カテゴリ: 読み取り強化 コミュニケーション 2025 5月~7月期(対面)

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今週は、前に学んだ表現の復習から。
気合を入れる、覚悟、思い切ってやる、意を決して向かうなどの表現。
手話の形や動作を同じだけれど、意味が違うことがあります。
意味を理解して、会話形式で表現を練習しました。

フリートークでは、イギリスの家電量販店のテレビCMのお話。
お店に次々に訪れる多様なお客様に店員が対応します。
ろう者、視覚障害者、補助犬を連れたひと。。。
画面の中では、手話通訳と音声ガイドがペアで演じていて情報保証がしっかり
されています。
日本でもあるといいですね。

授業では、手話技術だけでなく、様々な情報をお届けしています。

今週は手話表現の意味の違いについて学びました。

A:昨日/晴れ/良かった(ホッとする表情、笑顔)
B:昨日/晴れ/良かった/残念(悔しい表情)

AとBで意味が違います。
Aは「昨日晴れたから良かった」という意味です。
『雨かと思ったけれど、晴れたので良かったね』となります。
Bは「昨日、晴れたら良かった」という意味です。
手話表現の最後に[残念、悔しい]という手話を表すのが必須になります。

同じ文(手話表現)だけれど、最後につける手話や表情でまったく意味が違ってきますね。

授業では、生徒さんと会話形式で手話表現をしてもらいます。
みなさん読み取りに真剣です。
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今日もみなさん揃って楽しく手話の授業が始まりました。

今日は、『気合を入れる』『覚悟』『意を決して立ち向かう』『思い切ってやる』
の4つの手話表現を学びました。

それぞれで、例文を考えて表現しました。
「野球大会で、、決勝にむけて気合を入れる!」
「大きな波で怖いけど、サーフィンをやる」
「人気のラーメン店で凄い長い列だけど、とにかく行く」
「高い服だけど、買う!」などなど。。。

手話表現が出来ても読み取りはまだまだ。。。
とにかくろう者の手話を見て慣れることが大切です。
たくさん見て、話して、身につけていきましょう。


今日の授業はろう者のよく使う表現から

➀口元で手の平を前にむけて握る。➁口元で手の甲を向けて握る
どちらも『絶句』『言葉が出ない』ときの表現。
何か驚くような場面に遭遇して、言葉が出なかったというようなときに使います。


人差し指で目を指差しした後に、中指と親指をピンピンとはじく。
『試す』『やってみる』の表現。


親指と小指を立て、鼻先から前へ突き出す。
先週もやった『得意』と『どうして?』の表現。
手の形は同じだけれど、話の流れで意味が変わります。
『どうして?』のときは口の形を「ポ」とつけて表します。

みなさん、理解するまで繰り返し練習しました。
何度も練習することで、手話表現もどんどん良くなっていきますね。

この調子で手話表現も読み取りの力もアップしていきましょう!!

写真コミュ用
教室の外には雨に濡れたあじさい。
先週も今週もあいにくのお天気でしたが、教室の中は生徒さんの活気で溢れていました♫







手話教室がいよいよ始まりました!!

第1回目は、まずは自己紹介から。
河内講師に続き、生徒さん一人一人にお名前や今までの手話学習歴などをお話いただきました。

そのあと、フリートークから授業へ。

前半は、教室の場所でもある世田谷区内の地名や世田谷線の駅名からはじまり、外国の国名・地名の表現を、「海外で行ったことのあるところはどこ?」の質問に生徒さんが答えながら表現しました。
また、海外旅行での体験談(レストランの注文の様子、空港でのハプニングなど)を河内講師がお話したあと、生徒さんにもお話していただきました。

後半は、「だんだん~する」、ろう者が会話の中でよく使う「ぽ」の表現など、それぞれの使い分けやどんな場面で多く使うかを学びました。

2025.5.10コミュ写真

はじめは緊張していた様子の生徒さんでしたが、授業が進むにつれ、肩の力も抜け、笑顔で手話を表現されていました。
みなさん積極的に質問され、活気に満ちた1時間半となりました♪

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