英王室のキャサリン妃、第3子の王子を出産


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英王室は23日、ウィリアム王子の妻、ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃がロンドンの病院で男の子を出産したと発表した。夫妻の3人目の子供で、母子ともに元気だという。

王室によると、新しい王子はロンドン中心部のセントメアリー病院リンド病棟で23日午前11時1分(日本時間午後7時1分)、体重3827グラムで誕生した。ウィリアム王子が出産に立ち会った。王位継承順位は第5位で、エリザベス女王の6人目のひ孫にあたる。

王子の誕生後、いったん病院を出たウィリアム王子は、長男ジョージ王子と長女シャーロット王女を連れて再び病院に戻った。

その後、新しい王子を抱いたキャサリン妃と病院の外に姿を現したウィリアム王子は、2人ともとても幸せだと話した後、指を3本立てて、「心配が3倍だ」と笑った。

新しい王子の名前は決めたのか聞かれると、ウィリアム王子は「もう間もなく分かりますよ」と答えた。

キャサリン妃はそのまま退院し、一家は車で住まいのケンジントン宮殿に戻った。

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キャサリン妃は白いレースのえりの赤いジェニー・パッカム製ワンピースを着ていた。この日はイングランドの守護聖人、聖ジョージの日にあたるため、赤と白は聖ジョージの旗を反映していたのではないかという意見もあった。また、1984年にダイアナ妃がハリー王子を連れて病院を出た際の、赤と白のワンピースを連想する人もいた。

王室は同日午後1時(同9時)すぎ、「ケンブリッジ公爵夫人は11時01分、無事に男児を出産しました。ケンブリッジ公爵は出産に立会いました。公妃とお子さんは共に元気です」と、ツイッターで発表した。

公爵夫人は同日午前6時前にウィリアム王子と病院に入った。

夫妻は、赤ちゃんの性別を事前には知らないままでいたという。

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王室によると、王室とキャサリン妃のミドルトン家は共に、「知らせに大喜びしている」という。

新しい王子を取り上げたガイ・ソープ=ビーストン医師とアラン・ファージング医師は、2013年に誕生した夫妻のジョージ王子と2015年に生まれたシャーロット王女の出産も担当した。

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新王子の名前はまだ発表されていない。

ブックメーカーの間ではこれまで、王女の場合はメアリー、アリス、アレクサンドラ、エリザベス、ビクトリアなどが人気候補で、王子の場合はアーサー、アルバート、フレデリック、ジェイムズ、フィリップなどが支持されていた。

新しい王子は聖ジョージの記念日に生まれたものの、「ジョージ」はすでに兄王子の名前となっている。

王位継承権の順位に関する規則は2013年の改正まで長く男子優先だったが、ジョージ王子の誕生に先駆けてエリザベス女王が規則を変更した。この規則変更により継承権は性別に関わらず、直系の子供の誕生順となったため、ケンブリッジ公爵夫妻の第2子シャーロット王女が継承順位で新しい王子に優先する。この男女平等の継承ルールが適用されるのは、今回が初めて。

一方で、兄のウィリアム王子に新しく子供が生まれたことで、ハリー王子の継承権はひとつ下がり6位となった。

テリーザ・メイ英首相はツイッターで、「ケンブリッジ公爵夫妻に、男の子誕生を心からお祝い申し上げます。素晴らしく幸せな未来をお迎えになりますように」と祝った。


ロンドンのサディク・カーン市長は、「ロンドン市民になりかわり、男の赤ちゃん誕生を受けて、ケンブリッジ公爵夫妻に心からお祝いを申し上げます」とツイートした。

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