カテゴリ: 初めての手話

東京の桜もそろそろ終わり。
講師から「近所で多くの桜が咲いている場所は?」と質問された生徒さんたち。
それぞれ「公園・学校・川沿いの桜」と答えて下さいました。
手話を始めてまだ
3ヶ月ですが、読み取って答えられるように
楽しく学んでいただいた素晴らしい成果です!

さて今回は総まとめ。主な1日の生活の流れの手話表現を単語とともに学びました。
例えば・・・
「時間/7時/起きる」
「ご飯/パン/どちら?」ではパン派が優勢
ご飯とパン、同じくらいの(同じ)は両手の親指を向かい合わせ下に倒す(五分五分)の手話。
前回の(そうそう!)とは別の表現です。

「(自分が)家に帰る」
「(誰かが)家に帰ってくる」では、方向に注意して表現。
手話は空間・方向も大切です。
講師のシチュエーション、
飲み会で「あっ、時間!もう帰る!」
子供に「遊んでないで帰ってきなさい。」なるほど!わかりやすかったですね。

何月何日・時間・色・(得意/苦手/まあまあ)など、これまで学んだ内容を織り交ぜての授業でした。
ろう者と話す機会があれば、ぜひ思い切って手話で話しかけてみて下さい。
3ヶ月間お疲れさまでした!
またお会いしましょう!

笑顔の授業

2023.4.1



入門の講座も残すところ2回!
まずは学んだ単語の定着を目指し、会話の練習から。
「あなた/毎日/何する?」の質問に(家事=家+仕事)と表現してしまいがち。
生徒さんは「家/掃除(掃除機をかける動き)/料理」と表現 
手話ではこのように具体的に表現する事もポイントとなります。
また「仕事/忙しい」と答えた生徒さん。
仕事忙しい、共にデスクワークのイメージです。
机上の書類を集めそろえる動き
机上が散らかっている様子をイメージすると覚えやすいですね。
他に「好きなスポーツは?」「手話を学ぶきっかけは?」
などの会話を楽しみながら表現しました。

後半は語彙を増やすため単語の学習!
「良い・悪い・まあまあ」や、似た表現「すごい!」「カッコイイ!」
など学びました。
先日盛り上がった
WBCの「大谷」「佐々木(佐々木小次郎の背中の刀)」
の名前の表現も一緒にインプット!

写真は「同じ」の表現。
「そうそう!」「だよね~」など同意の表現でも使います。
2023.3.25






先週に引き続き、都道府県の表現を学びました。
県名の表現はいくつかのグループに分けることができます。
文字通りの表現。例えば・・・(福+島)(石+川)(山+口)(長+崎)
人名や地名でもよく使われるのでしっかり覚えたいですね。
県の特産品などを表すもの・・・(山形の)(秋田のフキ)(岐阜の鵜飼い)
名所の表現・・・(静岡の富士山)(奈良の大仏)(広島の厳島神社の鳥居)
歴史に関する表現・・・(豊臣秀吉の冠の大阪)(加藤清正の胴の丸印の熊本)など・・・
他にも北海道の形や鹿児島の鹿の角も覚えやすくて楽しい表現です。
「行きたい/どこ?」の講師の質問に対し、生徒さんに答えていただきました。
自分の住んでいる県、行きたい県など興味のある所から少しずつ覚えてみましょう!
「全国」と「日本」の表現の違いにも注意して下さいね!

「和歌山」の手話!
2023.3.18




まずは数字の表現の復習から。
講師が「今日は何月何日?」
 ⇒月11日 ・・・そう東日本大震災が起こった日ですね。
2011年だったから、今から何年前?」 
 ⇒12年前
「震災の起こった時間は?」
 ⇒午後246
首都圏も電車・バスがストップしてしまったあの日。
「帰る/方法/何?」
生徒さんの中には、たまたま出先が自宅近くだった、という方もおられましたが
講師は会社から自宅まで、徒歩で
6時間かかって帰ったとの事。
震災を振り返りながらの数字の復習となりました。

後半は都道府県の表現、今回は関東地方の県名を学びました。
 ・茨城は蓑(みの)の形 
・栃木は栃の葉っぱ ・群馬は馬の手綱とムチ 
 ・埼玉は玉をコロコロ    ・千葉は「千」の文字 

 ・東京は「東」を2回    ・神奈川は「神(かしわ手)」と「川」
語源などと共に覚えると、身につけやすいですね。
併せて、東京タワー・スカイツリー・ディズニーランド&シー・温泉など
関連のある有名な物と一緒に楽しく学びました。

生徒の皆さん、指文字の表出も読み取りも頑張って下さっています!

東京ディズニーランドの表現。
ミッキ―マウスの耳の形を表します。
2023.3.11


今回は折り返しの6回目!
これまでの定着度を確認するために、まずは復習から始めました。
講師の質問 「あなた/名前は?」「あなた/住所は?」「趣味/何?」
「色/好き/何?」「食べ物/好き/何?」 などを読み取って、生徒さんに手話で答えていただきます。

趣味の話題で生徒さんの答えた「旅行に行く」。
「旅行」は「汽車」の車輪を表現。
「行く」は
1ヶ所なら1回だけ「行く」と動かしますが、あちこち・複数回の場合は
位置をずらしながら「行く・行く・行く」と動かします。
講師の手の動かし方、ぜひ動画で確認してみて下さい。

「本を読む」の基本の表現は、両手で本を開くように(パッ)と動かしますが
分厚い本は親指で表紙を掴むように、動きもややゆっくりと。
こんな所にも一目でわかる手話特有の講師の表現がありましたね。
文字が縦書きか横書きかで、文字を追う視線を表す右手のチョキの動きも変化します。
入門である今からこのようなポイントに注意して、講師の手話をたくさん見ていただけると嬉しいです!

最後に、下記写真のお子さんの表現。
「趣味はゲーム」コントローラーを操作する動きを上手に表現して下さいました!
ゲームが趣味の方、ぜひ自己紹介で表現してみて下さいね!
2023.3.4



↑このページのトップヘ