カテゴリ: 手話パフォーマンス講座

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一曲の歌をひとつずつ丁寧に
勉強を重ねていった生徒さん。
卒業ソングのような歌詞を誰に向けて歌うか、この学校に通った日々は誰目線で歌うのかなど細いことをひとつひとつ重ねたことで歌詞にあてる手話の表現に心がこもった表現になってきました。
今日は日本語の歌詞に合わせた呼吸ではなく、手話の間や区切れ目をリズムに合わせるという難易度高めな勉強をしました。
あと来週一回でどこまで成長してくれるのか楽しみです。

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手話パフォーマンス講座も、今回を入れて残り3回となりました。

手話パフォーマンスでは、手話表現の際、周りの風景がどのように見えているか?手と手の位置関係は、過去や未来とどう繋がっているかなど、空間をどう捉えるかが、大切です。

窓の外を見て、風景が実際にはどう見えているか、手の角度や向きがその記憶と合っているかなど何度も確認したり、あっという間に時間が経ってしまいます。

歌詞をどう解釈するかも、受講生の方と一つ一ついっぱいディスカッションしながらの講座は、とても楽しいものです。


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講座中に、雪が降り始めるという寒い1日でしたが、みんなで元気に学習できました。感謝。

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3月7日の 手話パフォーマンス講座は 実りある内容になりました。
今まで 習い続けてきた生徒さんが とても上手くなったのです。

生徒さん曰く
「今まで 歌の一つ一つの手話単語にとらわれすぎ 一つの文については 確かに表現を注意して考えていましたが、歌全体のストーリーが大切だと気づきました。
例えば その歌の場面が 青い空の下なら 歌い始めから終わりまで 自分が青い空の下におり その空を感じ続けていること。
また 歌を歌っている人が誰なのか 歌いかけている相手は誰なのか 具体的に感じられたら 自分で表現方法がわかってきました。」

感動的で まさに 手話パフォーマンス講座で体感していただきたいことを ご本人の口からお聞きして 感動をいただきました。
今期の手話パフォーマンス講座は あと二回です。

きいろぐみ代表 南 瑠霞

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今日の講座では、「制服を着て通い続けた思い出を胸にしまう。」
この手話表現に苦戦!!
通った道、行った学校これをまとめて指差しをするとどこに向けて指差しをするのか?
指差しの位置によって通った道を胸にしまうのか、通った学校も全て思い出を胸にしまうのか、表現が変わってくるのが手話の面白いところ。
さらにパフォーマンスなのでこれを歌の中で表現するのがなかなか難しいみたいでした。

少しずつ変わってきた生徒さんの成長を実感してきた講座になりました。
次も頑張りましょー!!

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実際には見えない
永遠に続く道のりは本当はどうやって
見てるのかという練習をしました

空を見てくださいと言われると
想像で見たのと実際にみた空は違ったりすることに気づけますが
ずーっと続く道のりを街中で実際にみてみることはできず笑
空を見たのと同じことを道でやってみるのに、苦戦してました

パフォーマンスというと想像でやりがちですが想像より実際はどうしているのかが表現につながるとより良いパフォーマンスになります

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