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14日日曜、
統一試験が間近の方、
手話通訳士試験を終えたばかりの方、
地域の登録通訳者として現場に立つ方などに、お集まりいただき、
第2回の「日本手話読み取り完全マスター」1日特別講座が、
開催されました。

今回も、ギリギリに駆け込みで、お申し込みがあり、
たくさんの方が来てくださいました。
ありがとうございました。

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手話通訳の中でも、多くの方が、
現場で壁にぶつかっているのが、読み取り通訳。

こんなに勉強しているのに、
初級で習ったレベルの手話単語が、
文になって並んだだけで、何を言っているのかチンプンカンプン、
内容が読み取れない。
意味はわかるのに、日本語になって口から出てこない。
一応正しく読めているけど、
なんだか本人の手話に比べると、
抑揚も表情もない音声。
聞こえない人の豊かな手話を、どう読み取ったらいいんだろう?

これらの全てを、ディスカッションしながら、
例題の手話単語をひとつひとつ、起こして、
みんなで文を作り、
声にして、本人の手話に合わせて読めるよう、
丁寧に、練習を繰り返しました。

手話の読み取りとは、
ろうの方の手話の解読が、50%。
その手話をどんな日本語にし、どんな語調で読むのか、
という、日本語部分が50%

多くの人は、元のろうの方の手話の解読を一度終えたら、
学習を終わりとしていないだろうか?
でも、実は、それでは、
読み取り通訳の前半半分を終えたにすぎません。
その先の日本語の構築、
そして声にして相手に届けることこそが、通訳者の役割です。
手話を知らない聞こえる人に、
ろう者が手話で語った想いや存在を伝えるのは、
通訳者の日本語です。
この日本語の言葉の選び方、話し方によって、
ろう者の人柄も、言いたいことも、
全く違った風に伝わってしまいます。

読み取った手話を、日本語にして、
相手に伝えきるところまで、責任持って行うことが、
読み取り通訳者に求められる内容。

あなたは、読み取り通訳をするとき、
自分の日本語に責任を持っていますか?
なんとなく手話単語を反射的に読んだり、
途中で自信がなくなって文末を消え入るように読んだり、
していませんか?

そんなことをひとつずつ、解決して、
情報アンカーとしての務めを、
日本語を駆使して、果たせるよう、
みんなで学び合うのが、
「日本手話読み取り完全マスター」です。

今回もみなさんに、楽しく学んでいただけたこと、
心より感謝です。
本当に、ありがとうございました。

また機会があったら、
みなさん一緒に勉強しましょう。

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