経済

2011年02月09日

今週の「たかじんのそこまで言って委員会」~TPP参加賛成って本気で言ってるの!?

皆さま、こんにちはサワディーカ
本日のひと言タイ語は、ズバリ!!
Ga-sate-tra-gam:ガセー(ト) トラガム=農業」です。(・∀・)つ

今週の「たかじん~」には重要なTPP参加を巡る論議が上がったんですが、TPP反対代表にあの口蹄疫放置で被害を拡大させた張本人、民主党の
山田正彦氏(前農林水産大臣)が登場して、「ぎゃー!!なんで~~~??」と思わずチャンネルを変えそうになったワタクシですが・・・。

ただ、これを見て「TPPって結局なに?」と思われた方も多かったのではないかと思いますので、改めて見てみたいと思います。今回は番組自体にも総ツッコミ!!

動画(全編)はこちらです

たかじん



TPPの前に話題になっていた消費税増税の前にやることあるだろ!では、ワタクシさやーむ案としましては、B案の「歳出削減」は大前提として、

◎宗教法人課税(これは勝谷氏に賛成)
◎パチンコ税実施


これを断行する!という人がもし現れればワタシは全力で応援しますね~
利権まみれの議員は要らない!!

まず、国会議員自らが身を斬る。最低でもこれぐらいやってから国民に「お願い」すべきでしょうそれを何を勘違いしているのか、「消費税上げないと社会保障がたちゆかなくなっちゃう」という“増税ありき論”は最初から議論の体をなしていないと思いますが、皆さんはどう思われますか?


さて。本題のTPPですけども、以下が番組内で言われていたメリット・デメリットです。

【メリット】
・日本の輸出が増える
・国内生産が増える
・雇用が増大する
・低価格の輸入品が増加する

【デメリット】
・国内農業への打撃


こう見ると、「あれ?TPP参加した方がメリットあるじゃない」となりますよね。でも本当にそうなの?ということを考えないといけません。
TPP反対派でなんで
山田氏なんか持ってきたんだ?と思うとどうしても「TPP=農業問題」として話を進めたい力が働いていると思わざるを得ないんですが・・・。ε=ε=(;´Д`)

まさかこの人がTPP反対陣営として出てくるとはね・・・!!とワタクシのブログ友達のkuriさんも驚きのタイトルUPをされていました。

まさかこの人がTPPに反対してくれるとはね。 たまには役に立て!
(by くりあん茶房様)

↑こちらで取り上げられていた氏のインタビュー記事はびっくりするぐらいまともです。なのになんで「TPPは農業の問題に留まらない」ことを言わなかったのか(言えなかった)
ワタシも国内自給率を高めるというのには基本賛成ですけど、まったく論理的な展開が出来ず、パネラーに突っ込まれたことにはしどろもどろで、その挙げ句辛坊氏に持っていかれる始末ではねぇ・・・(; ̄Д ̄)(辛坊氏の横槍が今回は非常にうっとおしく感じました

結局、「よく分からない」あるいはパネラーもほとんどが賛成って言ってるから「賛成でいいんじゃない?」となってしまう。番組的にはこれが狙いか∑( ̄ロ ̄|||)

それにしても、反対が勝谷氏と西村氏の2人だけというのが、正直びっくり。パネラーでもそんなもんの理解なの?と突っ込んでおりました。(←えらそうでスイマセン・・・

TPPというのは農業をはじめとする、金融・保険・医療・サービスなど24もの分野で関税を完全に撤廃するという協定なんですね(宮崎哲弥氏が知らなかったということも驚きなんですが、「貿易自由化」という単純なものではありません)。
この点に全く触れられていないということが一番の問題であって、その点を分かっている人(パネリストの中田氏のように)ですら、「ここ(TPP)には中国は絶対入って来れないというのがメリット。日本が主導してルール作りを進めていかないといけない」と言うのは本質を全く分かっていない証拠です。

なんでそうエラソーに言い切れるのかと言いますと、TV中継は入っていたのにニュース報道はほとんどされなかった、共産党の志位氏の質疑を見ても明らかです。つまり、TPPにはルールを作る主導権なんて日本には全くない、アメリカの要求をひたすら呑まないといけない枠組であることがはっきりしているんですよ

(TPPについては25分30秒頃~)


詳細は動画をご覧いただきたいんですが、ひと言で言えば志位氏の説明はスッキリ明快です

めっちゃ分かりやすいパネル↓
TPP 共産党

【要点】
・TPP参加するのは東アジア諸国人口のわずか5.7%に過ぎない
・東アジア諸国と日本はFTA、EPAを締結している
・実質アメリカとのFTA(日米だけでGDP90.8%)


ワタシはこれ↓がとっても重要だと思いました。

TPP 共産党2

つまり、TPPに新規参加するために日本は「米国政府と議会の要求を丸飲みしないといけない」ということです。(政府だけじゃなくて議会も入ってるということがポイント)

おまけに、志位氏が指摘された資料【米国通商代表部が議会に提出した報告書~食品安全に関する対日要求】の内容を聞いてみて改めてびっくりです!!

・牛肉のBSE対策で日本が行っている月齢制限を緩和せよ

・コメ輸入の際の安全検査を緩和せよ

・ポストハーベストの食品添加物の表示をやめよ

・有機農産物の殺虫剤・除草剤の残留を認めよ



これはほんの一例のようですが、これだけで日本にとって百害あって一利なし。ということが分かりますね。まさに「米国の対日要求」そのもの

共産党は理論の根拠となる資料をちゃんと用意されているので非常に説得力があります。これで「天皇は認めない」とか、「平和憲法絶対固持!」とか言わなければねぇ・・・

とにもかくにも!ここで「たかじん~」の中で列挙された【メリット】をもう一度見てみると・・・

・日本の輸出が増える
→GDP比から見ても、日本が輸出出来る国は実質アメリカだけですけど?そのアメリカはこの5年間で輸出を2倍にするって言ってますけど?

・国内生産が増える
→自動車などの工業製品は既に現地生産してますけど?

・雇用が増大する
→賃金の安い外国人の労働力輸入に日本人の雇用が守られるとでも?

・低価格の輸入品が増加する

一杯100円の牛丼はBSEの疑いありですけどなにか?


ワタクシなりのTPP総括をしますとこんな感じになります。

結論としては、今の段階ではTPP参加はあり得えません

交渉の余地があるのか、ないのか?例外はどこまで認められるのか?国内市場をどうやって保護するのか。具体策もないまま参加を表明することなど考えられません。

ちなみに自民党石破氏が出演されていた「クロスファイア TPP参加の是非と日本の農業改革を問う!」がついさっきまでニコニコ動画にあったのですが、今見ると削除されていました・・・

これによると石破氏はTPPは真っ向から反対ではないが、しかし議論の必要性があるという慎重派でしょうか。このTPPはアメリカは日本が加盟しないと全く意味がないもので、だからこそ日本が交渉の鍵を握っている、というようなことを言われていましたが、そんな「国益を巡る高度な外交交渉」を今の民主党政権が出来るとはとても思えませんよ!

普天間でグチャグチャになった日米関係をこのTPP参加でアメリカの言いなりになってチャラにしよう、なんてアホウみたいなことを今の菅政権あたりは本当に考えてそうで怖い。ε=ε=(;´Д`)

TPPについてはこちらもご参考ください

関連拙記事:
TPPは"徹底的にパッパラパー"の略
“自爆国会”開会

ご紹介した動画のダイジェスト版→
【日本刀の如き】 現役官僚 中野剛志 【経済論客】 前編 TPPが2分でわかる
【日本刀の如き】 現役官僚 中野剛志 【経済論客】 後編 - 大論陣 -


いやはや、京大中野さんは「ネットのTPP議論」界ではまさに“時の人”ですな。 話し方にキレがあって論点も分かりやすいですしね。


民主党が政権取ってからなくなったと言われる「年次改革要望書」の焼き直しがこのTPPじゃないのという話を今後改めてタイトルにしたいと思いま~す!φ(.. )


こちら、ワタクシも参加しております「まつりごと女子☆倶楽部」の“統一地方選に行こう”バナーです。ごくごくフツーの婦女子が「日本の政治おかしくないかい?」とワイワイ集っております。関心・ご興味のある方はこちらへどうぞ☆

flower

img3


いつも応援ありがとうございます!!m(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

こちらもポチっとクリックしていただけるととっても励みになります☆

人気ブログランキングへ



siamyamato at 00:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2011年01月22日

TPPは"徹底的にパッパラパー"の略

皆さま、こんにちはサワディーカ
本日のひと言タイ語は、ズバリ!!
「Seet`tha kit`:セータキット=経済」です。(・∀・)つ

先日、関テレアンカーでも言われていたように、尖閣諸島事件で画像を「流出させた」元海上保安庁の方がよりによって中国人船長(もどき)と同日に「起訴猶予処分」の決定がなされました。(T_T)

元海上保安官を起訴猶予=映像管理状況など考慮-中国人船長も・尖閣漁船衝突(時事1/21)


関連拙記事:関テレアンカー「欲ぼけ」の菅政権

以前、アンカーで青山さんは「中国人船長を在宅起訴すべき。不起訴にした時点で日本の司法の正義が力に屈したことになる」というようなことを言われていましたが、事実上、これで中国人船長を起訴するという道はなくなったわけです。

元海保職員の方が職を賭してまでされた勇気ある正義の行動でしたが、結局日本は「主権国家としての正義」を貫くことも出来ず、他国の侵略行為を実質、無罪放免するという悪しき前例を作っただけでした。

この尖閣諸島事件が「平成の治外法権」ならば「TPPとは関税自主権の撤廃」である!!とバッサリ論断されている方がおられます。
京都大学の中野剛志氏
です。いろんなブロガーさんが紹介されておられる、チャンネル桜の動画で今回ワタクシ中野氏のことを初めて知ったのですが、論点がはっきりしていてもの凄く分かりやすいです
経済のことなんぞさっぱりのワタクシですが、まさに“目からうろこ”の解説。オオーw(*゚o゚*)w
動画は全部で5本あって、かなり長いんですがお時間のある時に少しづつでもご覧になることをオススメします!(*5/5は必見!コメント有りバージョンのニコ動もオススメ

動画なんか見てる時間がない!!という方のために、書き起こしをする!!パワーはワタクシにはありませんので・・・(笑)、「ほお!ふむふむ」という納得の発言(中野氏、三橋氏、東谷氏中心w)にゼミレポートの下書き風にメモっておきます。φ(.. )



1/5【経済討論】TPPと世界経済の行方[桜H23/1/15]

動画説明】
※多くの皆様の御要望により、今回は3時間目も公開させていただきました。是非、多くの方に広めていただければ幸いです。また、「チャンネル桜二千人委員会」はじめ桜への御支援につきましてもどうぞよろしく­­お願い申し上げます。チャンネル桜編成部

◆経済討論第16弾!TPPと世界経済の行方
パネリスト:
小山和伸(神奈川大学教授)
田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
中野剛志(京都大学助教)
東谷暁(ジャーナリスト)
三橋貴明(作家・経済評論家)
宮崎正弘(作家・評論家)
宮本光晴(専修大学教授)
司会:水島総
◆チャンネル桜公式HP

http://www.ch-sakura.jp/


(11分頃~)
三橋氏:
・銀行が民間会社への貸し渋っていて貸出残高が減少し続けている→資本主義とは言えない!
私たちの預金→ほとんど(8割ぐらい)が国債(運用が楽だから?)


中野氏:
・人口減少や高齢化のせいにして、内需の限界をつくり輸出主導で乗り切ろうとしている
・世界がデフレ化する傾向にある→デフレになると各国はナショナリズムによって遠心力が働く(例:EU)
この流れに矛盾するTPPに安易に乗っかるべきではない
「グローバル化は不可避」この考え方から抜け出せるか
にかかっている
・不況で需要がないという世界中が飢餓状態にある。自国民を守るために他国からむしり取る→上手い話を外国から仕掛けられてくる。「TPP」はその一つだ!!



2/5【経済討論】TPPと世界経済の行方[桜H23/1/15]

(2分頃~)
中野氏:
・「デフレ」とは?
物価が下がる→お金の価値が上がる→企業は投資をしない・消費者も消費もしない・お金を借りない→消費と投資を抑制する→悪循環
・需要と供給のギャップを埋めて物価の下落を止めなければいけない

(22分頃~)
中野氏:
・90年代のグローバル化の高付加価値戦略→格差の拡大
・低賃金・高技能→雇用の破壊
デフレ時に自由貿易を促すべきではない


(1分頃~)「デフレ脱却のために」
三橋氏:
日本国内のインフラ投資、海底資源の開発、防衛産業への投資をする

中野氏:三橋氏とほぼ同じ。デフレとは政策論のミス。
「国の借金」「財政危機」は全くのデタラメ
・高度成長期のインフラの交換時期→先進国がインフラが必要になってきた
・貿易自由化はダメ

東谷氏:
・TPPを菅政権に交渉を任せるのはダメ
・TPPは実質アメリカとのFTAのこと
TPPに入ると安全保障がセットで付いてくるわけがない
・政治的に同じ価値観を持った国と組んで中国に対抗する?
→ブルネイは王国、ベトナムは社会主義国、シンガポールは李一族の独裁国家




(14分頃~)
東谷氏:
TPPの議論が「農業」のみに終始し、金融を含むサービス、労働の輸出も関わってくることに全く議論されないことは警戒すべき


(12分頃~)TPP諸国のGDPシェア

TPP


三橋氏:↑「TPPとはなんぞや?」この表1枚で説明出来る
・日本がいなければアメリカが95%ぐらいシェアを占める
TPPとは単純に「青い国が赤い国を食いたい」のだ!
・「日本を食い物にする」というアメリカの戦略に菅内閣が戦えるとは思えない

中野氏:
・「外交能力を鍛える」「乗り遅れるな」精神論はやめろ
TPPに入らなくても日米貿易は定義上、十分自由貿易です!
・なぜTPP諸国に中国や韓国が入ってないのか→自国の利益にならないから
・アメリカはドル安に誘導しようとしている

(30分~)
東谷氏:
FTAじゃなくなぜTPPなのか?→他国で決めた条項が日本にも適用されるから無理な条件でも強制される

(37分頃~)「日本の農業活性化」について
中野氏:
・「外圧」がなければ日本は変えられない、などと言うのはやめてもらいたい!

(50分頃~)
東谷氏:
TPPとは、農業を含めたアメリカの金融、法律、医療分野のおける日本をターゲットとした進出
中野氏:
・“黒船”で日本は良くなった?→「日米修好通商条約」は治外法権と関税自主権の放棄という不平等条約



続きを読む

siamyamato at 13:54|PermalinkComments(7)TrackBack(0)