教育

2011年09月22日

異常過ぎる!!「沖縄教科書問題」

皆さま、こんにちはサワディーカ。
本日のひと言タイ語は、ズバリ。
Sorn:ソーン=教えるです。(・∀・)つ

この夏、すったもんだの動きを見せていた沖縄の「教科書問題」。どうなるのかとその動静を見守っていましたが、ここにきてようやく国が動き始めるというニュースがありました。


八重山地区 文科相「法に基づき判断」(産経9/20)
 沖縄県石垣市と与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社の公民教科書が一転「不採択」とされた問題で、中川正春文部科学相は20日の閣議後会見で、「どうしても(同一採択が)難しいならば、法律の趣旨に基づいて判断していくことになる」と言及。文科省が県教委に対 し、竹富町教委を強く指導することを求める意向を示した。
教科書の選定がこれほど「問題」になる国は世界広しと言えども、この日本だけじゃないでしょうかねε=ε=(;´Д`)

以前、ワタクシのブログでも教科書についてはタイトルUPしたことがあります。
「教科書」と一口に言ってもその内容は出版社によって全く違っているということ、皆さんはご存じでしょうか?
詳しくはこちらの過去記事をご覧ください

【関連拙記事】
大阪の「教科書展示会」に行ってきました!

【参考リンク】花時計様よりお借りしました)
・歴史教科書比較表
 http://www.hanadokei2010.com/pdf/kyokasho/rekisi-hikaku.pdf
・公民教科書比較表
 http://www.hanadokei2010.com/pdf/kyokasho/koumin-hikaku.pdf 
・歴史事実隠蔽テスト表
 http://www.hanadokei2010.com/pdf/kyokasho/rekisi-test.pdf 

あと、“日教組”の教育というのがどんなものか、あわせてこちらもご覧ください。

「新幹線に乗ってはいけません」と子どもに教える教師!?~日教組解体のススメ
【6/10参院予算委員会】日教組と民主党の関係~子どもたちの教科書が危ない!


さて、教科書の選定を巡ってはこれまでも日本のあちらこちらで騒動が巻き起こっていますが、沖縄の場合はそれに輪をかけてえらいことになっています。

「沖縄教科書問題」のこれまでの経緯


まず、八重山で公民の教科書に育鵬社の教科書採択が決定されます。

八重山採択地区協 中学公民で「育鵬社」選定(琉球新報8/23)
 【八重山】教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)は23日、石垣市教育委員会で2012年度以降の4年間、中学校で使用する教科書の選定作業を行い、社会科公民で育鵬社の教科書を選定した。選定は非公開、無記名投票で行われた。歴史教科書は帝国書院が選ばれた。
 市教育委員会前では自由社、育鵬社の不採択を求める抗議活動が行われ、9・29県民大会の意見を尊重するよう呼びかけた。

育鵬社の教科書は沖縄県初。
沖縄初 育鵬社の公民教科書を採択 領土記述を評価(産経8/24)

この動きを受けて、竹富町教育委員会のみがこの決定を拒否。

沖縄・竹富町、育鵬社を不採択 地区協決定を拒否(産経8/27)
 沖縄県竹富町教育委員会は27日、来春から中学校で使用される公民の教科書について、同町と石垣市、与那国町からなる教科用図書八重山採択地区協議会が選定した育鵬社の教科書を不採択とした。採択地区内の市町村に同一の教科書採択を求めた教科書無償措置法に反する判断。石垣、与那国両市町の教委はすでに 育鵬社の採択を決めており、採択地区内の教委間で採択結果が割れる極めて異例の事態となった。

さらに、地区教育委員協会なるところが採択反対の声を挙げ、マスコミも不採択ムード一色に。

八重山教科書:地区教委協 育鵬社版採択せず(沖縄タイムス9/8)
 八重山地区の中学校公民教科書採択問題で、石垣、竹富、与那国の3市町の全教育委員でつくる地区教育委員協会(会長・仲本英立石垣市教育委員長)は8日、多数決で「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版を採択しないことを決めた。
でも、これってよくよく見てみると、教科書の選定決定権があるのは「教科用図書八重山採択地区協議会」であって、ふって沸いた「地区教育委員協会」じゃないんですけどね。(; ̄Д ̄)
「新しい教科書」系とわざわざ記述しているぐらいですから、マスコミ(沖縄タイムス)もこのまま育鵬社の教科書が採択されるのはマズイと焦っての報道ではないでしょうか。

この「逆転不採択」劇を過剰に煽ったのは他でもない沖縄マスコミです。

edc11091608510000-p1

この紙面、異常過ぎませんか

一面トップ記事が「教科書問題」ってねぇ・・・(((( ;゚д゚)))

■最大級の扱い

 「『つくる会』系不採択」「育鵬社版不採択」。

 9月9日、琉球新報と沖縄タイムスは1面に大見出しを掲げた。琉球新報は社会面でも見開きで「平和・人権貫く勝利」「住民胸なで下ろす」、沖縄タイムスも「採択逆転 市民安堵(あんど)」と最大級の扱いで報じた。

  始まりは7月中旬。琉球新報が、協議会会長を務める石垣市の玉津博克教育長の「改革」を批判的に報じた。これまで採択権のない教員の意向で決められていた不適切な採択方法を改めようとするものだったが、以来、両紙は玉津氏を「独善」と断じ、「戦争賛美の教科書採択への布石」などとする市民団体や教職員組合の主張を書き続けた。

 協議会が育鵬社を選定すると、やはり1面などで大展開し、「行き着くのは戦争」「『皇民化』に危機感」「大変なことになった」と“反発”した。

 竹富町教委が2度にわたり育鵬社を不採択とすると、琉球新報は社説で「竹富町が提案したように3市町の教育委員全員で合意形成を図るのも一つの方法」と述べ、採択に関し法的根拠のない全員協議へと“誘導”していった。


「住民 胸なでおろす」とか「市民安堵」とか勝手に見だし作っちゃってますけど、胸なで下ろして安堵したのはあんたら左翼陣営の連中だけだろ
「行き着くのは戦争」
って本気で言ってんのとまさに総ツッコミの紙面です。

沖縄2大紙の「沖縄タイムス」と「琉球新報」ですが、あの朝日新聞の上をいく(!?)ほどの左偏向報道で有名な新聞です。基地問題などでもそうですが、いつもマスコミで取り上げられるのは「反対派」の姿ばかりで、まず「容認派」は無視されます。2大紙がこぞって反対!のシュプレヒコールを挙げているんですから、さもありなん。という感じですが、この教科書問題にいたっても、左巻きの反対大合唱ばかりが報道され、本当の市民の声は全く取り上げられません。

マスコミ報道だけ見ていると、まるで「沖縄は左翼だらけ」みたいに錯覚をしそうになりますが、実際には保守派もいればブログで真実を伝えようとされている方もたくさんおられます。実際、今では基地反対派は沖縄県民の約1/3だと言われています。

今回の沖縄教科書問題、腰の重かった政府が動き出したことで全国的にこの異常事態が知られるようになったことは意味のあることだと思います。「反日・左翼陣営」は断固阻止の構えを崩さないとは思いますが、そうやって揉めれば揉めるほど隠されていた真実が明るみに出てくると思うので、どんどんやって欲しいですね。

子どもたちが自分の国に自信と誇りを持って生きられる教育。
それこそが教科書に一番重要な要素であって、日教組の先生方の歪んだ思想の押しつけではけっしてないのです

以前にも書きましたが・・・φ(.. )

まともな国はまともな国民から

まともな国民はまともな教育からです



ご訪問ありがとうございます!!ポチッと応援お願いいたします。m(_ _)m

にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

こちらもポチっとクリックしていただけるととっても励みになります☆

人気ブログランキングへ



siamyamato at 09:44|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2011年09月06日

「新幹線に乗ってはいけません」と子どもに教える教師!?~日教組解体のススメ

皆さま、こんにちはサワディーカ。
本日のひと言タイ語は、ズバリ!!
「Khruu: クルー=先生、教師」です。(・∀・)つ

なにかとその発言と行動が話題になる大阪府知事・橋下氏ですが、ここだけは支持出来るという点があります。それは、「教育問題」についてです。橋下氏の人気ありきでなんでも強引に押し進めようとするワンマンなやり方や、孫正義氏の「エネルギー構想」に軽々しく乗っかるところなどは、全く支持出来ませんが、こと「教育」に対する姿勢だけは唯一賛同できる部分です。

【関連拙記事】
【6/10参院予算委員会】日教組と民主党の関係~子どもたちの教科書が危ない!
大阪【君が代条例】「生徒のみなさん、嫌なら君が代歌わないで」~思想を押しつける教師たち
国歌斉唱しない教師はクビ!?~橋下節が炸裂!

産経に興味深い記事があったので、一部抜粋します。

「新幹線に乗ってはいけないということを知っていますか」

 小学5年生のころ、当時通っていた東京都内の小学校の女性教諭から授業中にこう教えられた。

 女性教諭によると、新幹線とは「日本がもう一度、朝鮮半島を侵略するために開発された軍人輸送兵器」なのだという。

 いかにも荒唐無稽な話だが、教師が話すことをその内容によって取捨選択するということは、子供たちにとって必ずしも容易なことではない。

 だからこそ教育行政には特定の政治思想に偏らない「政治的中立」というものが求められているのだろう。(戦後教育は「中立」だったか(産経9/3)より一部抜粋)


普通の大人がこの話を聞けば「ああ、こんな変な思想の持ち主は日教組の先生なんだな」ということがすぐ分かります。(それにしてもこんなことを言う教師がいるんですねぇ・・・・
でも、子どもたちにとっては「先生の言うことは正しい」ことです。
少なくともワタシはそう思っていました。学校の先生が間違ったことを教えるはずがない、教科書に書いてあることは全て正しいと。

しかし、恐ろしいことに実際は歪んだ思想の持ち主(日教組の教師)の単なる押しつけ、ということが少なくないのが現状です。学校で君が代を歌ったことがないから大人になるまで歌詞を知らなかったという人の話を聞いたことがありますが、自国の国歌が歌えない国民がいる国なんて世界中探しても日本だけです

日教組についてはこちらのサイトをご参照ください。
日教組の正体(国民が知らない反日の実態)


先の「君が代条例」も含めての橋下氏の大阪府教育改革には、教職員(というより日教組組合員だと思いますが)から猛烈な反対の声が上がっているようです。
でも「教師だから安心」「公務員だから首切りはない」というこれまでの生ぬるい姿勢こそが問題であって、そこは橋下氏の主張を断固支持します。

国歌も歌えないような教師はさっさとクビにするべきだし、そもそも「公務員」に採用される資格すらないでしょ!



(*動画はこのあとも「2,3、4と続きます)


日教組のスローガンが「教え子を再び戦場に送るな」って凄くないですか??
いつの時代の話だよ!とツッコミたくなります。ε=ε=(;´Д`)

日教組の教師たちに講義をする大学講師は、

「靖国神社はまさに天皇のために戦争で死ねる装置」
「戦争に若者たちを駆り立てていく装置としての機能を今も持ち続けている。そしてそれを強化しようとしている」


と平然と言い、また現役の高校教諭が、

「日の丸、君が代がこれだけ危険なのに何も言わない」


とおよそ日本人とは思えないような発言をしています。(((( ;゚д゚)))
「天皇=悪」であるという、これこそが、戦後・共産主義者の典型的な左翼思想に他なりません。
凝り固まった歪んだ思想は時代を経ても変わることなく、教職者という立場で子どもたちに直接影響を及ぼす存在になっているということが大問題なのです。


こちらは、
東條英機元首相のお孫さんにあたられる東條由布子さんの動画です。
お時間のある方は是非ご覧ください。
先の戦争で先人たちがどのような思いで戦場に行き、そして散って逝かれたか、靖国神社がどのような場所なのか、今この平和な日本で私たちが安穏としていられるのは一体誰のおかげなのか そのことを考えれば、上記のような日教組の発言は事実を知らない、または知ろうともしない単なる狂人の戯言に過ぎません。




教職員の日教組への加入率は年々減少傾向にはあるようです。

【参考資料】日教組加入率・新採加入率の推移

それでも、いまだ30万人近い教職員が日教組に加入しているという、巨大労働組合組織です。
山梨や北海道教組が組織的に選挙資金を集め、選挙活動をしていたというのは有名な話ですが、勤務時間中にもせっせと政治活動に勤しんでいるというのですから開いた口がふさがりません・・・(; ̄Д ̄)

今回、新幹事長に就任した輿石氏はこの山梨日教組の“ドン”と呼ばれている人物で、
「(日教組は)政権交代にも手を貸す。教育の政治的中立といわれても、そんなものはありえない。政治から教育を変えていく。私も日教組とともに戦う」と言ってのける有様です。

北教組問題に関する自民党の調査団報告について
輿石幹事長誕生を言祝ぐ地元紙と私の過去記事
(産経記者・阿比留氏のブログ記事)


日教組の加入率
 クリックで拡大します


三重と福井の加入率が凄まじいんですが、それとは反対に愛媛・岐阜・栃木では加入率がゼロという希有な現象が生じています。

こちらは、愛媛での日教組との戦いが記されたサイトです。

「愛媛の教育改革はここから始まった」

 ところが、その組合を包括する全国組織、日教組は「丹頂鶴」と言われました。組織のずーっと上層部は真っ赤なんであります。つまり共産党の闘争委員長の岩間正男なんかが日教組の上層組織にガッと食い込んでおる。共産党にしてみれば、学校の先生の組合くらい頼りになるものはない。というのは学校の先生は全国の津々浦々、山の中にも島の果てにも配置され組織化されておる。しかもそれぞれの地域の父兄と深い繋がりを持っておる。そして次の世代の青少年を育てる職業なんであります。この教員の組合、七十万人の日教組、これを赤く染めれば居ながらにして日本は革命できるのであります。(略)

 当時の日教組のいろいろな資料を見ておりますとね、彼らがあこがれる理想の国は、ソ連、中国、北朝鮮であります。ソ連は分解して無くなってしまいましたが、よりによって、この三つの国こそわれわれの手本・理想郷だと書いてある。そして日本はぼろくそです。国歌は歌うな、国旗は引き摺り下ろせ、あの「愛国心は戦争につながる」というアホな言葉は、その当時からの合言葉であります。(略)

戦後の日本人は、いとも簡単に自己を失いました。と同時に国に対する誇りを失った。とくに青少年を教育する学校の先生が、驚くべきことに、知らん間に日教組の目指す社会主義革命の担い手となってずるずると引きずられて行ったのです。(一部抜粋)


日教組の極左傾向に気付いた県の教育委員が、日教組撲滅に向けて尽力され、それに伴って住民の意識にも変化がもたらされたこと、そして最終的には日教組が敗退したことが記されています。
愛媛が「新しい歴史教科書」が全国に先駆けて採択されるまでには、長~い戦いがあったことが分かります。

自分の国を誇りに思えない教育を子どもたちにするべきではありません。
「平和」と「人権」という名の下に史実が歪められ、貶められた国家観を押しつけようとする日教組は解体するべきです。

大阪府の日教組加入率が意外にも低くてビックリなんですが、橋下氏の「教育改革」が教育現場にどのような変化をもたらすのか。今後の動静を注視していきたいと思います


ご訪問ありがとうございます!!ポチッと応援お願いいたします。m(_ _)m

にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

こちらもポチっとクリックしていただけるととっても励みになります☆

人気ブログランキングへ



siamyamato at 23:23|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

2011年07月01日

大阪の「教科書展示会」に行ってきました!

皆さま、こんにちはサワディーカ。
本日のひと言タイ語は、ズバリ!!
Nang-sue-rian:ナン(グ)スーリーアン=教科書」です。(・∀・)つ

先日、初めて「教科書展示会」なるものに行って来ました~
「教科書展示会」ってなんじゃいな?と思われた方、ワタシも今回初めて知ったのですが、例年6~7月の間に各自治体で開催されているもので、検定に合格して採択の対象となった教科書の見本が誰でも閲覧出来ます。

都道府県が設置する教科書センター一覧(平成23年6月現在)(文科省HP)


自宅最寄りの教科書センターは自転車で数分の位置にありました。役所の一室に設けられた小さな展示室にずらりと並ぶ教科書、教科書!!職員の方が今実際使われている教科書と来年度用の教科書を説明してくださいました。ちなみに小学校で使われている教科書も見ることが出来ます。
「懐かしい~」と言うにはあまりにも歳月が経っているんですが・・・

どの教科もそうですが、今の教科書はカラフルで挿絵や写真といったものが多く、文字も大きいですね~。
ワタシの時代(遙か20年ぐらい前ですけど・・・)のものと比べると格段に楽しそうです。
子どもの気を引くカラフルなイラストが増えた分、学習する内容は随分減ったのではないかと思います。
子ども時代だったら楽しいかもしれないけど、大人となった今、この薄っぺら~い教科書にかなり違和感を感じます。 
「ゆとり教育」のなれの果て、ということでしょうか。


時事・政治ネタを中心にブログを書き始めてから、教科書の内容(歴史)には興味があったので、実は昨年何冊か買って読み比べをしてみてはいました。

教科書
右から扶桑社、清水書院、東京書籍(中学校)、東京書籍(高校)


読み比べてみますと、扶桑社以外のあまりに酷い内容にビックリ
ブログを書き出すまでのワタシ(薄甘い左巻き)であればたいして違和感を持たなかったと思います。
でも、いろんな本や資料を読んでいくうちに、今まで学校で習ってきた歴史に疑問符が付き、自らの歴史観が「自虐史観」(←こんな単語すら知らなかった)の類だったことが分かりました。
つまり、「戦前日本=悪」であるという考えですね。

展示会では歴史教科書を中心に全社閲覧しました。パラパラとめくって読むだけでも結構時間がかかります。
予め、扶桑社、育鵬社、自由社が発行している教科書はいわゆる「新しい教科書」に分類される内容であることは分かっていたので、他の社の教科書と読み比べてみると同じ国のものとは思えないほどの格差があります

まず、一番目についたのが「ルビ」です。
中国・韓国の地名や人名の読みが全てあちら側の「カタカナ表記」になっていて、日本語読みよりも優先的に上段にふられているんですね~。ε=ε=(;´Д`)
ちょっとピンぼけですが・・・


1
 (画像)手持ちの教科書(東京書籍)23年度版

こちらはちなみに東京書籍なんですが、他の社(上記3社以外)も全て同じ具合で、24年度版も同様です。
これはほんの一部ですが、非常~に読みづらいしかも、巻末の「索引」で引こうと思うと、なんと日本語読みでは引けないんです~~~!(((( ;゚д゚)))
例えば、上記の「蒋介石」を索引で引く時、普通なら「サ行」あるいは「シ」で探しますが、どこにも載っていないか「タ行」を見ろ!と書いてあるんですね

(例)蒋介石→蒋介石(チャンチェシー)

こんな感じです。まだこれなんかは矢印で「こっちを見ろ!」と言ってくれてるだけマシな方で、酷いとこになるとその項目自体載っていないわ、どこを探して良いか分からないわ、という状態です。
いったいどこの国の誰のための教科書か!と目を疑います・・・。(つд⊂)ゴシゴシ
ワタシの時代にはまずあり得なかったこの“W表記”には驚きました。
学校の先生は授業をするとき、一体どちらの読みで生徒に教えているんでしょうかね。
今の中学生に「蒋介石(しょうかいせき)」って言っても、もしかして通じない

(参考PDF)人名・地名・国名の読みにみる中韓への諂い(へつらい)

内容的にも上記3社(扶桑社、育鵬社、自由社)以外の大部分の教科書で、「日本は侵略国で悪者」という位置付けがなされています。

例えば、豊臣秀吉の全国統一よりも朝鮮半島への侵略に重点が置かれ、李舜臣(*イスンシン、とルビ)は朝鮮を救った英雄として韓国の各地に銅像が建てられているといった記述と写真があったり、わざわざ「日本軍による犠牲者の記念碑」という写真が載せられていたりします。


教科書1
東京書籍

悪意さえ感じるこれらの「日本は侵略国で極悪国」だと言わんばかりの教科書全てに欠如している点は、大きな歴史の流れであり、世界の中の日本という視点です。戦争の悲惨さばかりが強調され、なぜ日本が戦争へと突き進んでいったのか、当時の国際情勢や経済的背景には触れられておらずかなり偏った内容になっています。

日本だけが歴史の中で動いているのではありません。この視点が欠如すればそれは歴史とは呼ばず、単なる主観論になってしまいます。

例えば、「明治維新」の項目を見ると、政治・経済・社会の近代化を目指して進められた一連の改革、とあります。(東京書籍をはじめとする大半の教科書)ワタシもこのように習いました。
しかし「新しい教科書」を見てみると、読み物コラムとして2ページに渡って解説してあり、第1次世界大戦が始まる頃には欧米各国の植民地支配が地球上の陸地の約84%まで拡大していたこと。明治維新とはこの間に起こった出来事であり、もし明治維新がなければ日本も欧米列強の支配下に組み込まれていたであろうことが解説されています。

どちらの解説が歴史の流れを学ぶ上で理解しやすいか一目瞭然です。

世界中のどの国の歴史にも誇るべき部分があり、また同時に暗い部分もありますが、未来の国を背負って立つ子ども達に誇りを持たせる教育をするのが世界的に見ても当たり前だと思います。
しかし今の日本の教科書は暗い部分ばかりが過度に強調されていて、誇りどころか「罪悪感」さえ植え付けかねない内容となっています。

(参考リンク)「教室で使われてきたトンデモ教科書」新しい歴史教科書をつくる会

【関連拙記事】
【6/10参院予算委員会】日教組と民主党の関係~子どもたちの教科書が危ない!

こちらは、チャンネル桜の動画です。現在の日本の教科書の大半が、国家のアイデンティティを否定し「地球市民」として生きるという流れになっていること、また、反日勢力が「つくる会」教科書の採択を阻止するための運動を展開していることなどが指摘されています。お時間のある方は是非ご覧ください。



自国の教科書採択によその国の横やりが入るなど、世界中どこを探しても日本だけです。
おまけにその「反日勢力」に荷担する連中がこの日本には多数存在し、その最たる集団がこともあろうか子ども達の教育に責任を負うべき教師たちの組織、日教組です!

(参考リンク)「先生組合の観点表」新しい歴史教科書をつくる会

ワタシが“まとも”と感じた教科書のうち自由社(だったと思う)の教科書に、神話の「神々の系図」が詳細に載っていました。左翼の人たちからすれば、天皇につながるものは全て批判の対象になるでしょうが、日本の歴史は天皇とは切っても切れないものです。天皇を否定するならば、日本人であることをやめるしかありません。


こちらは、23年度版「新しい歴史教科書」(扶桑社)のコラムページです。従前の教科書にはまず見られない項目、「東京裁判」と「昭和天皇」について。

教科書4

教科書3

「パール判事」の名前や昭和天皇とマッカーサーの会見などこれまでの教科書で見たことがありません
きっと左翼の人たちには「右翼的」と映り、「トンデモ教科書だ!」と叫んで採択阻止の運動を展開するのでしょう。日本人である限り、当然知っていなければならないことが「知られたらまずい」かの如く、今の教科書では封印され歪曲されています。子ども達に「日本は侵略国で悪者である」という意識を植え付け、罪悪感を抱かせるためだけの授業がなされているのが現状です。

ワタシの住む自治体が現在採用している教科書は東京書籍のものですが、その結びに「日本国民として、同時に国際社会に生きる人間(地球市民)として、よりよい社会づくりを考えていきましょう」とあります。

出た!「地球市民」(笑)。

「地球市民」になるために日本の歴史を学ぶのでしょうか
これからの日本を良くするため、そして日本人として誇りを持って生きていくために歴史はあるのだと思います。

教科書展示会では、閲覧者を対象としたアンケートが実施されています。
一般市民の声がどこまで採択に反映されるのか(全くされないかもしれませんが)分かりませんが、何も行動しないよりはマシだろうと思って、ワタシの思いの丈を存分にぶつけて書いてきました。φ(.. )φ(.. )


まともな国はまともな国民から

まともな国民はまともな教育からです


~以下、花時計様より転載~

< 拡 散 希 望 >

教科書に保守の風を~教科書展示会に行って意見を出しましょう!!

今夏、教育基本法が改正されてから初の中学教科書採択が行われます。
子供たちに正しい歴史や国のあり方を教え、誇りある日本人として育てていくためには、教科書採択は非常に重要です。
今月は各地の自治体で教科書展示会が行われ、会場内でアンケートが行われます。
左翼勢力は組織的に動員をかけ、保守系教科書を採択しないようにする活動を展開しているようです。
ぜひ皆様、お近くで開催されている教科書展示会に足を運んでください。
そして、正しい歴史を伝える教科書を採択するよう意見を投じてきてください。


でも…どの教科書が正しいの?どう説明していればいいの?
戦後教育を受けた私たちにはわからないことだらけですよね。
そこで花時計では、歴史と公民の中学教科書の善し悪しがひとめでわかる参考資料を用意しました。
これは 「新しい歴史教科書をつくる会」に所属している方がすべての教科書を読みこんで評価されたものです。
あくまで作成者個人の意見ですが…とのことですが、一から教科書に目を通す私たちにとっては、
とてもありがたい、先生のような資料です。
詳細はここをクリック
http://www.hanadokei2010.com/campaign_detail.php?campaign_no=7

会場を調べてみると意外に近場にあったりしますので、お時間のある方は是非一度足を運んでみてください



ご訪問ありがとうございます!!m(_ _)m

にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

こちらもポチっとクリックしていただけるととっても励みになります☆

人気ブログランキングへ




siamyamato at 00:11|PermalinkComments(6)TrackBack(0)