カケヒのしづく

そして、魂の叫び。

海山商事をよろしく


 ついに北陸も梅雨が明けました。
 週末の天気も良さそうなので、とりあえず土曜日は海へ。
 かなーり久々に、黒部の石田浜に行ってきました。
 透明度はけっこう高く、雰囲気はとなりの宮崎海岸によく似ています。
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 まずは、手作りサンドイッチで腹ごしらえ。
 自分たちでつくったサンドは、美味しいねえ。
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 決しておぼれているのではありません。
 長女のクロールもかなり上達し、海でも普通に泳げるようになりました。
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 そしてヒスイ海岸同様に、いろんな石や貝殻を探す楽しみもあります。
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 本日の収穫。
 石ころの海に行く度に、石ころが増えてゆく我が家。
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 人もまばらで、のんびりと寛げる浜です。
 ぜひ一度!
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 翌日、海の次はもちろん山でしょうと、有無を言わさず山へ向かう。
 昨年は大日平でまったりしたので、今年はもうひとつのラムサール条約登録地、弥陀ヶ原を目指します。
 6時半に称名の駐車場に到着。準備をして6時45分、称名滝方面へ遊歩道をてくてく歩きます。
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 そびえ立つ悪城の壁に朝陽が当たり、峡谷が目覚め始める。
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 そして称名滝手前の飛龍橋を渡り、八郎坂の登山口へ。
 ここを拓いた佐伯八郎さんに感謝しながら、7時すぎ、山歩きスタート。
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 左手に称名の大瀑布を眺めながら、ぐんぐん高度を上げていきます。
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 ヤマアジサイの、最後のひと咲き。
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 滝見台でひと休み。まだ余裕があります。
 朝は逆光ですなあ。
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 鮮やかで妖しい、タテヤマウツボグサ。
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 上部に行くに従い、徐々に傾斜はきつくなります。
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 いつのまにか、称名滝を見下ろす高さまで登ってきました。
 あと、ひと息!
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 最後の急斜面を登りきると、やがて道は緩やかになります。
 新しいベンチでひと休み。
 凍ったエネルギーゼリーが、身体じゅうにしみわたって美味い!
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 そして8時半すぎ、八郎坂を登りきり、アルペンルートの弘法へ。
 車道には、ひっきりなしにバスが行き交います。
 バスに向かって手を振り、「振り返してくれた!」と喜ぶ子どもたち。
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 その車道から少し離れたところに、ずっと木道が続いています。
 ここから先は、天空の散歩道。
 楽園のような、なだらかで静かな道が続き、八郎坂での頑張りが報われるひとときです。
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 称名川の深い谷を挟んで広がる大日平と、大きくそびえ立つ大日岳。
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 キンコウカかな?
 木道沿いに、我々を迎えるように咲いていました。
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 バックには大きな鍬崎山。
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 池塘の向こうに大日、奥大日。
 ああ、ガスが・・・!
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 今年は本当に雪が少なく、山の花もあっという間に咲いてしまったのだろう。
 チングルマも、すでに綿毛の果実状態。
 これはこれで、風情がありますね。
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 本当に、開放感のある高原歩きです。
 盛り上がる雲も、夏らしくてよろしい。
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 木道のあいだから、けなげに花を咲かせるニッコウキスゲ。
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 10時すぎ、気がつくと、見晴らしのいい「ガキ広場」へ。
 ラムサールがらみで、新しく整備された場所です。
 ここで標高1,900mくらい、お腹も空いたので、早めのランチとします。
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 休憩、ランチにぴったりのロケーションです。
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 やっぱり夏はトムヤムクン!
 白い雲と青空に映えます。
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 デザートは定番の冷凍ゼリー。
 あっという間になくなります。
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 次女が足の疲れを訴えたので、マッサージして差し上げる長女。
 どんだけ女王様やねん。
 けれど麗しき、この姉妹愛。
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 やはり涼しく、時おり吹き渡る風が気持ちいい。
 まったり、いつまでも、居られる感じ。
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 1時間以上も滞在し、11時15分、活動再開。
 まずは、弥陀ヶ原ホテルに寄り、トイレを済ませます。
 これ大事。
 とってもキレイなトイレでした。
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 池塘点在する、いかにも弥陀ヶ原らしいスポットを、ぐるっと周遊します。
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 控えめに色を添える、タテヤマリンドウ。
 このさりげなさが、好印象です。
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 しっかし、神様のイタズラでつくられたかのような、不思議な風景です。
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 歩きやすくて、いつまでもグルグル回っていたい感じですが、帰路に就きます。
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 お、こんなところに高原なすび?
 いえいえ、違います、これはシラビソの実です。
 なんともダークで、ちょっとインパクトがありますね。
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 てくてく下って、さあ、この眺めともお別れです。
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 楽しい木道歩きを終え、最後の試練である、八郎坂の下りが始まります。
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 湿って滑りやすいところが多いので、気をつけて下りましょう。
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 天然の酸っぱいビタミンフルーツを口に含むと、カラダがシャキッとなります。
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 そして天然の合法ドラッグを口に含むと・・・含めません!
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 八郎坂からは、普段とはちょっと違う角度から、豪快な称名滝を眺めることができます。
 あまりの眺めの良さに、ついパチリ。
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 午前は逆光でしたが、午後はいい感じの順光に。
 落差350m、富山が誇る日本一の滝です。
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 そして14時10分、ふたたび八郎坂登山口へ。
 みんな、よく頑張りました。
 ああ、今日も無事に帰ってくることができました。
 山の神様、本当にありがとうございました。
 歩いて登るアルペンルートは、自分の足で、その雄大さを体感することができます。
 ぜひ一度、お試しあれ!
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 大日岳の時もそうだけど、下山後の遊歩道では、観光客の中で浮きまくり。
 この場違い感が、またいいんだよなあ。
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 そしてもちろん、駐車場そばのレストハウスでは、ご褒美のソフトクリーム。
 やはり子どもにとって山とは、ムチ1に対してアメが5ほどないと、楽しくありません。
 父ちゃんは、ビールが飲みたくて飲みたくてたまらなかったのだけど、家までガマンしました。
 偉いだろ。
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 クルマに乗った直後、戦士たちの休息。
 本当によく、頑張った。
 いい夢見てね・・・
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 サザエさんに出てくる、マスオさんとアナゴくんが勤めている会社の名前は、「海山商事」。
 今週末は、土曜が海、日曜が山と、まさに海山商事な感じでした。

 思えば、自分が子どもの頃も、夏はたいてい、海山商事だったような気がする。
 遊園地やテーマパーク的な所には、連れてってもらった記憶がない。
 いや、行ったのかもしれないが、あまり印象に残ってないだけかもしれない。

 それに比べ、海や山の記憶は、断片的ではあるものの、鮮明に覚えている。
 海の岩場でたくさんのウミウシを捕まえて家に持ち帰ったものの、弱ってすぐ死んでしまったこと。
 砂浜で食べたおにぎりが、潮風のせいか妙にしょっぱく、でも美味しかったこと。
 室堂周辺で泊まった時、頭がガンガンして眠れず、外に出てみたら満点の星空が輝いていたこと。
 真夏なのに雪が残っていて、その雪でつくった氷あずきが、とてもとても美味しかったこと。 

 そして気がつくと、親がそうであったように、自分も海山商事を繰り返している。
 経済的な面で贅沢ができないのも勿論あるが、海と山に囲まれた、このふるさとの自然がいかに恵まれているかを、親が子に教えずして、いったい誰が教えるのか、という思いもある。
 やがて、子から子へ、孫から孫へ、未来の世代にその思いがつながっていってくれるなら。
 そんな嬉しいことはない。

 これからも、海山商事をよろしく!

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三世代の記憶


 三連休初日は、天気予報もなんだかビミョーだったので、親のスネをかじりに実家へ。
 25年前に自分が遊んでいた公園で、我が子が元気よくブランコをこぐ。
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 緑眩しき稲穂の彼方に、いったい何が見える。
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 やっぱり始まる書道教室。
 本日のお題は、なんとも季節感ピッタリの、「碧天や雪煙のぼる剱岳」。
 うおお、山に行きたいぞ!
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 そして明るいうちから、酒盛りは始まる。
 本日はちょっとマニアな朝日町のお酒、「黒部峡」。
 さっぱり辛口で、お刺身がススム君。
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 刺身の次は、肉じゃあ!
 肉食系女子による、華麗なる肉さばき。
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 負けん気の強い次女は、すぐに戦いを挑んできます。
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 いつの間にか、日本酒からワインへ移行。
 遠ざかる記憶の中、夏の夜は更けてゆく・・・
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 翌日は、どんより曇り空。
 それでも涼を求め、あわすのスキー場から百間滑に行ってきました。
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 ゲレンデサイドから眺める、ガスをまとった大辻山。
 なかなかいい雰囲気です。
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 よく整備された道を、てくてく登っていきます。
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 吊り橋が見えてきたら、もう目的地に到着です。
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 今朝の雨の影響で、水量はけっこう多い。
 こんな日は、水遊びは遠慮したほうが賢明です。
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 このまま上に登っていくと、龍神の滝を経て瀬戸倉山に至ります。
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 マイナスイオンあふれる、癒しの空間。
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 水辺はとても涼しく、登りでかいた汗がスーッと引いていきます。
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 ちょっとスローシャッター気味にしてみたり。
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 帰り道、冷たい湧き水でのどを潤す。
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 そして再び、あわすのスキー場へ戻る。
 なんとも涼やかな、癒しのひとときでした。
 我が家のホームグラウンドあわすの、今年は雪がたっぷりと降って、シーズン通して運営できますように!
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 月曜日、海の日。
 次第に晴れ間が出てきたので、近所の八重津浜へ。
 海の日に海に行くなんて、ちょっとひねりがなくて悔しいけど、まあよい。
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 青い空、白い雲、どこまでも続く砂浜。
 コテコテだけど、やっぱり海って、いいなあ。
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 見守る母。
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 はしゃぐ父。
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 じゃれ合う姉妹。
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 何をするでもないけど、泳いだり、浮かんだり、潜ったり、ただそこにいるだけで、楽しい。
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 富山は、海も山も近くて、本当に恵まれていると思う。
 美しいふるさとが、いつまでも、未来の世代に引き継がれていきますように。
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 うちの両親は末っ子どうしの結婚で、自分が生まれた時には両方の父親(自分にとっては祖父)が既に亡くなっていた。だから、自分には「おじいちゃん」の記憶が全く無い。「おばあちゃん」も同居していたわけではなく、やはり大きくなる前に亡くなってしまったので、あまり記憶は鮮明ではない。
 現在、我が家はいわゆる核家族だけど、両方の親と子どもたち(親にとっては孫)が、できるだけふれあって、たくさんの思い出を残してほしいと思う。生まれた時代も、育った環境も、価値観もまるで異なる世代間でのコミュニケーションは、きっと互いに刺激を与え、プラスの作用をもたらすことだろう。

 子どもたちよ。
 じいちゃん、ばあちゃんが元気なうちに、どうか、思いきり甘えてあげてほしい。
 都合いいかもしれないけど、それが、せめてもの親孝行になれば。

 大切にしてください、三世代の記憶。

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