト・ミー」を批判している対象が、鳩山であり、政府であり、その一員である福島や辻元なのだ。
論理的整合性を問わない国民性だから、すべては曖昧なままに存在していくのだろう。まあいってみれば「もののあはれ」には質量もなければ、顕微鏡でも確認できないのだから、マスコミが検証報道しないのも当然であろう。

したがって、社民党は夏の夜にたゆとう「ゆふがお」なのだ。ちょっとしぼんで、皺が目立ってきたけど。日本人でよかったね。

擬制の終焉なんてもう来ない

gijidou01174通常国会が召集された。予算や景気対策など重要かつ緊急を要する法案が目白押しである。それでもマスコミは小沢一郎の政治と金の問題にしか興味なく、いいかげんな世論調査を証拠に、小沢退陣を迫っている。検察のリークを錦の御旗にして、勝手なストーリーを組み立て、人々の怨嗟を煽っている。説明責任という言葉に付和雷同して、いっせいに唱和しているヒステリックな宗教団体のようである。説明責任は密室のリーク情報だけでなく、検察の取調べの可視化だって、必要だ。小沢だけに一方的に説明しろという権限は、検察にはないはずだ。

070504-155222国会の廊下でしたり顔でリポートしているが、殆どこの位地(写真・国会廊下)で、あらかじめ決まった原稿を読んでいるだけである。映放クラブのカメラの三脚が大体たっている。
そのまえで既得権益をもった記者が、官僚からのペーパーをちょうどよい秒数にまとめて、読んでるだけである。別に中継しなくても、マスコミ各社に情報は瞬時に入って来るから、問題はないのだが、臨場感をだすための背景としてよく使われる。議員会館や国会内は、大手マスコミにあたえられる国会記者バッジがあれば、基本的にフリーパスだし、「対応証」という写真付きの身分証があれば議員会館にいって、お目当ての議員の部屋に直接入れる。だからサルでも、そういった小物があれば、国会記者になれるのだ。

しかし検察のリークのように右から左、検証もしないで流すだけの報道の習慣が付いているから、国会内も官邸クラブも、情報の垂れ流しに過ぎない。ただ情報の独占的取材権をもってるから、ネットよりも信憑性があるように思われる。しかし実態は官僚の情報操作に操られているだけの、でくの坊でしかない。こうしてまたも格好の餌食として、小沢一郎が槍玉に上がった。記者との癒着や官僚の既得権益死守のじゃまになる奴は、政治生命を止めるしかないのだ。

小沢一郎を弁護しようとは思わない。ただこれだけはいえる。あれだけ長く権力に近い位置で権勢をたもてば、誰だって叩けばほこりは出る。ほこりがなくても、国家権力はなんだってできる。まして悪相小沢が子悪党であっても、「巨悪」にすることは出来る。検察は人の財布の中身を知りたがるだけではなく、どこからの金かを知れたがっている。親からもらった鳩山とゼネコンからもらった小沢という図式をかいているが、職務権限のない野党時代に得た金を、贈収賄にできないという幼稚園でもわかることを、検察はマスコミをつかって、罪を仕立て上げようとしている。どうやら検察官僚になるには、アメリカ帰りという資格だけでなく、シナリオライターの才能がいるらしい。

マスコミが騒げば中身はどうあれ、社民党も含めた連立の支持率は下がるからだ。だれも民主党に期待してないが、自民党の余りの濁りに耐えかねただけなのだ。それでも元の濁りの田沼が恋しいのか。国民はそれほど馬鹿だとCIA=清和会=官僚はおもっているのか。マスコミに踊るからやはり僕らは馬鹿なんだ。上級職に受からなかったツケですかね。

いまさら全国の労働者、学生諸君!とアジっても、もう終わりか。日本の終焉またたのしからずや。馬鹿野郎!

福島瑞穂の岐路は民主党の岐路

58c19347福島瑞穂は追い込まれている。社民党の代表選に出馬するにあたって、党首としての党内融和と一閣僚としての立場の間で揺れている。揺れてはいるけど「連立離脱」の可能性を匂わして、沖縄問題で社民党のレゾンデートルを表明したので、代表に無投票で再選、という流れである。ということは、社民党党首の立場を優先したということだ。しかしでは社民党の存在理由なんて、そもそもあるんだろうか。建前では少数政党といえども、参議院で民主党単独で過半数にたりない限りにおいて、確かに「存在理由」が「消極的に」あるといえば、ある。でも、いわゆる55年体制が終わった今、旧社会党の残滓を引きずる社民党に、それほど意味があるとは思えない。しかし旧社会党こそ、自民党の裏方として55年体制を強固にしてきた、影のの張本人であったのは事実。だから、下世話に言えば、今度は「できレース」で自民党をささえる風見鶏といわれても仕方がないのだ。鳩山の年内決着を延ばすべく、援護射撃で覚えめでたくあずかろうという姑息な手段でまた騙せるとでも、思っているんだろうか。だとしたら度し難い政治音痴というべきであろう。

裕福な東大卒の弁護士で、旦那にも子供にも恵まれたノーブルな人間が、慈愛に満ちて、貧乏人に憐憫の情をしめすという大昔からあるストーリィはいわゆるサヨクの伝統であろう。でも知識人すなはちサヨクというパターンはしかしもう古い。もう誰もサヨクであるから知的であるとは思わないし、文化人の定義自体、時代とともにかわってきた。それには鈍感なくせに、政権の変化には素早く、しかもずるく順応し、日米安保と自衛隊を容認した村山社会党政権の記憶はまだ国民の記憶から、消えてはいない。ならば所詮は強いものの味方で、既得権だけは死守する政界のゾンビ=サヨクが、建前として普天間基地の県外移設をなぜ強調するのか分からない。連立離脱を恐喝のネタに掲げて、民主党は脅せても、その先にある「敵」=アメリカを脅せるとでも思っているのだろうか。思ってはいまい。おそらくは娼婦がダダをこねて自分を少しでも高く売ろうとしているようなものだろう。個人なら変態のように媚びてもかまわないが、国家が媚びてはいけない。でも福島瑞穂が娼婦だとは思わない。たぶん彼女をとりまく既得権ゾンビ爺軍団が、わずかな利益をいただくために、あるいは55年体制時に自民党のおこぼれでもらっていた甘い汁の味が忘れられずに、福島を追い込んでいるのだろう。

乙女の祈りグループと老獪なヒヒ爺軍団とで、わずかな議席の党のヘゲモニーを争って、結果消滅を早めるだけだろうに、愚かなことだ。問題は党首か閣僚かではない。沖縄の米軍基地にたいする本質的かつ具体的な問題を、いかに解決するかという國際問題である。党利党略にかまけている場合ではない!グアムも関空も硫黄島も宮崎も、勝手に日本側が候補にしているだけだ。アメリカは納得しないだろう。さあ、どーする。

誤解なきよう言っておくが、私はネットウヨクではない。あえて苦言を呈しているのは、むしろ社民党の応援団たらんとしているからである。念のため、申し添える。(「それを蛇足と言うんだよ」と自分に「つっこみ」をいれつつ)

愚者の楽園

k1267062956日米の密約文書を開示せよという訴訟の原告と一緒に仕事をしたこともあるし、別な原告と酒席をともにしたこともある。彼らはいくつも疑惑のある機密文書で、とりわけ西山太吉氏の証言に関連したいわゆる「機密漏洩事件」の無念をはらすべく「不開示」決定処分取り消し請求の提訴に絞って、話題を盛り上げている。もちろん国家に情報開示をもとめるのが本来の趣旨であるから、数ある密約自体の存在つまり国家犯罪を問いかけるものである。だから大いに賛同しているのだけれど、政治的に岡田民主と福島社民を契機に世論を味方にしようというおもわくも透けて見える。ともあれ情報は開示されたほうがいいに決まってるけど、国や外務省は密約はないというより他はない。その一方で「外交機密」は厳然としてあり漏洩は法律違反である。

これは日米同盟の本質にかかわってくる問題だから深入りはしたくないし深入りしても、堂々巡りになるだけだ。でもそんななか注目すべき本がある。文芸春秋から以前でたのにもかかわらず、出版社としては矜持として絶版にはしないという本である。この著者は若泉敬であるが、学者でありながら愛知喜一との縁で、沖縄返還交渉でキッシンジャーと密約を交わした人物である。後に改悛したのか、そのことをばらしたのがこの本である。外務省の谷内正太郎の尊敬する師でもある。で、一応病死したことになっているが、ほんとは青酸カリでの自殺説が強くうたがわれている。手島というもとNHKの奴がこの若林から電話をうけているが、沖縄人民への深い謝罪が公に伝播されている。しかし若泉の興味深いところは密約で返還した沖縄への謝罪でそのものではない。じつは「本土決戦せずに敗北した日本への悔しさ」を口にしている。それゆえの沖縄決戦犠牲者への改悛の情である。いわゆる「サヨク」とはちょっとちがう。

愚者の楽園と彼が暗喩してるのは、日本であり自分自身でもあった。軽武装重商主義でうしなった大和魂を悔やんで自殺?したのだ。情報開示を求める運動とは全く同じではない。でも密約を述懐している。しかし諜報活動のような行動もとっている。陰謀は実は闇が深い。単純に若泉を通説どおりにみて喜ぶのはCIAだったりして、、、。

福島瑞穂は鳩山に勝った?

           福島瑞穂=58c19347趙春花さんという根拠のない噂が流布するところが、いかにもネットであり、長所であり欠点でもある。しかし彼女はネット上でもっとも揶揄されているひとりである。容姿や若さと無縁なのにこれほど中傷されるのも珍しい。怖いもの見たさや珍獣やUFOの類なんだろうけど、これに憎しみもあって、ネット上でいいことはあまりない。土井たか子+サヨク独特のワンフレーズキャンペーン用語しか言わないし、これほどロボットに徹している人間もいない。あるいみ正論なんだけど、自分もふくめて実行できるとも思ってないし、現実なんてどうでもいい、理念型キャンペーンを言い続けている。別にこれが悪いのではない。村山みたいに一点でも妥協すれば、社会党(社民党)の存在意義がなくなるから、非現実を貫き通せばいいだろう。どうせ来年の参院選で消えるのだから、過半数利権でごねるだけごねても当分は見捨てられないようにしているのだろう。7議席が308議席にごねて主張を押し通すのがしかし民意なんだろうか。

福島みずほにたいする検証不可能な都市伝説まがいの揶揄中傷も、全く根拠はないし、法務省で調べても、「朝生」(ぼくは当時テレビ朝日で働いていたし、スタッフルームの同室で、全員をよくしっている)で調べても、根拠はない。検証できないから噂の嘘も検証できないというのがネットの世界なんだろうけど、報道は根拠のないことは報道できない。すぐ告訴され裁判で負けるようなことは、できない。裁判所も2ちゃんねる的な文法でいえばインチキだから、フリーメイソンやイルミナティもUHOも存在するんだろう。それは罰金も刑務所も具体的でない匿名ネチズンだけで通用する世界観である。福島も田原総一朗にも直接会って話をしたし、社民党本部には、根拠のないクレームで困っているけど、丁寧に答えてくれる。だから福島瑞穂に罪はない。ただ嫌われているだけである。いじめの社会的心理だろう。本人はいいひとだという印象だったけど。

でも宇宙人鳩山と護憲の福島の組み合わせ、僕はシュールでいいと思うけど、現実の政治はうまくいかないかもしれない。でもとりあえず政党間の合意が数時間前に成立した。オメデトウ。

とりあえず民主主義で選ばれて、飲めないものをお互いに飲んだ努力は認めよう。だから流言蜚語で非難するには、いけないし卑怯だ。民主党との連立合意が成立したんだから。沖縄の基地や日米地位協定で意見が違うのは「護憲」である以上当然だ。しかし合意できるじゃないか。政治家福島みずほの力量である。しかし、あまり妥協すると村山富一になる。この寸止めの交渉をよく教科書的なしゃべり口で、やったもんだ。これが現実の「政治」なんだろう。たしかにマスコミも政治家も汚れている。僕だって護憲派で通っているけど、実際やってきたことは汚れていた。食うために汚れている現実と、建前のなかで苦労するのが「社会人」だ。岩波の人脈も本音では大変だ。サヨクもネット右翼も現実は厳しい。裏は憶測、表は建前、鳩山も福島も「民意」というお化けで苦労している。

乙女の祈りかオバちゃんの祈りかしらないが福島みずほをいじめてどうする。いじめられキャラで空気が読めないのはたしかだが、じゃあ麻生が続いてよかったか。つねに人間はベストでなくベターを選ばざるを得ない、福島みずほも大人になった????

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